12/08/03 23:22:08.16 dKVULC+XO
好々爺は昔取った杵柄というやつで、詐欺師ネットワークで知った、義弟が選挙の裏金を持ち逃げされた事件と主人公の××県訛りを結び付けた。
主人公は小豆相場の儲けを証券会社振り出しの小切手にしていたので、どの銀行で現金化・預金化されたか、証券マンを詐欺に取り込めば筒抜け。
あとは義弟と取り巻きの名前を出して追い込めばいい。
女房と娘の服は、好々爺が旅行者のふりをして食堂を訪れ、買い取った。
「こんな旨い天ぷら蕎麦は、銀座でも食えないぜ。ご亭主が作りなさるのかね」
「えっ、おかみさんが全部作りなさるのか。ご亭主はいい身分だの。いや、立ち入ったことを聞いてすまん」
「ところで、物干し竿に掛かってる服を売ってもらえんかの。嫁と孫娘が、着替えがなくて難儀しとるんじゃ」