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福島第一原発の事故後1人残った日本人
福島第一原子力発電所からたった13キロの町で、電気や水が寸断された状況の中、たった一人で暮らす男性がいる。
54歳の松村直登さんは、福島第一原発から約13キロの富岡町で、健康被害のリスクを省みず、取り残された動物たちの
世話をしながら暮らしている。
福島第一原発の事故が起こる前、富岡町には1万6000人が生活していた。だが今、この町に住んでいるのは松村さん
1人だけ。福島県当局は松村さんに対し、がんなどの病気になる可能性が高いと定期的に警告している。
松村さんは東日本大震災の直後、家族と一緒に避難所へ行ったが、満員のため断られた。両親は姉のもとに引き取られ、
松村さんは町へ戻った。松村さんは、忠実な友である犬の「アキ」がいるため、孤独だとは感じていないという。
松村さんは、町全体が荒廃した墓のようになっても故郷を離れず、廃墟の中で暮らす覚悟だという。 新聞「メトロ」より