言葉の茂みat POEM
言葉の茂み - 暇つぶし2ch650:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 21:46:35.88 XMyxSfWE
「金色の穂」

金色の穂はそれ自体が美しいのか
それとも陽の光が美しいのか
愛や希望が実り風にざわめく
愛を失う時金色が翳る
雲行きも怪しくポツポツとしてきた
刈り取らなければ
収穫を喜んで
麦わらの匂いが忘れられない
雨がやんだら
不可能が可能になる
金色の穂にうつしみを注ぐ

651:名前はいらない
12/03/23 22:01:18.36 W530aq2y
雑草さんへ、まるで体の中から、詩が湧きだして、宇宙へ溢れ出してしまっているかの様ですね。
  (その様子が目に映ります!)

652:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 22:09:31.69 XMyxSfWE
「雲」

希望の星そらにキラキラ輝く
闇のカーテンの閉ざす景色を彩りながら
真夜中の夜
久しぶりにラーメンを作った
こんな小さな満足
右手に愛左手に夢
誰かが倒れたら差し出すよこの手を
だからきっと前に進んで
約束さえできないけど
一瞬の永遠に白い雲

653:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 22:12:45.71 XMyxSfWE
>>651
ありがとうございます。まだまだ言うべき何万という言葉、口にするべき何千という歌があります。
健康というのは本当にいいものですね。

654:名前はいらない
12/03/24 00:18:17.95 SHvUpO4Z
単にイヤミだと思うけど…

655:名前はいらない
12/03/24 00:38:20.86 68LDILG0
嫌味じゃないと思う。雑草氏のきらきらした甘い詩が好きです。
心身共ずっと健康で幸せでいてほしい。そして、書き続けてください。

656:名前はいらない
12/03/24 01:01:26.79 d35aJgJr
何時か読んだ、画家の話し
アマチュアの方はときどき、突然傑作を描くけれど
プロの画家は常に80%以上の作品を作り出していかなければならないと。

657:名前はいらない
12/03/24 10:30:35.41 b3u4O1aq
>>655 >>654 >>653


651の書き込みをした者です、書き込みより気分を害されたようですね、どうも申し訳ありませんでした。
言い訳はしませんが、含む所はありません、すいませんでした。
雑草さんの作品につてですが、まだ上の方から読み始めたばかりですが、・・・・・

作品番号32

この作品はまるで合わせ鏡、自分の現在の、そじて未来の姿、境遇を見る思いがします、目を離す事ができません。


作品番号14


宝石の様な作品、一目惚れしました、この主人公は女性の様な気がします
何ときらめいて、いることでしょう、自分も殻を持っていますが蓋は閉じきって地中深く埋まっているアンモナイトの化石です。


これからも作品を書き続けてください。・・・・・・敬具



658:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 11:04:49.45 6K3FrH50
>>654
嫌味じゃないって。よかったなあ。

>>655
甘い詩は、希望が欲しいからです。

>>656
プロは、厳しいものですね。

>>657
感想くださってありがとうございます。とても嬉しいです。

659:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 12:18:06.38 6K3FrH50
「青い君」

青は君さ
君は空さ
僕をだいて欲しい
遠いところにあって手が届かない
距離が遠い
心の距離も
時間の距離も
僕は風船になればいいのかな
風に任せて君の中へ行けるかな

660:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 13:07:32.49 6K3FrH50
「希望」

希望の光があたりを照らし出していく
さあ、今日をはじめよう
ダサい、田舎暮しとか発展途上の国とかを
見下ろすような洗練された人々
勝てば官軍負ければ賊軍
交錯する二つの世界
夢を現実にする事
やっかみや僻みあらゆる困難
厳しさ切なさ負けた自分
幸福な人は何を見ているの
広い世界が何も言わずに待っている
倒れても立ち上がって
人は自分で生きていくんだから
君が間違っているなら世界が間違っているんだ
涙を笑う、ものを気にするな

661:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 16:23:01.48 6K3FrH50
「春」

田んぼの中に建った一軒家に春が来る
桜の花びらが舞ってきて春を語る
季節の廻りに変化を感じ僕も変わりたい
少しづつでもたしかに変わっている
麗しい、この国の春
皆が感じている

662:名前はいらない
12/03/24 17:09:11.85 +FHWpu0E
雑草さん、私とは遊んでいるの?半年間色々と幸せだったけど、何故?
甘い言葉に大真面目だったのは、こちらの方だけだったのでしょうね。
遊びだったとしても、いい思い出になりました。心より感謝いたします。

ところで、先週まで裏側にいましたが、今はあなたの目の前にいるよ。
声もかけないまま終わりでいいの?背後の背の高い集音マイクだけ??
また会いたい、ええ会いましょうと何回も誓ったと思ったんだけど。
これだけは、私の勘違いではないよ。あなたの声を録音してあるから。
(これは客観的な証拠ですが、それ以外のことは違っているのかもね。)

460番の6-8行目再読してみて。4月になったらちゃんと会えるの?
不細工の癖に会うの恐いけれど、友だちならブサでもOKだよね。
私から渡すべきお土産もある。私は浜辺の白い貝殻をもらいたいし。
41に書いてあるように、それはあなた自身だからね。男の子の印と、
きらきらの希望の星々刻んであるみたいだね。これからの友情の印として、
生涯大切にするよ。226にも、浜辺の貝殻や星々のことあるし欲しいなあ。
会いたいって言うのは、直接お話しましょうって意味ではないのかしら?
あなたの好きにしていいけど、わかるように伝えてくれたら嬉しいです。

663:名前はいらない
12/03/24 18:27:45.92 Xu+BH649
931]Track No.774[sage] 2012/03/24(土) 17:38:59.36
AAS
まあ別に田村に興味もないし恨みもないけど奥の話が出たから事実を書いたままで
ここの人も別に田村奥に興味ないの忘れてたw
つかわたし以外にも書いてくれてる人いるしw

664:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 18:34:35.59 6K3FrH50
>>662
口にされた番号の詩たちは、僕が片思いしている人に対して書いたもので、あなた宛ではないのです。
人違いということなので、了承してください。僕は現在、岐阜の自宅でパソコンしていますよ。

665:名前はいらない
12/03/24 18:51:07.45 +FHWpu0E
そうですよね。内心そう思っておりました。全くお恥ずかしい限りです。
もう書き込みいたしません。本当に心より申し訳ございませんでした。
消え入りますので。雑草様、お達者で。

666:名前はいらない
12/03/24 19:00:00.27 9w796B67


    
                         {言葉}



言葉は何故ある    言葉は何をする     言葉は何処へゆく      言葉を何故、放つ

   光?           短剣 ?         未来?             怨み?


  誕生           闇へ           消滅               忘却


  言葉をつぐむ事ができるなら    旋律      甘美     唯、ひとつの光へと・・・・・・・・・ !                   

667:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 19:04:54.45 6K3FrH50
「埃」

土埃にまみれて
僕の顔は汚くなってしまったけど
瞳の光はまだ消えていない

この目で何を見るのか
土埃の向こうにまだ見ぬ世界があるように思う
やがて世界もしんとして透明な空気を取り戻すだろう

その時になって、自分の足が怯えすくむことのないように
ずっと予行演習をしてきた
何度も繰り返した言葉にも意味があるのだ

668:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 19:07:51.54 6K3FrH50
>>666
二行目の定義たちも面白いけど、三行目のダイナミックな意味の変転が、大変面白いです。
唯ひとつの光りへと収斂するものなら、それは、詩というもののひとつの決定的な(自分にとってであれ)
形であるでしょう。

669:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 19:41:02.22 6K3FrH50
「長いマラソン」

どこまで続くかわからない道でマラソンに参加した
言葉と音楽をガソリンに僕は走り続けた
どこまでも続く道
途中で気づいた時、マラソンは終わっていた
もう、走り続けなくてもいい
そう思って疲れた自分をいたわり、目を閉じた

670:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 20:16:35.67 6K3FrH50
「未来」

未来を信じていた
革新的に明るい未来を
今日の続きじゃない
明日の太陽
しぼんでしまった希望に霧吹きで水をかけ
やがて生まれる新しい芽
それを大事に育てよう
未来はその先にきっとある

671:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 21:40:50.58 6K3FrH50
「スミレ」

小さな心はとても可愛い
なかなか気づかないけど
人はみんなが生きていかなければならないから
小さく、小さく生きることは優しさだ
そっと咲いたスミレの花のように
可憐で一生懸命で笑いと涙を誘う
喜びも一緒、悲しいことも一緒
生きていた喜びに気づいたなら
穏やかな眠りに着く前に
柔らかい気持ちでスミレに笑いかけよう

672:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 11:20:54.74 SBxUALDm
「悲しみ」

悲しみに耐えて
涙を飲み込んだ

人のことは人のこと
なぜそんなに気にするの

当たり前の物事になぜそんなに慟哭するの

ただ、運命が残酷だっただけじゃない
ただ、笑い顔を忘れてしまっただけじゃない

永遠の安らぎにはまだ早く
夜に眠りに着くときさえ不安が掴む

震えているのは心か身体か
怯えているのは恐怖か不快か

人の神秘に驚かされて生きていることも悪くないな

673:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 13:46:29.30 SBxUALDm
「百葉箱」

プールサイドに置かれた百葉箱は
白く美しくその機能を全く果たしていない
誰が置いたんだと先生も生徒もその新しい箱に
不信の念を向ける
プールの温度を図ってみろよ、というヤジが飛んで
皆は頭を付き合わせて測った
十度
冷たすぎて入れねーぞとまたヤジ
そのときプールサイドがバンバンと爆発していき
テロリストのよせ餌だったことがみんなに分かる
遅すぎた理解は何の役にも立たない

674:名前はいらない
12/03/25 20:22:05.26 //xTpHIz
>>53
・・・・・・・ 憧れます・・・・・・。いつかは、こんな日が来ますように(もちろん、自分に)



675:名前はいらない
12/03/25 20:31:34.64 uygEv6zZ
雑草さんいらっしゃる?
貴殿、文学極道では黒髪氏でよかったですか?

676:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 20:32:59.38 SBxUALDm
>>675
その通りですよ。

677:名前はいらない
12/03/25 20:40:59.75 uygEv6zZ
貴殿いつ位から詩作はじめられたのですか?

678:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 20:49:47.19 SBxUALDm
>>677
たしか、三年前位です。

679:名前はいらない
12/03/25 21:10:20.94 uygEv6zZ
詩の他に、小説も書かれていますか?

680:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 21:18:23.30 SBxUALDm
>>679
小説は、書きたいというか、小説家志望なんですが、身体の調子が悪くて、なかなか書いてみるまでは
行ってないです。

681:名前はいらない
12/03/25 21:19:59.57 uygEv6zZ
どんな内容の小説を書きたいのですか?

682:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 21:23:40.18 SBxUALDm
>>681
ポールオースターとか、好きですけど、わりと真面目なテーマのもとに、面白く読める、文体もマスターしたいし、
とか、漠然と考えています。

683:名前はいらない
12/03/25 21:30:19.78 uygEv6zZ
ポールオースターですか。その中で特に好きなものありますか?

684:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 21:32:59.91 SBxUALDm
>>683
偶然の音楽と、ムーンパレスが好きですね。

685:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 22:32:15.11 SBxUALDm
「爆弾魔」

一人っきりの隠れんぼ
うまく隠れられるかな?

寒さと暗さに辛くて不安で
誰からも置き去りにされたことを恨んで
僕は駅を爆破してもいいと思った

優しい風に吹かれて夜、駅への道を向かう
幾人かの後ろ姿を追い越す
僕は爆弾を仕掛けてはいけないと思った

人を殺すことは自分を殺すことで
自分を殺すために人を殺そうとした
殺すことは叫びを生む
その声はとても痛切な痛みを訴えて

僕は自分が隠れていた過ちを認識できて
人を殺すことをやめようと思った
僕はよかった
人にも伝えようこの経験を

うら寂しい駅の改札口で

686:名前はいらない
12/03/26 09:30:54.45 C1aa2I7j
>>77>>78
猫人の方ですね、猫は猫布団を作ると聞きます、やはりあなたのお腹の上で猫布団でしょうか?



687:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/26 16:01:00.03 CbtgOEaH
「春風」

春風に巻かれてなんとなく
すぎた日々が思われる
わずかな年月の記憶
失くした宝物の探索
バッタやカマキリの勇姿を見つめながら
僕は潤んでいる

春風の来る場所は遠い
どこへ去っていくのか全くわからない
旅だったあとに戻ってくると
すべての物事に既視感がある
どこかへ行きたかった
どこからも拒絶された

688:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/27 13:37:19.99 qI/nhNNt
「手のひら」

手のひらいっぱいに太陽を受け止めて
春を感じる
燦々とこぼれる、温かさ
凍えた心が少しづつ溶け出していく
どこへでも広がっていけるよ
間違いは直して心を開いて
そうしないと太陽は隠れてしまう
君を支えるもの気づいたなら
感謝と共感の今日の日を生きよう

689:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/27 20:02:56.78 qI/nhNNt
「グラウンド」

グラウンドの道草
幾度も踏まれても元気
青春の歓声が響く
のどかな学校
そんな平穏な日々はずっとあればよかったのだけれど
いまでは昔にあるだけ
いまも学生たちは若く駆けずり回っている
平穏が一番
金等もっての外
父母の願いの通りに健やかなる心身で育ってほしい
不幸せを運ぶ凶鳥にはならないで

690:名前はいらない
12/03/28 00:05:45.23 w4C4I9eb
>>96
美しい詩だ・・・・・・・・・。

691:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/28 06:36:40.97 0Igg8jxf
>>690
ありがとうございます!

692:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/28 20:41:50.03 0Igg8jxf
「おかしな話」

あまりに厚く降り積もった悲しみに腰が曲がって歩く
気づかないで、かわいそうなことに、死へといっぽいっぽ
風呂に入って、体の汚れを洗ったら、その時は、希望が見える
ついつい、おかしな話にしてしまうけど、悲しみは心まで降り積もっていなかった
また新しい日々をはじめる、おかしな話だけど、僕の心は、
いつも脈打っていて、輝きを宿す
おかしな話だけど

693:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/28 21:35:23.47 0Igg8jxf
「闇果てる」

瓶の底に封じ込められた世界の上の方がぼうっと光っている
光の矢が上空を飛び交いそうで、不安とも、期待とも、つかない気持ちで見ている
光の果てるところへ行きたい
渦巻く暗黒は何かを叫んでいるだろう
三層に分かれた闇の、
デリケートな成り立ちは、まだ生まれて間もないからだ
今にも崩れそうなバランス感覚
いつ、光果てる
どこにも居場所がない人間の、行き着く果てよ、闇の渦よ


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