言葉の茂みat POEM
言葉の茂み - 暇つぶし2ch300:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/17 18:14:37.17 5FNqoCfR
「星空の幻想」

暗い夜に歌う
チカ・チカと瞬く星が
心に突き刺さってくる
穏やかな夜よ、なんの不幸が想像され得る
タバコの煙が目の前を流れてく
星の幻想
神よ、故人の魂よ、どこかで相まみえんことを

301:名前はいらない
11/12/17 18:35:10.69 lnb5d8QT
「ひびわれ、皸アカギレ」

ピシッ!
ピシッ…!

亀裂の入った音がする
手の甲に小さな痛みがあった
やはり赤いちっちゃな皸アカギレがひとつできていた
寒さも増してきた頃だし
そろそろ出番じゃないかなー?と思っていたら

刃物で小さく切ったかのようなキズが
ひびわれのように血をにじませてスルドい線を描いてる
そういえば最近、カッサカサしてきたしな
手入れをおこたってたむくいが来たんだなー、と
尿素入りハンドクリィムでペタペタマッサージしながら思った

302:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/17 18:39:36.21 5FNqoCfR
>>301
生活のひとコマですね。読む人を楽しませるために、技術を用いているところがにくいです。
たとえば、ピシッと始まる冒頭とか。なんだろうって、気になる。アカギレっていう言葉も、こうしてよく見ると
愛おしいですね。刃物で切ったキズみたいっていうのも、観察力が働いていて、面白いです。

303:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/17 19:58:48.53 5FNqoCfR
「喫茶店で待つ」

喫茶店の中でずいぶん長いことまった
今日も無駄足か
ヤニが切れてきた
煙を吸う
人をスパイするようになって長いこと立つ
要するにストーカーだ
女の子がこの喫茶店によく来ると聞いたのだ
あすも今日も一つの現実を望む
現実に絶望してしまわなかったのは、その人のおかげだと密かな感謝を捧げる
コーヒーを飲み干してしまって、灰皿に押し付けてタバコの火を消して、夜の中へ紛れていく
静かな眠りを眠る日は遠いのか

304:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/17 20:30:43.05 5FNqoCfR
「空飛ぶための羽」

きっとあのときは僕らの羽だったんだね
夕焼けの空に赤い夕日を見た
想像と運動がちょうど良いバランスで、何も怖くなかった
屋根に登って、星を眺めていた
そんな日々がひび割れて暗黒が辺を支配した
転んで寝込んで休息のない日々
僕は過去を羽に飛び立とうとした
羽は力弱く抜けさってしまい空は高く遠かった
僕の力を採填して鳥になる
あの空を泳いだ日々を覚えている

305:名前はいらない
11/12/18 14:03:50.91 CRNaCbbT
「調節ボタン」

ポピ、ピプ
ポピ、ピプ
ポピポピポピ、ピピピ…

上げたり下げたり
体感によってコロコロとボタンを押して温度を変える
そのたびにくだんの電子音で答えるストーブ
暑くなれば一度下げ、
肌寒くなれば2度上げ、
そのたびに表示もクルクル変わる…

ポピ、ピプ
ポピ、ピプ
私のきまぐれでめまぐるしく鳴る音
いつか給油のランプと音楽が奏でられることを危惧しつつ
ポピ、ピプ
ポピ、ピプ
何度も指がボタンを行ったり来たり

こうしてれば節約だのエコだのいいわけしながら
今日も押し押し、繰り返す

306:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/18 14:20:54.78 NWHCUmnB
>>305
音の楽しさ、コミュニケーションを遊ぶ詩ですね。機械は、自分の投影である
というようなこともいえるように思います。

307:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/18 15:15:55.59 NWHCUmnB
「妖」

暗闇の中に点々と続く炎
火吹き狐の通り道
今夜は妖の会合
私も一つの妖怪になる
この世に飽きて
妖もよかれと思って変妖する
もう現実に戻ることが無くても
後悔なんて、言葉も忘れてしまったのだから

308:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/18 15:45:36.40 NWHCUmnB
「走れ赤ん坊」

赤ん坊の時、ベッドの中でゴロゴロしていた
這い回って、やがて立った
何をなせというのか、神様よ
俺の生きていることに、何の意味を見い出せばいいのか
今は苦痛が軽減することだけを望んでいる、自己のみだ
人とふれあってもやがて過去になる
もう俺は生きていけない気がする
せっつくのはやめてほしい
大きな赤ちゃん、身体だけは
人のために生きたいとは思えず
運命にかけるような不安定な生き方で
何も考えないのと等しいと思う
いま走り出せば
前より速いストライドを残せる
走ることに意味などない

309:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/18 15:59:23.40 NWHCUmnB
「フリー・ワールド」

お天道様
空に雲が流れるのだから
人も同じように流れて過ぎ去っていく

地を踏む歌を踏む
踊りを踊れ蛹たち
そのうち妄想が現実の中に自らを見つける
僕の腕をかざせば
影が位置を変える

レタスをつまんで
牛乳を飲もう
それは牛につながる方法

310:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/18 16:17:15.97 NWHCUmnB
「約束した」

あれだけは、僕のものであれと
長い時を過ごす相手であるあなただけは僕のものだと、約束したでしょう
約束手形を現金に変えて、あなたは自分の電車に乗っていった
遠くまで
僕は自慢のマシンにまたがって道路を飛ばして探しに行く
夢か幻か、あなたの姿がわからない
蒸発した相手に、話しかける僕
一人の時に
いっときの夢に

311:名前はいらない
11/12/18 19:46:25.15 CRNaCbbT
「180g」

UCCの缶コーヒー
ちいさな缶だが手のひらに収まりかわいい
振るとタプタプ、ポチャンポチャンと水の音
はじくとカンカンと固い音…
開ける前の缶飲料は
いろいろと想像できてなんだか楽しい
時々、思い出したように遊んでみる

312:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 07:43:30.04 Nm+iZ9o8
「悪名」

悪をこの名に刻印されて
俺はどこへ行っても鼻つまみ
いっそのこと世界を破壊してやるか
そんな手段も持っていないチンケな存在
だが一度誘い入れたら
どこへも離しはしないご愁傷様
俺の悪に付き合えよ
黒く染まって
楽しい夢を見せてやれるぜ
この世の規格外
タガの外れた乱痴気騒ぎ
どうせなら燃やし尽くすんだ
叫んで笑って踊り明かそう
暗黒の舞踏会に呼ばれたんだ
初めから終いまで貫いてやるから

313:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 07:45:40.43 Nm+iZ9o8
>>311
缶の物質性を、非常にうまく紡いであります。楽しい想像を巡らすことの、
意味が飲み干す前にあるのですね。小さなものに込められた夢。

314:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 07:59:04.08 Nm+iZ9o8
「香り」

ほのかなイチゴの香り
愛の


煙の香り
いろんなものが混ざった


人の香り
肌の匂い


明日の香り
儚いものばかり追いかけている俺の


315:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 08:03:20.11 Nm+iZ9o8
「カレンダー」

カレンダーで日を数える
今日は何日明日は
休日はいつクリスマスは

僕の大好きなカレンダー

316:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 08:29:52.40 Nm+iZ9o8
「カラス」

black crow
screaming to the sky
誰も見たことのない姿
透明な羽を誇り
夕闇や朝焼けに紛れていく
不気味な鳥
何も侵すことのできない妖魔の姿
一発打ち込んだ
急所を捉え血を流した
羽を足で踏んづけ
つややかな羽をねめつける
目がぼやけていく
俺は狩り
なにものも恐れない
手始めがこれさ

317:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 08:42:39.15 Nm+iZ9o8
「血の雫」

水の滴りが血の染みに変わる
ワインを飲み干す
今夜の余興
あとはベッドでメイクラブ

血の滴りは蜜の味
野生の風味が興をそそる
雫と雫が混じり合えば
天国みたいな景色が見える

ルッキンググラスからみた外は
一面の雪景色だ
もう外には出たくない
夢の中でいつまでも

318:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 09:06:55.65 Nm+iZ9o8
「鳥の翼」

この星の端から溢れ落ちた翼
宙にさまよってバラバラになった
翼をもがれた鳥は行くところがなく
水に巻かれた
昼も夜もない世界
お決まりのせりふを神は呟く
生きすぎ年老いた神
星は回り続け翼のことを気にしている
熱線を発した陽が燃え盛る
この世に突き刺さる音の激しさ
鳥の無念を皆が感じている

319:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 09:45:30.96 Nm+iZ9o8
「旋風」

邪空を駆ける旋風
さっと吹き抜けて涼香を運ぶ
雨雲の上をわたって
地球を回る
そんな風に乗ってみたいと思わないか
闇の空のライトショーが囃す
風の絨毯に乗った
アラブの砂漠まで行こう
宮殿の二階に舞い降りて
秘密の王女を救い出す

320:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 10:36:55.37 Nm+iZ9o8
「風のくちづけ」

そっと交わしたくちづけのあとが
風に吹かれて涼しいね
その意味がわからない
くちづけの意味がわからない
永遠を誓った?
風に吹かれて消える永遠?
記憶に刻んだ柔らかさ
好きだという言葉と共に
永遠を誓って風に刻んだ

321:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 10:43:36.67 Nm+iZ9o8
「ホワイトハウスの男」

ホワイトハウス
たくさんの男たちが住んでいる
荒くれの名を売った人たち
マッチで火をつけて
煙をふかす
長い一日を過ごすために
コーヒーの香りをかぎ
つきたった鉄塔のてっぺんを見つめている
ふと目を下げて唐突に立ち上がった
地面を蹴ってホワイトハウスを出る
今日の仕事が待っているから

322:名前はいらない
11/12/19 15:04:20.52 eolz8i9p
「予感」


あなたは不思議な風を唐突に吹かせ
私をさらいここへと連れてきた

その方法は定かではなくても
あきれるほど見事なお手並みで

私は訳がわからぬままに
しかし言葉に尽くせない程幸せなことだけ確か

あの日から毎晩あなたを感じている
抱かれて、とろけて、染み入るように幸せ

勿体無くて、誰にもこの出来事話していない
だから、あなたもちょっと誰かに話すの待っていて

もう少しで勇気が湧いてきて
あなたに手を引かれ前に進める

そんな日が来るような予感がする
いいえ、必ず来る

323:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/19 16:30:59.26 Nm+iZ9o8
>>322
非常に幸福な恋愛をしておられるみたいで羨ましい。僕の人生で一番幸福だったときは、ニューロッジひとみ
の夜だったな。

戸川純「ロマンス娘」
作詞:泉水敏郎

気にしないわ クールに振る舞うのよ
だって今まで付き合ったの みんないじわる
男の子なんていくらでも いますわよって顔で知らんぷり
でも 話しかけられたら 気づいたのあなたに夢中
今度こそうまくいくかしら 私はやっぱり ロマンス娘 ロマンス娘
今度話しかけられたらきっと私 倒れちゃうのよあなた気にもかけないけど
こんな口にいつもなるはずなのになぜか これが初めてみたい
とても怖くて口にはだせないけれど いつか私のものにしてみせる
私はやっぱり ロマンス娘 ロマンス娘 ロマンス娘
でも話しかけられたら気づいたの あなたに夢中
今度こそうまくいくかしら
私はやっぱり ロマンス娘 ロマンス娘 ロマンス娘

324:名前はいらない
11/12/19 17:32:56.00 eolz8i9p
雑草さん、その節はどうも。いや、お恥ずかしい限りです。
やっぱり、自信ないです。自分を鼓舞してみたというか。
雑草さんこそ、ニューロッジひとみとは具体的ですね。
嫉妬なんて仕切れないほどだし、いちいち気にしても
仕方がない事ですが、どんな素敵な思い出が?それを
得意技の詩に書いてみてくださいよーってリクエスト。

325:名前はいらない
11/12/19 21:55:02.26 eolz8i9p
雑草さん、リクエスト取り下げです。
瑣末なことにとらわれ、本質を見誤ってた。
色々教えてくださり、今日はありがとう。


326:名前はいらない
11/12/23 00:43:09.65 WlCKS2YE
機械

声をかけても叩いても
ジジジ、と青い火花をちらすだけ
今まで大事にここまで付き合ってきたのに
とうとうダメなのかな…

いつもミルクをあっためてくれてアリガトウ
いつも夕飯をあっためてくれてアリガトウ
いつも冷たいオカズを溶かしてくれてアリガトウ
それなのに…

長年ここまでつきあってくれたアナタと別れるのは悲しい
気が付いたらこんなにトシとってたなんて気付かなかった 
でももうムリなんだね
これ以上アナタに働いてもらうことはできないね
さよなら、さよなら

そして私は電子レンジを台から下ろした
あちこちの汚れとサビが悲しかった
背中からはくたびれたニオイがした…

327:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/23 09:33:12.82 xlFG2j3r
>>326
哀愁、ですね。哀愁の機械。昭和枯れすすき。一生懸命働いてくれた機械に対して、長い付き合いで全部分かっている
という。機械は口を聞かない人みたいですね。文句は言わない、命令には従う、変な命令には反応しない。

328:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/23 11:32:34.83 xlFG2j3r
「babylon 小便」

もうこんな世界に居場所もない
頭垂れて小便した
kick out this babylon city
阿呆の俺がまた失敗した
人に蔑まれ憎まれた
黄色い色の水だけが俺に与えられたもの
小さな水たまり
とても匂う
もういたくないこの世には
俺を悩ませる物事
悩みが尽きない
尽き果てるまでtry out

329:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/23 11:43:13.86 xlFG2j3r
「今夜」

今夜は山を越えた
今夜は踊れない
今夜は星が美しい
今夜はナイトショーの時間
今夜の光

330:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/23 12:32:40.58 xlFG2j3r
「How much is my life?」

今日橋から飛び立っていった鳥は
明日海の上を飛んでいるだろう
時化の海に船を出して
眺めに行きたい
その声は当たりに響いて
きっと優しい気持ちを運んでくるだろう
その時僕は天使に会って
過去のつけを請求するんだ

331:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/23 12:40:19.30 xlFG2j3r
「涙」

今日を超えれば明日がやってくる
石の表面をこすって砂を生み出すように
今日の太陽を削れば雨がぽつぽつと溢れ出す
涙☆涙
冷たい雫に心を冷まして
楽の音を思い浮かべる

332:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/23 12:52:32.44 xlFG2j3r
「涙の釉薬」

涙の釉薬をかけて焼成すると
水色の器ができる
その器にご飯を盛って
食べていると
終いに腹が空いてしまう
食べ終えた海に泳ぎに行こう
クロールはクラゲたちには激しすぎる泳ぎだ
だったら君のうちに隠された秘密を打ち明けるのだ

333:豚狸 ◆Nxe88NcYP/0u
11/12/23 14:16:18.28 qh+Ob2Ad
雑草さん、あの時は本当に申し訳なかったです。反省。
私に特別な秘密はないですが、何でも疑問点があれば聞いて。
まあ、思い出す限りで、倫理的道徳的に最悪最低のことは
していないと思うよ。ただのつまらんやつですからね。
小さな反省、あの時こうしておけば、とかはありますけど。
でも、自分の場合は嫌なことを持ち越さないようにしている。

334:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/25 14:26:29.80 tXqGU81X
「dirty mind」

こころはいつもからり晴れやか
汚い革ジャンにサングラスをかけていても
シツコクのカラスが生ゴミを漁るように
俺のこころはいつも弱者の叫びを押し殺してきた
食い物にして死者にだって敬意を払わない
そんな俺の心はいつだって晴れやか
汚辱に染まった斑点のようなまだらの外見に似合わず
晴れやかな心が神様には憎いだろう
悲しいほどに晴れやかな心と汚辱に染まった精神
死ぬときだって心晴れやか
あの世で恨みつらみを聞いてやるぜ
その時だってきっと心は

335:豚狸 ◆Nxe88NcYP/0u
11/12/25 17:29:12.70 1KshnyFJ
あなたにはただただ感謝のみ、恨みなどあるはずもございません
ええ、最大限に癒されましたとも

思い起こせば傷ついたかもしれないけれど、こっちは幸せでした
状況や自分自身に酔っていたのではないですよ

本当に愛されている実感があったのですよ!
誰がなんと言おうと、私が一番それを知っている

私の考えや気持ち、正確に理解記憶していて
私を気にかけてくれていた過去が、後になってわかった

ああでもない、こうでもない、と悩んで
私の知らないところで、私のことを考えていてくれた

苦労して私のこと調べて、地上の実在として私を見いだしてくれた
あなたのような稀有な人が、私を自分に似た親友と呼んでくれた

素敵な曲かいて、私だけに歌って弾いてくれて、死にそうになりましたよ!
これ以上の幸福が、果たしてあるとでも言うのでしょうかね?

天に感謝
何も気に病まないで

短い間だったかもしれないけれど
一緒に歩いてくださり、本当にありがとう

あなたの行く道に幸多かれと
ずっとずっと願っています

何も心配しないで
あなたは魂の幸福を手に入れると思うから

336:ちーちゃん
11/12/25 23:40:39.83 3Z5hNgF5
おいおい、邪魔しちゃ悪いとおもっていたが曲?歌?
そいつは聞き捨てならねえな。俺には?うpは?

337:名前はいらない
11/12/26 01:28:40.95 SZauYMYH
へ?どへたの素人におっしゃっているのでは、まさかないですよね?ありえんか?
どーしてもというなら、3週間ほどお時間いただければ、努力はしてみる。なんて。
でも、絶対才能ない奴の歌う歌なんて、気分が悪くなると思う。地雷になるわ。

338:名前はいらない
11/12/26 17:56:52.02 z3S7jHl2
ここって、雑草さんのお庭なのかな?
よろしければ、メール見といてください。

339:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/27 20:12:03.63 OInMTly7
「終わりの夢」

多彩なステンドグラス
越しに見る景色は
まるで夢のよう
この世は夢
水晶体のレンズ越しに見る外が
いかに奇天烈な色で狂っていようとも
飴色の僕の心は
いつだって確かで
いつだって笑っている
確かなもの欲しかった
確かな関係欲しかった
今は夢の中
醒めない夢
いつだって夢の中
終わりの夢

340:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/27 20:39:22.73 OInMTly7
「僕と君の温かさ」

僕の体の温かさをほどいていけば
赤ちゃんの頃の柔らかさにたどり着く
きみといっしょにゆりかごに揺られ
僕は一緒に笑い合っていた
きみといっしょに

僕の体は今でも温かい
きっと君も覚えているだろう
今手のひらから握手して温度が伝われば
炎に包まれた眠りの中に自分を見出す

ぐるぐる回れ夢のオルゴール
眠りを深く尊くしてくれ

今は目が覚めるとしても
炎が周りを包む
でもね
おねしょをしたからびしょびしょで火も消えてしまったんだよ
そんな二人だよ

341:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/27 21:14:11.42 OInMTly7
「話し」

小さな、ほこりを吹きかけられても君はなんとも言わない
そんな些細なことで怒るなんて馬鹿馬鹿しいっていつも言ってるね
君はずっと蜘蛛を見つめている
腹の縞々模様や八本の足
雨粒が囚われた巣の糸
蜘蛛は恥ずかしいのかな隠れてしまった
君はあくびして伸びを一つして僕に話す
昨日の夜の星々がいかに美しかったか
砂漠の砂の叙情についてなど
僕の知らないことをいっぱい知っている君だ
大きな石の上に座って僕らはいつまでも話した

342:ちーちゃん
11/12/27 21:59:44.61 WJtYqkJN
「裸の女」

高圧電線の鉄塔の上
裸の女が恥ずかしそうに踊るよ
汗をダラダラと街中に落として
力の限りモジモジと
ランチタイムの間中
なぜ君は踊るの
部屋に隠れてしまわないの
服を着て踊らない理由は何
空を舞い花の蜜を吸う
カラスアゲハの羽は
履いたり着たりする
洋服じゃないよ
でもね…ああ、そうか
君は短く息を
この長過ぎて続く日々に
それとも

遠い過去から受け継がれて来た
螺旋の記憶
頭の中に仕込まれてるサインを探して
時は遠い未来まで膨らみ
その先の未来までしぼみ
中心の中へと膨らみ
内側へ外側へ交互に
高速で揺らぎ
君が見えた

柔らかな乳房に顔をあてて
飛ばされそうな風に耐えて
高圧電線の鉄塔の上で
キスをするのを我慢している
君の言葉を待っているから
踊り疲れて眠る裸の君の胸の中で
電線の被覆のビニールの刻印を
見ていたあの日の事





343:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/27 22:35:24.70 OInMTly7
>>342
謎の存在の女。日常を壊すために踊るのか。奇天烈な登場人物に見えるが、そこには深い慕情が漂っている。
男と女、それぞれが独自の目的によっていて、一時錯綜し合う。女は誰かを待っているし、男は女の様子が気になる。
これは現代のシンデレラだ!

344:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/28 19:54:58.66 V+MlstfX
涙のサンダーロード
詞・曲 ブルース・スプリングスティーン

網扉が音を立てて閉まり
メアリのドレスが揺れる
幻のように踊りながらポーチを横切る彼女の傍で
ラジオではロイ・オービソンが
孤独な者に歌いかけている
それは俺の事 そして欲しいのはお前だけ
家に追い返さないでくれ
独りきりで自分に向き合う事はもうできない
家に逃げ込まないでくれ
ダーリン、俺がここにいる理由は知っているんだろう
だからお前は怯え、考えている
もしかしたら俺達ももうそんなに若くないかもしれないと
少しくらい信じてくれないか 夜には魔法がある
お前は美人ではない だけど素敵だ
俺にはそれで十分

隠れて自分の痛みについて考える事だってできる
恋人達から苦しみの十字架を作る事も
雨の中に薔薇の花を放る事も
この街から救世主が立ち上がるよう祈って
ひと夏を無駄にしてしまう事だってできる
俺は英雄なんかではない
それは分かっている
俺に贖えるものは
この汚れたボンネットの下にあるものだけ
だがそこには何とかうまくやっていくためのチャンスがある
他に一体何ができるんだ
窓を押し下げ、お前の髪を風になびかせる以外に
夜が広くどこまでも続いている
この2本の道を辿ればどこへでも行ける
これが最後のチャンスだ
翼の代わりに車輪を手に入れる取引を実現させるための
後にの後に乗るんだ
天国がこの道の先で待っている
oh oh さあ俺の手をとって
約束の地の様子を見に出かけよう
oh oh サンダーロード oh サンダーロード
白日の殺人者のようにのびている
もう遅いのは分かっているが走れば間に合うだろう
oh サンダーロード しっかり座って掴まるんだ
サンダーロード


345:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/28 19:55:40.55 V+MlstfX
俺はこのギターを手に入れ 語らせる術を学んだ
俺の車は裏に止めてある
表口のポーチから助手席までの長い道のりを歩く用意ができたなら
ドアは開いてるよ
だけどただで乗れる訳じゃない
俺の語らない言葉のせいで お前が寂しいのは分かってる
だけど 今夜俺達は自由だ
約束は全て破られる
お前が追い払った少年達の目に映る亡霊達は
埃っぽい海辺の道端に打ち捨てられた
シボレーの骸骨のような枠組みの中に宿っている

奴らは夜中にお前の名を通りで叫び
お前の卒業式のガウンはその足元でぼろぼろになっている
孤独でひんやりとした夜明け前
お前はエンジンの轟きを耳にするが
ポーチに辿りつくと奴らは風に乗って既に消えている
だからメアリ、乗れよ
ここは負け犬で溢れた街
俺はここを出て勝利を手にする

346:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/29 20:07:14.74 EtmJV6XQ
「線香花火」

嘘をついて
勝手な言い訳で逃げ出して
それらを冗談だと笑い飛ばして
でも傷ついて傷つけてそれらをあがなって
遠い夕焼けに思ってみても
全てが冗談で
取るに足らなくて
僕の欲しいものが一つも捕まらなくて
たまらなくなって
夜に眠って
暗い夜空を星が流れて
今できることを考えて
苦しみにうめき声を上げて
勝手な感傷に流れてみて
ふざけるなってなんども思って
何も人にしてあげられなくて
何かしなくちゃと思い直して
自分の小ささに落胆して
汚さに反吐を吐いて
線香花火を見つめていた

347:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/30 19:53:25.66 9cZKWeOM
「雪の言葉」

降る雪が賢しらな俺を埋めていく
雪とはなんだ
放射能の物質でもあれば
世間の言葉でもある
堆積する記憶の時間でもある
雪に埋もれて凍える感触を初めてのように受け止めて
まるで人がいないような辺りからつぶやきやら歓声を拾い聞いて
誰にも降る雪のその意味を確かめたいから
共有できるものを探す
雪は白く冷たい
いつかは溶けるもの

348:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/30 20:33:36.12 9cZKWeOM
「決まりを破る」

世間の枠にはまった育ち方
レールに乗せられるなんてまっぴらだぜ
俺はやんちゃボーイ
破格の値段で売ってある
自由な考え振り回して
この世の果てるところまで行ってみたい
誰にも邪魔されない大洋の航海で
俺もいまはオンマイオウン
負けても勝ってもそれなりに意味はあるから
無様な生き様は見せたくないな

349:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/30 20:53:55.16 9cZKWeOM
「二極」

進むか戻るか二つの選択
善と悪が融和したとき
極楽鳥の世界が見える
髪振り乱して駆けるのはみっともなくても
極彩色の世界では当たり前のこと
熱帯の色彩の
したたり落ちる汗が
目の前の黒い壁を溶かし出していく
未来が見えたような気がして
光がさしたように思って

350:名前はいらない
11/12/30 23:44:54.43 GASg3zJX
「気疲れ」

舌の置き場とかそんな
どうでもいいコトに気付くと
妙に疲れてしまう…

とてもとてもくだらないコトだが
なんか妙にくたびれてしまう…

それが人間のワルいクセだけど
なんか妙に疲れてしまう…

スゴくスゴくくだらないコトだが
どうでもくたびれてしまう…

つまんない、全くつまんないコトだが
やはりなんだか疲れてしまう…

実にささいなコトなんだろうけど
しばらくよけいに疲れてしまう…

もう終わらせたいんだけど
考えがまとまらずくたびれてしまう

351:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/31 11:18:15.34 guCa1Ogu
「今日のブルース」

気に入らない奴ばかり
俺を馬鹿にするばかり
馬が合わない
だから心の中さみしいさかなを飼っている
僕の心をかじって食べる
僕の心穴だらけ
風にさらされて音が鳴る
さみしいさみしい音が鳴る
今日のおわりに希望をかかげ
今日のおわりに絶望する
今始まったことじゃない
昔からずっとあったこと

352:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/31 11:21:51.37 guCa1Ogu
>>350
気づかれを僕はほとんど経験していないので、興味深く読みました。どうでもいい、くだらない、つまんない、ささいな、
コトだけど、逃れられない、のでしょうか。終わらせたいことってなんなんだろう。いつか解放された時は、晴れ晴れした
きもちになるでしょうね。

353:名前はいらない
11/12/31 12:29:25.11 p7PqQAWG
たまにはバー小川に来いよ

354:名前はいらない
11/12/31 12:30:53.75 V3P2ufQw
雑草さんをばかにする人なんていないから。
変わってておもろいやつだなーとは思っている人はいても、
それほめ言葉ですよ。色々考えすぎだと思う。

355:雑草 ◆je5cNlouiI
11/12/31 13:12:04.80 guCa1Ogu
>>354
妄想が取れないんですよ。みんな屁の突っ張りみたいなもんなんだけどね、現実の意味なんて。
強くならないと、何も手に入れられないから、もう少し様子を見てみます。

356:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/01 12:32:05.61 fIZSV28b
「花摘みの夢」

花に憑かれた女の子
すみれ、ツツジ、マリーゴールド
好きな花を好きなだけ摘んで
頭の上に冠を載せたりして
女の子は可愛い
みんな可愛い
生まれついての儚さ強さ
粗野な僕にないものみんな持っている
僕だけの女の子がいつか現れる
その日まで花を摘んでriding for the sun
お好きな色を召しませmademoiselle
夢に触れるその日まで
夢が現実に変わる日まで
小さくても大きくても

357:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/01 12:49:48.46 fIZSV28b
「旅行」

今まで見たことのなかった景色を追い求めて旅に出る
寒さ暑さも気にせずに
降られては軒下
晴れては道をゆく大声で歌いつつ
からりとした空が雲を運ぶ
クローバーが青く茂っている
一人だ
一人で進むのだ
太陽キラリ盛大に燃える
風が寒さを吹き付ける
風が途切れるその真空に寂しさを紛らわす
地面が暖かくなってきた
大地の音頭今ドラムがどんどんと鳴る
とりあえず向こうに見える森まで行ってみよう
森の茂みは黒々と影を投げる
日も少し傾き
切ない気持ちが少しづつ溢れてる
涙をふいて歩き出した

358:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/01 13:26:14.69 fIZSV28b
「願い」

大事なものが何かってわからない
つまずき転んで洗面器の中にゲロを履いて
僕は世間を知らないなあ
この手にあるのは快楽への道と衝動的な暴力
つぶてを浴びろ
正しいことをなせ
真夜中に耳を傾ければ
獣の唸り声が聞こえる
僕の中にも同じ声
顔を上げて、水で洗って、息をつく
聞こえた声は誤りではない
それならすることはひとつだ
one wish

359:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/01 19:52:02.29 fIZSV28b
「愛探索」

道道歩きながらいろんなものを拾う
コインやゴミクズ
電線に留まった雀の鳴き声
愛を探して歩く
湖に霧を見る
ここに愛はないのか
霧は深い
山の中にわけ行って
そそり立つヒノキを見る
シンとしている
ここにも愛がない
愛を探して幾日かすぎ
日が出て入るのを何回か繰り返した
黄金の空もその二倍あった
愛はどこにある
愛はどこに

360:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/01 20:32:48.84 fIZSV28b
「暴走で感謝」

お母さんに感謝をして窓に張り付けにしようね
お父さんに感謝をして足で踏んづけようね
愛の暴走、形になりがたい気持ち
でも、こんなの妄想なんだから
寒い世界にさよならするだけでいい
僕はここから出られる
自分の殻から出られる
お母さんに本当の感謝で花を捧げる
お父さんに本当の感謝で一緒にテレビを見る
そんな何気ないことたちを形にするだけ
それだけで人生変わる
暴走が止むとき
立ち止まって、どこにも行ける
走り出すには方向を確かめてから
迷子にならないようにね

361:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/07 13:52:06.37 sQ1ezuj/
「夢の儚さ」

俺は忍び込む
夢の裏側へと
ギザギザにされた空間と時間
破壊された精神
本当に大丈夫かと不安を呼び起こす
それが足りていない人々にだけ
不安な人には安心のバリケードを築く
不安と安心の間を行き来するゾンビ
夢はいつか終わる
それが分かていても分からなくても
ひとつぐらい達成したことを残しておきたいが
夢がはじけそうで切ない

362:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/11 12:50:01.73 DQpZpwYx
「サボテントゲトゲ」

サボテンがトゲトゲしている
俺に触れるなと言いたげで空気に同化したかのような安心感を私に与えてくれる
緑の肉からみずみずしさを発して植物特有の穏やかさで
いつまでも生きていて欲しいと思い枯れるのが寂しいと思う
そんな私の思いを察したのか、サボテンはトゲトゲと目に映る

363:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/11 17:44:17.50 DQpZpwYx
「夕焼け空」

いわし雲が
夕焼け空にたなびいた
青いえんぴつとレタスがテーブルの上に放ってある
君の声が聞こえるような気がして振り向けば
そこはパラダイスに変わる
この世の極楽、快楽の全て
いつか終わるとしてもいい
ただ穏やかに
静かに

364:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/12 20:05:47.03 P2xsaS9W
「地獄の終焉」

鬼は裸足で逃げ出した
血の池は透き通った湖となった
閻魔は自分の舌を抜いて絶命した
針の山の針は全て抜けてしまい
優しい緑の山になった

もう地獄は終わった
その役目を終えた
人類はその原初の善良さを取り戻し
皆が仲良く楽しく暮らすのだ
これからは地獄は過去の話
もう終わったこと
涙と一緒に天に上った

365:名前はいらない
12/01/12 20:33:49.07 rAw8eT8e
雑草さん、今のその気持ち絶対に変えないで
あなたの言葉信じたいです
約束してください

仲良くしたいのです
安心したいのです
ずっと一緒にいて

366:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/12 20:36:38.85 P2xsaS9W
>>365
約束です。

367:名前はいらない
12/01/12 21:52:01.30 rAw8eT8e
それでは、思い切ってついでに聞きます。
雪の日の約束はどうでしょう?
また会えるかな?ってやつです。
私の表情、ちゃんと見てくれますか?

恥ずかしがらないでください。
私はあなたをとって食いません。
少しはなれて、笑みを浮かべ楽しく
盛り上がって応援しているだけです。

あなたは、目がよくないのでしょうか?
それなら出来るだけ近くに呼び寄せなくてはね。

368:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/12 22:08:43.38 P2xsaS9W
>>367
また会えるかどうか、果たしてあったことがあると言えるのか、難しいと思います。
世界に対して視覚的な距離があるので、果たして会ったと言える人が、僕にとっているのかどうか
というのが大問題ですけど、それを癒すこと、セルフヘルプを行なっています。

369:名前はいらない
12/01/12 22:14:45.28 rAw8eT8e
わかりました。
無理しないでね。
自然のままにして。

今日は言い過ぎてごめん。

370:芳水
12/01/12 22:16:10.70 07U+Ztsu
初めて出会った 春の君

言葉を交わした 夏の君

体を重ねた 秋の君

誓い合った 冬の君

愛しさだけで 時過ぎて

二人の距離が 保てない 

371:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/13 09:46:21.42 miid16zY
>>370
春の君、のところが好きです。暖かな出会いという感じで。時が過ぎるのに問題があるのはどういったことでしょう。
なにか苦しい二人の仲といった問題があるのでしょうか。距離を保たなければならない理由もよくわかりません。
ただ、恋愛は楽しいだけではないということを仰っておられるように思います。勉強になります。

372:名前はいらない
12/01/13 17:16:19.47 5Dqym4mo
みんな~~~~お待ちかねの散文詩さぁ~~~~~~~~~~~
石原都知事のフランス語蔑視問題が、記憶に新しいのですが、最近の靖国問題
と周辺の問題を調べていたら、次のようなことに気づきました。
 確か、フジテレビの安藤と木村による報道ですが、フランス語の問題につい
ては、石原都知事は、謝罪しました。その際は、二人のアナウンサーも、差別を
問題視するような怪訝な表情を浮かべました。しかし、その後、イタリア文化
会館の壁の塗り替え問題を報道する際には、「街の景観の条例」を武器に、イ
タリア文化会舘の塗り替えを強く要求しました。その際は、あたかも正義を振りかざすかのごとく、塗り替えの正当性ばかりが強調されました。
しかし、実際には、国際問題としてかなり深刻であり、芸術蔑視にあたり、これは、フランスの問題と同様に、「イタリア差別」にもかかわら
ず、イタリア人には、むしろ、フランス人に対するような、石原都知事の謝罪を求めるべきではないでしょうか?
なかったわけ当然、何食わぬ顔の安藤・木村のようなマスメディアも、
差別に対する謝罪報道が必要ではないでしょうか。



373:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/13 18:46:36.94 miid16zY
「蝶に」

僕は負けた虫で
いつもいじけて泣いていた
虫にもわずかな覚悟はあって
いつか蝶になる日を夢見ていた
糸が口から出てきたとき
夢が現実になる自分のほんとの姿を感じて
僕は泣き濡れて眠りにつく

374:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/13 19:00:51.25 miid16zY
「過去の話」

後ろを振り返って過去を罰するだけの余裕が出来て
炎の中にコインを放り込む
チャリンと音を立てたのを幸運の証しとして
僕だけの神様に願いを立てる

ここから歩いて行ける
どんな暗い闇の中へさえ
僕はひとりじゃないから
孤独でもひとりじゃない

後ろを振り返って過去を

375:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/13 19:25:45.66 miid16zY
「正義」

押しつぶされて思わず糸を吐いた
夕闇に近くて国境をまたぎかけていた
誰もいないところへ行きたいと思った
そこではうつろに雷が鳴っているだけだった

正義について思いを馳せた
誰が正義を担うのかと
間違ったことの真ん中で生まれた
僕には資格がないような気がした

夕闇は輝く陽を持っていた
その中で僕も少しかっこよく映るだろう
逃げないこと隠れないことを誓った
うるさい蝉たちに文句をこぼしながら

376:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/13 19:43:00.42 miid16zY
「綱引き」

妄想との綱引きは
ひどく心を疲れさせるものだった
今は立ち向かえなくても
生に心を浸した僕は
いつかたどり着くだろう
自分のいくべきところへ
手拍子をクラップして
スピードをつける
誰も行きたいと思わないところから帰ってきた疲れは
僕だけのものであって
妄想の強いる罰だ
綱引きをやめた日に
僕は自由になる

377:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/13 19:57:46.55 miid16zY
「異邦人」

全てが止まるだろう
パソコンの唸りも
僕の心臓さえ
絶対静止の空間では
僕はまるで異邦人のようだ
耳鳴りがおさまった
音の破裂が頭を襲う
クラップ、クラップ
しばらくの間は浸っていたい
この音と時間に

378:芳水
12/01/13 23:39:06.23 XcNJ5+i5
君の言葉は 雪の花
陽のかがやきと ぬくもり乗せて
ひとりのボクを やさしくつつむ

君のかおりは 夏の色
心の波を 高ぶらせ
ふたりのときを 焦らせる


379:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 10:31:21.23 ZSLNW2YP
>>378
甘い恋愛詩ですね。君の言葉が、かがやきとぬくもりだっていうところが肝ですね。いろんな言葉をあてられるけど。
一連と二連に対応関係があるのもいいですね。

380:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 12:35:31.92 ZSLNW2YP
「歩く」

背骨がキリキリと痛む
精神病から癒えた日に
僕の栄光どこにある
日の光はあくまでも穏やかだ
冬の寒さも薄らいだ
カモメやら雀やらなんでもいいぜ
その背中に何を載せて運んでいく
死が苦しみに調和したとき
時の扉が開いていく
ハッピーの意味を噛みしめるように
奥歯を噛んでまた歩く

381:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 13:04:45.25 ZSLNW2YP
「I love you, baby」

上れ下れとうるせーぜ
ひしゃげちまった俺の幸福な日々
泣いていてもなんにもならない
どうすればいい?
自分を自分で運んでいくのさ
自分の足で歩くこと
疲れたら立ち止まれ
座り込んでも寝てしまってもいい
誰かが言ってた真実に泣き
誰かが告げた偽りに笑う
意味なんてなくたっていい
俺が生きていること否定できない
いつもの靴をまた履いて
誰かが言ってた冗談にぶっ飛ぶ
航空機の速度で空を飛ぶ
光のようにやって来た
だからほら、ベイビーなんだっていいんだぜ

382:名前はいらない
12/01/14 13:07:09.45 aIWRajpq
「相異なりて」

鼻の先が冷える
傍らのミカンも同じ…
鼻の先が冷える
傍らのミカンもつべたい…

どちらも触れればひいやりとしててフニャ、と弾力がある
異なるモノなのにこんなにもナゼか似ている…

鼻の先が冷える
それはこの部屋が寒いから
鼻の先がつべたい
それはこの部屋が冷えるから

傍らのミカンもつべたい…
私の鼻のごとく、柔らかくてつべたい…

383:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 13:10:27.17 ZSLNW2YP
>>382
鼻の先にミカンをつけて、感触と匂いを確かめたくなるような詩です。フニャ、とうところ、面白い表現です。
寒い冬にみかん、情緒があります。何か感慨深い思いが伝わってきます。

384:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 13:19:28.08 ZSLNW2YP
「メシの種」

誰もいないところへ、誰もいないところへ入っていく
メシなんて食い飽きた
夕闇なんて見飽きた
夜なんて寝ていられない
だから飛び出す
この家から誰もいないところへ

誰も見ていないから
好きなことをできる
その行為が自分を試す試験紙だって知ってる
でも間違いなどない僕のやることに
全てはあしあとを残す
間違いなどない
人のいないところでは

視線を浴びて砕け散った
電車の中で息を殺した
今は誰もいない
メシを食う必要もない
メシを食う必要がない

385:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 13:33:17.10 ZSLNW2YP
「パズル」

その場所に
一人ではたどり着けないと知っていたのかい
ぼくは迷った
頭を打ち付けた
たった一人でさまようお前
お前の顔が光のように灯っている
二人が会えばパズルが解ける
誰もが抱えている謎を
一人ではダメだ
誰もが抱えている思い
孤独を感じたからわかることがあるだろう
一人で生まれ二人で生きること
テレビの投げかける幻影に誰もが寂しいと言っている姿を見る
声を聞く
悲しみをほどいていけ

386:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 13:41:51.56 ZSLNW2YP
「チェイサー」

幸せのチェイサー
アラブの春に思いを重ねる
群衆の力
皆の思い
死者の追悼
叫びにならなかった叫びを聞け
誰も馬鹿にはされない世界
声無き声に耳をすませば
蝶の羽ばたきさえ捉えられる
麗らかな春の日
かすみが辺りを覆っている
花の香に
幻惑されて

387:名前はいらない
12/01/14 13:47:15.65 Z5GPQdq/
マイクチェック1、2~~~~~~~3文詩~~~~チェケ、チェケラ
リリシストのお出ましさぁ~~~~~~~~
神道教育が起源の、創価学会から、はじまった公明党には、票を入れられません。なぜなら、日本は、国教国家ではなく、世俗国家
なのです。これは、ほぼ違憲であり、戦後の、反省の立場から、公明党が政権をとることを想定すると、神道国家に回帰するため、
アジアや旧連合諸国にたいする国際的なプレゼンスや国際関係を著しく悪化するものと思われます。また、別の観点から、創価大学を持っているといえども、「学会」と言う名称も、国際的には、本来の学会の意味でないため、非常に不適切な団体です。
創価学会との無関係を訴える公明党ですが、フジテレビの選挙報道時は、「創価学会のみなさん」と不自然なくらい必ず、放送します。
ブッシュドクトリンに協調した小泉自民・公明は、「テロとの戦い」を表明するも「オウム真理教」に破防法を適用できない失敗をし、野党に追いやられました。
つまり、宗教団体は、特に、世俗国家においては、政党を持つべきではありません。
小泉元総理は、公明党と公約を守って、「自民党をぶっこわす」だけでなく、原発も
ぶっこわしたのです。これを小泉の奇跡と言いましょう。世襲制にも反対しましょう。


388:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 18:56:11.45 ZSLNW2YP
「生きる」

俺を悪く扱わないでくれ
俺は努力も犠牲も払う
俺は人に悪いことなんて思っていない
ただ自分が分裂しているだけ
自分と戦っているのを人に向けていると誤解されるのは嫌だ
全ての敵は自分に潜むんだ
俺はそれを学んだ
だから俺を悪く扱わないで
罪と罰のシステムはごめんだ
際限がないから
俺は死にたくない
生きながら死にたくない
眠っている時も死んだわけじゃない
俺は生きている
俺は自分の信じていないことまで信じてみせる
俺は自分の知らないことさえ信じてみせる
誰もが俺を悪く扱わない日まで

389:名前はいらない
12/01/14 19:54:36.01 PuAv6SLv
「悪を憎んで人を憎むべからず」

地上の誰もあなたを悪く扱わないですよ
人の善意をもっと信じてください
世の悪や不正を憎むということはあるけど
罪を憎んで人を憎まずとも云うよね
人は人をそんなに憎むものですか?

仮にうち捨てられたとしても
絶対誰もあなたを憎みはしません
むしろそれは当たり前に予測されることです
全てが私に都合のよい脳内の物語だったのかもね
罪も罰も、どこにも向かう先などありません

あなたの心が幸せであってほしい
ただそれだけです
私だって自分に自信あるわけじゃないけれど
呼ばれている、必要とされている
そう感じるからあなたに寄り添うのです

ただそっと
あなたの心に触れていたい

390:名前はいらない
12/01/14 20:08:43.45 aIWRajpq
「ちいさな音のささやき」

誰もいない部屋なのに…

ストーブがゴクリ、とノドを鳴らす音がした
シンと静まった中で
どこかで家電の息遣いだけが聞こえてくる

気がつけば台所でも
シュンシュンと湯気を上げている保温ポット…
あそこでもここでもそこにも
ちいさなエネルギィたちが動いている
ささやかな「命」を燃やしながら
わたしのために皆生きている

だから温もりがある
だから温められる
だからさみしくないのだと思いたい

391:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 20:16:04.35 ZSLNW2YP
>>389
善意を感じることの少なかった自分は、情けないです。打ち捨てられた身分から、また立ち上がって
やっていくという定型の物語を自分に当てはめたりして。でも、そんなときは、夏の、身にしみるような
セミの鳴き声を思うのです。僕の持ち得た最上の記憶です。

>>390
命のささやき、聞こえるのは愛しいですよね。こういう詩を読むと、全ての人に分け与え得られた幸せ
というものについて、信じてみたくなります。

392:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/14 20:18:21.77 ZSLNW2YP
>>390
あ、今日二つ目なんですね、ありがとうございます。

393:芳水
12/01/15 00:15:10.49 AP0IJvbv

 君を想う 長い夜
 やさしい言葉 さがす夜
 窓たたく風も せわしなく
 気持ちだけが さきばしる

 君を想う 長い夜
 ささげる言葉 さがす夜
 風のやんだ 静けさに
 書いた手紙を 読みなおす

 好きな理由 愛しい気持ち
 それより
 美しい言葉を贈り 君の心をかざりたい

***

雑草さん、評ばかりして頂いてありがとうございます
最初は暗い詩を作っていたのですが恋愛専門の詩の方が難しくて良いですね
美しい言葉を誰かの心に届けることができれば良いのですが。
似たような言葉の繰り返しになってしまうのが、もっぱら今の悩みです。

394:名前はいらない
12/01/15 00:19:08.72 Q9MfiX28
説得工作


ねえ、少なくとも友達くらいにはしてよ
ずっと続く友情じゃなきゃ嫌だけど

私と組めばそっちにも色々利益もあるかもよ
こっちもご利益尽きることないと思う

私が消えたらすぐ泣いて呼ぶのでしょう?
これ何回も再現性があったから、これからもそうなのでは?

何か企みがあるのならよければ相談してみて
あなたもすでに共犯関係だって言ってたようだ

次回は泣き落としで
頼んでみるか?

でも、やはりどう考えてもずうずうしいから
おしとやかにしておこう

395:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/15 08:37:37.47 tYbrq5I5
>>393
これだけの恋愛詩で、言葉が流麗に揃っていると、歌になりそうですね。この詩は心が静まります。そして、
あらたなる思いに向けて、起き上がってくる気持ちがあります。僕は共感して自分に向けるて、のって読みました。
僕の気持ちもリフレッシュされて、とても気持ちが良かったです。

>>394
色々と画策して、よからぬことを考えているのじゃないですか。ふふふ。ちょっと距離のある、親愛感みたいなものが
伝わってきて、楽しく読みました。






396:芳水
12/01/15 11:36:29.44 RopkswyB

 雪ふる夜の帰り道
 ひとりただずむ公園で
 コーヒー飲みつつ考える

 知ってしまった愛の果て
 ふたりこれから何すれば
 コーヒー飲みつつ考える

  

397:芳水
12/01/15 11:42:58.13 RopkswyB
まだ何もしていないし 告白すらできてないのですが
付き合ったらどうしたらいいのか そもそも付き合うことができるのか
そんなことを考えてしまって 何もできません
以前知っていて さんざん苦しんだ世界だったのですが
知らぬが仏とあるように 気づかず過ごした日々を
思い出してまた苦しんでいます


398:名前はいらない
12/01/15 11:51:21.17 RopkswyB
詩を作って自分を落ち着かせていたのですが
たまたま見かけたエッチな詩
自分も作ってみようと試したら
気が狂いそうにになってきました

連投すみませんでした

399:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/15 17:27:20.95 tYbrq5I5
>>396
青春と大人の境目なのでしょうか。いつまでもその恋の感覚を忘れないでほしい。

400:芳水 ◆BFRAlXDpXE
12/01/16 00:13:06.61 Bfgs4HfE

 やさしい夜のかたわらに
 寝息を立てて休む君
 あらわな肩が愛しくて
 そっと毛布でつつみこむ

 先の見えない未来でも
 君となら歩いていける
 無邪気な頬が愛しくて
 起こさないようにキスをする


401:名前はいらない
12/01/17 18:11:48.20 xH9JbZ/A
>>400
万葉集の恋歌のような素朴な歌です。個人的には非常に共感します。

402:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/17 18:17:14.52 xH9JbZ/A
「マイナス」

引きこもった家にも希望を見つける
春の気配はいずこにも偏在し
うららな粒子を運ぶ
プラスしていかなくてもいい
マイナスでも
減っていくものにも最低限の保証はある
失ったたものにこだわらず
みっともないことに意味を見いだす

403:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/17 18:44:36.25 xH9JbZ/A
「背中」

後ろ姿だけが残った
あの人のように背中を残して
去って行く人たちの
後ろを眺めて
言葉をかけられないことの
悲しみに
うちひしがれて
こちらを見ない
あなたの心を
いかにして見よというのか
いかにして見捨てろというのか

404:名前はいらない
12/01/20 20:32:01.58 mh5Y0tnT
「こうべ」

わたしはわたしを探している…
誰にも見つからずに冷たい体から引き離されて

どこにいるの?
わたしはどこ…
冷たく光るチカチカとしたあれは信号機?
わたしはどこにいるのだろう
いったいどこ?

……………………
大事なものを失った
気が付いたらなくなっていた
転がったわたしの首(こうべ)を探してさまよっている
つめたいからだをあたためたい
手も足も冷え切っててしかたがない
こうべはどこ…?

誰か見つけて
わたしはわたしを探しながらさまよっている

405:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/20 20:47:33.09 9a7xQ+Bq
>>404
切実な中にも思いの表出に共感して感動します。信号機のある風景を描いているところなど、何ともいえない
味で、切迫感を増しています。こうべをなくしてさまよう姿は、さながらデュラハンのよう。早く見つけて、あなたの
こうべ。

406:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/20 23:09:38.27 9a7xQ+Bq
「激しい夢」

つらいことがずっとあって
考えもまとまらなくて
これから激しい夢を見よう
滝を途中で止めるような
戦闘機のジェットのような
赤子の泣き声のような
激しく考えても気が狂わない幸福
見るものすべての意味をくむ

子供の頃の公園や
川での遊び
ずっと激しかったこと
楽しかったこと
午後の礼砲
あっけにとられたスーパーアクション

激しい夢
もっともっと激しく柔らかに
動きを
心を
魂を
色もけばけばしく塗り込めて
激しさの語る夢
しぶきが飛び散った

407:名前はいらない
12/01/21 22:41:27.74 ajr4rHDi
「蠢く通り」

ここは冷たい交差点
音もなく行き交うクルマが行き過ぎる路上
夜も昼もわからない
地獄か天国かすらわからない
そんな暗い道路を
影法師たちがウロウロと悲しげにさまよいあるき続けている

誰もいない誰も来ない
ここにいるのは死者の姿ばかり
現実の明るさとは真裏の世界で
彼らのためいきだけがどこまでも聞こえては消えてゆく…

408:アンダーバー
12/01/22 01:43:30.19 I+gH/B2u
>>404
関西弁を忘れた神戸人の哀しみでしょうか…それとも帰りかたを忘れた故郷の方角を尋ねる為に頑張って標準語を習得したのでしょうか。
しかし神戸が何時だって心の中にあることはわかっているのでしょう。
何時かあなたの霧が晴れて真実の神戸に辿り着く事を
わたしたちは願っています。

409:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/22 11:05:51.08 Kb/ccAik
>>407
あの世のようなこの世のような暗い交差点の情景を描き出してあります。影法師で、一気に情景が浮かんできます。
ため息が消えていくだけの寂しい交差点、ここにいる人たちは、なぜここにいるのでしょうか。光を感じられる
日が早く来ることを祈ります。

410:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/22 14:52:41.34 Kb/ccAik
「愛する」

愛しているから見返りが欲しい
愛することをやめられない
麻薬の禁断症状とはちがって
心に根ざしたことだから
生きている限りは、忘れないだろう
現実を取り扱える限りあなたの方へと近づきたい
昼間の季節感に感じる限りない喜びをあなたの形に解消したい
まだ出会ってない二人、いつかは会いたいと思っている僕
心の川が流れ込むところ
みずみずしい現実にイエスという
あなたの心を何度も内部で描きなぞる

411:名前はいらない
12/01/22 17:57:06.39 cfmCX1bX
ねえ、全部任せたけど、なんか皆を驚かせないでね。
こっちも訳わからないけど、勝手にどきどきしている。
2人で相談とかしながら、一歩一歩行けばいいですよね?
いつもあなたを信じているから、無茶しないでください。
それから、私の気持ちも疑ったり試したりしなくて大丈夫。

412:名前はいらない
12/01/24 01:05:08.02 MFSwzD5f
「あるイヌのつぶやき」

生まれ変わったらやさしい人に飼われたい
おいしいゴハンとやわらかな寝床
そしておさんぽに連れてってもらうんだ
カワイイお嫁さんももらいたいな
ゼイタクかな?
そんなことないよね、ささやかな夢なんだ

人のためだけにこきつかわれて
ボロボロになるのはもうまっぴら
フツウのおうちのペットだったら
ボクはきっと幸せだっただろう…

413:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/25 06:50:54.21 j7qhrHWr
>>412
ささやかな願い、おさんぽのところなど、ホンワカします。犬に託して人生を述べたのでしょうか。きっといつかは
幸せを掴む日が。

414:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/25 09:37:44.65 j7qhrHWr
「六月」

外は土砂降りになってきた
偶然に雨
僕はたまたま出かけるのをやめにしていて、天気予報を確かめたわけでもなかった
雨は地を穿つ
糸が空から落ちてくる
みずみずしい水、凍る冷たさ
そのアンバランスさに、冬の乾燥した大気も湿っていく
外へ出ようか、だが手間をとるのもばからしい
この運命をいかにしてやり過ごすか
大仰な考えに自分を失笑する
音楽を聴くように、雨音を楽しむ自分がいる
まるで今は六月のようだ
アジサイの咲き誇る季節のようだ

415:名前はいらない
12/01/26 10:01:16.21 3elRI0kC
言葉はいろんな姿になる
相手を傷つける刃
守ってくれる盾
時には心を蝕む毒
そして癒す薬
唯一人間だけが使える・・・
言葉はいろんな姿になる

416:名前はいらない
12/01/26 13:59:51.19 nHcDVEwv
絶対に心と心は断絶しないですよ
パステル色の光の中、線と線が収束して抱き合って溶けてもね

約束しましたよね、11月のあの日あの瞬間
ふたりとも本心ぶちまけてたと確信する

読んで大泣きしつつ、反射的に自分の本心返してた
どんな時も大好きだし、いつも信じているって

すべてはあなたの決心と行動次第ですが
正直な私の心は変わるものではありません

私達いい大人なのだから、話し合えば全部うまく乗り越えられる
そう思いませんか?

私の気持ちに関しては固定していますから
離れるとか離れないとか、何の心配もしないでください

それより問題は、ご自身の気持ちでは?
結論がどうであれ、じっくりと自分の心に折り合いをつけてくれること信じています

輝く魂を持ち続けるため出来ることがあれば協力する
だから、遠慮なく声をかけてください

417:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/26 16:50:31.68 oH16IAs3
>>415
言葉、の形、というものについて考えさせられます。記憶の箱としての言葉。操る者は人だけ。そこに栄光も
挫折もあると。

>>416
こんなことを言うとがっかりさせてしまいますが、私はただのニートで、なんの社会的活動も行なっていません。
あなたの誠実な心を、向けるべきところに向けてください。

418:名前はいらない
12/01/26 17:52:08.70 nHcDVEwv
>>417
承知いたしました。はっきりおっしゃっていただき、ありがとうございます。
残念ではありますが、その方が傷が浅いです。この結論、予想してました。
3ヶ月間、本当にありがとうございました。とてもとても幸せで満足でした。
もう黙っていますし、追いませんので、何の心配もしないでください。
感情に任せて色々と吼えましたこと、全部お忘れください。
何度も同じ話ばかり繰り返しましたが、全部その時の本心で言いました。
でも、今すっきりしましたので、もう何も言い残すことはありません。
お仕事など、全てにつき、お邪魔はいたしません。
あなたがニート等ではなく、立派な方なのは皆が認めています。
あなた様のご多幸を、心からお祈り申し上げています。

p.s. 他でもない雑草さんのお庭で、最後の挨拶できてよかったです。



419:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 16:04:37.57 uY7fkn8y
「頑張れ」

その気持ちを書き下ろせ
負けるべからず不快感に
世の中を回しているのは善意ある行動だ
お前もこの中で生きていたいなら
今の向こうに飛び越えろ
不可思議な生命
どんなことだって叶うはず
今、足が地面から離れる時

420:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 16:56:28.91 uY7fkn8y
「悲しみのダンス」

この空はいつか見上げた空だ
悲しみの表情を空気の中に認め
今、乗り越えたい
過去よりも今、今よりも明日
もうずいぶん踊っていない
悲しみのワルツや
喜びのジルバ
一人でも踊るんだ
いつかそれが二人になって
三人、四人と増えていくから
地球をおおってしまえ
月から見てもわかるくらいに

421:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/27 17:45:26.46 uY7fkn8y
「名声」

有名になればあの子が振り向いてくれるような気がした
だから僕は身の毒を吐き出し続けた
うまくいかないことに対して
いろんな言い訳を考えた
間が悪いの、才能がないの
僕が悪いの僕だけが悪いの

あの子に見捨てられたら生きていけない
もう何年も顔を見ていないのに
素敵な世界を夢見た僕
早く楽になりたい
ベッドの中でも陶酔と憔悴のダブルパンチで
子供の頃感じたあの感覚
みんなが僕に笑いかけて僕は自分がヒーローになったように思った

夢を叶えることがいいことなのか余計なお世話なのか
そんな狭間に揺れて人と関わってきた
愛をチューブから絞り出して、
あのベッドの中で

422:名前はいらない
12/01/28 11:49:06.66 SATjX01p
雑草さんはニートなんですか

423:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/28 12:04:45.45 f5kT/2bh
そうですよ

424:名前はいらない
12/01/28 12:18:06.96 SATjX01p
どのようにして生計を立てていらっしゃるのですか
興味津々です

425:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/28 12:40:30.76 f5kT/2bh
>>424
生計については興味深いことなんてなんにもないですよ。親とかです。

426:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/28 13:01:49.13 f5kT/2bh
「朝に思う」

朝が灯す落ちる水滴
いま愛しく感じるものはすべての景色だった
境界のはっきりしないダメな心に落ち込んで
多くの人が経験する朝のイメージの
僕の心などその十分の一も受け入れられない
幸せな朝にそれ以上望むものもない
こんがらがった現実をいかに解きほぐすか
そうして僕は生きていく
きりをつけてお互いを信じ合えば
もう悩むことなんて何もない

427:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/28 18:00:08.39 f5kT/2bh
「ランナー」

草原をかけろランナー
まぶしい光に照らされて君は妖精
草いきれの匂い感じてる
走るために生まれてきた
冬だろうと夏だろうと
走るのに必要なのは二本の足だけ
蹴飛ばせ土くれ
蹴散らせ草々
みんなの視線を釘付けにして
君は走るアイドル

428:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/28 18:10:04.56 f5kT/2bh
「虹の夢」

目の前がぐるぐる回った
色がひとつに溶け合って
それは虹色の夢
いつまでも覚めないで欲しい
現実にはもう戻りたくない
一生目が覚めなければいいと思った
虹の彼方でピクニック
覚めなければいいと思った

429:雑草 ◆je5cNlouiI
12/01/28 18:34:35.71 f5kT/2bh
「お嬢ちゃん」

お嬢ちゃんの頭を撫でてあげようかな
くるくると円を描いて
君の目もくりくりとしているね
辛いことをまだ知らないあどけない
生まれてきた日にもう知っていたのかな
この世にある恐ろしいこと怖いこと
お母さんの胸の中で叫んでいたね
もう今日からは僕がついていてあげよう
君が大きくなるまで見守っていてあげよう
君の心が恐怖に凍りつかないように
だから僕のだらしない涙を拭いてくれないか
いくら拭っても止まらないんだ

430:おじゃまします
12/02/01 23:19:10.09 YskXhENh
「言葉の茂み」

僕は今日も種を播く
いつか綺麗に咲くように

晴れの日には蕾だけれど
雨の日にこそ綺麗に咲いて
僕を励ましてくれるんだ

僕は今日も芝を敷く
みんなに歩いてほしいから

みんなも時々種を播く
個性豊かで不規則で
儚くて力強い
不思議な庭が
できるといいな

431:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/02 06:50:56.72 OcvQCWk1
>>430
種という比喩が、大変に美しいと思います。みのりの豊かさを想像するのは楽しいことです。
また、芝というのも大胆な比喩だと思います。庭づくりにたとえているのも、おっ、思わされて、
納得しました。
ありがとうございます。

432:名前はいらない
12/02/02 09:34:36.08 Fb2ORPqs
>>431
感想ありがとうございます
「言葉の茂み」
というスレタイがとてもユーモラスで気に入ったので書いてみました
お邪魔しました

433:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/04 13:07:56.04 cD/0pQd0
「believe」

believe on

疲れた時は風に耳を澄まして
めぐりゆく音に包まれて
今日の日を感じながら
眠りに着くまで優しさを探し歩いて
ほら、衛星の姿が見える
夜さえ味方につける
星々が流れる音が聞こえるだろう
あれは祝福の涙
優しい存在に包まれて眠れ

434:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/05 06:19:50.00 6CTU1J6B
「夢の海」

ざわりとこころがゆれる

風になびかせて

くす玉が割れて、夢の海が広がった

もう、溺れることなんて心配しない
僕は魚に変わったよ
あの海に浮かんで、誰が呼んでも振り返らない
僕は人間らしくなれたかなあ
人を傷つけるのが恐ろしくて
自分の心が割れそうで
命が二つあったらよかったのに
誰も助けにこない
もう誰一人残っていない
ただ海が広がっている

435:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/05 06:31:05.44 6CTU1J6B
「時計」

世界は誰に求められないで回り続ける
僕が終わる時も
気にしないで回っている
メンテナンスすればまた動くようになる
時計のように動き続ける僕の体
時計が止まって
時針が止まる
最後の音符が演奏された
静寂な終わり
あとは無が残る
僕の有が無になる

436:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/05 06:53:51.61 6CTU1J6B
「露玉」

涙に含まれた悲しみは
露玉として朝にまかれる

今日は初めて雪が積もった
何も含まないでふわふわと降りてくる白い雪

希望の陽が鬱屈を破るように照らし出して
雪を溶かす



437:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/05 07:11:42.66 6CTU1J6B
「一年」

一日が終わる
今日の日が終わる
冬も終わる
今年が終わる
また生まれ来る日を
まためぐる季節を
また来る年を
生まれ変わった新しい生を
糸でつないでプレゼントしたい

438:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/05 17:06:37.08 6CTU1J6B
「銀行の前で降られて」

銀行の前で土砂降りに降られていた
真夜中の逢引
跳ねるしぶきの生命の呼び声
まだ愛も恋も知らなかった
この時をだいて死んでもいいと思った
真夏の夜の夢
妖精が飛んでるみたいな真夜中
ラーメン屋の看板がやけに光っていた

439:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/05 20:07:42.16 6CTU1J6B
「イソギンチャク」

月が上って下って、太陽が笑っても、あなたを忘れない
痴呆は何も生まなかった
あなたや、出来事も忘れない
何が起こったって忘れない
苦しむのは僕だけでいい
全ては慣れるまでのことだな
あなたに無駄な時を過ごさせない
歌って声で、笑って顔で
あなたの強いところが好き
僕はいい加減なイソギンチャクだ
浅瀬に潜み、ぼんやりと月を眺めている
ぬるい雨が降っても海の中では何も変わらない

440:名前はいらない
12/02/05 20:57:10.84 aeqdwIIT
「意味」

一生仲良しでいさせてよ
本心からそう思う
泣ける歌、毎日聴けて
本当に幸せで心が満たされた気分
ああ幸せってこういうこと
ずっと友でいて、詩人さん
死んでも離さない

詩人さんは、以前こう詠んだみたい

 トンネルの先は まだ 見えないけれど ただ
 君がいる それだけで 私は私を見つけられる
 一緒に歩いてくれますか トンネルの向こうまで
 その先もずっとずっと…

私は勘違いでも答える
こちらこそ、よろしくお願いいたします
ずっとずっと一緒に歩きましょう
あなたがいない人生などに
もはや意味はないから

441:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/10 21:29:58.12 6zjffj2U
「アポロン」

ミルクに足を浸して
夕日を眺める
真っ赤な光線が非常に大きな粒子になって白に赤に黒に青に
君だけのために壺を割ろう
偉大な神話の終わりがまもなくやってくる
君が好きだったよアポロン
火の車が君を迎えに来て
土の精霊と共に空に帰っていく
空気がたわんで光の矢を放つ
いくつもいくつも空に向けて
ミルク味の調和に感謝して
君の後ろ姿を眺めている

442:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/10 23:19:27.57 6zjffj2U
「秋の監獄」

夕べにカケス秋の空
君の入った監獄の檻の鉄格子をユサユサと揺すって
Uターン帰省の車の列に並んで
どうしようもないことばかりあった秋
終わらないと思っていたけど月日が早くすぎる
窓辺にもたれて思索するのはカマキリを捕まえていたためだ
鎌を振り上げた小さな密猟者にデコピンを食らわせて外へと追いやる
非常に可愛かった
僕も追いやられて世界からはじき出された
僕も鎌を振り上げた
そして居場所がなくなった
檻の中に入っていれば文句は言われないだろう
君の代わりをしてあげよう
君が世界の中で自由に動き回る番だ
僕は自分がわからなくて困っている
君は君自身であるから僕とは違う
君のために花火を上げるよ
ほら、見て!

443:名前はいらない
12/02/11 20:27:49.71 KBVftqwu
レモネードな詩

レモンいろのノートに
レモンいろのページを開いて
レモンいろのペンで
レモンいろの字を綴ったら
わたしの心が浸透してゆく…

レモンいろの悲しみ
レモンいろの心
レモンいろはわたしの気持ち
いつか誰かと語りたい
だけどまだだめ、できないの
そんな思いをこうして今、綴ってゆくの

444:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/11 20:44:03.00 bcbCI3hn
>>443
レモンという言葉に、非常に思い入れを込めてあります。レモンの清々しさとか、その酸っぱさ等が
心を彩っています。読んでいる僕の思いが、レモンいろに染まってしまいました。

445:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/11 20:50:37.83 bcbCI3hn
「誰も振り向かない」

誰も振り向かない
誰にも意味を持たない

ディーゼル機関車の黒煙に包まれたように
息が苦しくて

みんながほしがる愛はここにはない
だから誰にも見せられない

草の茂みの中を探してみたら
手ぶらにも何かが見つかった気がした
人に見せられるもの
喜び合えるもの

一人では辛いから
涙をふいて駆け出すよ

446:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/11 22:04:24.75 bcbCI3hn
「変わる夜」


どんな夜でも
世界は変わりうる
今夜も
その神秘は僕から逃れ去っていくけど
心は僕だけのものではないと知ったから
今まで知らなかった気持ちがあふれてくる
波寄せる
優しい海
静かな夜
街明かりの下でぶらぶらとしていた
通り過ぎていく人々の祝福に対して頭を垂れる
僕もいていいのかなあ
記憶にない笑顔が優しく思える
僕も真似して笑おうとする
たったそれだけの神秘に夜出会う

447:名前はいらない
12/02/12 18:11:32.55 3SO63kfS
「いちごみるくの色みたいな」

いちごみるくな色がいい
ちょっとピンクでももいろっぽくて
わずかなあまさがころころしてて
指でつつくところころ転がるみたいな
そんなかわいい色がいい
ハデな色よりも
いちごみるくみたいなかわいい色が好き

そんなようなこと、
いちごみるくなめながら思った

448:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/12 18:37:09.66 alWaOG+X
>>447
いちごみるくの色に注目したところがこの詩の眼目ですね。味覚や触覚に訴えているところも、いちごならでは
の表現だと思います。

449:名前はいらない
12/02/13 06:33:22.90 6G7HUXPH
「斜陽は朝陽を迎えるために」

斜に構えたところで
君は落日のように
闇に消えるしかないんだよ

日の出とともに産声あげて
山を空を海を雲を
心いっぱい吸い込んだら
聴こえるだろ
両の目から湧き出た魂の音を

ほら、至福のため息



450:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/13 12:39:04.40 ajXACySv
>>449
この詩の息づかいがとても気に入りました。一息で長い文をつないであって。だから、長い論理でずっと書いてあって、
僕はちょうど落ち込んでいたんですが、この詩の作者を見習って、長い論理で良い結果を導こうと思いました。
詩の原型のように読ませていただきました。

451:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/13 13:39:26.08 ajXACySv
「カーテン」

ある日僕の目の前を黒いカーテンが被った
あっちにふらついてはゴツン
こっちにふらついてはガツン
両手も荷物でふさがっていて
カーテンが取れない
取れないよ

一匹の小鳥がやってきて
嘴で必死にカーテンをめくってくれた
ああ、明るい
ああ、安心

君の名は?

452:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/13 13:59:03.98 ajXACySv
「牧場の中」

緑の牧場の中は楽しいよ
みんなで草をついばんでいる
夜になれば牧童の笛についていく
山の上に星が灯るよ
風がひゅーひゅーと吹きすぎるよ
柔らかい藁の上で眠るよ
そこは暖かい、暖かいよ
僕は星の夢を見るよ
ミルキーな明かりに心安らいで

453:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/14 17:00:55.58 HibdF2Sr
「おいしいスープ」

切れない包丁で料理をしています
おいしい味にならないけれど
どうしても作りたい料理があるのです
温かくあっさりしたぼくのスープ
いつか一緒に食べれると夢に見ています
夢の中ではあなたは微笑んでいるのです
すべてが仕組まれた悪夢であったと言いたい僕は
スープを作ります
このぬくもりが本当であるように

454:名前はいらない
12/02/14 18:05:55.23 4pNNZOzW
「ホットチョコレート」

冷えるなァ…

腰までズシンと寒い、こんな日はよ
あっついカレーにチョコ入れて喰うとウマイんだゼ…
チョコといえばそうだな
今日はSt.バレンタインディだったっけ
誰かがさあっついホットチョコとか、
カワイイデカいチョコでもくれるとうれしいよな…

あぁ、誰かこんなオレら土方にも恵んでくんねぇかな
おォ、雪が降ってきたゾ ブルルル、冷えるハズだァ…
あぁ、飲みてェなァ…ホットチョコをさ

あっついあっついフゥフゥして飲むホットチョコをさ

455:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/14 18:37:25.19 HibdF2Sr
>>454
冷える日のホットチョコ、まさに時宜にかなった詩ですね。素朴な感じがいいと思いました。汚れのない部分の
思いが伝わってくるようで。

456:名前はいらない
12/02/14 21:23:37.51 qMiBCQFe
雑草さん、お元気ですか?お忙しいでしょうに油売っていていいの?
あなたの才能よく知っているから、心配はしてないけど一応お伺い。

457:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/15 17:39:11.98 hhZKq0rI
「夢の絵画」

失われていくことが物質の必然なら
俺は人生なんていらねえ
壊れていくことが生命の必然なら
俺は明日なんていらねえ

冬の海に一日を過ごす
ここはさみいよ

崖にしがみつくように生えていた松の木
もう何年生きたんだろう

必然に従いときに逆らって生きてきた
俺の描いた想像の通りに
好きなように絵を描く
たったそれだけの夢

458:名前はいらない
12/02/16 18:50:03.14 sSl7nQ+S
「鏡の中の友達」

インコのキィちゃんは
鏡の中が大好き
今日も鏡の中をのぞいているよ
誰がいるんだろう…
もうひとりのあなたがソッと向こうから
お友達だと思って呼んでいるのかも

キィちゃんの好きなレゴブロックのとりさんも
そう思って一緒にのぞいているんだよ
ほら
ふたりのくちばしがコツンコツンと鏡をつついている
するとむこうからもコツンコツンと答えてくるよ

コツコツ
ふたりは今日も夢中になっている

459:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/16 19:03:30.12 GIc/X87w
>>458
インコのさみしい遊戯、とても心にひびいてきます。ラビリンスの中の。キィちゃんは本当の友達を見つけることが
できるのでしょうか。

460:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/16 20:52:44.19 GIc/X87w
「君への想い」

それだけが、君に言いたかったことだから

我々は人類である
共に歩む同胞である
君がいる限りは……
光である君
四月の陽光に白く輝く肌
だって君は、また会えると言ったじゃないか
それだけが、僕ら、交わした、約束じゃないか
ひとりだけで信じていてもいい
僕は投げ出さない
壊したりしない
たとえそれが孤独な思い出であっても
深い思いは井戸の底に届いて
ざぶんと音を立てる

ただそれだけが言いたかった
生きている限り伝えたい想い
やはり一言ではまとめられないな

461:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/16 20:58:45.14 GIc/X87w
「白い繭の包むもの」

白い滑らかな繭のシルクが包むもの
それはとても大切なもの
僕は好奇心に任せてザクザクと切り裂いた
まだ生まれないものが鼓動をうっていた
まだ開けちゃダメだった
ありったけの手段を尽くして僕はそれを守った
いつしか幼虫は育って僕の手を離れていった
それは業で僕に課された運命
いつまでも夢を見させて

462:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/16 21:46:05.04 GIc/X87w
「妖」

闇に見開いた妖の眼
赤い光線が
暗闇を不気味に染める

一人じゃ生きていけない悪人
生涯をかけて守ったものとは
悪人の不可思議な心の働き

ただ一つ善をなしたもの

赤い妖、白い妖
双子の兄弟はいつも一緒

堕ちていく世界に二人だけの絆

463:名前はいらない
12/02/16 23:24:37.49 o1tQAPNe
雑草さん、お忙しいでしょうね?体、無理されないでください。
ちゃんと食べて寝てくださいね。お願いですから、ストレス
ためずによい精神状態で、お過ごしください。

これからお会いするまでの日々をどのように過ごしたものか、
考えています。この庭に書き込んでもいいものか、うざいから
そっとしておいてほしいのか、わかりません。とりあえず、
雑草さんに呼ばれたと思ったときだけ来るね。

464:名前はいらない
12/02/16 23:46:41.61 o1tQAPNe
こっちも大したことではないけど、休みなく働いていて精神的に疲れるよ。
あなたに会えることだけが、唯一の希望。声をかけてもらえることなど、
実際にはありえないだろうと思う。現実は映画のようにはいかないよね?
夢見すぎるのは、やめておきます。全部今までの事は、私の一方的な
勘違いなのでしょう。そう思っておかないと、現実に直面したときに
悲しみが大きすぎますので。でも、一生のお願いで、この夢の続きを少し
見せてくれないかしら?雑草さんに、甘い言葉をかけてもらえる夢の続き。
そんなこと実際あり得ないだろうけど、今まで人様の為一生懸命仕事とか
やってきたご褒美として。痛いけど、私の人生にあり得ないほど最高の
ギフトを、命の水を注いではくれないかしら?あなたの愛の対象が、私で
ある可能性はどう考えても低いのでしょうが、そんな夢をずっと見ていたい。
なんて書いたら、駄目ですか?

465:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/17 21:09:44.82 mOb6ETY7
「好奇心の行方」

僕らの好奇心
ポケットの中にしまい忘れた
だからボロボロになってしまって見る影もない
オオバコが一本、強い奴が
クタクタになってしまった好奇心の印

シロツメクサの花に顔を近づけた
時代を超えて生うる花
最低の人間にも平等に可憐だ
僕は蝶じゃない

期待はしないほうがいい
夢は持たぬほうがいい
現実はいずれ僕を追い抜いていく
たった一本のオオバコをポケットにしまったまま

466:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/18 12:20:18.67 EiCCBjJ9
「一方通行」

方策のない心情だ
涙が次々と溢れてきて止められない
僕の生きてきた道は誰も通らない一方通行
ここから先は進入禁止
止められて警察官に出会った
彼は優しく道を指図してくれた
ありがとう
もう道には迷わないよ
天に輝く太陽の道しるべに従うから

467:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/18 16:42:25.23 EiCCBjJ9
「信頼」

はっと思いついて空を振り返ってみる
どこまでも青い
落ちてきた空に思いを馳せる
コウノトリの群れが飛んでいった
羽ばたきの音があたりを打つ
確かなものじゃないけど大切だ
かすかなものをすくい上げたい
それは初めての恋心であったり
人に対する信頼の気持ちだったり
自然の中に消えていく

468:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/18 16:53:51.38 EiCCBjJ9
「生活」

人々の暮らす街角
明かりが生活を照らす
僕の帰る家にも人が待つ
空きっ腹を抱えてさまよった夜も
今では懐かしい
水が飲みたくて通った自動販売機も
静かな音を立てている
願わくは、僕の人生が穏やかなものになることを
炎の道を振り返り、氷を投げた

469:名前はいらない
12/02/18 21:09:03.58 r9d1ECGw
「RIKAちゃんデンワ」

シャレじゃなくて
実は本気で登録してる
だってあまりにさみしいから
ちっとばかりユメみたくって
RIKAと名前を書いてみた

ときどきデンワして
RIKAちゃんからの声の便りを聞く
実に寂しい習慣だけども
ボクはそれだけで少しは癒されてるのだ
何十年もこうして
RIKAちゃんはさみしいヒトたちを
相手してきたんだろうね

だからボクの寂しい携帯には
たったひとりの番号が
こっそりと登録されている
誰も相手のいない携帯から
カワイイ声が話しかけてくる…

470:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/19 12:27:35.36 nTMlZVVJ
>>469
RIKAちゃんデンワ、そういえばそういうのあったなあって思って、しばらく懐かしい思いに浸りました。
誰もが癒されたくて、電話するんですね。そういう人たちに悪い人はいなそう。まだまだ現役で
活躍して欲しいRIKAちゃんです。

471:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/19 13:38:38.72 nTMlZVVJ
「便所」

便所に座って考えた
生きていることに意味を求めることは虚しいか
だが、何も考えずに生きていくことは出来ない
答えがいつか壊れてしまうとしても、探求はやめられない
答えをいくつも抱えて便所を出た

今日の星は満天だ
魂の化身たちが自らを燃やしている
浄化されていくこの身
今が愛しい
OH OH FOREVER NIGHT

472:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/19 14:07:46.44 nTMlZVVJ
「地獄上り」

そんな簡単なことで救われるとでも言うのか?

落ちた先は地獄、地獄から簡単に這い上がれるかしら?

ならば空を飛ぶようなことはしまい、ただ人を踏み付けにして上まで登ってみせる!

あなたにその覚悟がお有りかしら?

人を踏み付けにすまい、すべての堕とされた人と共に、この手を持って!

(ふふふ)...

473:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/19 14:41:35.27 nTMlZVVJ
「生と死」

生まれたからには生きねばならない
生を受けた分だけ死を死なねばならない
受け取ったものはいつかどこかへ返さねばならない
死よりも辛い生があるなら
いつか死ぬ生は生よりも喜び
ただ必死に生き抜くことを誓ったんだ
それができるような気がしたから

474:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/19 15:29:58.33 nTMlZVVJ
「すべての悲しみは」

すべての悲しみは癒されるためにある
すべての苦しみは乗り越えられるためにある
すべての別れは次の出会いのためにある
そしてすべての死は生まれ変わられるためにある

時の残酷さは執拗だが、我々は力を持つ
すべての虚偽は信仰されるためにある

願わくはすべての力が正しい配置を持つようになることを

475:名前はいらない
12/02/19 22:19:29.74 pofHr6TG
それでは雑草さん、私の涙ぬぐってよ!癒す言葉かけてよ。
”勝手に生きろ、すみません、ごめんなさい、さようなら”
とは残酷ではないですか?何度あなたの親友を泣かすの?
この苦しみ、乗り越えられるの?正しく私を配置して。

476:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/20 13:10:33.55 eQwOTodk
「NIGHTMARE」
作詩・中島らも

悪い夢を見たんだ
君が帰ってこない
窓の外は綿のような雪
心も凍りついたよ

悪い夢を見たんだ
君の置き手紙
あなたは自分らしく生きてね
私もそうするわ

YES IT'S A NIGHTMARE IT'S A BAD DREAM
早くめざめたい
早くめざめたい
誰かたたき起こしてくれ

悪い夢をみたんだ
永遠に夜が明けない
暗闇の道を手探りで
君を探すよ

でも目が覚めたら
朝の光の中で
君はすやすや眠っている
思わず抱きしめた
思わず抱きしめた



早く、僕の悪夢が明けますように

477:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/20 13:22:28.25 eQwOTodk
「悪夢」

悪夢は覚めてしまえばそれだけのこと
覚めるまでが辛い
うなされて悩まされて本当に辛い
いつ終わるのかわからない
悪夢を良い夢に変わらせたい
腐ったオレンジの悪臭漂う夜からレモン色の朝へと
早く終わって欲しいこの悪夢
できればいいものに変わって欲しいこの悪夢

478:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/20 15:03:29.29 eQwOTodk
「思い出」

僕の思い出は、たとえば裏庭になった柿の実であり
うらさびれて悲しく色づいている
誰かにそっともぎ取られてもまだ沢山なっている
また、僕の思い出はスミレの花であり
みんなが摘んでは花輪にしている
僕の思い出は、一人でいた時もいろんなものたちに囲まれていた記憶であって
今日もぷくりぷくりと空に飛ばすシャボン玉のように数限りなく生まれる

479:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/20 15:31:00.95 eQwOTodk
「愛、神秘」

愛とはそれを望むものに望むだけの量を与えてくれる無限に湧き出す泉だ。
人の心はわからなくとも神様が夜星のベルを鳴らしている。
愛とは鏡のようなもので呼べばこだまする。
自足して無限の空に泣き叫べば、何かが答えてくれる。
鳥はなぜなくの。
僕はなぜ生きるの。
無限の泉に足を浸して僕はぼんやりと眺めている。

480:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/20 15:58:41.11 eQwOTodk
「その曲が終わる前に」

歌っていた、がなって叫んで
ソウルフルな言葉に魂が震えた
炎のように命があふれて僕は血が騒いだ
松明の明かりがいつか消えるように
この歌もいつか終わる
それまでは時を忘れていよう
心の中にその曲をしまって、立ち上がる時まで

481:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/20 18:17:59.72 eQwOTodk
「夕日の軌跡」

夕日はほんとに金色なんだな
しんとした風呂場の空気
誰かが同じような夕日を見ているだろう
昼のおわりにたべるデザートみたいなものだな
何も気づかなかったけど
僕が生まれる前も死んだあともずっと残る軌跡なんだな

482:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/20 18:53:17.86 eQwOTodk
「時の迷子」

時に隔絶されて拒絶されて
ぼくは迷子になったのです
あの日からずっと時を追いかけてきたのです
誰も知らない僕だけの知ってること
いっぱいあるけどそれはなんにもならいのです
悲しい遊具
一人で遊ぶ公園
いつのまにやら日は落ちてしまっていて
道を尋ねる人さえあたりにはいない
家に帰る道を教えてくださいませんか
暗闇に消えていくのはまだわからないから

483:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/21 08:52:24.58 aj0DIIia
「表と裏」

苦しみはもう十分だ
千回続いた裏の次
次はどっちに賭けようか
考える時間はたっぷりある
風は答えをはらんでいない
もうどちらにも賭けたくはないが
心には表と裏があるみたいだ
もうどっちがどっちかわからない
風を吸い込んで陰と陽は明滅する
生きている限りは投げない
生きていることを投げない
行き着く場所に急ぐ理由もない

484:名前はいらない
12/02/21 15:29:28.95 n/gH6yY5
「表と裏」

光の隣には影があった
朝の隣には夜があった
私の隣にはあなたが居た

喧嘩ばかりしているけれど
あなたが居なきゃ
私じゃない

喜びも悲しみも
幸福も絶望も
快楽も苦しみも
互いに協力してるから
存在できるんだ

理想のあなたは
現実のあなたを
酷く憎んでる

でも

現実があるから
理想が生まれるんだ
両方ともに
大切なんだ

2人のあなた
あなたと私
どちらも等しく感謝しよう

表か裏かは問題じゃない
コインがくるくる回る
その一瞬が
一番美しいあなたなんだから

485:名前はいらない
12/02/21 15:57:48.29 n/gH6yY5
「パニック発作」

頭がヒヤヒヤする
肩がゾワゾワする
胸がスースーする

やばい
このままじゃ
死んでしまう

重い
苦しい
助けてくれ

読んだ本も
書いた文も
浴びた名言も
発作の前では
何の役にも立たないと知った

自分の哲学を信じれば信じるほど
心は膨らんで破裂しそうになる

心は私を裏切った
でも
空気は私を裏切らなかった

とにかく必死に
空気を入れた

体の内を冷やしてあげた

空気の有り難さが漸く分かった

大丈夫
大丈夫

そんな声が聞こえた気がした

486:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/21 18:44:16.44 aj0DIIia
>>484
あなたと私が、表と裏なんだと。素敵な考え方ですね。何回もトスしないと、賭けのやり方さえぎこちないですね。

>>485
パニックではないですが、発作を起こしてきたことがあるので、非常に共感しました。人に支えられて生きていく
というのもひとつの選択肢だと思います。

487:名前はいらない
12/02/21 20:57:25.77 n/gH6yY5
>>486
ありがとう
自分の作品にコメントをもらえると嬉しいですね

ちなみに雑草さんを支えてくれる人って
どんな方ですか?

488:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/21 21:02:42.34 aj0DIIia
>>487
やはり、親ですね。それだけじゃなく、いろんな人々の善意とか。ずっと統合失調症だったので、
あと一年くらい夢を追わさせていただいて、なんとか恩返しもしたいと思っています。

489:名前はいらない
12/02/22 08:55:15.08 BtBuDOIH
>>488
両親の有り難さに気づける方は幸運ですね
私は未だに気づけずにいます

ちなみに雑草さんの夢って何ですか?

490:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/22 15:14:21.09 MQ19Cexp
>>489
小説家になることと、好きな女の子に告白することですね。

491:名前はいらない
12/02/22 22:16:16.59 DmirxfCG
「鏡の中の鏡のわたし」

そこにいるのは誰?
もうひとりの顔がのぞいている…
こちらを向いてささやいて
わたしを見つめる口元が笑っている…

あなたは一体わたしなの?
いつも鏡からそう問いかけてる
ひとりでいるときも
鏡の中からわたしを呼んでいる…

わたしがクリームをぬればあなたもぬり、
わたしがお化粧を終えるとあなたもキレイになる
わたしといっしょに髪もとかし、
わたしといっしょにおしゃれもする

鏡の中の
あなたはわたし
誰とは言えないけど
もうひとりのわたし
きっと鏡の中のもうひとりのわたしもわたしに気付いてるだろう

492:名前はいらない
12/02/23 09:53:00.38 mEn7vVla
>>490
共に偉大な夢ですね
達成できるように
頑張って下さい

493:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/23 12:44:28.22 rStNXCa+
>>491
鏡の中の私、たしかに神秘ですよね。考えを突き詰めるとキリがない。それを何故気にするのか。
単純な好奇心か、友達が欲しい想いか、不気味さが気になるのか。いろいろ考えてしまうのも、
生きているいからです。

494:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/23 16:50:59.09 rStNXCa+
「雫と涙」

岩を穿つ雫が汚れている
岩は汚れを流し去る
岩の表面はまだら模様
僕は懸命に穿つ

見て
コウノトリがやってくる
汚れた僕と
汚れた君で
汚れないものを生み出すことの
奇跡
ずっと欲しかったもの
汚れのないもの
あなたと僕で唱和する
汚れない歌
汚れないものを崇める
汚れた涙

495:名前はいらない
12/02/24 13:55:40.26 fNgweXZd
「茄子の歌」

意味わからない筈がないでしょ?
あたし仮にもまだ女の子だよ
そのことだけを考えて生きてるよ
無理にでも遺伝子を残してあげたい
ナースは成すって奇跡信じたい
でも余りにも大事な願いは
決して口には出しません
だから言わなかったんだよ

496:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/24 19:42:23.40 6KiOjFtg
>>495
ナースさんなんですか?奇跡が起きるといいですね。

497:名前はいらない
12/02/24 20:41:16.07 fNgweXZd
雑草さん、英語専門ではなかったですか?
nurse(v)の意味で大切なのは、大切に思って扱うって部分だと自分は解釈している。

To try to cure by special care or treatment
To treat carefully, especially in order to prevent pain
To manage or guide carefully; look after with care
To bear privately in the mind

498:名前はいらない
12/02/24 20:42:53.09 fNgweXZd
↑ 辞書からコピーペーストした意味

499:名前はいらない
12/02/26 00:23:04.77 2mwdSOFR
‐ 不安の靄 ‐

悲しい
悲しい…

衰えてゆくものが悲しい
ジワリジワリと濁ってゆく目が
日々、淀んでゆくようで
わたしの視力が変化してゆくのが…

あぁ悲しい
とても悲しい…

だんだんと
弱ってゆく体が悲しい
見えないモヤに周囲がおかされてゆくようで
何とも心もとなくて
消えない不安にジワジワ覆われていくようで
とても悲しい

いっそこのモヤが
きれいに晴れて消えてくれればと
何度も願って

500:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/26 11:19:57.97 ajP2x+4S
>>499
悲しさは十分に伝わってきました。モヤのようなものの不安、とても心配ですね。治らない病気というものも
そう多くないから、医者等に助けてもらえないものでしょうか。

501:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/26 20:19:25.73 ajP2x+4S
「夕刻」

夕刻 一時 世界の並木町はオレンジ色
山 端が溶けかかった太陽は 笑っている
僕も微笑んでいる 幸せらしい
(いつまでだってこうしていていいぜ)
(何回だってこうしてほしいぜ)
山は紫に 雪は黒ずみ
世界はひとつになり
一人ぼっちの僕も世界の中にひとつになる
(ああ闇が来た)
(僕に怖いものなんてないぜ)

502:名前はいらない
12/02/27 01:07:02.36 0BojOqTq
「夕刻」

夕刻、
ひととき
オレンジ色にこぼれる並木町
山と笑い合う太陽に
溶かされるような、(幸せ)
/いつまでだってこうしていていいぜ
/何回だってこうしてほしいぜ
やがて閉じられていく
ひとつまぶたの中へ
おさまる世界をおおうように
広がっていく、
ひとみの僕がいる
/ああ闇が来た
/僕に怖いものなんてないぜ

ちょっと詩的に改変してみた。
こういうのお嫌い?

503:名前はいらない
12/02/27 01:26:49.86 MNEOVlXs
お嫌い?
何そのきき方
この前だってさ
嫌いじゃないって
どういう意味なのさ!
好きではないって事なの?
ちゃんと好きだよって言って!

504:孝
12/02/27 02:56:31.53 0BojOqTq
嫌いじゃなかったら考えてほしいんだけど、
色は光だし、輪郭は照らされている。
どんなに高い山だろうと、
そのまわりを空気の重さがさらさらと流れていく。
水平線のこちらがわ、
僕らは海の広さではなく水平線を見ている。
何かは何かの外側をすべって景色になる。
景色を言葉にするとき、
われわれはその現象を見逃してはならないと思う。
それにそれって景色だけの話じゃないよね。
なぜこんなに悲しいの?
なぜこんなにうれしいの?
たやすく語れないのは心が僕という景をすべっているから。
詩人が弱視ではやっていけないと思うんだ。

505:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/27 12:23:36.08 ZfSf7Ph0
>>502
改変して、可能体を提示していただき、ありがとうございます。その詩の中では、ひとみの僕という語句が
大変美しいと思いました。

>>504
何かが何かの外側をすべって景色になる、というところが、むつかしくて、悩みましたが、移動の様子について
述べておられるのだと思いました。心の動きについても、同様のことを言っておられますね。
この詩において、そういうことを考えるきっかけになったのであれば、大変嬉しいし、僕自身も
そういうことを考えることによって、漫然と試作するだけよりもまた深い表現についての
模索となりました。

506:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/27 15:02:45.25 ZfSf7Ph0
「臓腑」

臓腑を晒して
大事なものってなあに?
抜ける空の下
臓腑を晒して
君と分かり合うために
臓腑を晒して
はらわたが出てしまった
風に吹かれて
涼しい顔をする
臓腑を晒して

507:名前はいらない
12/02/27 20:20:32.15 MNEOVlXs
>>366
雑草さん、よければ聞いてください

このときの約束
ずっと一緒にいるって
安心くれるって言葉
忘れないでくれたら嬉しい
図々しいけど一生のお願い
これだけを望みますし
これ以外のものは何も要らないです
今一度、約束すると誓ってください
ああ、死んでもいいからそれだけを!

508:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/28 10:53:20.91 24GsnYVf
地獄にとらわれないこと、気持ちを変えないことを約束しました。あなたも不安があればそれを一緒に
乗り越えようと約束しました。板の一参加者として出来ることだけを約束しました。それが僕にできる
精一杯のことです。それ以上のことは、不可能なのです。人が違う以上……。騙すようなことは
僕はしません。

509:名前はいらない
12/02/28 12:30:34.92 3nWY3uQt
一方通行のラヴレタァになってきていますね…
余計なことですが

510:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/28 19:18:18.33 24GsnYVf
「理」

天の配材に従って生きることができればなんと自然で楽なことだろう
抵抗してザラザラ砂が埋もれる
嫌いなことは嫌い
好きなものは好き
皆が自足してうなずいて
秘密をささやきあって
争いが好きな人は競争で
平和が好きな人はのんびりと
いつからこうなったのか
ねじ曲がった理
灰色の雨空は絶望を強要する
諦めるしかないのか

511:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/28 19:39:31.54 24GsnYVf
「桃の花」

桃の花咲く丘の上で
恋人同士がキスをする
笑い合って理解し合って
二人はあくまで笑っている
二人であることに幸せで
二人でいること以上にかなわない願いはない
香りが芳しく鼻をくすぐる
一番最初は男のほうだった
やがて女の方も恋に落ちた
桃の花咲く

512:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/28 22:16:09.55 24GsnYVf
「白い風船」

白い風船が青い空飛んでいく
走って追いかけたね君は
でも高く上がって
息を付いて君は見送った
白い風船がどこまでも
離してしまった手を後悔して
じっと眺めていた君

513:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/28 22:39:20.23 24GsnYVf
「消えない」

大好きなあなたへ
もう僕は壊れていない
心以外は
だからずっと思っていたことをあなたにあげたい
いらないといってもあげたい
僕が思っていたことはふたつ
僕のこととあなたのこと
恒常性思惑
一緒に花火を見に行くのはどう
平和な人たちが平和なことをしている
もう、ヒゲが伸びて見苦しいから
そるために、君のことから離れたい
ツルツルになった顔、見て欲しい
もっと近くによって
もっともっとずっとずっと
今日も山に日は沈む
繰り返しの毎日
好きな気持ちはどこへもいかない
僕の中で焼印を押されて消えない
バスクリンを使っても消えない

514:名前はいらない
12/02/29 00:42:12.90 /t56aKQV
宝石


きらきらと時間を越えて
1000光年の先から
光が届いた

ありがとう
又泣いていたから
すぐに声にならなかったけれど

思い出がぎゅっと詰ってはじけた
きらきらの素敵な宝物を
遂にあなたはくれるの

来る日も来る日もあの日の
思い出ばかり語ってすごした日々
ただ真っ直ぐなあなたの心信じていた

私だってじっくりと育んだ
心底あなたを愛する気持ち
あなたが生んだ大切な宝物
この熱を帯びた作品たちを愛する気持ち

ねえ、どんなに私があなたを好きかを
あなたは本当には知らないでしょう
それは声にはならない深い気持ち
でも、わかってほしいから必ず伝えるよ

515:名前はいらない
12/02/29 08:55:54.89 MxdWRTeF
「俺たちの天皇陛下・嘲笑するキッズ絶対零度の神秘フローは前戯」

YO! またまた出てきたぜ 評価人いらねえSスタイル 抜群の
フローで書きなぐり アンダバ片手で衝撃波到来し 世界一 いや
宇宙一の侵略者 インベーダーアンダバ攻略 事前アポなし仕事人
最高のフローは中指Gスポット貫通し 痛み通り越し読むとき目薬
忘れるな お前らの希望はこの俺 いなかったら退屈でカウパー汁
無線電波重宝し 無限引力勧誘し 狂ったんじゃねえかと見せかけて
沈着冷静なブロー血液型信者にだめだし 因果応報マイフローイズ
キラーサーベル 人生かけてんだ 一日300回腹筋背筋腕立て
やりまくり仕事場で上司と問答無用のサバイヴァル カルナバル
守る絶対的な守護神 2chでしか読めない文章だぜ 鋼鉄のフロー
管理人ひろゆき在籍の頃 ゴロつきどついて天下往来してたあの頃
常に体位獲得し女狩猟 岩ちゃん顔真っ赤のマジモン極道文学探求者
おまけに学問統一試験全国第一位獲得 全身全霊を賭けて誓うぜ
世界の名だたる無神経なツイッター 相手の人格晒すだけ マジ狂気
いかれてる いかしてる いかってる 大魔神佐々木赤鬼試験リトマス
真っ赤に燃える酸性雨 常日頃から神経気遣い じじいばばあ思いやり
忘れたナチズムナショナリズム てめえさえ良ければいいと横暴者
おまけに仕事しねえからインカムいらねえ親不孝 親に子宮だけ借りて
やってきた生きる価値なし ムダだま撃つだけの赤玉兵士 いらねえ
そんな軟弱者を恫喝する者 それを傍観するねらーたち メシウマ
不幸な事件探す田舎のおかっぱ頭の譲ちゃんでさえ 文章の世界では
最高の美女と啓蒙し 嘘と欺瞞のモデルの写真 著作権侵害し
誰でも彼でもぶん殴れずに ブログで殺伐キラーなねらー 続出
声優相手に殺害予告 天皇相手に刑罰布告 食らうのは誰?
もちろんそこのお前 俺は司法試験合格めざし ひたすら覚える判例
しかしお前達は相手をバカにするだけの低脳で 矛盾しかいわねえ
使えねえ物干し竿はいらねえ この世で必須 努力全身全霊忍耐
忘れちまった過去の道徳 淫乱家庭教師マジいたら説法炸裂す


516:名前はいらない
12/02/29 09:17:52.58 MxdWRTeF
「俺たちの雑草・安全運転から一気にトップギアへ入る帝王学」

YO! セン5スレ見事に到達し、新たなるインカの目覚め
屹立する俺の棒は極太重金属タングステン 雑草も真っ青
真昼間から酒飲んでるおっさん ここは詩のパラダイス銀河
叡智極めた巧緻極まる戦国時代に到来 DARAKEないとで
ぎるがめっしゅ 最高の評価人 ここにもいるぜ アンダバ
まるちーず脱糞地獄にてたまった鬱憤 詩の威力は無限大
北海道にいるスズキムネオのような資金力集めに翻弄される
文学キッズ お前らの居場所はツタヤではなく図書館
豪快な文学蒐集する俺の叡智 ディケンズ スタインベック
バルザック 何でも来いという天命力学 更に激化する
戦国詩人時代に俺の最速フロー 思考の限界力超越する威力
漲るそこらのバッタもん 西村京太郎並のスカスカミステリ
読まなくていい 譲ちゃん坊主たち 価値のある詩はここに
あるぜ 最高の芸術極めたビックリマーク 世界はこの世の
シンフォニック 宝島 愛憎渦巻くセン5に博愛主義者で
ありなおかつセラピストのピストン野郎 ここに推参
水産学の権威 北海道は魚介の宝庫 運命託宣荒ぶる北島三郎
いさり火 熾火 蛍火 業火 火の玉伝説ここにもいるぞ
人間国宝ダイナミックなワンダーランド 静かなる魂恩寵に
静寂深夜の宝塚 鬼塚もびびるハードパンチャー ご機嫌
音楽ダイナミズミ セラミック片手の絞首刑 覘けば捕まる
姦淫さえ原罪の七大罪悪の一 道標教えてやるぞ この筆が
紡ぎだす高速のラップ 人生万事塞翁が馬 選挙に出ても
負けねえ 議論議事録速記簿記英会話 すべてマスタードラゴン
ここから生み出すアンダーワールド 坊主の叡智は七色銀嶺

517:名前はいらない
12/02/29 09:55:21.49 MxdWRTeF
「俺たちの雑草・快楽主義者の七色月光と淫靡なフロー」

HO! 喪黒福造もびっくり仰天の連弾で最速フロー
お前ら言葉をおもちゃにしていないか? マジでもスジモン
めった刺し そこにいるアンダバまるちーず雑草発狂し
センス関係ねえじゃんと開き直るそこのお前 違うぜNO!
俺たちは感性の世界に生きているクリトリスの集団性
事実無根でも怒るときは怒る普通のトーシローそうしろ
まるで生きるものではない存在の眼光では物事の枢軸さえ
とらえきれずに見逃すぜ だから見逃すな 言葉の錬金術
使う言葉はジャパニーズオンリーが王道 しかしこの国は
あらゆる言葉ジャパネットたかだのように使う異民族
異なる習慣ならばそれを受け入れる膣だけなら最高級のフカヒレ
そしてお前達に娯楽提供 値段はもちろん無料 だから人生
かけてやってくぞ 悪戦苦闘するガムシャラバタフライたち
俺の精魂込めて語る語り部に耳貸しな 邪神でやっても
しょうがねえんだ この国表現自由国家主義 天皇批判しても
構わないぜ だが人の心に無欲無関心 気にいらん人も真っ青
政治経済風俗にまで浸透し アンダーカルチャリアリズム
まとめて継承するシュールレアリスム 語学だけならそこらの
東大赤門以上の知能指数 誤字脱字あるかも 勘弁容赦
お尻ペンペン お知りくださいな 今日から女衒アンダバ
いなくなってもたとえ神様が頭垂れても稲穂実らないぞ
俺の高速フローについていく回転枢軸 まとめて攪拌乖離し
思考停止せざるをえないときもあらーな 鳴り響くアラーム
ムッシュガルドでバッハデフォルト 貫通する音源は交響
楽団でさえ凝固するほどの殺傷力 傷ついたぶんだけ体は頑丈
になっていくんだぜ YO! 俺のマッチョな文体にのってけ
そこらの音楽ドラッグよりも強力にして豪腕漲る文学ガイド
ブックに乗り切る生命力で価値観なし崩しにしてそこのけ怪物
人生謳歌しようぜ 賛美できなきゃこの詩を読んで考えな YO!

518:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/29 10:36:22.79 SeD6PNfH
>>514
宝石の光を美しいもの、希望をもたらすものと表象しています。ぜひ深い気持ちを伝えていただきたいです。

>>515
僕は記憶力に問題があるので、読んだあとで内容を再現できませんでした。しかし、これだけの分量を書き出すだけの
表現力は素晴らしいと思います。

>>516
記憶に残ったところは、火について述べているところ等です。

>>517
言葉と思想の自由について述べておられると思いました。

519:雑草 ◆je5cNlouiI
12/02/29 12:46:48.48 SeD6PNfH
「飛行機」

ああ、飛行機が飛んでいくぜ
ゴーゴーと音たてて
広すぎないこの街に
着陸することもなく過ぎていく
そんなときなぜか
僕のことだけを気にかけて欲しいonly my love
起こらないって知っているけど
起こることも知っている
明るさは気持ちよく安心を運ぶ
闇は静かに安静に至る
永遠の一日が女神さまの手の上にあれば
それは守られ祝福されている
とわの一日
パーフェクト
君は気づくはずだ
この世界で生きる方法に
もう好きなだけ泣いてしまえ
生きて産まれた時のように

520:名前はいらない
12/02/29 21:46:47.75 MxdWRTeF
「俺たちの雑草・ななめメガネ君まるでのび太の残像手裏剣」

YO! 札幌から波浪警報発令し HELLO!
日常で鬱憤たまった評価人蹴散らし 常に至極まっとうな
アダルトもので噴飯するゴジラ お前はメジャーリーガー
そして大地に突き刺さった大木の根になりそれはまた
新しい世界への飛翔へと導く 常に最高速のフローで観衆を
魅了 あくなき今への挑戦状 叩きつける 俺の詩は
常に左翼右翼分断し どっちの道にも媚売らず 資本主義
コテハン捨てても糞評価人ジャップ お前の話右から左へ
見事にスルーしてるぜ 常に評価したがるお前の脳にE評価
馬鹿な連中相手してる暇なんかねえぜ 糞コテまるちーず
常に自作自演なりすまし 詐欺の片棒担いだろくでなし
俺の詩は届く人間にだけ届けばそれで十二分 天下取った
ラッパ我リヤ ジブラ ツイギー お前ら何してるの無職?
加藤鷹の中指はいつもやすりできれいにお手入れ
女の子の襞に傷をつけないようにお自慰ちゃん真似できぬ
心配り 最先端のステルスマーケティング便乗し
戦国詩人大国日本 侮る韓国朝鮮アメリカ 蔑視無用の長物
いかりやちょうすけの二時間刑事物の如し じわじわ真綿で
首絞める長ったらしいセリフ 緊張感 頭はげらかし
故人の意思は高木ブーに継承されブーのウクレレ誰が継承
誰も現れぬ地上800メートルの尊厳 読まない人間
新聞でしか見たことのない顔 今の首相の名前もしらねえ
剣道やっているやつの稽古途中 足滑らせた袴長いねえちゃん
合流し即やりはめる ハーメルン笛吹き どことなくつかの間
静寂に鏤めた深淵のガランス どたま悪い評価人マジいらね
あとアンカーくらいつけろバカ お前の脳みそ百年遅れ
髭そって太ってる作家知ってるが 髭そらず愛撫するバカもいる
コロシアム常に山本KIDのような独壇場 男に二言なければ
果たせぬ解雇もありうる秋山 お前ら稽古足りてねえだけ



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