後味の悪い話 その132at OCCULT
後味の悪い話 その132 - 暇つぶし2ch783:本当にあった怖い名無し
12/08/07 23:07:45.83 +JGMqX4e0
98年放送の深夜アニメ「Nightwalker 真夜中の探偵」より


吸血鬼でありながら人間の側に立ち、私立探偵兼魔物ハンターとして人体にとりつく魔物と戦う主人公。


ある日、夜の墓場で魔物に憑依された男と戦っていた主人公達だが、行きずりの少女を人質に逃げられる。
主人公は単身(仲間は吸血鬼化して日の浅い少女と小型の使い魔で、機動力で劣る)古井戸脇に追い詰め、
剣を刺して魔物の力を封じることに成功するも、うっかり3人そろって井戸に落ちてしまい、出られなくなる。

井戸の底で魔物は、吸血鬼ながら人間を守ろうとする主人公を欺瞞とあざ笑い、「少女の血を吸え」と挑発し。
少女に哀願して封印の剣を抜かせ、それを主人公に倒されても「お前はその子を見殺しにしたんだ」と嘯く。
主人公は極限状態での心理戦を、自分が吸血鬼になった経緯と、その際の犠牲者達の記憶をばねに必死でこらえる。
一方探偵事務所では、助手の少女と協力者の女刑事が捜索届や失踪者リストで男と少女の身元を調べていたが…。


機転を利かせ少女を連れて脱出に成功するも、駆けつけた仲間達から彼女の捜索届が出されたのは
30年も前という衝撃の事実を聞かされ、それと同時に本人も少女の演技をやめ魔物の本性を顕にした。
既にその少女の体で500年以上を過ごしている(30年前捜索届を出したのも一時の仮初の親)「彼女」は
「楽しいショーをありがとう」と笑いながら闇の中に消えていった…。


井戸への転落の様子や脱出の方法が無理矢理すぎるとか、強いんだか弱いんだかよく分からない敵とか、
衰弱や病気も演技だったのか、とか色々ツッコミどころもあるけど、視聴後は徒労感のような気分になる。


余談だが、ヒロイン(助手)がまだ人間の前半分と吸血鬼になった後半分を一話づつ収録する謎仕様のソフト化や
OPがBUCK-TICK、EDがラクリマ・クリスティーという割と豪華なタイアップなど作品全体のネタ度もかなり高い。


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