言葉の茂みat POEM
言葉の茂み - 暇つぶし2ch577:名前はいらない
12/03/09 09:04:25.37 iycDITAD
「流された子供」

黄昏ている人の前にいる
雑踏はかきわけられる
髪の毛に櫛を通すみたいにさ

春夏秋冬 世界のひとつひとつが
美しくまぶたの裏にはりついて
消えようとしない

きっと心の中でぼくらは
同じ理想郷 求め合ったりするんだろ
そうして傷ついて年を重ねて
樹木のようになって

でも君のこととなると
いつも本気で年月の重さに気がつく
君が子供を流したといって泣いて
ぼくらは新しい世界に踏み出す決意をする

風が吹いている
きっとそこに意味はないんだろう
求めてしまえば
また過去の自分に戻ってしまうのかな

冷めた手でぬくもり
確かめてみたいよ

578:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/09 11:58:39.49 t/tMinSx
>>577
子供が流されるということが核になっているのですが、よくわからない。川に流すのか、時の流れか、
なん歳の子供か。このへんが難しいので、解釈に戸惑う。
全体に爽やかな印象は受けたけども。

579:名前はいらない
12/03/09 13:26:36.12 ps1PHamU
>>575
すみません、コレもまたゲームがテーマになっています…
ホラーゲームです

580:名前はいらない
12/03/09 16:11:01.72 O1Uzy05f
小鳥さんたちの声に頬笑み
春の気配感じながら
嘆きの心情も少しづつ
緩和されつつ
新世界

581:名前はいらない
12/03/09 16:27:27.39 WKZYZPVc
>>577は単純に流産と読んではだめかな。
それとも中絶?
なんかぽっかり穴があいたような、
無気力さを感じたよ。

582:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/09 17:31:59.34 t/tMinSx
>>580
嘆きの心情が緩和されてきた、新世界は春の陽気ですね。

583:名前はいらない
12/03/10 02:32:04.51 3dVkm3sC

あっ、あ ^_^;  はい

どうも・・・

584:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/10 12:39:08.57 wzkRV+3o
「どうしようもない」

僕は誰一人の感情も理解していなかった
ただいいつけを守りいいつけのために生きた
誰一人として幸せにはできなかった
僕は何も見ていなかった
誰の声も聞いていなかった
みんなが不幸せになった
どうすればよかった

585:名前はいらない
12/03/10 15:23:32.61 gPUt8ULW
「きみの求めるやさしさ」

午後のやわらかな日差しにとけいり
そうになって目を開けると
そこにいる彼女の手が大きくて
思わず子が親に差し出すように手をのばした

いつも見えない希望を語って
君を困らせたこともあっただろう
同じ声で 同じセリフで
今と同じことなんて恥ずかしくていえない

君のもとめるやさしさ
ずっと考えて生きている
たとえそれが答えとは遠くても
思いやりが一方通行になったとしても

構わないさ

ぼくは今日も静かに太陽の日差しを浴びて
ぼくの隣に君がくることを待っている

待っているよ

586:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/10 22:53:53.26 wzkRV+3o
>>585
やさしさ、について書いてあります。僕はそういったもので、中身のある詩が非常に好きです。
やさしさは、実践されれば誰だって嬉しいのに、言葉にした途端気はずかしいものになりがちですが、
詩が、優しさを扱う上で、ひとつの重要な言葉として生かされている場合、それは一つの達成と
なると思います。人生の矛盾という重要な問題についての端緒となって、目的ともなると思います。

587:名前はいらない
12/03/10 23:45:11.43 lw0+6RqW
君のやさしさが 
いつか私に向かう時が来るのなら 
どんなにかいいかと泣いたりなんかして

わかっているよ馬鹿な私だけど
気安く言っているんじゃないことや
ちゃんと考えてくれたこともね

でもたとえ気持ちがあったとしても
心と心が結ばれてたとしても
現実は一筋縄ではいかないものだよね

だとしてもとっても嬉しいよ
それが本心ならこの上なく幸せだし
どうなっても構わない

ありがとう 勇気を出してくれて
今は見えなくてもこれでいい 
これで本当によかった

もし気持ちだけでも夢でも
これでよかったんだよ 幸せさ
思いを強くすることが大事なのだから

強く強く君を想う
絶対にいつか
君の隣でいつも笑っている人になる

588:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/11 00:06:40.22 3QDX7PiJ
>>587
一人の人に対する憧れみたいなものが、強く感じられます。作者にとっては、それだけが大事だと。

589:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/11 01:13:04.32 3QDX7PiJ
「夢心」

心細い人に声をかける(あなた、大丈夫ですよ)
心弱い人の声を聞く(私は、弱いので)
心広げて大きく息を吸い込む
私に出来ること、精一杯の、本当の心
隠さない
心弱い人の杖になろう
妖精のように先を導くことができたら嬉しい
一生の夢を儚く散るとも

590:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/11 13:33:51.62 3QDX7PiJ
「たんぽぽ」

たんぽぽの花に元気をもらう
やあ、しばらくぶりじゃないか
君は相変わらず悩んでいるのかい
あなたはいつも儚いね
君だって似たものさ
たんぽぽの花、凛として
黄色のノートにはさんだままで
いつも楽しさを与えてくれる
君が愛しい

591:名前はいらない
12/03/11 14:08:59.87 27OfosXi
「おるすばん」

今日はひとりでおるすばん

さぁさぁいっぱいやるコトあるんだよ

ママのほしたおフトンいれたり、たたいたり

おせんたくものもいれたり、たたんだり

きんぎょさんにゴハンあげたり、おひさまいれたり

ママのそだててるぷらんたーにもおミズあげたりいそがしいよ

マミコもちゃんとできるんじゃないっていってもらうんだから、

今日はしっかりガンバっちゃうよ

592:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/11 14:37:50.54 3QDX7PiJ
>>591
おるすばんの時間を、楽しんで、人の役に立つように頑張る姿が素敵です。
関係ないですけど、僕はミンキーモモ(空モモ)というアニメがとても好きです。

593:名前はいらない
12/03/12 00:11:36.57 5sklx0fn
>>590
こわくて訊けないけど、雑草さんの愛しい君っていったい誰だろう?
千葉の女性に再度、って言った言葉、気になってずっと悩んでます。

594:名前はいらない
12/03/12 01:10:13.67 jFaI+lLC
「クジラの海」

いなくなったモノたちはどこにいるの

それはきっと海で泳ぐおおきなクジラの中

吐き出せずにとどまった、たくさんのモノ達が住んでいる…

ときどきクジラはしおをふきながら教えるだろ?

みんなここだよ、ここにいるんだよ…と

でも海はひろいからだれにもわからないんだ

だから今でもみんな仲良くおなかのなかにおさまっている

きっとだでもきづかないだろう

595:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/12 06:31:51.99 SDIJuEqv
>>594
ピノキオみたいです。幻想的です、クジラのなかがそんななんて不思議です。

596:名前はいらない
12/03/12 08:22:52.89 kz6Wn+Th
「悲しみを捨てよ、空へ舞い上がれ」

昨日の苦悩なんて今日になれば
すべてリセットされてしまう
君が怖がったホラー映画の悪夢みたいに

たとえ誰かの意見に引き離されて
辛い思いをしても今日は天気がいい
もしも雨に濡れてもぼくらは同じ空の下

やわらかな赤ちゃんのような笑顔で
この悲しみを空へと飛ばそう
いつかの蒼い月まで飛んでいけ

ぼくらの世界はいつもの日々さ
流した涙の数だけ強くなって生きよう
君とともに同じ道を歩こう

悲しみの孤独も空へ舞い上がれ
ぼくらの日常に優しい月が今日も見下ろす

597:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/12 08:54:55.42 SDIJuEqv
>>596
月の美しさや存在感などが、強く印象づけられました。「僕の地球を守って」という漫画で、
月に帰りたいと思っている場面等思い出しました。

598:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/13 01:31:26.82 dYcKvnpf
「ザクロ石」

赤と黒の縞模様に
突き出した僕の舌
全ては始まっていない
従って終わったものもない
全ては始まりたがっていて
つきまとう
僕はまだ何も始めていない
終われない
救いのない
物事
愛と共に始まるだろう
憎しみを糧に育つだろう
赤と黒のザクロ石
が光と闇を持つように

599:名前はいらない
12/03/14 02:01:29.66 Ie8Aec43
「恥ずかしくなんかない」

君がもし目の前に現れても
恥ずかしい詩を書き捨てたのは
私じゃ決してないからよろしく

私は詩など書いたこともないよ
誤解しないでね私じゃないから
愛していると口走ったの私じゃない

あなたの本当の心も見なかったから
決して照れることはないよ
匿名掲示板 誰が書いたか誰も知らない

誰も恥ずかしくなんかない
私があなたを好きでも
あなたがもし私を好きでも

600:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/14 14:33:43.31 GBmJADrK
>>599
恥ずかしいというのは、なんに対してのことでしょうか。人前に出すのは恥ずかしいということか。
好きな気持ちというのは難しいんでしょう。

601:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/14 15:36:35.04 GBmJADrK
「競争」

僕は競争が嫌いなんだ
眠たい時にゆっくり眠らせてくれよ
どうせ儚い命、好きなようにやるぜ
人と人、国家と国家は戦争状態がデフォルトなんだってな
恐ろしいこといっぱい見てきた
それでも心触れ合った時泣きそうな気持ちになるのはなんでだ
働けない、普通の人並みになれない
そんな気持ちに負けそうになるけど
ちょっとした傲慢さは貫けないか
美しいものに憧れる気持ちは、嘘じゃない

「てめえの知った、事じゃねえ」
「てめえの知った、事じゃねえ」

ああ、今日も谷間の崖に蹴落とされてく……

602:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/14 15:57:48.12 GBmJADrK
「キラキラ」

足にひんやりとした感触をもった時、
窓から光があふれて入ってきて泣きそうになった
なんだって出来るさ
キラキラ、ピカピカ
世界を間違えない
正しいあり方で
今日のお風呂は楽しかったなあ

603:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/14 16:12:10.63 GBmJADrK
「盟約」

私たち仲良くしましょうね

こんなことを言うのは口に出して盟約を結ばないと傷つけ合うから

私たち友達ですよね

仲のいい、素敵な友達

わかれてしまうまでは、一緒にいたい
心の温度を伝えて欲しい

一緒に遊ぼう、辛い時も乗り越えよう

604:名前はいらない
12/03/14 22:58:03.45 E7ZRhTHC
「静寂-しじま-」

コロンと

闇の中に吸い込まれてゆく

ここは「無我」

日常から放たれた空間

音もなく静かな

しじま… それだけが広がる

ポッカリと開いた洞窟に

忍び込んだように

静かな

いつまでも

このままでいたい

瞑想の闇の中で

ひっそりと

いつまでも

605:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/15 17:29:36.89 i85MVGoK
>>604
しじまの幸福を感じてらっしゃると思いますが、そういった喜びは、忘れないことで、人生に立ち向かう
糧になるんじゃないかと思いました。

606:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/15 19:20:06.69 i85MVGoK
「雲」

黄金の雲が
空の大部分を被っている
愛したいのに愛せないと
神から告白されているようで
ぼくはうつむいてちょっと照れた
いつまでも続く、数少ないこと
愛したいのに愛せないと
口に出すことを許されていない僕は
あの子の上で雲になって漂うことができるだろうか

607:名前はいらない
12/03/16 02:09:53.84 XkgJ3SmZ
>>226
浜辺で拾ってくれた貝殻。私にくれたら生涯大切にします。
もう決して涙見せずに、素敵な思い出にしますから、頂戴。

608:名前はいらない
12/03/16 02:15:39.57 XkgJ3SmZ
>>600
雑草氏は、好きな人に向かって好きだと伝えることを照れずにできるの?
人前でとか関係なく、好きな人に決死の覚悟で言うことが気恥ずかしい。
振られて気まずい場合など、どうやって後で落とし前つけるのでしょう?
自分には、面と向かっては出来ないことです。出来る人すごいですね。

609:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/16 08:43:13.01 90bus0FC
「新しい日」

新しいものを生み出すぜ最高に
新しい気持ちも輝きだして
インスピレーション ソー ハイ
グダグダの毎日に蹴り食らわして空へ飛ばすぜ
春が近づけば暖か
涙も乾いて充電完了
バリバリのエネルギーで今日もキメて
一日をはじめるんだ
新しい日を生きる
今日だけじゃない明日も明後日も

610:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/16 08:54:33.32 90bus0FC
「新しい日」推敲後

新しいものを生み出すぜ最高に
気持ちも輝きだして
インスピレーション ソー ハイ
グダグダの毎日に蹴り食らわして空へ飛ばすぜ
春が近づけば暖か
涙も乾いて充電完了
バリバリのエネルギーで今日もキメて
一日を新しい日をはじめるんだ
今日だけじゃない明日も明後日も

一人じゃ怖くていけなかったところも
歩けるようになった成長の証
イケててもイケてなくても僕は僕
天から降る恩寵の欠片が
あなたのもとにも届きますように
今日の天気カラリと

611:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/16 11:14:42.88 90bus0FC
「笑った顔」

彼方に置き忘れたたくさんのもの
いつか取りに戻ろうと
考える
君の涙や切手を貼っただけの封筒
あの渚でのんびりしていて置き忘れた
馬鹿な僕を許してください
愚図な僕を
悪気はなかったんだ
多分君にも
勝手に傷ついただけさ
自分で手当するよ
だから初めて会った日のように
繰り返して笑って

612:名前はいらない
12/03/16 22:35:24.56 XkgJ3SmZ
「誓い新たに」

1.いつもあなたに笑顔向ける
2.何があっても裏切らない
3.人の心決して弄ばない
最初の頃からの約束信じてください

君の元気が私を幸せにする
気持ち輝け力に溢れよ
いつもバリバリハイテンションで
イケてなくても君は本当はイケてるのさ

イケてない風でも笑い飛ばせ
何も気にせず前向きに行こう
後ろばかり見てても仕方ないから
泣きながら笑ってしまおう!

613:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/17 14:12:51.83 9+So6VN/
「一般人」

吹きすぎる風のように
あなたを捉えて離さない素敵な方
多くの人たちに囲まれて幸せ
それに比べて僕はただの小説家志望のメンヘラ
セミの幼虫のような地中の虫
まだ光も知らない
大勢の人も知らない
何もまだない

あなたは自分の好きな人を追い求めて
僕は違う
僕は三十五歳ですよ
この事実は動かしようがない
気に入らなくても石は石
僕はただの無力な一般人

614:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/17 15:48:36.31 9+So6VN/
「会える」

ほら、僕の歩いた道に足跡が残るよ
いろんな人の跡を残した雑踏
いろんな人と触れ合えることが嬉しいんだ
世界はいつも無口だから
ぼくは人と話し合う
見つめ合う
許して欲しいこと沢山ある
君の瞳に映る真実
僕にも分けてくれないか
別れの朝に信じたこと
いつか会える

615:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/17 16:33:39.35 9+So6VN/
「希望の声」

希望の声が届いた
幸せになりたいって思って叶うかどうかって
花束のように香る言葉
誰もが望む権利がある
道端のたんぽぽを踏みつけない
広い世界にはいろんなことを言われるけど
僕は希望に包まれていたい
分かり合うことそんなに難しくない
なんのわだかまりもないのだから
この世には小さな希望の歌がいっぱい咲いている

616:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/17 20:34:49.61 9+So6VN/
「答え」

誰が知っているあの人の悲しみの心を
誰もが街を彷徨い答えを探す
本気で思った、暗い夜空に
今日も雨がしとしとと垂れこめる
答えなんてないけど幸せならつかめる
もう、全てをさらけ出して大声で叫びたい
一人でさがす生きる答え

漫画喫茶のブースで過ごす
いつかわかりあいたいと希望を胸に秘め
僕は革命を夢見る

617:名前はいらない
12/03/17 23:23:08.62 mPlefBSu
「再見の言葉繰り返す意味」

約束したでしょう366において
 
 気持ち変えない
 ずっと一緒にいる
 安心くれる

詩人なら発した言葉の大切さ守ってよ
気に入る気に入らないの問題じゃないでしょう?
613は何?何度人を泣かせたら気が済むの?
今回はこれだけだからいいけどさ
ふざけている?立場を逆さまにしてからかう?
私はあなたが誰か確実に知っているんだからね
悪いけれど、それを証明できるんだから

ずっと一緒にいるという約束守れるのなら
また会いましょうの言葉不必要だよ?常に心一緒なんだから
再見(さよなら)の言葉お願いだから言わないでよ
610の様な春の気持ちに溢れ明日も明後日も輝いていて
いつか本当に分かり合えること、信じているからね!

618:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/18 07:36:33.66 fpV6cvxf
「彷徨」

彷徨だ彷徨だほら彷徨だぞ
公園がある人はいない
夏の日を思い出して
白球の思い出を
暑い日はソフトクリームで
太陽がとかしても笑っていた
なぜお前は俺から去っていく
思い出の中に答えを求めても
さっぱりわかりゃしねえ
鼻をぶるんと鳴らして
大いに笑うんだ

619:名前はいらない
12/03/18 21:37:33.15 ICJEa+mm
「これから」

私から絶対に去らないからね
繋いだ手決して離さないから
約束したから心配しないでよ

まだ愛の意味知らないけれど
これからわかるようにするよ
向かい合い一緒にいこうよ

愛する事は殺し合いではないよ
憎しみ合いや斜めは終わりね
いつも心ひとつに信頼し合おう

陳腐、綺麗事と馬鹿にしないで
分かり合えるように努力しょう
諦めたら終わりだよ冷やさないで

永遠の記念写真眺めてるんでしょ
本当は思い出を大切にしてる事
あなたも私と同じだって知ってるよ

ちゃんと直接誘ってよね
ウインクで応えるけど照れないで
笑って何でも話してよ

信じ合おうと誓った言葉守って
色々あったけれど嫌な事忘れるから
これからのことだけが大切だから

620:名前はいらない
12/03/19 01:24:21.17 tIdWYwYr
「さざなみ・2」

カレンダー向こうの花畑

フッとため息をついたらチューリップの花がゆれた

さざなみのように

ゆれてゆれて、波打つように花畑の花がゆれた

蝶がおどろいて跳ねるように逃げてった

白い雲も輝きながら呼応するように

ゆっくりと

空を流れて行った



チューリップの畑は今日も良いお天気

一面に咲き誇る真っ赤な真っ赤な花たち

621:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/19 06:10:16.87 ryraDRvo
>>619
お互いに大切にする記念写真というところがいいと思いました。

>>620
チューリップというところがいいと思います。赤い花は郷愁を誘います。

622:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/19 21:40:44.42 ryraDRvo
「花瓶」

花の枝の語ることは大変多い
色、香り、それを見ていった人々の記憶
普段は気づかなくても
花瓶にいけられた花はその語ることを強調され、増幅され、拡大される
誰もがその花を愛するのだ
花は愛に応える
このシステムは、幸福のシステムだ
だから今日も人々は花を生ける

623:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/19 21:51:41.01 ryraDRvo
「柔雪」

今日も狂った人々が雪の中に埋もれる
雪は柔らかい
狂った人々を受け入れるくらい
だが冷たい
狂った人々を恐れさせるくらい
溶ける美しさに人々は埋もれる
春が来る
やがて春が来る

624:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/19 22:15:50.07 ryraDRvo
「雫」

花弁の上に溢れる雫
落ちそうな危うさ、バランス
しばしとどめよその姿
僕が見ているんだよ
あなた、すごい
赤色の銀河
炎の輪郭
好きな花

625:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/20 17:12:18.27 m5KQ9izS
「いびつ」

僕はずっと、歪でゆがんだ子供だった
見えず、聞こえず、考えず
いろんな人たちが、いろんなことを言っているように思えるけど、
自分が子供なので何を聞いても一緒なんだ
病気になって十七年が過ぎた
PLEASE HELP MEと声もなく叫んだ長い年
子供の自分には、なんの力もないように思えた
でも、心には嘘が付けない
スピノザが国家を語るように
マルクスが資本を語るように
僕も何かについて語りたいと思う
それは美しいだろう、きっと
今まで見たどんな景色よりも

626:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/20 17:34:41.91 m5KQ9izS
「死に瀕したときは」

死に瀕したときは遠き落日を思い起こせよ
下の円弧がゆがんでにじむ盛大なショー
ここから先は闇の世界
山々は光に照らされて
死の直前は盛大なショー
ぱっと光っては落ちる線香花火みたいな

627:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/20 18:20:55.86 m5KQ9izS
「宇宙パワー」

美しい宇宙が僕は好きだ
渦巻くコスモス、僕を巻き込んで
怪しい星雲、雨模様の空
スバル星団、永遠のペンダント
あの美しい宇宙から生まれたと思い
なん億年の時に馳せる
ちょっとした贅沢さ

628:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/20 19:05:41.82 m5KQ9izS
「悲しみと苦しみ」

あの人の悲しみと
ほかのあの人の苦しみとは同じでない
あの人はたださすらい
ほかのあの人は自分を責める
そこに共通点を見出す私は
責められるべきであろうか
悲しみと苦しみが同じことであるように思う僕は観察力が足りないのだろうか
みんな哀しい人
そう思ってしまいたくなる僕は
何よりもダメな人間だ
役に立たない点で共通だ
自分に引きつけて考えてしまうが
それぞれの人にあったそれぞれの旅立ちを
回復を
僕は願いたい

629:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/20 19:58:59.23 m5KQ9izS
「星」

今日も一番星輝く
清冽な空にひときわ明るく
老いることが美しくなくてもいい
平穏な日々を積み重ねること
徳目の行為
特別なものはいらない
やってくるチャンスをモノにして
穏やかな日々を忘れない
僕は決して忘れない

630:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/20 21:01:37.80 m5KQ9izS
「愛しているから」

時は透明だ
永遠に続く
捕まえることができない
その中を泳ぐだけ
頭のおかしくなった少女が踊りを踊っている
時の中で僕らは出会う
瞳に映る光それは確かに美しかった
透明な中を泳いでいく
いろんな音に囲まれて
何も口に出す必要はないんだと僕らの間はわかった
普通の幸せを望んでも儚い
少女の手を取って
抱き寄せる
明日になればきっと何かが見える
透明な時の中

631:名前はいらない
12/03/20 23:31:41.27 1NuarPVQ
「その何倍も愛しているから」

ありがとう
勇気を出して言ってくれて
また泣いちゃった
明日もう一度読み直そう
小さな捧げられた言葉を

もう一生涯離さないからね
水引の紐固く結んだから
信じられるからゆっくりでいい
じっくりと分かり合いたい
今後こそ割れないように

632:名前はいらない
12/03/20 23:46:57.01 1NuarPVQ
”Throw A Kiss”

目も見ようとしない照れ屋の君
私が少し離れて投げたキス
この前は気付いたと思ったんだけど

もし聞けば 爆発
もし見たら 熔解
それはもうずっと昔のこと

明日からはちゃんと
普通に仲良くおしゃべりしたい
私の目を見てよ声を聴いてください

誰もが憧れる素敵な君だから気後れする
でも卑下することはやめたんだ
だって君も命がけで頑張っているのだから

633:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/21 07:18:43.24 2eW97v6F
「パンダ」

人の意見に寄りかかってフラフラ
それでもぜんぜん構わないんだな
誰も憎む人がいなくなったら一人で喜ぶのか
果てまで続く一人だけの大地で喜びの叫びを上げるのか
KILL'EM ALL
燃やしつくせ殺して回れ
それも一興
それも酔狂
人寄せパンダが首を釣る

634:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/21 08:25:40.58 2eW97v6F
「KISS」

小学校の藤棚の下で
君とキスをした
甘酸っぱい匂いがした
KISS IN THE FLOWER
いっぱいの太陽の下で秘め事
先生が校庭のマラソンコースを走ってきてやめなさいっていうかな
口を離すと君は笑った

635:名前はいらない
12/03/21 11:40:17.57 vAECOPAa
「笑顔の先」

ふらついてなんかないよ
状況を自分でコントロール出来ないんだ
君の気持ち正確にわからんのに
突撃したらオマワリ呼ぶんでしょ
すごい人だかりにSP雇ってて近寄れないし
どうしろと言うのだろう
君超絶すごい仕事師
だからまっとうな方法でやりたいんだ
絶対に間違ってないって言うのなら
正攻法でいけるはずじゃないのかな
君が本当に本気なら笑顔でお応えするさ

636:名前はいらない
12/03/21 21:48:59.58 Mo6LSI7x
「刺繍の森」

フト見ると、

ハンガーにつるされたTシャツの中に森があった…

真黒な生地にいくつもの木々

その上を流れる白い糸で縁取られた雲

すそには明るい色の花々が咲いていた

そこはTシャツの中の森

タンスの前にひっそりとかけられた、刺繍の森

今は人の体の線でふくらまず、

平らな生地の上にペッタリと存在する小さな森…

私は知らずにいつもこの森を着ていたのだ

Tシャツはわたしの着ている上で華やいでいたのだな

森の刺繍に今、ジッと魅入られて

637:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/22 15:51:18.50 2eFmD2/h
>>636
カーテンの図柄が気になったりしたことがあります。Tシャツに託された森のすがたを感じられる
気持ちは素敵だと思います。

638:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/22 17:20:58.26 2eFmD2/h
「温かさと清らかさ」

母からもらった命
血の温かさ
父からもらった命
清らかな純粋さ
何かをしたいそんな時
いつも思い返す
何ができて何をするべきでないか
いつも思い返す
運命を信じたいけど
確証がない
このままで良いのじゃないので
僕はとりあえず足を踏み出す

639:名前はいらない
12/03/22 17:48:17.95 kVS502+7
>>14
かたつむり・・・・・・・・・い~い仕事しています!!!Good job。

640:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/22 17:52:43.36 2eFmD2/h
>>639
かたつむりの詩を気に入っていただけたようでよかったです。
どうもありがとうございました。

641:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/22 17:58:13.08 2eFmD2/h
「不完全」

不完全な世界でいろいろあるぜ
気が狂ったり、命を落としたり
いちいち落ち込んでちゃ体に毒だ
後ろを振り向かず生きることの困難さ
なるべくなら前を見て、進む方向を定めて、
行くべき場所があるならなおさらのこと
新しい道に命をかける

642:名前はいらない
12/03/22 19:11:14.11 jpHRqBgV
「紅茶」

…紅茶のおいしい喫茶店、という唄があった

紅茶を淹れると思いだす

三角のティーバッグ

薄く切ったレモンとかわいいお砂糖

白いお皿に並べながらお茶の香りを堪能する…

お店で飲んでもたぶん、家で飲んでもそう

穏やかなひと時を過ごせる

そんな思いのする飲み物

フッと落ち着きたくなる時

何となく飲みたくなる

湯気のぬくもりで温まりたい、そんな気分の時

何となくほしくなる

そんな紅茶にわたしは惹かれる

643:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/22 19:18:25.93 2eFmD2/h
>>642
紅茶を楽しめることは、余裕を表すと思います。どんなに落ち込んでいても、そこから回復することは
できるんだと。

644:名前はいらない
12/03/22 20:23:09.12 kVS502+7
   
     {希望}



世界の秘密を探り出せ!   この世の仕掛け解き明かせ   聖杯・・・・ アブサン・・・・・ 秘密の石
 
 それらは 全て まがい物      誰もが考えられはしない   賢者も 学者も 医者さえも

  誰もが鍵をかけられて   誰もが目隠しされるから   

        それでも、見つけられたなら       すべての答えは、そこにある。

645:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/22 20:40:26.44 2eFmD2/h
>>644
希望の探索者であるべきですね、我々は。大人が不幸なら、子供も不幸。この世でいかに幸福に生きられるか
ということを探りたいです。

646:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 06:13:31.48 XMyxSfWE
「梅」

梅の木の印象の弱い影を踏んで
僕はとても思う願う幸せを
人並みの幸福を
人以上の幸福を
僕らしい幸福を
はちみつを舐めながら
あすの梅の木を想像して
眠りに付く日はいつも新しい

647:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 06:18:04.40 XMyxSfWE
「壊す」

気の狂った人々は
あらゆるものの来る影に怯え
痛々しく惑う
あらゆる病を癒すような薬があればと願うけど
今日はただお風呂に入ってゆっくりとしている
僕を壊さないで
僕を壊さないで

648:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 20:35:48.12 XMyxSfWE
「赤トンボ」

夕焼けがあまりに赤くて
手を合わせました
涙が不思議にこぼれ
あなたと見たかった景色を
いつまでも眺めていました
あなたの優しさと強さに
嫉妬していたことは
誰にも言えない秘密ですが
あなたに会って教えたいことでもあるのです

赤トンボの飛ぶ空はあまりに青くて
僕の心も青色になりました
君であるトンボは自由に飛び交い
僕の未来を見守っているかのように思いました
強く弱く、強く弱く
パワーゲームに終わりを告げて
僕のトンボは夕焼けの中を飛んでいきました

649:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 21:34:07.71 XMyxSfWE
「海原」

海原を見れば人は心大きくなれる
些細な争いにいつまでもこだわらない
きらめく青、燦々と降る陽光
流した涙の量なんて少ないものだ
味は同じしょっぱさだけど
気にやまない
くじけない
砂浜に埋まって考えた

650:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 21:46:35.88 XMyxSfWE
「金色の穂」

金色の穂はそれ自体が美しいのか
それとも陽の光が美しいのか
愛や希望が実り風にざわめく
愛を失う時金色が翳る
雲行きも怪しくポツポツとしてきた
刈り取らなければ
収穫を喜んで
麦わらの匂いが忘れられない
雨がやんだら
不可能が可能になる
金色の穂にうつしみを注ぐ

651:名前はいらない
12/03/23 22:01:18.36 W530aq2y
雑草さんへ、まるで体の中から、詩が湧きだして、宇宙へ溢れ出してしまっているかの様ですね。
  (その様子が目に映ります!)

652:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 22:09:31.69 XMyxSfWE
「雲」

希望の星そらにキラキラ輝く
闇のカーテンの閉ざす景色を彩りながら
真夜中の夜
久しぶりにラーメンを作った
こんな小さな満足
右手に愛左手に夢
誰かが倒れたら差し出すよこの手を
だからきっと前に進んで
約束さえできないけど
一瞬の永遠に白い雲

653:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/23 22:12:45.71 XMyxSfWE
>>651
ありがとうございます。まだまだ言うべき何万という言葉、口にするべき何千という歌があります。
健康というのは本当にいいものですね。

654:名前はいらない
12/03/24 00:18:17.95 SHvUpO4Z
単にイヤミだと思うけど…

655:名前はいらない
12/03/24 00:38:20.86 68LDILG0
嫌味じゃないと思う。雑草氏のきらきらした甘い詩が好きです。
心身共ずっと健康で幸せでいてほしい。そして、書き続けてください。

656:名前はいらない
12/03/24 01:01:26.79 d35aJgJr
何時か読んだ、画家の話し
アマチュアの方はときどき、突然傑作を描くけれど
プロの画家は常に80%以上の作品を作り出していかなければならないと。

657:名前はいらない
12/03/24 10:30:35.41 b3u4O1aq
>>655 >>654 >>653


651の書き込みをした者です、書き込みより気分を害されたようですね、どうも申し訳ありませんでした。
言い訳はしませんが、含む所はありません、すいませんでした。
雑草さんの作品につてですが、まだ上の方から読み始めたばかりですが、・・・・・

作品番号32

この作品はまるで合わせ鏡、自分の現在の、そじて未来の姿、境遇を見る思いがします、目を離す事ができません。


作品番号14


宝石の様な作品、一目惚れしました、この主人公は女性の様な気がします
何ときらめいて、いることでしょう、自分も殻を持っていますが蓋は閉じきって地中深く埋まっているアンモナイトの化石です。


これからも作品を書き続けてください。・・・・・・敬具



658:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 11:04:49.45 6K3FrH50
>>654
嫌味じゃないって。よかったなあ。

>>655
甘い詩は、希望が欲しいからです。

>>656
プロは、厳しいものですね。

>>657
感想くださってありがとうございます。とても嬉しいです。

659:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 12:18:06.38 6K3FrH50
「青い君」

青は君さ
君は空さ
僕をだいて欲しい
遠いところにあって手が届かない
距離が遠い
心の距離も
時間の距離も
僕は風船になればいいのかな
風に任せて君の中へ行けるかな

660:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 13:07:32.49 6K3FrH50
「希望」

希望の光があたりを照らし出していく
さあ、今日をはじめよう
ダサい、田舎暮しとか発展途上の国とかを
見下ろすような洗練された人々
勝てば官軍負ければ賊軍
交錯する二つの世界
夢を現実にする事
やっかみや僻みあらゆる困難
厳しさ切なさ負けた自分
幸福な人は何を見ているの
広い世界が何も言わずに待っている
倒れても立ち上がって
人は自分で生きていくんだから
君が間違っているなら世界が間違っているんだ
涙を笑う、ものを気にするな

661:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 16:23:01.48 6K3FrH50
「春」

田んぼの中に建った一軒家に春が来る
桜の花びらが舞ってきて春を語る
季節の廻りに変化を感じ僕も変わりたい
少しづつでもたしかに変わっている
麗しい、この国の春
皆が感じている

662:名前はいらない
12/03/24 17:09:11.85 +FHWpu0E
雑草さん、私とは遊んでいるの?半年間色々と幸せだったけど、何故?
甘い言葉に大真面目だったのは、こちらの方だけだったのでしょうね。
遊びだったとしても、いい思い出になりました。心より感謝いたします。

ところで、先週まで裏側にいましたが、今はあなたの目の前にいるよ。
声もかけないまま終わりでいいの?背後の背の高い集音マイクだけ??
また会いたい、ええ会いましょうと何回も誓ったと思ったんだけど。
これだけは、私の勘違いではないよ。あなたの声を録音してあるから。
(これは客観的な証拠ですが、それ以外のことは違っているのかもね。)

460番の6-8行目再読してみて。4月になったらちゃんと会えるの?
不細工の癖に会うの恐いけれど、友だちならブサでもOKだよね。
私から渡すべきお土産もある。私は浜辺の白い貝殻をもらいたいし。
41に書いてあるように、それはあなた自身だからね。男の子の印と、
きらきらの希望の星々刻んであるみたいだね。これからの友情の印として、
生涯大切にするよ。226にも、浜辺の貝殻や星々のことあるし欲しいなあ。
会いたいって言うのは、直接お話しましょうって意味ではないのかしら?
あなたの好きにしていいけど、わかるように伝えてくれたら嬉しいです。

663:名前はいらない
12/03/24 18:27:45.92 Xu+BH649
931]Track No.774[sage] 2012/03/24(土) 17:38:59.36
AAS
まあ別に田村に興味もないし恨みもないけど奥の話が出たから事実を書いたままで
ここの人も別に田村奥に興味ないの忘れてたw
つかわたし以外にも書いてくれてる人いるしw

664:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 18:34:35.59 6K3FrH50
>>662
口にされた番号の詩たちは、僕が片思いしている人に対して書いたもので、あなた宛ではないのです。
人違いということなので、了承してください。僕は現在、岐阜の自宅でパソコンしていますよ。

665:名前はいらない
12/03/24 18:51:07.45 +FHWpu0E
そうですよね。内心そう思っておりました。全くお恥ずかしい限りです。
もう書き込みいたしません。本当に心より申し訳ございませんでした。
消え入りますので。雑草様、お達者で。

666:名前はいらない
12/03/24 19:00:00.27 9w796B67


    
                         {言葉}



言葉は何故ある    言葉は何をする     言葉は何処へゆく      言葉を何故、放つ

   光?           短剣 ?         未来?             怨み?


  誕生           闇へ           消滅               忘却


  言葉をつぐむ事ができるなら    旋律      甘美     唯、ひとつの光へと・・・・・・・・・ !                   

667:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 19:04:54.45 6K3FrH50
「埃」

土埃にまみれて
僕の顔は汚くなってしまったけど
瞳の光はまだ消えていない

この目で何を見るのか
土埃の向こうにまだ見ぬ世界があるように思う
やがて世界もしんとして透明な空気を取り戻すだろう

その時になって、自分の足が怯えすくむことのないように
ずっと予行演習をしてきた
何度も繰り返した言葉にも意味があるのだ

668:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 19:07:51.54 6K3FrH50
>>666
二行目の定義たちも面白いけど、三行目のダイナミックな意味の変転が、大変面白いです。
唯ひとつの光りへと収斂するものなら、それは、詩というもののひとつの決定的な(自分にとってであれ)
形であるでしょう。

669:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 19:41:02.22 6K3FrH50
「長いマラソン」

どこまで続くかわからない道でマラソンに参加した
言葉と音楽をガソリンに僕は走り続けた
どこまでも続く道
途中で気づいた時、マラソンは終わっていた
もう、走り続けなくてもいい
そう思って疲れた自分をいたわり、目を閉じた

670:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 20:16:35.67 6K3FrH50
「未来」

未来を信じていた
革新的に明るい未来を
今日の続きじゃない
明日の太陽
しぼんでしまった希望に霧吹きで水をかけ
やがて生まれる新しい芽
それを大事に育てよう
未来はその先にきっとある

671:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/24 21:40:50.58 6K3FrH50
「スミレ」

小さな心はとても可愛い
なかなか気づかないけど
人はみんなが生きていかなければならないから
小さく、小さく生きることは優しさだ
そっと咲いたスミレの花のように
可憐で一生懸命で笑いと涙を誘う
喜びも一緒、悲しいことも一緒
生きていた喜びに気づいたなら
穏やかな眠りに着く前に
柔らかい気持ちでスミレに笑いかけよう

672:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 11:20:54.74 SBxUALDm
「悲しみ」

悲しみに耐えて
涙を飲み込んだ

人のことは人のこと
なぜそんなに気にするの

当たり前の物事になぜそんなに慟哭するの

ただ、運命が残酷だっただけじゃない
ただ、笑い顔を忘れてしまっただけじゃない

永遠の安らぎにはまだ早く
夜に眠りに着くときさえ不安が掴む

震えているのは心か身体か
怯えているのは恐怖か不快か

人の神秘に驚かされて生きていることも悪くないな

673:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 13:46:29.30 SBxUALDm
「百葉箱」

プールサイドに置かれた百葉箱は
白く美しくその機能を全く果たしていない
誰が置いたんだと先生も生徒もその新しい箱に
不信の念を向ける
プールの温度を図ってみろよ、というヤジが飛んで
皆は頭を付き合わせて測った
十度
冷たすぎて入れねーぞとまたヤジ
そのときプールサイドがバンバンと爆発していき
テロリストのよせ餌だったことがみんなに分かる
遅すぎた理解は何の役にも立たない

674:名前はいらない
12/03/25 20:22:05.26 //xTpHIz
>>53
・・・・・・・ 憧れます・・・・・・。いつかは、こんな日が来ますように(もちろん、自分に)



675:名前はいらない
12/03/25 20:31:34.64 uygEv6zZ
雑草さんいらっしゃる?
貴殿、文学極道では黒髪氏でよかったですか?

676:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 20:32:59.38 SBxUALDm
>>675
その通りですよ。

677:名前はいらない
12/03/25 20:40:59.75 uygEv6zZ
貴殿いつ位から詩作はじめられたのですか?

678:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 20:49:47.19 SBxUALDm
>>677
たしか、三年前位です。

679:名前はいらない
12/03/25 21:10:20.94 uygEv6zZ
詩の他に、小説も書かれていますか?

680:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 21:18:23.30 SBxUALDm
>>679
小説は、書きたいというか、小説家志望なんですが、身体の調子が悪くて、なかなか書いてみるまでは
行ってないです。

681:名前はいらない
12/03/25 21:19:59.57 uygEv6zZ
どんな内容の小説を書きたいのですか?

682:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 21:23:40.18 SBxUALDm
>>681
ポールオースターとか、好きですけど、わりと真面目なテーマのもとに、面白く読める、文体もマスターしたいし、
とか、漠然と考えています。

683:名前はいらない
12/03/25 21:30:19.78 uygEv6zZ
ポールオースターですか。その中で特に好きなものありますか?

684:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 21:32:59.91 SBxUALDm
>>683
偶然の音楽と、ムーンパレスが好きですね。

685:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/25 22:32:15.11 SBxUALDm
「爆弾魔」

一人っきりの隠れんぼ
うまく隠れられるかな?

寒さと暗さに辛くて不安で
誰からも置き去りにされたことを恨んで
僕は駅を爆破してもいいと思った

優しい風に吹かれて夜、駅への道を向かう
幾人かの後ろ姿を追い越す
僕は爆弾を仕掛けてはいけないと思った

人を殺すことは自分を殺すことで
自分を殺すために人を殺そうとした
殺すことは叫びを生む
その声はとても痛切な痛みを訴えて

僕は自分が隠れていた過ちを認識できて
人を殺すことをやめようと思った
僕はよかった
人にも伝えようこの経験を

うら寂しい駅の改札口で

686:名前はいらない
12/03/26 09:30:54.45 C1aa2I7j
>>77>>78
猫人の方ですね、猫は猫布団を作ると聞きます、やはりあなたのお腹の上で猫布団でしょうか?



687:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/26 16:01:00.03 CbtgOEaH
「春風」

春風に巻かれてなんとなく
すぎた日々が思われる
わずかな年月の記憶
失くした宝物の探索
バッタやカマキリの勇姿を見つめながら
僕は潤んでいる

春風の来る場所は遠い
どこへ去っていくのか全くわからない
旅だったあとに戻ってくると
すべての物事に既視感がある
どこかへ行きたかった
どこからも拒絶された

688:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/27 13:37:19.99 qI/nhNNt
「手のひら」

手のひらいっぱいに太陽を受け止めて
春を感じる
燦々とこぼれる、温かさ
凍えた心が少しづつ溶け出していく
どこへでも広がっていけるよ
間違いは直して心を開いて
そうしないと太陽は隠れてしまう
君を支えるもの気づいたなら
感謝と共感の今日の日を生きよう

689:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/27 20:02:56.78 qI/nhNNt
「グラウンド」

グラウンドの道草
幾度も踏まれても元気
青春の歓声が響く
のどかな学校
そんな平穏な日々はずっとあればよかったのだけれど
いまでは昔にあるだけ
いまも学生たちは若く駆けずり回っている
平穏が一番
金等もっての外
父母の願いの通りに健やかなる心身で育ってほしい
不幸せを運ぶ凶鳥にはならないで

690:名前はいらない
12/03/28 00:05:45.23 w4C4I9eb
>>96
美しい詩だ・・・・・・・・・。

691:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/28 06:36:40.97 0Igg8jxf
>>690
ありがとうございます!

692:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/28 20:41:50.03 0Igg8jxf
「おかしな話」

あまりに厚く降り積もった悲しみに腰が曲がって歩く
気づかないで、かわいそうなことに、死へといっぽいっぽ
風呂に入って、体の汚れを洗ったら、その時は、希望が見える
ついつい、おかしな話にしてしまうけど、悲しみは心まで降り積もっていなかった
また新しい日々をはじめる、おかしな話だけど、僕の心は、
いつも脈打っていて、輝きを宿す
おかしな話だけど

693:雑草 ◆je5cNlouiI
12/03/28 21:35:23.47 0Igg8jxf
「闇果てる」

瓶の底に封じ込められた世界の上の方がぼうっと光っている
光の矢が上空を飛び交いそうで、不安とも、期待とも、つかない気持ちで見ている
光の果てるところへ行きたい
渦巻く暗黒は何かを叫んでいるだろう
三層に分かれた闇の、
デリケートな成り立ちは、まだ生まれて間もないからだ
今にも崩れそうなバランス感覚
いつ、光果てる
どこにも居場所がない人間の、行き着く果てよ、闇の渦よ


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