14/01/29 19:46:23.78 2MRXHOag0
後学の為であり、戒めの為として、書いておきます
こうした方がいいって狐が言うのさw
玉藻前の弟はね、当初は討伐された狐の兄貴分だったそうだよ
結構長い間のつきあいで相談者さんに出会う前からの仲であったそうだ。
で、彼は毛皮がこうだから普通の稲荷に入れなくてそういう時に知り合って、神社のと二匹とトラブってね
そういう最中、あちらの眷属をあいつは五~六匹食ってしまったって言った
そして、あれは変わった
血の味ならぬ、霊の味を覚えて、そして簡単に強くなれる事を覚えてしまった
態度も大きくなって、気がついたら弟君が使われるようになっていた
そして、彼女に取り憑いた
彼女の家系と彼女の魂に興味があったから
最後は食うつもりで
それを見抜いた守護霊達から次々と食われていって、彼の力は増大し、弟君は奴隷状態に転じた
でも、彼泣いていてね
もっと俺が注意してたら、奴もこんな事にならなかったと言った
なんでそれに気がついたかというと、東京レイヴンってアニメあるでしょ?
陰陽師ネタ大嫌いって言いながら、それでも懐かしい部分があるみたいに言ってた
で、あれで上司が実は裏切った部下をうまく制圧した話をやっていたのね
それを見ていて、彼が気がついたらなんだか動揺してて、上手くやれば死なずに済んだ、ってわかったと
そうだよね、信じる事も大事だけど、甘く見ないでおかしな気配を察知したら
罠や用意を仕掛けておけば、おかしな事をやる前にそいつを止める事が出来るよね、って言ってて
俺まだまだバカだなぁ、って、もっと色んなお話でもなんでも興味を持ってみていたら
ほんのちょっとした事に気がついてたかも知れない、って、そう言ってさめざめと泣いた
で、お姉さんの時は失敗出来ないね、って、どうなっていても必ず助ける為に用意しないとな、って話は終わったのさ
ちなみに弟君は眷属も守護霊達も食ってない
食ってたらここにいられない