12/08/08 20:41:40.82 /vtVVwuc0
>>900,902,909
それって何十年も前にミシェル・フーコーが『狂気の歴史』の中で分析している事柄だよ
中世の頃、狂人というのは神の使いだと思われ、社会の中にそれなりの居場所を与えられていた
近代になると狂人は精神病院に閉じ込められた
中世の頃は狂気はある種の人間性の発露だと思われていたのに、近代以降それは抑圧すべきものとなった
狂気と共存できないのは近代の病であって、狂気がそれなりに有用なものであることは昔の人にとっては
常識だったわけだ