後味の悪い話 その132at OCCULT
後味の悪い話 その132 - 暇つぶし2ch579:本当にあった怖い名無し
12/08/01 14:23:49.76 wnNu59Gg0
>>575 笑ったw すでにギャグの域に達してる
思い出したので書きに来たけど、結構有名なBL小説なので既出かもしれない
木原音瀬「WELL」 長いので2スレか3スレ使うと思う

主人公は高校生、自宅地下のワインセラーで気づく。
外に出ると一面、白い砂の世界。
主人公は足に重傷を負っており、数歩しか歩けない。
そこに主人公の幼なじみが来て、何かと世話を焼いてくれる。
この幼なじみ、主人公宅の家政婦の息子で、主従のような歪んだ関係にあった。
主人公は優等生でもてる。一方幼なじみは何をやらせても駄目な人間。

主人公は覚えていなかったが、幼なじみが教えてくれた。
虹色の光に照らされた途端、地上は全て、建物も人間も砂と化した、
助かったのは地下だけ、地上は砂漠のように何もない世界になった、と。
主人公は空腹を訴え、幼なじみに食料を探してくるように言う。

おそらく大変な苦労の末、菓子パンを持ってきた幼なじみに、主人公はさほど感謝しない。
ワインセラーが暴漢に襲われ、居場所をなくした主人公達は別の居場所を探す旅に出る。
主人公の足はひどい状態で、幼なじみの助けなしには歩けない。
ようやく見つけたのは、地下鉄の駅構内に逃げ込んだ人々だった。

人々はリーダーを中心に集団生活を送っていた。
水と食料は限りがあり、人々は役割を決めることによってかろうじて秩序を保っている。
おまけに主人公達が辿り着く三日前、メンバーのひとりが何者かに殺害されていた。
ピリピリした空気の中、主人公達は仕方なく迎えられる。

幼なじみは持ち前の頑健な体と真面目さにより、人々に受け入れられていく。
逆に主人公は、鼻持ちならないプライドとわがまま、そして怪我で動けないことで、厄介物扱いされる。


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