12/08/08 03:11:44.97 wgnG8faB0
BJで俺がとりあえず憶えている話のひとつ。
入り江で傷ついたシャチを発見したBJは治療を施す。
するとお礼なのか後日シャチは真珠を咥えてきてBJに渡す。
その後も度々シャチは傷ついて入り江に来るので
そのたびに治療しシャチはお礼に真珠を持ってくる。
そうこうしていると、ある日地元の漁師達がBJに抗議に来る。
あのシャチは俺らの漁場を荒らす害獣だ!
痛めつけるたびに回復して戻ってくる!お前のせいだったのか!
ただちに治療をやめろ!
BJは悩んだ末、治療を止める決断をする。
だが、またシャチは傷ついて入り江にやってきた。
無視するBJ。
シャチは真珠を置いていく。
又来て真珠を置いていく。
BJは「やめろ!やめてくれ!」と叫ぶが(家の中で)
傷ついたシャチは治療を期待して延々と来ては真珠を置いていく。
ある日入り江には力尽きて死んだシャチと
山のように積みあがった真珠が残されていた。
それを見たBJは泣いた。
勿論、俺も泣いた。