13/04/08 12:54:23.40 OHpkhfTe0
道端にお地蔵さんがいた。
何時から、何故あるのかも解らない。
誰からも見向きされず長年の風雨で汚れきっていた。
見るに見かねたか、誰かがお地蔵さんを綺麗にしてやった。
すると誰かが頭巾と前掛けを着けてやった。
牛乳瓶に花が添えられるようになった。
牛乳瓶が立派な花瓶になった。
花も立派になった。
合板造りの粗末な小屋が設置された。
それが壊れると近所でお金を出し合って、簡単なお堂ができた。
何時しか由来も解らぬお地蔵さまは地域の守り神になった。