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福島沖 過去最大値のセシウム
アイナメから2.5万ベクレル=セシウム濃度、過去最高値―福島第1から20キロ沖
時事通信 8月21日(火)19時18分配信
東京電力は21日、福島第1原発から北に約20キロ離れた福島県南相馬市原町区の沖合で
サンプル採取したアイナメから、1キロ当たり2万5800ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
原発事故後、福島近海で捕れた魚介類では最も高い濃度で、
一般食品のセシウム基準値(同100ベクレル)の258倍。1キロ食べた場合の内部被ばく線量は
約0.4ミリシーベルトと推定されるという。
福島県沖では6月からタコとツブ貝に限って試験操業が始まり、地元を中心に流通している。
アイナメは出荷制限されており、漁もしておらず、市場に出回っていない。
東電は「ホットスポットのようなものがあって、そこの餌を食べた可能性もある」としている。