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★「推古天皇の墓」の石室、一部崩落
飛鳥時代の女帝・推古(すいこ)天皇と長男・竹田皇子(たけだのみこ)の合葬陵とされ
る奈良県橿原市五条野町の植山古墳(6世紀末~7世紀前半)で、横穴式石室の石が
1個、崩落していたと橿原市教委が12日、発表した。
周囲の土が雨水などの流入で崩れたためといい、今後、復元工事を行う。
発表では、発掘作業の担当者が先月15日午前8時35分頃、推古天皇の墓とされる
西石室の花こう岩(重さ1・3トン)が落下しているのを見つけた。石室の扉の存在を
示す凝灰岩で造られた底板を縦横2センチ、深さ0・5センチにわたって傷つけていた。
同古墳では調査のため昨年11月に既存の石室の覆屋を撤去しており、当時は露天
状態だった。市教委は墳丘や石室壁面にシートを張り、雨水が流入するのを防ぐ対策を
取っていたが、今回の崩落を受けて、覆屋の設置を急ぐとしている。
(2013年2月13日16時42分 読売新聞)
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※写真 植山古墳西石室で崩落した石(右)(先月15日、奈良県橿原市五条野町で)
=橿原市教委提供
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