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<4年以上絶食しても、死なない生き物とは?>
プレジデントFamily 2013年4月号 掲載
動物は外部から有機物を取り込まなければ生きていけない。
植物は光のエネルギーを使って水と二酸化炭素から有機物を作ることができるので、
水さえあればとりあえず生きていけるが、動物は水だけではいずれ餓死はまぬがれない。
全くエサを取らない動物もまれにいるが、
これらの動物たちはエサを食べるという方法ではなく、
別の特殊なやり方で有機物を取り入れている。
化学合成細菌とも光合成細菌とも共生していない普通の動物は、
しかし、食物を食べなければ生きていけない。
食物を探すのは大変で、小さな哺乳類は、生きるために食べているのか
、食べるために生きているのかわからないくらいで、
ヒミズ(体長10センチ前後の小さなモグラの一種)などは絶食して半日で餓死してしまうほどだ。
しかし広い生物界にはヘンな奴もいて、
ダイオウグソクムシ(大王具足虫)は4年以上絶食しても死なないらしい。
「絶食しているのは07年9月に入館した『No.1』(個体名、体長29センチ)。
09年1月にアジ1匹(約50グラム)を食べて以来、何も口にしていない」
(2013年1月5日、毎日新聞)という。いったいどうなっているのだろうね。
もしかしたらチューブワームみたいに、共生細菌に有機物を作らせているのかもね。