12/01/20 02:40:30.83 N/z/JTeO
>>106
古い言葉で書けば雰囲気がでます。しかし、それだけで作品として成り立つわけではありません
表現をしていくということは「だからどうしたの?」という問いかけとの戦いだと思います
読者は常に問いかけます。作者はそれに向かっていかなければいけません
そんなことを言われたら、何も言えなくなってしまいますが、だから情緒的に書いたり
あるいは技巧的に、自己啓発にしても、読者を唸らせる、心を動かす工夫が必須です
胸の内を捕らえた、という内容で読者に歯を食いしばらせる表現を。
いつもできるとは限らないですが、挑戦し続ける姿勢は大切だと思いますD-
あとタイトル無しと公言されたから書きますが、作品として必須では。
>>107
お互いのことを理解できればいいのにってことでしょうか。
そう思って読むと、なんとなく光の絡む表現もわかるのですが
車窓の意味がなくなってしまっている気がします。車窓じゃないタイトルでも支障がないし、車窓からの風景に注意が向かって
光についてが分かりにくかったです。難解だというわけではないけれど、スムーズに読むのを邪魔しています
例えば、金と黒がそうですし、僕が君の光の場所へ君が僕の光の場所へなど
1方向に進む車とは異なりますよね。矛盾とまでは言わないけれど、イメージを繋がりにくくする原因だと思います。
また、車の中にいると思われる状況で、祈るというのは仰々しく、祈りへのつなぎがほしいと感じましたD-
>>108再評価!
1連は浜辺に立つ俺の語りの中で展開されて、浮沈みする言葉について言及し閉じられる
俺の視線でみた水平線と、ひとりの女に迫っていく時の水平線
素直に語られる語調にふたつの光景が重なっていい感じだとおもいます
1連目最後の方でのことで、それほど大きな問題ではありませんが
それまで水平線や海のイメージを浮かべて読み進めていたので、言葉について生まれたり殺されたりがしっくりこなかったかなぁと。
ここまで一貫して海一色だっただけに、ちょっと違和感を感じました。
2連目でやや燃料切れを感じます。言葉のみによる上から3行で、1連目の出来事を改めて言い直され、作ったイメージを全て消しました。
これは惜しいと思いました。C-