12/07/29 15:50:53.15 Tl32U6hE0
友達を自殺に追い込んだ多重人格の女悪魔「明菜」
私生活では「井上明菜」もしくは「松井明菜」と名乗り相手や場所によって苗字が変わる 本名は不明
大阪の料理学校の講師の父に勘当され大阪から関東へ家出し以降男にまとわり付き金をたかる
3歳のときに両親の離婚のショックが原因で解離性同一性障害(多重人格)となり、
そのせいなのか付き合った男のほとんどが精神崩壊やひどい鬱にかかる
突然凶暴な本性を出し生きるためなら平気で股を開く
[この女が作成したサイト一覧]
秋葉原で「のの」という名でツアーメイドしてたらしい
・ここベジ「のの」のブログ(現在は「柚葉」と改名
・URLリンク(ameblo.jp)
顔写真(2枚UPされてるが顔全体は下の方の画像)
URLリンク(ameblo.jp)
・モバゲー「明菜」のページ (こちらの掲示板に詳細情報あり!)
・URLリンク(www.mbga.jp)
・ハンゲーム「サくラん」のマイページ
・URLリンク(mypage.hangame.co.jp)サくラん
この女に友達の遺骨を食べさせるまで終われません
515:本当にあった怖い名無し
12/07/29 16:21:18.90 cb62oONU0
(中日新聞 2003.10.25朝刊 記事全文)
名古屋市昭和区の児童虐待事件で、死亡した保育園児森島勇樹ちゃん(四つ)が八月八日、
一人で祖父母宅へ行こうとして、自宅最寄駅の地下鉄御器所駅で迷子になり、保護されて
いたことが分かった。
住所や電話番号は言えなくても、駅員に「埼玉のおじいちゃんの所に行く」と告げた。
駅員らによると、午後6時過ぎ、改札口の駅員が「子供が一人で歩いているようだ」と駅長室
へ連絡。他の駅員が構内をさまよう勇樹ちゃんを見つけた。
Tシャツに半ズボン姿で、背負った黄色いリュックの中には替えのシャツと靴下、たくさんのちり紙
が入っていた。現金を持たず、名前や連絡先が書いてある物もなかった。
この時期、高校3年生の男子生徒が頻繁に勇樹ちゃん宅に泊まり込むようになっていた。
中年の女性客が「名古屋駅まで一緒に行こうか」と声を掛けたが、「ゆうき」という名前と保育
園名しか言わない。泣きはしなかったが、悲しそうな表情だったという。
自宅から駅までは約500メートル。
保護してから約15分後、母親の彩容疑者(28)と思われる女性が駅長室に入ってきた。
捜し歩いていた様子で、女性の「ああ、ここにいたの」という声に、駅員は母親だと直感した。
勇樹ちゃんは母親に寄り添い、駅長室を出たという。
-----------------------------------
勇樹ちゃんは
「お母さんと一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり、抱っこしてもらいたい。
園長先生お母さんに言ってくれない?」
と園長先生にお願いしていた。まだ母親のことが大好きだったのだろう。
しかし、母親の恋人(当時18歳)の暴力に耐えきれなくなったのか、たった4歳なのに、
小さなリュックに着替えとちり紙を詰め込んで、お金は一銭も持たず、ひとりでおじいちゃんのところへ行こうとしていた。
母親が迎えに来たとき、勇樹ちゃんは嬉しかっただろう。
しかしその後、母親の恋人に無惨に殺された。
516:本当にあった怖い名無し
12/07/29 16:44:52.66 zzcZgmY+0
>>515
胸が潰れそう・・・
517:本当にあった怖い名無し
12/07/29 16:55:51.60 KYmzIHpJ0
>>515
それしょっちゅう出てるから飽きた
518:本当にあった怖い名無し
12/07/29 17:59:18.01 xjbcUqKI0
>>515
切ない
リュックのちり紙は泣いても拭けるようにいっぱい入れてたんだよな
519:本当にあった怖い名無し
12/07/29 18:06:12.77 OvrIzBViO
>>515
これ、ちり紙いっぱい持っていった理由、
「たくさん泣いても大丈夫なように」って
言ってたんだったっけ
520:本当にあった怖い名無し
12/07/29 19:47:52.17 atxN8m1V0
後味が悪いというか勇樹ちゃんがひたすらかわいそうだ
どんな思いを抱いてひとりで名古屋駅に歩いていったのか考えるともう・・・
当時2003年頃にはスレが乱立したよね
この母親確か執行猶予なんだよな
521:本当にあった怖い名無し
12/07/29 21:09:02.99 8u4Ma7op0
日本の刑法は尊属犯罪には厳しくて卑属に対する犯罪には甘かったからな。
今は少しは厳しくなったけど、まだまだ甘いよ。
抵抗の出来ない者をいたぶって殺すんだから、即行死刑でいいくらいだ。
522:本当にあった怖い名無し
12/07/29 21:14:03.20 nTst2On+0
>>515
・・・・・・・言葉もでない。
523:本当にあった怖い名無し
12/07/29 21:30:41.67 i3xBs/O80
>>521
まぁ尊とか卑とか言うくらいだし
524:本当にあった怖い名無し
12/07/29 21:38:21.18 k9HQGG4Y0
泣いたら「汚い」って男から殴られるからなんだよね
何度見ても可哀想だ
525:本当にあった怖い名無し
12/07/29 23:11:37.14 smGagBxp0
後味というより胸糞
526:本当にあった怖い名無し
12/07/30 00:31:59.81 hPtkxzslO
>>521
子供が親を殺すより、親が子供を殺す方が罪が軽いんだよね。
子供に殺される場合は、そんな人間に育てたのは他ならぬ被害者自身なのに、おかしいよね。
527:本当にあった怖い名無し
12/07/30 00:38:08.12 k/VZFhh90
今は尊属殺人に関する項目は撤廃されたよね。
法の元に人は平等なはずなのにおかしいって。
これが見なおされた事件が娘による父親殺人事件だけど後味悪かった。
確か娘をずーっと性奴隷にしていて恋人ができても別れさせて子供生ませまくり。
病んだ娘が父親殺害してしまうんだよね。
当時は尊属殺人は死刑or無期懲役だったけど撤廃されて執行猶予ついたとか。
そこだけはせめて良かったというべきか。
528:本当にあった怖い名無し
12/07/30 01:52:31.41 l7r2Q2+L0
子供に殺されるのは育てた親が悪いってのも極論だろうがな。
子殺しって甘すぎるんじゃねーのって思うときはよくある。
赤ん坊殺して執行猶予がつくとか。
529:本当にあった怖い名無し
12/07/30 03:20:52.31 Tj3IABdH0
>>525
虐待自体は胸糞だけど、「駅で保護されたときに虐待が何とか明るみになっていれば…」とか
「おじいちゃんの家にたどり着けていたら…」とか色々考えてしまうのがものすごく後味悪いと思う
530:本当にあった怖い名無し
12/07/30 04:48:46.91 d22EUDUD0
名古屋駅でおせっかいで暇なババアが駅員のところへわざわざ連れて行ったんだよな
531:本当にあった怖い名無し
12/07/30 05:50:42.53 sIqcV2fkO
>>528
極論じゃなく事実だと思う
妙な育て方したんだろうよ
532:本当にあった怖い名無し
12/07/30 07:59:27.22 NdZ8/ig20
20数年前に北海道にツーリングに行った時には、先輩と一緒に
男同士でラブホに泊まったよ。
だって本州だとホテル代高いし、テントだと疲れが取れないんだもん。
当時まだありがたかったエロビデオを明け方まで見てたせいで、どのみち
疲れは取れなかったけど。
533:本当にあった怖い名無し
12/07/30 10:53:27.98 NZA24rKb0
>>530
そりゃ事情を知らなきゃ子供が一人でウロウロしていたら連れてくんじゃないか?
放置してて誘拐されたり事故にあう心配もあるし。
駅員だってお母さんが来てくれて良かったって安心しただろう。
お母さんが迎えにきた時、嬉しそうにしてたんだってな。あーあもうやりきれねーな。
534:本当にあった怖い名無し
12/07/30 13:32:05.81 peJoM8E80
何が後味悪いって保護した人も駅員も善意の常識的な行動をとったのに、
結果的に悲劇に押し戻したような形になってることじゃないかな
後は当然、その未成年の殺人者と色ボケ母親が大した罰も受けてないだろうってこと
535:本当にあった怖い名無し
12/07/30 14:18:15.90 hPtkxzslO
>>530お金も持ってなかったし、いずれ誰かに保護されてたと思うよ。
不安そうにウロウロしてる幼児を見掛けたら誰でも声かけると思うし、お節介なババアとか言っちゃうのはどうかなあ…
536:本当にあった怖い名無し
12/07/30 20:34:00.97 sQQh7bqW0
×イチ子持ちの娘を持つ親は定期的に会うほうがいいな
537:本当にあった怖い名無し
12/07/30 21:53:29.63 cSIYCNfQ0
文章まとめられないけど,大都会パート2の7巻?
13話「俺の拳銃」
頭の固い父親の生で母親が男と蒸発,家出した娘はソープ嬢になり,ガス自殺
警察から父親に連絡が行き,遺品として高額な通帳を渡された
「娘は自らの身体で稼いでたのか!畜生め!」父親は害虫駆除のエキスパート
昇進試験の結果待ちの人の良い刑事Aを騙して呼び出し暴行して拳銃を強奪
娘の勤めてた店のオーナーを銃撃,すぐに顔割れ「父親の逆恨み」と判明
A落ち込み「自分は刑事辞めます」上司「辞める前に拳銃取り帰せ!!」
A,気を取り直し捜査すると次のターゲット判明
ターゲットを守り残りの銃弾全てをAが自分で受け,拳銃取り返し重体
犯人,仕事で使用する青酸カリを水道局のプールに投込むと脅すが逮捕
…娘は自殺だし,父親は頭のネジが緩んでしまってて
「警察は役立たず!自分の方が優秀な害虫駆除が出来る!!」
A刑事は死亡,その後試験結果が分かり×だった
538:本当にあった怖い名無し
12/07/30 21:56:38.44 0gClyh470
「その後試験結果が分かり×だった」って、眼もあてられねえな…。
539:本当にあった怖い名無し
12/07/30 22:30:59.70 cSIYCNfQ0
14話「切れたザイル」
会社員Aがビルの屋上から転落事故,自殺かと思われたが結婚目前
後で見つかったAのメガネは離れた場所に落ちていたので殺人事件扱い
婚約者女性Bから話を聞くとAは大学の山岳部
友人4人で登山中に事故でC1人死亡した話を聞く
C父親は建設会社の社長で「3人が息子を殺した!!」と騒いでいた事と
CはBに横恋慕していて「Aと別れて息子の嫁になれ」と言われた話を知る
Aの死亡後,友人Dが「自分も殺されるかも!保護して下さい!!」
警察の嘱託医の病院に偽装入院させる事に…
刑事がC父親の元に行くも「事故直後は怨みましたが…息子は生き返らない」
ちなみにAが転落死した時にC父親は仕事の関係者とのアリバイがあった
実はC父親が労働者Eを雇い殺人依頼,Eは元会社員で使込みした前科者
刑事に捕らえられたEは署に連行される途中「お前は社長に消されるだろうな」
E「本当の事を話すから署に連行するな,社長は射撃が得意なんだ」
C父親は射撃で消そうとしたが取り押さえられた
540:本当にあった怖い名無し
12/07/30 23:05:21.11 cSIYCNfQ0
父親がレンタルDVDを焼いてたので見たけど
どちらも子供に先立たれた親の話だったので
「大津イジメ事件の加害者側の保護者ってこんな感じなのか?」
と重ねてしまって嫌な気持ちになってしまいました
541:本当にあった怖い名無し
12/07/30 23:05:28.48 p4gda8icO
アルファベットを使うのはやめて下さい(>_<)(>_<)
誰が誰だか分からなくなります(>_<)(>_<)(>_<)
542:本当にあった怖い名無し
12/07/30 23:21:36.11 9Yaez0PCO
誤字だらけでまとめるの下手だからモヤモヤして後味悪いっす。
543:1/3
12/07/31 01:33:22.54 +1hJtOEDO
P・K・ディック「囚われのマーケット」
エドナはタイムトリップ能力を持つ、田舎町の老雑貨商。
その能力は、店のトラックで山道を走っていて偶然発見というか発動された。
タイムトリップと言っても、その山道をトラックで走ると「おそらく数十年から百年先の最終戦争の後」と行き来できるというだけの、限定された能力である。
未来世界では、20人あまりのアメリカ市民が放射能を避けて暮らしていたので、商魂逞しい商人であるエドナは「汚染されていない」現在の物資を売り付けることに決めた。
未来人はかつてサンフランシスコだった廃墟から集めた札束で、気前よく支払っている。
何しろ、彼らの世界では現金なんて役に立たないのだから。
未来人たちはエドナに注文した物資で巨大ミサイル(ソ連への報復用)を改造し、金星への移住計画を進めている。
エドナが持ってくる、上級向けテキスト・本物のコーヒー豆・ベーコン・玉子・医薬品、そして数々の電子部品。
未来世界では手に入らない物資のため、彼らはエドナの勿体振った態度に耐えてきたのだ。
改造が完了し、ミサイルは惑星間ロケットに生まれ変わった。
今日で因業婆のエドナとはお別れだ。
取引を終えたエドナに未来人たちは言う。
「ばばあ乙。もうお前に用はない」
544:2/3
12/07/31 01:34:50.82 +1hJtOEDO
「話が違うじゃないか、お前さんがたが欲しがってた部品、もう注文しちまったんだよ。来週、店に届くんだよ。支払いはどうしてくれるんだい」
あんたのお陰でロケットが完成したから、もう用はない。
それとも、金星まで行商するかね?
未来人に追い出されて現在に戻る道すがら、エドナは考える。
時間の流れには無数の分岐点があり、分岐点のそれぞれに無数の選択肢がある。
「あたしはバカだ、欲しがるものを全部与えて、あいつらを去らせてしまった」
「サンフランシスコ中の札束を手に入れるまで、あいつらを手放すもんか」
エドナは時間の分岐点を精査し、
「ロケットは墜落するが金星着陸用の制御装置が働いて、多数の怪我人を出すものの命は助かる」
「移民計画を諦めることなく、高価な部品を注文して何度もロケット製作に挑む不屈のチャレンジャー」
の未来を選び取る。
未来世界。移民ロケットが墜落し、残骸の中で怪我人が呻いている。
「…あのばばあが過去から手を回したんだ」
「俺達を引き止めておくために、過去から足を引っ張ったんだ…俺達、いい客だもんな」
「冗談じゃない、脱出するぞ!脱出しなきゃならないんだ!」
嫌な予感を振りほどくように、声高に喋る未来人たち。終わり。
猫に弄ばれるカマキリですね、わかります。
545:3/3
12/07/31 01:35:57.09 +1hJtOEDO
補足。
1955年発表なので、金星は人類が住める未開の土地という想定になっている。
金星は厚い雲に覆われているので、観測手段のない当時は、厚い雲=高温多湿で酸素いっぱいのジャングルと思われていた。
地球、ちょうどいいお!
火星、太陽から遠いから寒いお!地球より古いから火星の文明は滅びかけだお!年寄りの火星人、若い地球人を憎んでるお!
金星、太陽から近いから暑いお!雲が厚いからじめじめだお!地球より新しいから、知的生命体なんかいないお!
という認識だったらしい。
546:本当にあった怖い名無し
12/07/31 01:51:18.00 3dz66Rlf0
そのうち完成直後にババア殺されるんじゃないの
547:本当にあった怖い名無し
12/07/31 02:04:06.10 cBnJLHW/0
分岐点の精査ってどうやったんだろ何度も現在で何かしては未来に行って確かめたりしてたのかな
548:本当にあった怖い名無し
12/07/31 02:13:01.91 GR7feK+/0
面白かった。じいさんかと思ったらばあさんだったのか・・。
老い先短いのに、そんなに金を集めてどうしたかったのだろう。
地球人の未来なんかどうでも良くて、金儲けの為に
移住失敗させる根性に吹いたw
シュールだな。
549:本当にあった怖い名無し
12/07/31 02:40:46.08 tg7KrAFw0
>>539の意味が分からん
結局、Cは事故で死んだのに父親が逆恨みしたのか、事故に見せ掛けて殺されたから復讐しようとしたのかどっち?
>>540の父親ってのはC父親なのか540の父親なのかも分からんし
そもそも何で子供に先立たれる親のDVDを見たら加害者側の親と同類扱いされるの?
誰か解説求む
550:本当にあった怖い名無し
12/07/31 09:25:05.08 DSOO1eY+O
>>544
これ納得いかん。
551:本当にあった怖い名無し
12/07/31 10:25:41.24 vRf0sgT40
>>537
>>539
> 文章まとめられないけど,
自覚があるのなら投下するの、もうやめて下さい。
読みづらくて、モヤモヤして後味悪いです。
日本で国語の教育を受けたとは思えません。
552:本当にあった怖い名無し
12/07/31 13:02:51.16 3HwTWDCf0
>>551
うまい!
553:本当にあった怖い名無し
12/07/31 13:20:37.65 BY1FUtJx0
>>549
どちらも逆恨み復讐の話
>>537は死んだのは銃奪われた刑事だけだが,親父の脳が沸騰してしまい
給水場に青酸カリ投げ込んで大量殺人=害虫駆除しようとする
>>539は息子は事故死なんだけど生存者のうち2人殺してた
石原プロモーションのドラマは「どこの日本www」で小坊でも楽しめたが
割と近未来の日本だったのかも知れん
未来人の皆さんはロケット開発するより
「皆でかき集められる札束用意するから現代に連れて行って」と
エドナに渡しをしてもらった方が幸せだったのでは?
それともエドナが分岐点に気付いて調べた結果
「渡しは危険だ,商売の方が良い」だったのかな?
554:本当にあった怖い名無し
12/07/31 15:08:11.53 TqshXsMI0
つか、金がほしいだけなら
物売らずに自分でサンフランシスコに行って集めてこいと
555:本当にあった怖い名無し
12/07/31 15:26:27.24 +1hJtOEDO
エドナは因業な商人ではあるが、盗っ人ではない。
エドナと一緒にトラックに乗ってみたが、ある地点でトラックが消えた、とある。
556:本当にあった怖い名無し
12/07/31 17:27:58.50 qrlsqTkg0
職場の先輩バイトAさんの話
Aさんは現場のリーダー格で、そのせいかめったに休まない
うちは基本週休2日なんだけどAさんは月に1日休むかどうか
勤務時間もとにかく長い
月に最低でも300時間は働いてる
よく「働きすぎ。もっと休むべき。」と忠告するんだけど
「自分が居なきゃ現場が回らない」といってなかなか休もうとしない
現場には監督役の社員が3人居るんだけど、
この内の一人BさんはやたらAさんに厳しい
いじめとかパワハラじゃないんだけど、なんというか言葉に毒がある
BさんがAさんを怒ってるのを見て「あんな言い方しなくても」と思う事が多々ある
んで、最近Aさんからある事をきいた
Aさんは社員になる事を希望してて、それを会社にも伝えてるんだと
つまり、会社の心象を良くする為に無理して頑張ってる訳
会社側もそれを分かっててAさんをこき使ったり
Bさんが高圧的な態度をとってる
この話を聞いて合点がいったけど、会社のやり方になんかモヤモヤする
557:本当にあった怖い名無し
12/07/31 17:51:40.60 np+VSaBQO
Aの勤務時間が労働基準法違反だろ
558:本当にあった怖い名無し
12/07/31 17:57:29.98 TqshXsMI0
本人が希望して長時間勤務してたらどうなるんだろ?
会社側が命令して休ませないといかんのだろうか?
559:本当にあった怖い名無し
12/07/31 18:26:38.22 4QA6vYcvO
ブラック企業にも程があるな
560:本当にあった怖い名無し
12/07/31 19:22:27.94 kmzH8rPZ0
自分が居なきゃ回らない、って大抵本人がそう思い込みたいだけで、
仮にバイト一人いない位で回せない会社だって言うならそっちの方が後味悪い。
561:本当にあった怖い名無し
12/07/31 20:14:08.37 tJU/LL4S0
>>560
それってあるかもね>本人の思い込み
意外といなけりゃいないで周りも動くしなんとかなる事の方が多いよね
562:本当にあった怖い名無し
12/07/31 20:43:44.00 m3XKZ30M0
落語「後生鰻」
信心深いご隠居が鰻屋の前を通りかかった時鰻がさばかれそうになっているのを見て、「殺生はやめなさい」と買い取り鰻を店の前の川に放してやった。
翌日もその次の日も通りかかって金を出し鰻を助けるうち、鰻屋は楽に儲かると大喜び。
流石にご隠居は店を避けるようになったが、たまたま鰻を切らした日にご隠居が通りかかるのを見て、慌てて準備しようとした鰻屋は赤ん坊をまな板に載せてしまう。
するとご隠居も慌てて赤ん坊を取り上げ、店の前の川に放り込んでしまった。
563:本当にあった怖い名無し
12/07/31 23:45:11.50 DSOO1eY+O
面白いw
564:本当にあった怖い名無し
12/08/01 00:51:16.17 borVylPu0
普通に面白いじゃねえかw
565:本当にあった怖い名無し
12/08/01 01:10:56.19 mM5aPnMH0
最近床屋で読んだイキガミの話は後味悪かったな
566:本当にあった怖い名無し
12/08/01 01:43:44.87 npvFltSyO
>>556なんでそんな職場で正社員になりたいんだろう?
それだけ働けるなら他の所でもいけそうだけど。
Aさんが50歳とかなら別だけど。
567:本当にあった怖い名無し
12/08/01 02:54:02.73 09Zfq9fQ0
URLリンク(sonisoku.blog.fc2.com)
上記の些細な出来事からいじめのターゲットにされてしまった話が相当後味悪かった
あの大津の事件並に酷すぎる
568:本当にあった怖い名無し
12/08/01 05:17:38.93 iVEXU/9U0
自分が居なきゃ回らないって、
新人社員じゃなければ誰でも思うでしょ
逆にそれすら思えない人って責任希薄だよ、
20年前はともかく、今は大抵人件費ギリギリでやってるから。
569:本当にあった怖い名無し
12/08/01 06:39:54.93 P/cpUpo10
自分がいないと回らないのではなく自分休んでが休み明けに出勤すると
他の人が代わりにやってくれた自分のいつもの仕事が違うやり方されたりして
またそれをやり直すのがメンドクサイなってのもあるかも
570:本当にあった怖い名無し
12/08/01 08:57:37.63 ZtXKRgBUO
その人がいなきゃ回らないのかはともかく、週休2日なのに月に1日しか休まないんじゃ
なにか事故を起こしたり、疲労で倒れたりしたら責任追及されるのは会社や上司なんだし
会社に迷惑だろ
571:本当にあった怖い名無し
12/08/01 09:40:12.26 Zqy37mzL0
URLリンク(i.imgur.com)
572:556
12/08/01 10:48:44.80 IJSwaLil0
なんかえらい反響あってちょっとビビってる
一応書いとくと
客観的に見て「Aさんが居ないと現場が回らない」事は無いんだけど
Aさんが居るのと居ないのとでは仕事のし易さが全然違う
うちは仕事がかなりハードなんで当日欠勤も結構多い
しかも常時人手不足状態なんでつねにカツカツの人数でやってる
そういう背景もあってAさんはなかなか休ませてもらえないのよ
勿論、社員になるっていう下心もあるんだろうけど
仮にAさんが倒れたりしたらまず間違いなく会社の責任問題になるけど
だからといってAさんに「休め」とは言わない
それどころか「忙しいから出て来い、まだ帰るな」と言う、そういう会社
573:本当にあった怖い名無し
12/08/01 10:50:06.79 IJSwaLil0
うちは社員は一割位しか居なくて、あとはバイトと派遣で賄ってる
だから本来バイトの立場は強いのよ
俺もそうなんだけど、「イヤなものは絶対にイヤ!」
という態度の人には社員はあまり強く言わない
逆になんでもかんでもハイハイと受け入れる人には色々言う
「ゴネ得」というか、ゴネないと損な役まわりになる
うちはスゴいよw
社員から「今日は○○の仕事をしてくれ」と言われたバイトが
「したくない。俺は△△の仕事をする。嫌なら帰る」
と返してそれが通っちゃう会社だから
勿論、そんな事言えるのは仕事が出来る人限定だけどね
出来ない人が言ったら「じゃあ帰れ」となる
574:本当にあった怖い名無し
12/08/01 12:40:44.14 6kHGNoko0
「社員になるのが下心」ってのが、なんかよくわからんな
単純に会社側が足元みて、社員にしたくないだけなんじゃないの?
そりゃ社員がそんなに仕事したら給料増やさなきゃだし
現状バイトでガツガツ仕事してるなら「このままバイトとして社員以上にがんばってもらうか」って会社はおもうわな
575:本当にあった怖い名無し
12/08/01 12:45:04.86 T0DtR9pG0
昭和五十年代くらいに歯医者の待合室で読んだ週刊誌にあったマンガなんだが、誰か知らないかな?
絵は赤塚不二夫風だったような気がする。
男が二人、冬山に登るんだけど、酷い吹雪に遭って洞窟に避難する。
吹雪は何日もやまなくて、二人の食料はつきてしまい、不安になる。
あるとき眠りから目が覚めると、Aの頭がハンバーグになっていた。
Bは当然驚くが、A曰く
「ハンバーグを食べる夢を見たからハンバーグになっちゃった」。
その後Aが先に死ぬが、最後の言葉が
「Bよ、俺を食べて生き延びてくれ」だった。
「そんな!友達を食べるわけには、いかないだろ!」と号泣して断るB。
吹雪はまだまだやまず、空腹に負けたBはAを食べてしまう。
しかしAのハンバーグはもう傷んでしまっていて、Bは食中毒で死んでしまう。
「しまった、昨日食べればよかった…」で終わり。
今の時代にアンパンマンがもてはやされているのを聞く度にこの話を思い出してしまう。
576:本当にあった怖い名無し
12/08/01 12:46:17.02 ZXXJkLbN0
社員になったらなったで言うこと聞かないバイトがたくさんいるんだろ
こんな訳わからん会社でも社員になりたいもんなのか?
ブラックってレベルじゃねーぞ
577:本当にあった怖い名無し
12/08/01 12:57:26.24 aveM+19g0
>>576
そんな事は一番わかってるはずの古参のAが正社員になりたがる。
それでわからないか?
578:本当にあった怖い名無し
12/08/01 13:01:28.72 ZXXJkLbN0
>>577
ん?その辺の部分を差し引いても社員になりたくなるような
魅力やうま味があるってことなのか?
579:本当にあった怖い名無し
12/08/01 14:23:49.76 wnNu59Gg0
>>575 笑ったw すでにギャグの域に達してる
思い出したので書きに来たけど、結構有名なBL小説なので既出かもしれない
木原音瀬「WELL」 長いので2スレか3スレ使うと思う
主人公は高校生、自宅地下のワインセラーで気づく。
外に出ると一面、白い砂の世界。
主人公は足に重傷を負っており、数歩しか歩けない。
そこに主人公の幼なじみが来て、何かと世話を焼いてくれる。
この幼なじみ、主人公宅の家政婦の息子で、主従のような歪んだ関係にあった。
主人公は優等生でもてる。一方幼なじみは何をやらせても駄目な人間。
主人公は覚えていなかったが、幼なじみが教えてくれた。
虹色の光に照らされた途端、地上は全て、建物も人間も砂と化した、
助かったのは地下だけ、地上は砂漠のように何もない世界になった、と。
主人公は空腹を訴え、幼なじみに食料を探してくるように言う。
おそらく大変な苦労の末、菓子パンを持ってきた幼なじみに、主人公はさほど感謝しない。
ワインセラーが暴漢に襲われ、居場所をなくした主人公達は別の居場所を探す旅に出る。
主人公の足はひどい状態で、幼なじみの助けなしには歩けない。
ようやく見つけたのは、地下鉄の駅構内に逃げ込んだ人々だった。
人々はリーダーを中心に集団生活を送っていた。
水と食料は限りがあり、人々は役割を決めることによってかろうじて秩序を保っている。
おまけに主人公達が辿り着く三日前、メンバーのひとりが何者かに殺害されていた。
ピリピリした空気の中、主人公達は仕方なく迎えられる。
幼なじみは持ち前の頑健な体と真面目さにより、人々に受け入れられていく。
逆に主人公は、鼻持ちならないプライドとわがまま、そして怪我で動けないことで、厄介物扱いされる。
580:579
12/08/01 14:32:53.02 wnNu59Gg0
状況はどんどん悪化していく。
食料は残り一ヶ月分。助けは来ない。
追い詰められたような日々に、幼なじみが主人公に告白する。
自分はずっと主人公のことが好きだった、と。(注:男同士です、BL小説なので)
主人公は幼なじみのことを気味悪く思い、安心感を失う。
働けない主人公は、食料係の男に目をつけられ、数々の嫌がらせをされる。
明らかに狂った思想の持ち主である男を、主人公は疑い恐怖する。
三日前の殺人の犯人はこの男ではないのか。
そんな中、食料係が別の避難所であるデパートを襲撃しようとしていると聞く。
食糧不足を暴力によって解決しようというのだ。
それを妨害しようと主人公を含む数人が作戦を起こすが、主人公は見つかってしまい、殺されそうになる。
幼なじみが助けに来、主人公の目の前で食料係を殺害する。
ショックを受ける主人公に、幼なじみが言う。
自分は主人公の異父兄弟であり、何も知らない主人公をずっと憐れんでいたと。
主人公はここでは何の役にも立たない厄介者で、幼なじみが居なければ生きられない弱い存在である、
だが自分は決して見捨てない、ずっと駄目な人間である主人公が好きだったのだ。
主人公のためなら何でもできる、何しろ主人公のための菓子パン、あれは人を殺して奪ってきたものだから。
主人公は初めて気づく。メンバーを殺したのは、食料係ではなく幼なじみだったのだ。
だから、行為ぐらいは許して欲しい、と無理矢理犯されながら、主人公は幼なじみが化け物に変わってしまったと思う。
新たな食料係に任命された主人公は、食料係の苦悩を知る。
ラジオが鳴らず、雑音ばかりが聞こえることに、ここはうまくすれば中国の放送も入る地域だったのに、
とつぶやく仲間の言葉を聞きながら
主人公は、ひょっとして世界中が同じ状況なのかもしれないと思う。
581:579
12/08/01 14:36:02.53 wnNu59Gg0
これで終了です
完全に絶望、救出ルートなし、な話で大変に後味が悪い作品で驚きました
なぜこれがボーイズラブ……?
続編もあるけど、そちらはより絶望的でかつグロく、まったく救いのない作品となっています。
582:本当にあった怖い名無し
12/08/01 16:22:56.75 4toD86I/O
乙でした
腐女子ってそんなんで萌えるの?きめえww
583:本当にあった怖い名無し
12/08/01 17:12:51.28 mrzHFZOqO
>>579
BL小説って読んだことないからイメージだけど、いわゆる本格SFとかミステリとかではなくエンターテインメントだろうに、こんなズドンとした話もあるんだね…
しかし
>長いので2スレか3スレ使うと思う
にワロタw
揚げ足取りだけど「レス」であろう。
でも結構大作っぽかったから、読んでる途中で「まさか本当に2スレ行くのか?」なんてよぎってしまったw
なんにしても乙!
584:本当にあった怖い名無し
12/08/01 17:32:22.95 Ce7wqyLr0
落ちだけ見ると本格SFにBL要素つけたした感じに見えるな。
他はあれだけど。
なんにせよ乙。
585:本当にあった怖い名無し
12/08/01 17:36:42.99 YK8OEPPAP
>>575
これ、読んで、子供の頃、明星だか平凡だかに
赤塚が書いてた漫画を思い出した。
歌謡曲の’白樺物語’をベースにした漫画で
主人公が、高原の白樺林で、白いカバと恋におちる話。
結局、最後は食べちゃうw
586:1/3
12/08/01 21:15:57.07 4L9PfgWyO
P・K・ディック「この汚(けが)れた地上に」
名前は適当です。
ジョージの恋人ナンシーは、「天使」を呼び出すことができた。
「天使」といっても、翼を持った白く光る高エネルギー体としか形容できない、異次元の存在である。
美しいナンシーは、牧場や屠場で彼らの好物である子羊の血を買い、自宅近くの「異次元に近くて彼らが現れやすいポイント」の草原に撒いて彼らを呼んでいた。
ナンシーの両親は、彼女を
「あの子は変わっているから…」
と諦め、ブスの妹は
「あいつは気違いの魔女よ!」
と憎んでいた。
ナンシーはジョージに、自分はいずれ彼らの所に行くつもり、彼らも賛成している、でもあなたは行かれないわ、と語る。
ジョージは、彼らは所詮人間ではない危険な存在だと訴えるが、ナンシーは聞き入れない。
ある日、地下室でナンシーが怪我をする。
ジョージが駆け寄るより早く、血の匂いを嗅ぎ付けた「天使」が押し寄せ、ナンシーを殺してしまう。
高エネルギー体である彼らが触れただけで、地上の存在であるナンシーの肉体は炭化した。
彼らが触れたボイラーも爆発したので、ナンシーの死は不幸な事故と見做された。
(このへんうろ覚え)
587:2/3
12/08/01 21:17:05.43 4L9PfgWyO
ジョージはナンシーが彼らを呼び出していた草原に、豚の血を撒いて語りかける。
(子羊の血が手に入らなかったので)
ナンシーを還してくれ、彼女はそちらに行きたがっていたが、今すぐ行きたかったわけではない。
僕と結婚し、子供を生んで孫の顔を見て天寿を全うしてからでも遅くはないはずだ。
そちらの手違いを償ってほしい。
空中からナンシーの弱々しい声が聞こえた。
「ジョージ、彼らも戸惑っているわ。私がすぐに来たがっていると思ったんですって」
「私も戻りたいけど、私の肉体はもう火葬になったのね?」
「何もない所から生命を作り出すのは、彼らには無理なのよ…遠い昔に"あのお方"がやって以来、成功した試しがないんですって」
「彼らは、どんな副作用が現れるかわからないと言っているわ。でも精一杯努力してくれるそうよ」
しばらく待ったが、何も起こらない。
落胆したジョージはナンシーの家を訪ねる。
出迎えた妹の顔と体が不意に大きく歪み、ナンシーに変化する。
「ジョージ、私戻って来たわ」
ナンシーの両親の姿も大きく歪み、ナンシーに変化する。
「ジョージ、私戻って来たわ」
「何だかおかしいわ、誤差が出たのかもしれない」
ジョージは家を飛び出し、車を飛ばす。
588:3/3
12/08/01 21:17:58.00 4L9PfgWyO
ヒッチハイカーを拾えば、途中でナンシーに変化する。
「ジョージ、こんなことになるとは思わなかったわ」
24時間営業のドライブインに入れば、ウェイトレスがナンシーに変化する。
「ジョージ、彼らには無理だったのよ」
車を飛ばしてアパートに戻り、バスルームの鏡を見ると…
「ジョージ、私戻って来たわ」
バスルームの鏡には、ジョージの服を着たナンシーの姿があった。
「あなたがいない世界で、私はどうすればいいの…」
キリスト教乙。
無からナンシーの「器」を作るのは無理だから、こちらがわをちょっと弄ってやれ→大失敗。
589:本当にあった怖い名無し
12/08/01 23:04:31.64 rjAqx6I30
>>588
お前キリスト教の事なんもわかってないだろ?
それのどこらへんがキリスト強なんだよw
590:579
12/08/01 23:42:35.82 wnNu59Gg0
>>583
スレ……レスの間違いです!暑くてボーッとしましたw
>>580の異父兄弟も異母兄弟の間違いでした
主人公の父親が、本当に好きだった女を家政婦として家に入れている状況でした
作者は追い詰められた状況での愛憎劇に定評のあるBL作家です
SF設定もそのための舞台背景ですね 激しく鬱ですが
591:本当にあった怖い名無し
12/08/02 00:58:54.15 xC3gW6FJ0
最近シフォンケーキ作りにこっています。
一人暮らしで食べきれないので、空手教室の子ども達に持っていこうと
思うんですがやめたほうがいいですか。
田舎だし見てるとお母さん達ケーキ作ったことなさそうだし
貧乏そうだからそうそうケーキ買って食べてなさそうなので、喜ばれると思うんですが。
592:本当にあった怖い名無し
12/08/02 01:40:29.21 xfGhEaIoO
腐女子は不謹慎なネタで萌えたりするからなぁ
大津のいじめでもホモ萌えしてたし
593:本当にあった怖い名無し
12/08/02 02:09:04.55 veLzGbEZ0
その辺は男も女性被害者にチェンジノーチェンジやってるからなぁ…
被害者にも興奮できる人間って後味の悪い生き物だな
594:本当にあった怖い名無し
12/08/02 03:29:00.67 3b+Og7BI0
>>592
少数の例を見て主語がでかくなるのは頭悪い男の慣習なんですね。
あんた収入低いだろ。
595:本当にあった怖い名無し
12/08/02 04:02:41.13 /1Pf3osl0
そうやって感情丸出しで偏見押し付けて来るとこ見て嘘にしろほんとにしろ碌なもんじゃないと思われるとは考えないのか
596:本当にあった怖い名無し
12/08/02 11:47:43.24 l/qD9TzIO
完全にお互い様だから。
597:1/2
12/08/02 13:05:41.78 VP030SD5O
曾祢まさこの短編連作「呪いの招待状」シリーズから
「月刊ハロウィン」連載の女の子向けホラー漫画。
主人公というか狂言回しは呪殺師のカイ。
依頼人の寿命10年分と引き換えに、憎い相手を一人殺してくれる。どうやら不老不死らしい。
19世紀末の少女の霊が宿ったビスクドールのマリー、使い魔の黒猫が助手。
他の主要キャラは、
百発百中の占い師、沙羅。
見料は10万円から。超絶美女。マリーとは犬猿の仲(マリーが一方的に嫌っている)
夢使い(名前忘れた)。
スナック「舞夢(マイム)」経営。白い小鳥が使い魔。
依頼人は高校生A男、ターゲットは従弟のB男。
別に憎くはないが、恋と金のためにB男が邪魔だというA男。
A男B男の伯父夫婦は一族で一番の金持ちで、子供ができないので養女のC子を可愛がっている。
A男は美少女C子に好意を持っているが、C子はB男に好意を持っているらしい、というのが理由の一つ。
親戚の話では、伯父はC子の結婚相手に全てを相続させる計画らしい。
「B男は友達に傘を貸して自分は雨に濡れて風邪をひくようなお人よし、C子を幸せにできるはずがない」
と語るA男。
598:2/2
12/08/02 13:07:05.73 VP030SD5O
A男はさらに、
有名な占い師に見てもらったら、健康体だし100まで生きると太鼓判を押された、10年の寿命ぐらい惜しくない、
と語る。
「沙羅っていう美人の占い師。10万も取られたけどww」
B男は車道に飛び出した子供をかばって事故死した。
A男は悲しむC子を優しく慰め、数年後に結婚する。
しかし、直後に交通事故で寝たきりになってしまう。
全身が麻痺し、チューブに繋がれているが意識ははっきりしている。
C子は、
あなたまでB男のように私を置いて行かないで。回復はしないけど、健 康 体 だ か ら このまま長生きできるって、お医者様がおっしゃったわ。
私、あなたが生きていてくれるだけでいいの。
と、泣き崩れる。
沙羅はカイに言う。
「質問には正確に答えたわ、将来事故に遭うかどうかは聞かれなかったから教えてあげなかったけどね」
599:本当にあった怖い名無し
12/08/02 13:22:59.95 /9XnOngg0
スカットした話w
600:本当にあった怖い名無し
12/08/02 14:49:57.08 cNXUi6u80
良く覚えてないけど4年くらい前にNHKかなんかでやってたアニメみたいなのなんだけど、短編のアニメで
奥さんも子どももいない孤独な感じの大金持ちのおじさんがいて、
ある日孤児の女の子を連れて帰ってくる。
んで執事とか居るんだけど、その人達に世話させず
おじさんだけがその女の子の世話を全部するんです
そとの世界と一切関われないような部屋で。
それでも女の子はおじさんとしか関われないけど
なに不自由なく幸せに暮らしていく。
でもある日大金持ちのおじさんが仕事かなにかで出掛けてる時に
事故で死んでしまう。
残された女の子にその事を伝えるためにお屋敷の執事が女の子の部屋にはいるんだけど
女の子はそとの世界を知らないし大金持ちのおじさんからしかお世話してもらってないから
執事を恐がって近づいても逃げてしまうし、
おじさんが死んだと言っても分かってない。
それから執事がご飯とかその部屋に持っていくんだけど
おじさんからしかお世話してもらってないから
絶対食べないし、やっぱり恐がって執事からにげてしまう。
んで最後は女の子が倒れてる絵で終わる。
なんか説明下手ですみません。わかりにくいし読みにくい。。。
そのアニメは音声がなくて音楽だけの映像で、お昼頃やってたんだけどなんか暗い気持ちになったし
女の子も、執事もなんかやるせない感じでした。
601:本当にあった怖い名無し
12/08/02 14:52:23.36 0F1Rf9uc0
星新一のショートショートかな
602:本当にあった怖い名無し
12/08/02 14:54:29.54 oyiZ8UIy0
星新一の「月の光」だな
603:本当にあった怖い名無し
12/08/02 16:39:35.44 Gh39RsJw0
>>597-598
の話の後だと
>>600
の話が更に後味悪く感じるな。
>>597-598
単体でもスカッとする人と後味ワルーって人が居そうだけど。
604:本当にあった怖い名無し
12/08/02 18:13:05.39 QPCf1J6e0
前にこのスレで出てきた「リトルマーメイド」って話に似てるっていう東野圭吾の「エンジェル」、
知ってるけど需要ある?うまくまとめられるかわからんが。
605:本当にあった怖い名無し
12/08/02 19:51:53.30 vJi7l1ob0
>>604
需要あるよ!下手でも良いから書いて!
って言われたいんだろうけど、、正直その枕言葉は使わない方がいい
何も言わずに自分が書きたいなら書けばいいし、
書けないならあらすじ書いたサイト探して晒せばいいんじゃね?
606:本当にあった怖い名無し
12/08/02 20:05:35.66 PeTeO1lp0
正直相手するのが正しいのかも解らん
607:本当にあった怖い名無し
12/08/02 21:14:10.38 cNXUi6u80
>>600です。
星新一さんの月の光でした。
動画が見れたのですが、書き込んだやつの最後の方ちょっと違いましたね。
おじさんが事故にあって入院する。
それでお屋敷の執事が女の子の世話を代わりにするために部屋にはいるが
恐がって逃げるし、ご飯もおじさんに食べさせてもらってたから自分では食べない。
お屋敷におじさんが死んだと連絡がはいる。
執事が女の子に伝えようと部屋に入ると女の子が倒れてる。
たまたま見てその時にタイトルとか覚えたはずだったんですけどねー
久々に見たけどやっぱり後味悪かったです
608:1/2
12/08/02 22:20:01.82 wxo2vaLX0
ウルトラQ dark fantasyより「あなた誰ですか」
主人公は理容師である中年男性。
最近、目覚まし時計のセット時間が普段と2分違う気がしたりり、階段の段数が1段多い気がしたり、
過敏の花の色が、黄色だったはずだが赤色だったり。
そんな風に自分の認識と現実とに「ズレ」を感じていた。
妻は今でひたすら本を音読することが趣味で、これは自分の認識と間違いはない。
ある日、自分の床屋に来た、幼馴染の洋一郎と再会する。
しかし主人公はふと気づく。
「お前は死んだはずじゃ…」
二人は飲みに出かけ、思い出話に花を咲かせつつ、洋一郎は自分が死んだことにされてて驚いた、と言う。
主人公はなぜ洋一郎が死んだと思っていたのか分からない。
別の日、主人公は一人で、同じく幼馴染である明美と望月に、洋一郎が生きているのだと伝えに行く。
しかし、明美と望月は揃って「洋一郎は死んだ。」と断言する。
(回想)小学生時代のある日。4人は学校のハイキングか何かで山に来ていた。
しかし洋一郎が足を踏み外し、崖から転落死する。3人は洋一郎の死体を確認する。
この記憶に間違いはない。ただし床屋で会ったのはたしかに洋一郎だった。
洋一郎しかしらない思い出話も聞いたのだから間違いない。
だとしたら死んだのは別の誰かだったのか?
モヤモヤしたまま帰宅した主人公は、家に帰り卒業アルバムを開く。
ハイキング後の写真に洋一郎は写っている。つまり死んだのは洋一郎ではなかった。
じゃあ誰が死んだんだとアルバムを見渡す主人公、そして気づく。
「自分が居ない…」
担任の言葉にもしっかりと自分が死んだことが明記されていた。
慌てて妻のもとに駆け寄る主人公。
「俺は生きてるよな!?」
すると、今まで音読以外に興味を示さなかった妻が、主人公に優しく答える。
「そう!」
609:本当にあった怖い名無し
12/08/02 22:31:52.79 wxo2vaLX0
ここで突然、白衣姿の洋一郎、明美、望月が現れる。
「お前はもう死んでいるんだ」と主人公に告げる洋一郎。
「こんなものを保管している必要はない」
いつの間にか白衣を着ている妻が反論する。
「彼はまだ生きているのよ!」
場面が突然切り替わり、どこかの研究所。
主人公を除く4人が白衣を着て言い争いをしている。
その中心には、機械に接続された人間の脳。
妻は「この脳は音楽や音読を聞いてくれるの」と主張。
音読を始めると、脳につながれた機械が発光をはじめる。
ここで目が覚める主人公。今までの出来事は長い夢だったのか。
初めに感じていた違和感もなく、自分の認識通りの現実がある。
妻は明美。娘もいて、楽しい家庭がそこにはあった。
理容師である洋一郎に髪を切ってもらい、今までの夢を冗談ぽく話す主人公。
そして、あの事故で死んだのは望月だった。
いつもどおり出勤する主人公は、公園で女の声を聞く
「あなたはまだ生きているのよ」
振り返ると、夢で自分の妻だったあの女が、ベンチで音読をしている。
アレは夢ではなかったのか?
突然、青空にヒビが入る。
「いったい何が現実なんだ」と頭を抱え塞ぎこむ主人公だった。
610:本当にあった怖い名無し
12/08/02 22:33:58.89 wxo2vaLX0
すみません
あらすじを書くのが下手な上に映像作品だったのでかなり難解な文章になってしまいました。
611:本当にあった怖い名無し
12/08/02 22:48:38.06 8U4aidDw0
スギちゃん風に読んでね
とある酒屋で友人から聞いた話し
麻里ちゃんはね
気に入った男がいるとすぐ寝るんだぜぇ~
ビッチだろ~
んん~
ヤリマンだろ~
麻里ちゃんはねぇ
同棲した男に二回も逃げられてるんだぜぇ
んん~
残飯だろ~
麻里ちゃんはねぇ
出来婚したんだぜぇ~
でもまだ俺と旦那に隠れて犯ってるんだぜぇ~
肉便器だろう~
んん~
出来婚した時の子供・・・
実は俺の子なんだぜぇ~
Yasutoki本当に人間のクズだな
氏ね
612:exit1/3
12/08/02 22:55:55.95 vJi7l1ob0
ドキュメンタリー映画
exit threw the gift shop
内容は正体不明のグラフィティライター
•バンクシーのドキュメンタリー
を撮ろうとした男のドキュメンタリー。
(一応説明しとくと、
グラフィティ=ストリートアート
=壁とかにスプレーやらで落書きとかシール貼りをしてるアレ)
バンクシーはググると色々でてきて世間的に評価されてて面白いですが割愛。
その男はグラフィティにであう前から一日中カメラを回す変人。
ある時、男の従兄弟がグラフィティをやっててそれをカメラに収め、
男は段々ゲリラ的な彼らの行動を撮る事にはまっていく。
基本的に非合法だし見つかったら逮捕なので、殆どの奴らは正体を隠してるが、
男は親戚のツテから有名なライターとかと接触して、交友を広げていく。
しかし、バンクシーっていうグラフィティ界の神様みたいな奴にだけは
中々用心深く、警戒されて会うことができなかった。
でも男はだんだん仲間内で変わった奴として名前が売れて、
やっとバンクシーと会いドキュメンタリーを撮りたいと言って仲良くなる。
バンクシーも了承し、撮らせるが、出来上がった映画は散々だった。
(ノイズというか意味不明な実験映像の様な出来)
613:exit2/3
12/08/02 22:58:08.01 vJi7l1ob0
それを見たバンクシーは遠回しに「お前もグラフィティやれば?」
と映画の才能ねーよ諦めな?と言ったのだが、男は才能を認められたと勘違い。
しかもグラフィティは金になる!と、今まで見たライターを剽窃、
パクリ劣化作品をバイト雇って大量生産しはじめる。
更に、本人は無名なのにいきなり廃墟を借りて、
バンクシーの名前をフル活用して、借金までして大々的な美術展を開くと言い出す。
値段も適当に1000ドルとか10000ドルとか平気でつけ、
広すぎて展示品足りない場所に適当にゴミ飾ったり、
指示しないでインタビューに行ったりと、遣り方はメチャクチャ。
でもなんとかギリギリ間に合わすと、
なんとマスゴミ批評家連は「素晴らしい!」と絶賛するわ、
絵は馬鹿みたいに売れるわで、男ウハウハ。
パクられたライターたちは勿論、グラフィティ界は怒り心頭。
グラフィティはストリートで描いて、消されてなんぼの衝動の様なもので、
金は後からオマケみたいについてくるっていう、アートとしての側面がある。
それを丸無視して金儲けに利用した男は、
彼らにとっては掟破りどころではない。
614:exit3/3
12/08/02 22:59:17.59 vJi7l1ob0
そして、バンクシーは男の撮り貯めた動画を貰い受け、この映画を作る事にした。
「ジョークみたいな話だろ?アートはジョークなのかもな。」とバンクシー。
男は多分映画が公開するまで、バンクシーの真意がわからなかったのだろう、
映画の中でニコニコとアーティスト顔してインタビュー受けてる。
(もしかしたら、未だに気がついてないかもしれんが。)
男はマドンナのアルバムのジャケットを撮るなど、今も精力的に活動している。
615:exit
12/08/02 23:14:40.93 vJi7l1ob0
因みににタイトルも捻りが効いてて面白いし、
映画自体はドキュメンタリー、アート嫌いでも笑えるし深い。
男もまるきり悪人でなく、ただアートを解さない俗人なだけで、
バンクシーは親友さ!ってニコニコしてるのが切ない&ムカつくww
因みに男はバンクシーが認めた男!っていうポスター作って客集めしたんだけど、
バンクシーもここら辺で多分「わざと」利用されていたと思う。
そして、世間はそれをどう見るんだろう?と観察していたんだと思う。
それが男が可哀想で悪趣味と思うか、男は最悪、評価なんか適当なんだと思うか。
アートって何なんだって考えさせられるし、後味が悪いというかスッキリしない。
616:本当にあった怖い名無し
12/08/02 23:20:30.01 VP030SD5O
>>610
誤字はともかく、読みやすかった。乙。
現実がどれかわからなくなる系の話、好きだから。
617:本当にあった怖い名無し
12/08/03 04:11:52.86 suwvQ/D30
BUMP OF CHICKENの人形劇作品のギルド。
感動できなくもないが、なんかなぁ…
618:本当にあった怖い名無し
12/08/03 07:32:11.69 OA7izM/x0
>>617
テンプレ読んでね
619:本当にあった怖い名無し
12/08/03 10:09:50.81 15Ry49Az0
>>600
大金持ちのおじさんはなんで監禁状態で自分以外一切関わらせず女の子の世話をしてたんだろう
エゴの塊のような人間で醜い歪んだ欲望があったとしか思えなくて後味悪い
620:1/2
12/08/03 13:40:52.34 csZsa4b50
「獄門島」 横溝正史
瀬戸内海に浮かぶ獄門島。
その獄門島を仕切る鬼頭家は、本家と分家に別れ対立していた。
本家の息子である鬼頭千万太は、戦争から帰る途中、戦友・金田一耕助に手紙を託し
「俺が帰れなければ3人の妹が死ぬ」という言葉を残し死ぬ。
金田一は手紙を届けるためにひとり獄門島へ向かう。
同じ頃、獄門島では戦争物資として没収されていた神社の釣鐘が奇跡的に戻り、
千万太の従兄弟である一(ひとし)が戦地で生存していることが知らされた。
また、前主人である鬼頭嘉右衛門が死に、跡継ぎ問題のために千万太や一の帰還を待っているところだった。
金田一は寺に宿泊させてもらうことにし、部屋においてある俳句の屏風を目にする。
「むざんやな甲の下のきりぎりす」「一つ家に遊女も寝たり萩と月」
そしてもう一つ句が書いてあったが読めない。
その後3人の娘は、千万太の予言通り殺される。
1人は大木に逆さまに吊るされ
1人は釣鐘の中に押し込められて
1人は月夜の晩に、萩の花を散りばめて
金田一耕助は3人の娘が屏風の俳句通りに殺されていることに気づく。
そして、3人の娘は千万太の父・丑松と旅役者の女の間にできた子であったことも突き止める。
621:2/2
12/08/03 13:42:08.18 csZsa4b50
ここで本家相続の権利を見てみると
①本家の長男千万太②~④千万太の妹の3人娘⑤分家の一
という順番になり、千万太が死ぬと3人の娘に本鬼頭は渡ってしまう。
しかし血筋を重んじる鬼頭家では、旅役者の子などに家を継がせることなど出来ない。
犯人は娘に鬼頭家が渡ることを恐れた前主人、嘉右衛門だった。
嘉右衛門は千万太の死、一の生存、釣鐘の返還の3つの条件が揃ったら、俳句になぞらえて娘たちを殺すことを実行犯に命じた。
果たして、一は生存、千万太は死に、「むざんやな甲の下のきりぎりす」をなぞらえるための釣鐘も戻ってきてしまった。
恐ろしい偶然に運命を感じた実行犯はそれぞれの殺人を実行したのだった。
金田一により全てが明らかになった時、役場からある事実が告げられる。
一の戦死。
生きていると伝えてきた人間は、情報料を目当てに嘘を言った復員詐欺だったのだ。
もしこの条件が揃わなければ、3人の娘が死ぬことも、犯人が殺人を犯すこともなかった。
しかも揃ったと思った条件の一つは真っ赤な嘘であった。
あまりの運命のいたずらに、狂ったように絶望する実行犯だった。
622:本当にあった怖い名無し
12/08/03 14:13:24.80 4o/mNQbR0
俳句になぞらえて殺す意味がわからん
{きちがいじゃが仕方がない}
って書きたかっただけか?
623:本当にあった怖い名無し
12/08/03 14:39:53.24 K6AQCnsk0
>>622
黒幕の前当主の遺言(命令 )で、 殺し方まで指示していた
「みんな、きいてくれ、わしはゆうべ不思議な夢を見た。三人娘を殺す夢じゃ。 それがまた、 なんともいえぬ美しい殺しかたでな……」
作中では島の閉鎖性 ・封建性が度々強調されていて、 代々の血筋に加えて島を富ませ近代化させた前当主の意向は、島民 に抗えるものではない
624:本当にあった怖い名無し
12/08/03 14:56:12.56 csZsa4b50
>>622
確か実行犯が黒幕の俳句仲間で、「この殺人には黒幕の怨念が篭ってるのだ」というメッセージと
俳句をあらかじめ金田一に見せつけることで名探偵に挑む意図があった
原作や映像化作品でブレはあるけど大体こんな感じかと
625:本当にあった怖い名無し
12/08/03 16:36:26.69 pjoEWG+80
主要人物があらかた死んだ後に
“そうか!解った!”と言って推理しだす金田一の存在が
一番後味悪です
626:本当にあった怖い名無し
12/08/03 18:41:42.52 QqXnVOo8O
>>625
そして大概の場合、犯人が自殺して「しまった!」
627:本当にあった怖い名無し
12/08/03 19:12:21.43 fKQuWnvLO
>>625-626
なんて的確なんだww
628:本当にあった怖い名無し
12/08/03 19:14:07.31 ILIywNYM0
>>625
“そうか!解った!”は等々力警部
629:本当にあった怖い名無し
12/08/03 19:28:10.29 EGmPyb0NO
マジかよ
630:本当にあった怖い名無し
12/08/03 19:41:29.47 6e+MH8HN0
で、結局逆さ吊りの俳句は結局どんな句だったんだ?明かされなかった感じ?
631:本当にあった怖い名無し
12/08/03 20:09:34.07 dKVULC+XO
うぐいすの身をさかしまに初音かな
632:本当にあった怖い名無し
12/08/03 20:12:21.09 pjoEWG+80
>630
「ウグイスの、身を逆さまに、初音かな」
ウグイスは春の季語、事件があったのは9月下旬
「季節違いだけどしかたがない」>「きちがいじゃが仕方がない」の台詞に繋がった
妹たち3人娘は、全員知的障害があったので
金田一が最初“季”を“気”と勘違いして、色々気がつくのが遅れた
633:本当にあった怖い名無し
12/08/03 20:36:56.55 h5YIS5ff0
獄門島はむしろ後味の悪さが後味良かった
変な言い方だけど、ラストの詐欺の情報を聞いた時は
一本取られたというか、全く恐れ入った
634:本当にあった怖い名無し
12/08/03 21:00:01.86 93Y/Yx6f0
人んちの塀や公共物に勝手に落書きしてアートぶってる奴らなんて全員○ねばいいのにと思う。
635:本当にあった怖い名無し
12/08/03 21:06:05.86 csZsa4b50
どこのチンポムだよ
屁理屈こねてるけど
自分たちの家を焼かれたり自分自身が殺されかけても
犯人にアートだと言われればおとなしく引き下がるんだろうねー
636:本当にあった怖い名無し
12/08/03 21:09:16.27 6e+MH8HN0
>>631
>>632
ありがとう。季違いじゃが仕方ない、か。壮絶に紛らわしいな。
637:本当にあった怖い名無し
12/08/03 21:26:39.75 4o/mNQbR0
ちまたも美男子だけど神経質でどこか変な男だったし
妹たち三人も凄絶な美少女ばかりだけど全員池沼
彼らの父親の丑松も座敷牢に入れられてた粗暴な白痴
ちまたの母親はどこかから無理やりさらってきて手篭めにしてのち自殺
そのあとは旅芸人の売春婦に娘三人産ませてる
分家の奴らも、和尚も村長も医者もみんな頭おかしい性豪じじいの雄奴隷
横溝ってキモすごいわ
瀬戸内海のたかが小島で本家だの分限者だの言ってるから
血が絶えるんだよな、とか思うワナ
638:本当にあった怖い名無し
12/08/03 22:10:37.70 +cNEK7MN0
>>637
疎開だかで実際に中国地方で過ごした経験が作品の土台になって
いるらしいからねー。島じゃなくても道路網がまだ発達してない県境の
寒村、みたいな隔離社会のおどろおどろしさがたまらん。
639:1/3
12/08/03 23:19:40.44 dKVULC+XO
松本清張「告訴せず」
主人公は田舎町の冴えない中年男。女房の妹の亭主(以下、義弟)のおかげで、駅前で食堂をやらせてもらっている。
義弟は議員、今度の選挙は再選できるかどうかの瀬戸際。
主人公、「東京の大先生」の所から「実弾」を持ち帰る任務を託される。
選挙前に議員の取り巻きが消えたら目立つが、駅前食堂の親父が消えたところで誰も気にとめないのだ。
主人公、「実弾」を持ち逃げして温泉地を転々とする。
ある温泉宿で盗難事件があり、任意同行を求められるが、開き直る。
「東京の○○大臣に迷惑がかかりますから、署長さんにだけ申し上げます」
「××県の●●議員は義弟です。私は選挙の裏金を持ち逃げしました。トランクの札束がそうです」
「○○大臣は心当たりがないと?ではあの金は、私が持っていてかまわないのですね」
釈放された主人公、小豆相場で大儲け。内妻のお篠とラブホ経営に乗り出す。
お篠は元温泉宿の女中、主人公と金で寝たことがあった。
逃亡者の主人公は、福山某と偽名を名乗っている。
偽名では土地家屋の登記ができないので、お篠の名義にして実印は主人公が厳重に管理している。
小豆相場の儲けはお篠にも知らせず、複数の銀行に福山名義の口座を作り、通帳は銀行に預けた。
640:2/3
12/08/03 23:21:09.54 dKVULC+XO
ところで主人公は証券会社で、戦前は政治ゴロだったという噂の好々爺と知り合っていた。
主人公は、訛りから××県出身と見破られたので好々爺を薄気味悪く思っていた。
ラブホの開業当日、義弟の名前で花輪が届く。
数日後、女房と娘の服の忘れ物が見つかる。
主人公はラブホを居抜きで売って逃げたくなるが、お篠は承知しない。開業当日から満室なのだ。
そんなある夜、ボヤが起きて主人公は怪我で入院する。
見舞いの品の中に、義弟の取り巻きの名刺を添付した物があった。
回復した主人公は、ラブホはお篠にくれてやって、小豆相場の儲けだけを握って一刻も早く逃げ出す事を決意する。
しかし銀行に行くと、改印届けと住所変更届けが出されていた。
銀行側は、
口座開設以来来ない人の顔は覚えていない、改印届けを出した福山様はちゃんと身分証を提示した、詐欺なら警察に行けばいい、
と一歩も譲らない。
呆然としたまま証券会社に向かう主人公は、途中の喫茶店で好々爺、その息子、担当だった証券マンが愉快そうに笑い合うのを目撃し、自分が詐欺に逢ったことを知る。
数日後、主人公の溺死体が発見され、ポケットの印鑑から、身元不明の福山某として処理された。
641:3/3
12/08/03 23:22:08.16 dKVULC+XO
好々爺は昔取った杵柄というやつで、詐欺師ネットワークで知った、義弟が選挙の裏金を持ち逃げされた事件と主人公の××県訛りを結び付けた。
主人公は小豆相場の儲けを証券会社振り出しの小切手にしていたので、どの銀行で現金化・預金化されたか、証券マンを詐欺に取り込めば筒抜け。
あとは義弟と取り巻きの名前を出して追い込めばいい。
女房と娘の服は、好々爺が旅行者のふりをして食堂を訪れ、買い取った。
「こんな旨い天ぷら蕎麦は、銀座でも食えないぜ。ご亭主が作りなさるのかね」
「えっ、おかみさんが全部作りなさるのか。ご亭主はいい身分だの。いや、立ち入ったことを聞いてすまん」
「ところで、物干し竿に掛かってる服を売ってもらえんかの。嫁と孫娘が、着替えがなくて難儀しとるんじゃ」
642:本当にあった怖い名無し
12/08/04 01:17:23.14 qHjBD9RgO
>>637
小さい国の中で男系相続とか言って滅びそうな一族みたいだな
643:本当にあった怖い名無し
12/08/04 01:21:57.18 qHjBD9RgO
>>641
営業担当の証券マンが、小切手の受取人を知れるはずがないけどね
644:本当にあった怖い名無し
12/08/04 03:30:22.75 y/9rX2Pg0
金田一が和尚に
「キチガイって誰のことですか?!」って詰め寄ったら
後ろを向いてガタガタ震えだしたのでそんなにやばいことなのかと思ってたら
笑いを我慢してただけだったっていう
645:本当にあった怖い名無し
12/08/04 03:43:53.96 dGhod0aC0
>>644
やだ、素敵エピソード。
そういう狂気って好き。
読んでみようかな。
646:本当にあった怖い名無し
12/08/04 08:11:56.15 y03MfovkO
肝心なセリフが放送コードにひっかかりまくるので、近年の
「獄門島」実写化は無理矢理な改変をせざるを得なくてなんだかな。
そういや、テレ東の水曜ミステリーでやった獄門島はひどかった。
実兄の葬式に華やかな振り袖で参列し、終始一貫ゲラゲラはしゃぐような池沼
三姉妹(演・マナカナ)のことを、早苗さんが「いつも笑顔で明るいあの子達が、
この島の暮らしの中で、私の唯一の癒しでした」なんて言ってたり、
黒幕がきがちがってる息子と入れ替わって自分の葬式を偽装し、
連続殺人完了を見届けてからラストで死んでたり、無意味な殺人だったと知って
自責の念で脳卒中あぼんするはずの犯人がきちんとお縄についたり。
見てる間ずっと、「えー?」を連発し、見終わった後は「テレ東だから仕方ない」としても、
そこまで改変するなら別の横溝作品やりゃいいだろと言いたくなった。
647:本当にあった怖い名無し
12/08/04 08:48:04.24 y03MfovkO
>>622
「犬神家の一族」について、乱歩に「君はなんであんなタイトルの小説を書いたんだ」と言われて、
「山田家の一族や鈴木家の一族じゃ、誰も読んでくれないし」と返した横溝なら、
そもそもの発想自体「きがちがう」を言いたかっただけかもしれないと思ってる。
648:本当にあった怖い名無し
12/08/04 10:11:11.39 rtY0F8IzO
獄門島かぁ
映画や漫画は観たけど原作には手を出してないな俺。
漫画、読み返しているけど、金田一が牢屋に入れられる所は笑う。
最後の別れは、あの一族の今後を思うと後味悪・・・
649:本当にあった怖い名無し
12/08/04 14:25:45.75 0yVG4NcO0
昔、中国の山地に一人の爺さんが住んでいた。
日々せっせと蕪を作って暮らしていたが、
隣に住む意地悪な金持ちが、せっかく爺さんの作った蕪を
家畜に食べさせてしまうのだ。
爺さんは日々家畜を追い払ったが、金持ちは面白がって
「そらいけ、そらいけ」と豚をけしかけるので、稼ぎは少なかった。
ある時、爺さんのまいた種のひとつが大きくなり、大きな蕪になった。
爺さんは「お前は隅っこにいたから、豚どもも見落としたんだろう」と
ことさら大事に育てた。
隣の金持ちは「そら、あれも喰っちまえ」と豚をけしかけたが、
爺さんの作った柵のせいで食べられなかった。
650:本当にあった怖い名無し
12/08/04 14:28:17.14 0yVG4NcO0
半年ほど経つと、蕪は爺さんの家ほどに大きくなった。
ある時役人が通りかかり、「このかぶらを、皇帝陛下への貢物にする」と言い放った。
「そんな、わしは何を食べればいいんでっか」
「うるさい!お前の食べるものなど知るか」
爺さんをかわいそうに思った近所の人が、
「爺さん、皇帝陛下はきっとなにか素晴らしい贈り物をくださるよ。
だから気を落とすんでないよ」と慰めた。
巨大な蕪は、皇帝陛下の80歳の誕生日の贈り物になった。
役人の添えた手紙には、皇帝のおかげで民は飢えずに暮らしていること、ご長寿をお祝いしますと
書かれていた。
皇帝は自分の政治が良いのだとほめられたことが嬉しくなり、
大きな蕪を広間に置いて鑑賞することにした。
651:本当にあった怖い名無し
12/08/04 14:30:32.52 0yVG4NcO0
しかし、何日かすると蕪は腐ってグチョグチョになった。
始末に困った皇帝は、どう捨てようか迷い始めた。
その頃、隣の金持ちは爺さんが皇帝から褒美の宝石をもらったのを
羨ましがっていた。
「俺も何か皇帝陛下に差し上げれば、もっといいご褒美がもらえるかもしれん」
しかし、金銀宝石は皇帝も持っている。もっといいものを…
「娘だ!娘をさし上げることにしよう!」
金持ちには美しい娘が一人いた。
既に婚姻も決まり、家を継がせることに決まっていたが、金持ちは
褒美ほしさにこの結婚を取りやめた。
指折り数えて婚礼の日を待っていた娘は、
「嫌です、皇帝なんかもうおじいさんじゃありませんか」と嫌がるのを
無理やり皇帝のところへ連れて行った。
652:本当にあった怖い名無し
12/08/04 14:33:15.39 0yVG4NcO0
娘はなかなか美しかったので、皇帝は何か褒美をやろうと考えた。
「しかし、金銀宝石など、あの者も持っているだろう…」
ふと、広間においてある腐りかけの蕪が目に入った。
「そうだ、これをやろう」
元々始末に困っていたのもあり、蕪はすぐに金持ちの家に届けられた。
金持ちは、大事な娘を蕪と取り替えたことになってしまった。
中国の民話は、叙文長物語などを見るとわかるが、大きく分けると
「頭のいい人間が愚かしい人間をやり込める話」
「笑い話」
「強欲な人間が罰を受ける話」にわかれる。
なかなかに後味の悪いものも多く、
儒教や仏教の影響を強く受けた
笑話が大半を占める。
653:本当にあった怖い名無し
12/08/04 14:41:20.82 4SiRkmRj0
娘の今後を考えれば後味悪いけど意地悪爺が報いを受けたので相殺されるな
654:本当にあった怖い名無し
12/08/04 14:42:17.78 7pwOxUSd0
横溝なら隣の娘は美しいが心に歪な悪いものを住まわせている
池沼で殺人鬼だったってことにするな
655:本当にあった怖い名無し
12/08/04 16:30:03.18 2YTsuaLs0
子供のころに見たサスペンスドラマ。
ある女性とたぶん湖で主人公たちが知り合う。
その女性、過去にその湖で命を助けられたことがあるという。
その女性、何かとピンチになり、その都度主人公たちが助ける事に
なるのだけれど、そのような目にあうほどの恨みをかった覚えがないという。
それとは別に、狂人の様なおじさんも出てくる。
このおじさんは幼い我が子を殺した人物を探している。
656:本当にあった怖い名無し
12/08/04 16:33:13.56 2YTsuaLs0
結論としてはその女性を襲っていたのはおじさんだった。
おじさんの子どもたちが死んでしまったのは
湖の「立ち入り禁止」の木製の看板を若者たちが燃やしてしまい、
それがなくなったせいで立ち入り禁止区域に幼児の子どもが入り、
事故死してしまったから。
その若者の一人が襲われていた女性だったからだ。
657:本当にあった怖い名無し
12/08/04 16:42:27.58 2YTsuaLs0
若者が「いたずらをして」看板を燃やしたせい、とおじさんは思っていたけど
真相はちょっと違っていた。
その女性が自殺だか事故だかで湖で溺れそうになったところを
若者たちが助け、「何か燃やすものはないか」と
目の前にあったほこりをかぶった看板を剥ぎ取り、
暖として燃やしたため、女性の命は助かったのだ。
そしてそのあと「いつもある板がないから入っても良くなった」と勘違いした
(字の読めない幼児だった)おじさんの子どもたちが立ち入り禁止区域に入り
結果、おじさんのこども達は事故死してしまったということに。
おじさんのこどもたちも不憫でおじさんの怒りも分かるから
物凄く後味の悪い気分になった。
なんか、助けようとした若者たちが主人公たちだったって
記憶もあるのだけれど、原作小説があるなら読んでみたい気もする。
あまりの後味の悪さに、何度も夢に見ちゃって
本来とは違う話になっている可能性もあります。
658:本当にあった怖い名無し
12/08/04 18:34:20.39 rtY0F8IzO
>>655覚える、漏れも後味悪かった。
亡くなった子供は父親?と釣りをするためにフェンスの隙間から入ったと
記憶していたが、違ったのか・・・(´・ω・`)
659:本当にあった怖い名無し
12/08/04 18:57:31.46 2YTsuaLs0
ああ、覚えてくれてる人がいた。
なんか嬉しいよ。
亡くなった子どもはその湖に父親と何度か釣りに来ていて、
「禁止区域」のことからは確か父親から注意を受けていたんだよね。
「看板があるだろ、だから入っちゃ駄目なんだ」って。
子どもは看板が外されていたから
「こっそり禁止区域に入って大きな魚を釣ってお父さんを驚かせよう」と
フェンスだかバラ線の隙間から入って事故にあってしまった
・・・って記憶してる。
660:本当にあった怖い名無し
12/08/04 19:37:13.99 rtY0F8IzO
ありがとう、繋がった。
昔のサスペンス系ドラマは面白かったよな、適度に後味悪いのもあって。
サスペンス系で三十年以上前にあったドラマも今思い出しても後味悪い・・・
661:本当にあった怖い名無し
12/08/04 19:46:37.69 rtY0F8IzO
サスペンス系ドラマで
ある時古いお寺の蔵の奥底から変わった格好をした人間のミイラが発見された。
それは、石棺の蓋を持ち上げようとしているような格好をしていて、かつ鬼のような表情であった
それに興味をもった記者は捜査を開始します。
662:本当にあった怖い名無し
12/08/04 19:56:27.62 rtY0F8IzO
普通、ご神体となられる方は穏やかな表情と座禅を組む姿勢のはず、数百年前の事実を探るうちに現れた事実は、
飢饉が起こっいた時代に日本各地で太平のため束神仏?になられるお坊様がでてくると
そのお寺でも崇める対象として束神仏?が欲しくなった、けれど誰も名乗りを挙げない、話し合った結果
ある村で乱暴者だった若者を、束神仏にしようと言う事になり
つづく
663:本当にあった怖い名無し
12/08/04 20:10:18.27 rtY0F8IzO
宴会を開いてその乱暴者を酔いつぶらせ、石棺の中に放り込んだ。
中に入れられた男は、命有る限り暴れ回り、石棺の蓋を持ち上げようとしたままの形で固まり死亡。
その後、お寺側が急いでいた事情もあり、ミイラ化するために石棺を開け綱を懸けて持ち上げ、お経をあげながら、遺体を火の上に吊るし燻製状態に。
つづく
664:本当にあった怖い名無し
12/08/04 20:18:01.58 rtY0F8IzO
後にご神体として祭り上げようとしたが、その鬼のような表情から、諦め、蔵の奥底に入れられたそうだ。
その事を記事にしようとしたら、編集長がボツにした、理由は「人間の燻製を作ったなんて記事にできるかっ」だった・・・
事実は闇に葬られ記者は首になった・・・(´・ω・`)
トラウマになったシーンは綱を引いて浮き上がったシーンで内蔵がボトリと落ちるシーンだなぁ
後味悪る・・・
665:本当にあった怖い名無し
12/08/04 20:18:44.73 dGhod0aC0
即身仏な。
666:本当にあった怖い名無し
12/08/04 20:31:12.07 PdS4eLQe0
それって確か、湯殿山麓呪い村っていう名前だったような気がする
667:本当にあった怖い名無し
12/08/04 20:37:19.03 rtY0F8IzO
>>665、サンクスです、度忘れしてしまってorz
>>666、題名ってそうだったの?
完全に忘れてたよ。
覚えている人が居るって嬉しいなw
あと、悪魔の番号ゲットオメデト
668:本当にあった怖い名無し
12/08/04 20:42:08.76 rtY0F8IzO
連投すまん
くぐってみたら、映画だったのね、ガキの頃テレビで見たから勘違いしてたよ(´・ω・`)
主人公は考古学者で記者は脇役か・・・うろ覚えだなぁ
669:本当にあった怖い名無し
12/08/04 21:08:38.68 dGhod0aC0
>>668
ええねん。
面白かったよ。
670:本当にあった怖い名無し
12/08/04 21:24:21.89 2YTsuaLs0
何だかその即身仏も人柱みたいだよね。
まんが日本昔話の「キジも鳴かずば」の昔話思い出しちゃったよ。
村に飢饉が訪れて、誰かを人柱にしようって事になって
しんとする中ある男が「だったらくじ引きにしよう」と言い出す。
で、その言い出した男が「あたりくじ」を引いてしまう。
その男は妻を亡くして幼い娘と二人暮らしなのだけど、
自分が死んだら娘はどうなる、お願いだから見逃して、などというのだが
村人たちは承知せず、結局人柱にされてしまう。
それ以来娘は一言も口を利かなくなるようになるのだけれど
ある日キジが鳴いて猟師に鉄砲で撃たれたのを見て
「キジも鳴かずば撃たれまいに」とつぶやいて去っていく・・・
まんが日本昔話も結構後味の悪いのがあるかもなぁ。
671:本当にあった怖い名無し
12/08/04 21:48:53.27 nQ8HhpVz0
ちょっとうろ覚えだけど楠桂の短編集『楠劇場』から「鬼こごめ」
和風ホラーファンタジー
山奥にある鬼の里。
恋人か夫婦の若い男女の鬼がいて、二人は人間になりたいと思っている。(絵では角があるだけで他は普通の人間ぽい)
ある日、男は人間になる方法を探すために里を出ていった。
数年後、人間の姿になった男が帰ってくる。
男の帰りを喜ぶ女に、男は人間になる方法を教える。それは、赤ん坊の生き肝を食べること。
人間になったということは、目の前の男はそんなことをしたのかと呆然とする女。
男は「ちゃんと用意もしてきた」と赤ん坊を女へ差し出す。
女が混乱しながら、この赤ん坊はどうしたのかと尋ねると、
男は
「俺が人間の女に産ませた子どもだけど、確かに人間だからちゃんと効果があるはずだ」
と、赤ん坊を食うように促す。
状況を受け入れられない女は、男をかつての恋人とは認識できなくなり
そして、牙や爪を剥き出しにした「鬼」の姿になった女が、男を食い殺したらしいカットで終わってたような気がする。
672:本当にあった怖い名無し
12/08/04 21:50:35.51 nQ8HhpVz0
「他の女との間に作った子ども」を笑顔で差し出すとか、
赤ん坊を食えとか、
どっちが鬼やねん……という
673:本当にあった怖い名無し
12/08/04 21:52:54.51 dGhod0aC0
>>670
その教訓が浸透してしまって
日本人は言いたい事を言わず
何事も有耶無耶にする民族性になったとしたら
更に後味悪いよね。
まぁ実際は島国という地理的要因とか色々あるんだろうけど。
674:本当にあった怖い名無し
12/08/04 21:53:53.38 cE/2/Lvl0
「キジも鳴かずば」は父親が庄屋の家から小豆を盗んで
娘に食べさせてた話じゃなかったか?
娘が浮かれて「赤いまんま食べた」って歌って盗みがバレて、
父親が人柱にされてしまうという
675:本当にあった怖い名無し
12/08/04 22:07:07.07 2YTsuaLs0
すみません、記憶違いだったみたいです。
そういえば「赤まんま食べた」というので思い出したけど、
同じ様に貧しい家庭の子どもがそういうものだから
「やっぱりお前が盗んだのか」と村人に囲まれて
切羽詰った父親が自分の子どものおなかを裂いて
「これが赤まんまだ」と、赤がえるか何かを出す話を
何かで読んだ覚えがある。
676:本当にあった怖い名無し
12/08/05 00:33:42.69 hDpGV4Pu0
この流れ…なんかデジャヴ
677:本当にあった怖い名無し
12/08/05 00:45:34.74 XzYX5j+5P
>>675
地元は川エビ(ゆでると赤くなる)だったなあ
その話にまつわる地名も残ってる…ガクブル
678:本当にあった怖い名無し
12/08/05 00:46:29.00 qB/z4Rg+O
記憶障害の人が繰り返してるんだろw
679:本当にあった怖い名無し
12/08/05 00:56:13.78 /8QCwjmm0
記憶力のいい人はもう来ないの?
680:本当にあった怖い名無し
12/08/05 01:05:53.58 H0VwFq4lO
即身仏に便乗。
昔NHK教育でチラ見した、外国の科学番組。
エジプトかどこかで「大変保存状態の良いミイラと棺」が発見されたが、それは現代の捏造と検証されたそうで。
決め手になったのは、棺の彫刻にかすかに残っていた、鉛筆の下書き。
彫刻のモチーフだか様式だかも、その年代からずれていたそうだ。
中のミイラも、このでっちあげのために殺された新しい死体を加工したものだったとか。
うろ覚えだがな!
681:本当にあった怖い名無し
12/08/05 02:05:47.85 /ODCRKOH0
ミイラに便乗
世界一美しいミイラと言われる、ロザリア・ロンバルド。
百年経っているとは思えないその姿は、まるで生きているかのように
産毛や睫毛まで確認できる。
将軍は二歳で死んだ愛娘をそのまま残すため、有名な死体防腐処理師に託したが、
あまりに変わらないその姿に父親は悲しみが増すばかりになり、
数年後には遺族が安置所に訪れることはなくなってしまった。
682:本当にあった怖い名無し
12/08/05 02:30:58.14 BRDd7KdP0
そういや、かわいがってたペットを剥製にする人がたまにいるそうだが、
見ているうちに逆にいやになってきて、地中に埋めちゃうってね。
そういう話を思い出した。
683:本当にあった怖い名無し
12/08/05 02:52:38.32 /ODCRKOH0
>>682
火葬とか土葬みたく形が変わるってことは遺族にとってはある種区切りというか、
悲しみから悼む心に切り替えるきっかけにできやすいんだろうな。
エジプトのミイラも棺にちゃんと入って開かないようにしてたんだろーし。
世界一美しいミイラのwikiの写真も乗っけとくね。
一応閲覧注意だけど、正直寝てる女の子にしか見えない。
URLリンク(ja.m.wikipedia.org)
684:本当にあった怖い名無し
12/08/05 03:07:17.49 6gEIBknt0
>>683
これは可愛い。
685:本当にあった怖い名無し
12/08/05 09:50:28.58 X+Qoqw0l0
>>681
屍蝋化しただけな。バチカンには聖人認定された腐らない死体があるが、こっちは嘘か真か
屍蝋化ではなく本当に腐ってないだけ・・・と思いきや近年はやっぱり駄目になってきたので
当時の顔を再現したマスクを被せてるってオチ。こっちも屍蝋化だったかも知れん。
686: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
12/08/05 12:01:07.43 8smIFm1R0
漫画『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』から。
魔法律とは、霊が犯した犯罪を裁くための法律。
主人公ムヒョは、最年少で魔法律家の
最高位である執行人にまで上り詰めた天才である。
ムヒョが執行人になる前。
彼と同じ魔法律の学校に通っていた少年がいた。
名前はエンチュー。
彼は病気の母親を抱えており、なんとか自分が執行人になろうと頑張っていた。
昼夜問わず勉強をし、食べる暇も寝る暇も惜しんで努力していた。
そしてムヒョとエンチューは親友だった。
687: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
12/08/05 12:02:58.07 8smIFm1R0
エンチューはライバルであるムヒョ(彼も執行人試験を受ける)を
心のなかで憎むことさえあったが、パンを差し入れる彼の優しさに涙し、
ムヒョを呪ったりすることはなかった。
やがて執行人試験の日がやってくる。
試験を控えたエンチューは電報を受け取る。
そこには母親が危篤であることが書かれており、
エンチューは試験を放棄して母の元へ向かう。
しかし時既に遅く、母は死んでしまっていた…。
傷心のエンチューは街へ戻る。
しかし既にムヒョが執行人として合格してしまっており、
壊れてしまったエンチューは涙を流しながら、紙吹雪を舞わせる。
その後、エンチューは魂を捧げることによって力を得る
『禁魔法律家』となり、ムヒョを強く憎む。
そして主人公たちの前に立ちふさがり、悪霊を操って彼らを殺そうとしていく。
688: 忍法帖【Lv=3,xxxP】
12/08/05 12:10:46.07 8smIFm1R0
ムヒョは面接で『執行人になったらどうする?』と聞かれ
『エンチューに譲って昼寝する』と答えた。
その優しさを評価されて彼は執行人になった。
実際、二人の実力は互角だった。
彼らの師匠である執行人.ペイジは当時のエンチューを「余裕をなくしていた」と評する。
病気の母親のための努力を「余裕が無い」で済ませる冷たさ。
そして不合格になったエンチューのアフターケアもしている描写がない。
たった一人の家族を抱えて、
彼がした人並み以上の努力くらいどうして認めようとしないのか。
結局エンチューの母親を殺したのは、敵の親玉が仕組んだ事でそいつがすべて悪い!みたいになってるけど
エンチューの一件はペイジにも責任の一端があるのに
彼は何も言われない。
それが読んでいた当時モヤモヤした。
ちなみにこの漫画、他にも
悪霊に襲われた母親を助けたくて、やってきた女性を見捨てたり。
霊感のある娘を疎んじて、『帰ってくるな』と父親が金を握らせたり、
意外に後味悪かったり、罰を受けたのにモヤッとしたものが残ったりという
話が多い。
689:本当にあった怖い名無し
12/08/05 12:18:08.08 sLRwdpzH0
それ読んだだけだとエンチューがムヒョを憎んだのは完全に見当違いだし、単にキチガイが人に迷惑をかけた話にしか見えない。
690:本当にあった怖い名無し
12/08/05 12:42:37.74 /ODCRKOH0
ムヒョって名前が主人公の名前と思えない可哀想で後味悪い
691:本当にあった怖い名無し
12/08/05 14:34:10.85 N6/rOzPe0
>>690
一応マジレスしとくとあだ名なw本名は六氷透(むひょう とおる)
相棒のロージーも草野次郎、エンチューは円宙継(まどか そらつぐ)
ちょっと中二臭いのは少年漫画(ジャンプ連載作品)だから勘弁
692:本当にあった怖い名無し
12/08/05 14:36:31.12 9HbyVO4P0
最後ムヒョとエンチューは和解してたっけ
ただエンチューの逆恨みに巻き込まれた人々にとっては理不尽だなw
693:本当にあった怖い名無し
12/08/05 15:14:17.47 s7XOIo/Z0
>682
>そういや、かわいがってたペットを剥製にする人がたまにいるそうだが、
剥製どころか、ラジコンヘリにしてしまった人が居ます・・・・
694:本当にあった怖い名無し
12/08/05 15:42:34.42 wvqc75/2O
ムヒョの作者の人いまジャビンでバレーボール漫画描いてる?
695:本当にあった怖い名無し
12/08/05 16:11:21.99 9HbyVO4P0
>>620
馬鹿な俺に教えて欲しいんだけど、
殺人計画を実行する条件に、ヒトシの生存があったのはなぜ?
ヒトシの生死に関係なく家は娘たちに渡るわけだから、千万太の生死(と釣鐘)にのみ
殺人計画の運命が関わってるんじゃないの?
696:本当にあった怖い名無し
12/08/05 16:31:38.87 Fk2VmzuG0
>>695
全員死んだら本家相続がどうなるかしらんが犯人にとって一番避けたいパターンだったんだろ
本家継ぐ者がいなくなってお家が途絶えるとかかな
とにかく相続の優先順位は犯人にとって
オマンタ>ヒトシ>(犯人が許せる限界の壁)>3人娘>その一番避けたいパターン
697:本当にあった怖い名無し
12/08/05 16:36:29.71 9HbyVO4P0
>>696
ありがとう
「娘に相続されるくらいなら家がなくなったほうがマシだ!」
という前提を勝手に考えてたんだけど
>>696の考えなら納得ですね。
698:本当にあった怖い名無し
12/08/05 16:43:57.53 XuYkek6J0
>>694
ジャビンてなんだよwと思ったが言いたいことは通じた
それは違う人だよ
ムヒョの人は結構前に再度打ち切りになってから載ってないわ
699:本当にあった怖い名無し
12/08/05 17:12:49.24 d99pormD0
横溝の気持ち悪くて面白いからもっと誰か教えてください
自分ではきっと怖くて読めない
700:本当にあった怖い名無し
12/08/05 17:37:21.40 ByxeQJwt0
>>698
>ムヒョの人は結構前に再度打ち切りになってから載ってないわ
後味悪い
週刊漫画って評判悪いと容赦なく切られてフォロー無しなのか。
漫画が好きだから漫画家になりたいって若者も多いだろうに、現実は厳しい罠。
701:本当にあった怖い名無し
12/08/05 18:28:25.94 WfPurs4h0
>>700
ジャンプは厳しいよ
専属契約があるうちは他誌でかけないし、人気無ければ打ち切り
702:本当にあった怖い名無し
12/08/05 18:31:05.96 IbhUosOsO
うろ覚えでスマン
漫画にあった話
男の子二人と女の子一人の三人でかくれんぼしていた
男の子の一人が鬼になって残りの二人は一緒に小屋の中の
木材の中に隠れてた
鬼の男の子が小屋の中に探しに入ったら
その小屋に知らないおじさんが入って来て
「おじさん、最低なこと思い付いちゃったよ~」
って言って鬼の男の子を犯してしまった
しかも隠れてた二人の目の前で
思い出したので書いたけどやっぱり後味悪い…
703:本当にあった怖い名無し
12/08/05 19:57:37.67 wvqc75/2O
↑タッチの絵柄で再生された…
704:本当にあった怖い名無し
12/08/05 20:24:04.97 t0ZRE0msO
↑漏れも・・・(´・ω・`)
705:本当にあった怖い名無し
12/08/05 20:54:09.19 9HbyVO4P0
おじさんのモデルは誰だったんだw
706:本当にあった怖い名無し
12/08/05 21:32:58.74 /ODCRKOH0
>>705
マスター
707:本当にあった怖い名無し
12/08/06 00:01:58.45 8smIFm1R0
ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』のケンスケ補完シナリオ。
このシナリオは相田ケンスケという、主人公シンジの友達が話を進めていく。
ケンスケは本編では同級生の立ち位置だが、このシナリオではかなり重要な立場。
このゲームはキャラごとにシナリオが用意されており、
シナリオによっては時系列がつながっている。
このケンスケ補完シナリオのタイトルは『夢から覚める時』というなんとも皮肉なタイトル。
その前にエヴァを知らない人のために簡単な設定を説明。
主人公は碇シンジという中学生で、地球を襲う謎の生命体『使徒』を駆逐するために
NERVという組織が創りだした『エヴァンゲリオン』という兵器に乗って戦う。
エヴァには詳しい設定があるが後述。モビルスーツだと思っておけばいい。
パイロットは以下のとおり。
エヴァ零号機→かの有名な綾波レイ
エヴァ弐号機→惣流・アスカ・ラングレー(あんたバカァ?の人)
エヴァ初号機→碇シンジ(主人公)
エヴァ参号機→鈴原トウジ(シンジの親友)
このシナリオでは主にシンジ、トウジが絡んでくる。
『歌はいいねえ』のカヲルは専用エヴァがない。
708:本当にあった怖い名無し
12/08/06 00:05:06.90 8smIFm1R0
最初の場面で父親と会話するケンスケ。
ケンスケの父親はNERVの職員で、好奇心が強くエヴァに憧れを持つケンスケに、
「あんなものに乗らずに大人になってほしい」と告げる。
ケンスケはシンジ、トウジと親友なので、色々と思う所もあるらしい。
父親はおそらく職員なので、かなり深い情報も知っているんだろう。
場面が変わって学校。
ジェットアローンを停止させたことを会話するシンジとケンスケ。
父親のパソコンから情報を得ているケンスケ。
パイロットになりたいな~と言うケンスケに、自分はスタッフの言うとおりに戦っているだけ。
そういうのを知っているのはスタッフだけと告げるシンジ。
シンジに近いスタッフに接近して情報を得ようと考えるケンスケだった。
あわよくばパイロットになるチャンスを得ようとも考える。
709:本当にあった怖い名無し
12/08/06 00:07:27.65 GGQfCVZa0
スタッフから聞き出した情報を確認するケンスケ。
そこには、とんでもない事実が書かれていた。
なんとエヴァは、パイロットの母親の魂を介して動かすのだ。
つまり、シンジの母親の魂は初号機に。アスカの母親の魂は弐号機に。トウジの母親の魂は参号機に。
それぞれインストールされている。
エヴァは念じれば動くが、それは外道な手段で実現されたテクノロジーだった。
その事をおそらく、パイロットである彼らは知らないだろうという結論に至る。
更に読み進めていくと、マルドゥック機関と呼ばれる機関がパイロットを選出していることがわかる。
そしてコード707と呼ばれ、エヴァパイロットの適格者が集められたクラス。
それこそがケンスケのいる第壱中学校2-Aだった。
710:本当にあった怖い名無し
12/08/06 00:08:22.97 GGQfCVZa0
自分にも素質は十分にあると喜ぶケンスケ。
しかしそこで思い至る。
自分の母親の魂が本当にあるとしたら…
自宅で父親を問い詰めるケンスケ。
「だってパパ、パパは何も教えてくれないじゃないか。
ママは…ママは死んだ後どうなったの?エヴァのパーツになったの?」
動揺する父親に、自分で調べて知ったことを教える。
最初は憧れやかっこいいから、という理由だったが、今はNERVが自分の母の魂を保管しているとしたら、
それを他人のものにしたくない、だからエヴァのパイロットになりたいというケンスケ。
真実を知ったことでただの好奇心から随分と成長するのだが、
父親は黙りこんでしまう。
父親は母親が助からない矢先、NERVによって魂を捧げるように言われた。
葬式の時にも遺体はなかったらしい。
しかし、将来ケンスケがパイロットになる可能性を告げられ後悔する父親。
戦って死ぬようなことがあったら…と怯えながら暮らしていたのだ。
「あんなパイロットになんかならないほうがいいんだ」と語気を荒げる父親。
「じゃあ、俺の友達は不幸だっていうの?一緒に戦って助けてあげる事はできないの?」
パイロットにならずとも支えてあげる事はできると言われる。
(ここで分岐、諦めるか諦めないかの選択がある)
711:本当にあった怖い名無し
12/08/06 00:09:24.74 GGQfCVZa0
諦めないを選んだ場合。(『諦める』だとシナリオクリア出来ない)
使徒が襲来。
初号機と参号機が使徒を殲滅する。
しかし、参号機パイロットのトウジは殉職する。
担任の教師はそれを伏せ、「事故に遭い病院へ運ばれたが死亡」と告げる。
(機密情報に触れるので、一般人の生徒には告げられない)
授業を切り上げ、放課後に葬儀に参列するケンスケたちクラスメイト。
葬儀の場でアスカと会話するケンスケ。
仲間の死にショックを隠せないのか、悲痛な表情のアスカ。
せめて親友のケンスケには
それとなく真実を伝えようとするアスカに、既に使徒との戦いで死んだことを知っているというケンスケ。
「あいつ…俺たちを守ったんだ」
トウジの死でパイロットになりたい、という気持ちに恐れがまじるケンスケ。
彼がパイロットに選ばれた際、ひどく羨んだことを家で詫び、悔み悲しむ。
(ちなみにトウジもシンジと同じで『なりたくてなったんじゃない』
半ば強制的に選出されたパイロット。
この二人は終始使命感などで戦い、エヴァに喜びや意味を見出さない)
そんなケンスケを、「絶対に守る、ママとの約束だから」と励ます父親。
712:本当にあった怖い名無し
12/08/06 00:15:53.73 +QYBwQyhO
エバンゲリン結構観てたし劇場版も観たけど
そんな裏設定あったとは
確かマルチシナリオのアドベンチャゲームですよね?
ゲンドウとシンジが和解して仲良く釣りするエンディング動画とか観たことあります
ケンスケシナリオとか面白そうですね
上手いまとめ楽しいッス
713:本当にあった怖い名無し
12/08/06 01:07:02.33 GGQfCVZa0
しかし、ケンスケにNERVから赤木リツコが会いに来る。
なんとエヴァンゲリオンのパイロットになることを迫るリツコ。
そして父親が事故にあったことを知らせる
(あまりにもタイミングが良すぎるので、偶然とは思えない。
反対するであろう父親の口を塞ぐためにNERVが仕込んだ事故の可能性が高い)
憧れているとき。
夢見ていた時が幸福だったと、複雑な思いを抱くケンスケのモノローグ。
すべてを知ってしまった、そして親友も亡くした今、彼はもう憧れていただけの頃には戻れない。
恐れを抱きながらも戦うしかなくなってしまった…というもの。
エヴァはパイロットの母親の魂をインストールすることによって、
念じるだけで動かせるようになっている。
また、機体が受けたダメージはパイロットに跳ね返る仕様なので、
ガンダムみたいに普通の顔して戦うなんてのは無理。
ちなみにシンクロ率によって痛みの度合いは変わる。
トウジはかなり高め、シンジは普通よりやや高め程度だったと思う(このゲームでは)
ちなみに、このゲームでケンスケを使って戦うことはない。
他ゲームではケンスケがパイロットだが、そのシナリオも後味が悪いのでいずれ書く。
714:本当にあった怖い名無し
12/08/06 01:25:20.38 0DW0dQaU0
これは本編とつじつまを合わせてある?それともパラレルワールド?
エヴァが母親の魂を介してるとは・・・w
715:本当にあった怖い名無し
12/08/06 02:32:24.75 Tlv5R9rd0
結構知らない人多いんだなエヴァに母親の魂が入ってること
旧劇のアスカの覚醒シーンとか有名だと思ってたんだが
716:本当にあった怖い名無し
12/08/06 03:13:31.30 rQ5QRjBY0
エヴァ全く知らないんだが、母親の魂を保存ってどうやってるんだ?
描写はあるの?
ちょっと興味湧いてきた
717:本当にあった怖い名無し
12/08/06 03:32:57.59 zz2H7KNx0
シンクロ率が高いと受けるダメージも高いって
そんなの武器として未完成にもほどがあるじゃん。
機体がいくら損傷しても操縦者は平然として戦えるのが最高峰の武器だろ。
やっぱマジンガーZ最強だなw
718:本当にあった怖い名無し
12/08/06 03:36:53.07 0DW0dQaU0
>>699
「悪魔の手毬唄」をおすすめする
短くまとめれないから市川崑監督の映画を見てくれ
719:本当にあった怖い名無し
12/08/06 06:51:13.08 lywIFS0DO
シンクロ率が高いと
その分自分の手足そのもののように自在に動かせる
本当の意味でのシンクロというか同化だからリスクも高い
みたいな感じじゃなかったかな
パイロットが取り込まれちゃったりすることもあるし
モビルスーツみたいなものというのはとりあえずの概念としては分かりやすいが
実際はロボットではないから
720:本当にあった怖い名無し
12/08/06 08:06:31.22 N9Lg55OCO
エヴァンゲリオンがこんなに過去のものになっているとは
リアルタイム世代にはマスオが婿養子ではないって話くらい常識なのに
721:本当にあった怖い名無し
12/08/06 08:11:22.31 XCqcXHqI0
年齢的にはそのリアルタイム世代とやらだけど、
おまえらオタクの偏った知識を一般常識扱いして欲しくない。
722:本当にあった怖い名無し
12/08/06 08:12:56.69 h2OK5ABN0
>>720
関係ない話でごめんだけど
サザエのリアルタイム世代って
すごい幅広いよな
723:本当にあった怖い名無し
12/08/06 09:01:32.19 NI2DaNOU0
エヴァ厨はこれだから…www
724:707
12/08/06 09:32:14.18 GGQfCVZa0
空気悪くしたならすまん。
このゲームは確か本編での謎を補完しているモノだったと思う。
他シナリオはラストに救いがあったり、ギャグシーンもあるけど
ケンスケのシナリオだけ終始シリアスだった。
725:1/3
12/08/06 10:27:10.40 uAW6Z2cjO
まつざきあけみ「闇の哄笑」
いじめられっ子の女子中学生、利子が飛び降り自殺した。
利子の母は病弱で、親友の茉莉の父が経営する会社でお情けで雇ってもらっていた。
「あの子が虐められているなんて気づかなかった。情けない母親ですよね…お嬢様、あの子の日記を持っていてください。私にはとても読めません」
利子は学年中から虐められていたが、母を心配させるわけにはいかないと、いつも健気に笑っていた。
だから茉莉も、自殺するほど苦しんでいるとは思わなかったのだ。
利子の母から日記を托された茉莉はやっと真相を知り、復讐を誓う。
美少女の茉莉が付き合っていたイケメンの生徒会長、神崎は積極的に賛同こそしなかったが、止めなかった。
担任の熱血教師がマスコミの総力取材という名の攻撃を受け、左遷される。
茉莉が、利子の日記のコピーをあちこちに送り付けたのだ。
教師は、利子が手に負えない不良に虐められている時には決して現れず、後になって、気がつかなかっただの急用があっただのと言い訳して謝るのだった。
しかも、
「お前は親友の茉莉とは違ってブスなんだ。せめて愛想よくしろ」
と見当違いの指導までした。
利子はそれらを全て日記に書いていた。
726:2/3
12/08/06 10:28:27.95 uAW6Z2cjO
次に職員室で不審火騒ぎがあり、級長の女子が発狂して入院した。
利子が自分のテストをカンニングした事に気づいた級長は、利子を脅迫してテスト用紙を盗ませた。
「数学で15点も取れたの初めてでしょ。カンニングを否定しても、あんたと私、みんなどっちを信用すると思う?」
盗難が何度も続き、さすがに教師も自衛する。
テスト用紙が当日朝に刷り直され、焦った級長は利子に職員室への放火を命じた。
これも、日記で真相を知った茉莉の工作。級長はおそらく転校するだろう。
「利子ちゃんは日記に、学校に嫌な悪魔が三人いるって書いてた。あと一人は誰かしら…」
ある日、茉莉はクラスの女子が利子の机に、茉莉がお揃いでプレゼントしたレノマのシャーペンを返すのを目撃する。
詰め寄る茉莉に、女子は、あれは貰ったものだと言い張る。
最初は取り上げるつもりだったが、利子が
「欲しけりゃやるよ、そんなもん」
と暗い表情で言い捨てたとか。
女子はさらに、茉莉がお揃いでプレゼントしたフランス製シルクのリボンを、男子グループが破いて捨てたのを見た、と言う。
男子グループが帰った後、利子はリボンを焼却炉に入れて笑いながら燃やしたとか。
727:3/3
12/08/06 10:29:41.83 uAW6Z2cjO
釈然としないまま帰宅した茉莉は、日記の表紙にもう一冊の薄い隠し日記を発見する。
…私が虐められているところを見つけた茉莉ちゃんは、いつも嬉しそうな表情だ…
…幼稚園からの「親友」だもの、私は知っている…
…茉莉ちゃんは、本当に嬉しいことがあると口の右端がピクンと吊り上がるのだ…
…でも私が我慢しないと、お母さんはクビになってしまう…
茉莉は「大切な親友の利子ちゃん」にお揃いの服をプレゼントして、神崎先輩とのデートにまで連れ回していた。
神崎先輩は優しいから何も言わないが、利子は明らかに邪魔者。
利子も神崎先輩に憧れていたので、それは耐えがたいことだった。
美少女の茉莉に似合っても、不細工な利子には似合わぬ服や小物をプレゼント=押し付けられることも、世間の目を理解するようになれば耐えがたいことだった。
…茉莉ちゃんは、心の中の悪魔に気づくことは一生ないんだろうか?…
728:本当にあった怖い名無し
12/08/06 12:33:01.05 wcpHK1XCO
>>724
>>707は悪くないよー!
あんまり知らない人にも読みやすかったんじゃないかな?
どんな作家のどんな作品も、知らない人は知らないのは当たり前だから、ああいう風に設定説明があると助かる。
729:本当にあった怖い名無し
12/08/06 12:53:56.08 BdzDOGSq0
>>728
うぜぇよ
読みやすくなんかない
現に自分は読み飛ばしたし
730:本当にあった怖い名無し
12/08/06 12:58:57.20 ZBx0MyqRO
毎度の事ながら
投下者への叩きは後味悪いね
731:本当にあった怖い名無し
12/08/06 13:06:20.22 AK7jXFJS0
>>725-727
良かれと思ってやってた事が利子にとってはいじめに取られた訳か。
うん、後味悪い
732:本当にあった怖い名無し
12/08/06 13:10:33.27 uAW6Z2cjO
筒井康隆「お玉熱演」
お玉は歌手志望のブス。芸能学校に通いながら、パチンコ屋で働く。
四畳半のアパートで南京豆をかじりながらテレビを見て、
「なんやあの音痴。アテ(私)のがよっぽど歌えるで」
と愚痴るのが唯一の娯楽。
ある日、テレビ局スタッフを名乗る男が訪れる。
「○田玉枝さんですね。ナントカ芸能学院のご紹介で参りました。さあ今すぐ撮影を」
「ま、まってェな。アテ、こんな格好で恥ずかしいワ。友達とオカンにも言わなあかんしイヤーどないしよ」
「来るんですか来ないんですか。候補は他にもいるんですよ」
時は真夏。普段着のアッパッパ姿で汗だくのお玉の手を引いて、男は強引に車に乗せた。
手を掴んだ拍子に、吹き出物が潰れて膿がついたが、男は気にする様子もない。
スタジオは掘っ建て小屋に、画像合成用のブルーシートを垂らした殺風景なものだった。
お玉は男の指示通り、歌って踊って一人芝居をする。
南京豆を食べ過ぎたお玉のお腹がゴロゴロ言い出した。
スタジオの便所は、どぶ川の上に突き出した粗末なものだった。
お玉は汚い水面を見下ろしながら泣いた。
実は男は、未来世界から過去の人間を撮影に来たテレビスタッフだった。
「視聴者はこんなのが面白いのかねぇ」
「この時代の奴らが猿回しの猿を面白がったようなもんだろ、キニスンナ」
733:本当にあった怖い名無し
12/08/06 13:19:12.59 qMQpBat9O
けっこうな後味の悪さなのに、文章の歯切れ良さに吹いた
734:本当にあった怖い名無し
12/08/06 14:03:17.57 u4FslHBe0
なんか差別の道徳教材で何度か見せられた映画
時代は昭和初期くらい。主人公はえたひにんの村出身。
差別の中で生まれて差別の中で育つ
村対抗の綱引きをした時も、えたひにん村の人達が一致団結して優勝したのに
他の村の人はトロフィーを渡したがらず
えたひにん村の優勝はなかったことにされてしまった。
主人公たちはまともな職業につけないので
トンネル堀や炭鉱でしか働けなくて
えたひにん村の男達の大多数がそういう危ない仕事についていた。
ある日炭鉱が崩れて大多数のえたひにんが死亡。
えたひにん村の女子供達は親や兄弟を失ったが「非人」なので見舞金は一切なし。
こんな苦しい環境をじっと見守ってきた主人公が
差別をなくそうと演説して終わる。
「民族で差別するのはよくありませんよ!」っていう締めくくりで
何故か小学生の俺達がえたひにんに対しての謝罪文書かされた
あと映画の主人公に似てた友達のあだ名が「非人」になった
映画も先生の指導も後味悪い
735:本当にあった怖い名無し
12/08/06 15:35:55.30 wcpHK1XCO
>>734
感想文提出でも「こうしたら差別はなくなる」的な話し合いでもなく、謝罪文を書かせるというのが何とも言えず後味悪いですな。
736:本当にあった怖い名無し
12/08/06 17:13:07.48 ImCO4tO/0
うちの小学校も道徳の授業は大抵差別絡みだったなぁ
「にんげん」っていう教科書があってそれ読んで話し合うみたいな
でも当時は「にんげん」に書かれてる事の意味が解らなかった
737:本当にあった怖い名無し
12/08/06 17:13:53.62 7GvV60c+0
>>734
>主人公に似てた友達のあだ名が「非人」になった
子供らしいストレートな残酷さだw
738:1/2
12/08/06 18:45:26.49 0DW0dQaU0
ウルトラQ 「あけてくれ!」
夜中。
ドライブを楽しんでいた万城目淳と江戸川由利子は、気を失って道に倒れていたサラリーマンを拾う。
困った二人は知り合いの博士の家に預けることにする。
途中、踏切が開くのを待っていると、電車の走行音に突如サラリーマンが錯乱する。
「あけてくれ!おろしてくれ!」
サラリーマンは名前を沢村と言う。
万城目と江戸川に保護される少し前。沢村はふと気づくと電車の中にいた。
空をとぶ不思議な電車だ。
車掌に切符の提示を求められるが、切符など持っていない。
車掌に連れられ、ある男性と知り合う。その男性は友野といい、小説家だった。
男性は「この列車は異次元へ行く列車だ」と語る。この世に退屈をしている人を乗せ、理想の世界へ旅立つのだという。
動揺する沢村に、友野は窓を見るように言う。窓には自分の出征時の記憶が流れていた。(この作品の放映は1966年)
自分の名前を呼ぶ妻と娘を見て、沢村は叫ぶ。「あけてくれ!現実に返してくれ!」
739:2/2
12/08/06 18:47:08.99 0DW0dQaU0
博士の家で沢村からこの話を聞きだした万丈目と江戸川は、友野について調査を開始する。
しかし友野は1年半も自宅に帰っておらず、原稿もどこからか送られてくるだけだという。
さらに、二人は東京で奇妙な事件が起きていることを聞きつける。
東京都電が空に浮かび、どこかへ消えてしまう事件があったという。
沢村の件と都電の失踪事件に関連性を感じる二人。
友野の原稿を手に入れた二人は、早速読んで見ることにする。
「私ははこの世界に退屈さを感じていた。あるとき、私が乗り込んだエレベーターは不思議な世界へ私を連れて行ってくれた。
列車や自動車が空を飛び、この世とは全く違う生活をしている世界。私はは迷うことなくその世界の住人となることを決めた。」
一方沢村は家族に引き取られるが、妻には冷たい言葉をかけられ、娘には冷めきった夫婦仲を悲観され泣かれてしまう。
いたたまれなくなった沢村は夕方だというのに会社へ向かう。しかし会社でも馬鹿にされ、決心した沢村は会社を出ていく。
夜中。
やつれた表情で沢村は空に叫ぶ。
「俺を連れて行ってくれ!」
だが異次元列車は、彼をあざ笑うように空を飛び続けだけだった・・・。
740:本当にあった怖い名無し
12/08/06 18:49:06.31 0DW0dQaU0
補足しますと、万城目淳と江戸川由利子は今回出番のない戸川一平と3人で「ウルトラQ」の主人公であり、
いわゆる「狂言回し」の役目を担っています。
彼らが原稿を手に入れたり都電の失踪事件を都合よく知ることができるのは、つまりそういうポジションだからです。
741:本当にあった怖い名無し
12/08/06 18:52:27.96 qevQyV61O
>>734
内容が部落問題に朝鮮が混ざって滅茶苦茶だなw
742:本当にあった怖い名無し
12/08/06 19:04:03.55 1Wd1GL9w0
えたひにんの話なんて学校側が教えなきゃ勝手に廃れると思うんだけどなあ
それ以外で耳にすることないだろ、もう
743:本当にあった怖い名無し
12/08/06 19:26:32.45 XvWDRmGk0
なくなると困る人がいるから・・・
差別の利権ってすごいからね
逆差別が問題になってるくらいだから
744:本当にあった怖い名無し
12/08/06 22:41:29.50 BdzDOGSq0
うちの職場の近所に被差別部落(堺協和町)があるんだけど
そこは30年以上前から小学校全館クーラー付きだったそうだよ
今は部落でなくてもクーラーついてたりして
逆に奴らはいらいらしてるらしい
とはいえ一人一台最新式のノートパソコン支給されてるんだけどね
もちろん公立
745:本当にあった怖い名無し
12/08/06 22:48:00.36 mDIh6bgT0
昔読んだファンタジー
今はストーリーもおぼろげ
でも、登場するキャラ「魚みたいな顔の少女」は鮮烈に覚えている
魔法使いに囚われたヒロインを助け出そうとする主人公
しかし、魔法で魚にされてしまう
魚たちの世話をするのは魚みたいな顔をした少女
「魚さん、魚さん、あたしに意地悪をしないのはあなたたちだけ
魚さん、魚さん、あたしをバカにしないのはあなたたちだけ
魚さん、魚さん、あたしを見ても嫌な顔をしないのはあなたたちだけ」
結局、主人公は少女の助けで人間に戻ることができ、ヒロインを助け出すこともできた
「大丈夫。あんたが好きなのはあたしじゃないことぐらい知ってるから」
主人公は少女の名前も聞いていなかったことに気づく
主人公が少女と会うことは二度となかった
746:本当にあった怖い名無し
12/08/06 22:54:31.49 XvWDRmGk0
>>744
ああそこら辺知ってるわ
近くに当然みたいなクラッカーで有名な会社の工場あるよな
そこもそうなんだけどデカデカとここは被差別地域ですよと言わんばかりの看板とかが立ってて異様なんだよなぁ
「差別をなくそう!」ってお前らなくす気ねえだろうっていうねw
747:本当にあった怖い名無し
12/08/06 23:07:05.00 uPZpW9540
アウターゾーンの一編
謎の美女ミザリィがストーリーテラーのオムニバス漫画で
基本ハッピーエンド・勧善懲悪ものなんだが、たまに後味悪い話がある。
その話の主人公はタクシー会社に就職したばかりの青年。
昔から運が悪い主人公だったが、彼が就職した矢先タクシー運転手を狙った連続強盗殺人事件が起こる。
怯える主人公に指導係である中年運転手は危険な客の見分け方をアドバイスする。
曰く「目的地をはっきり言わない」「目的地も言わずあちこち走らせる」
「人気のない場所で止めさせる」そしてその瞬間襲ってくると。
ある日主人公が夜遅くまで働き、そろそろ社に戻ろうかという時に
目付きの悪い、胡散臭い風貌の男が乗り込んでくる。
いったん乗車拒否したのに図々しく乗り込んできた男を不気味に思う主人公。
男は目的地を言わず「このまま真っすぐ走ってくれや」とだけ伝える。
先輩のアドバイスを思い返しギクリとするも主人公は男の言うがままにタクシーを走らせる。
その後男は道を思い出せないなどと言いながらあちこち走らせ
だんだん人気のない山道へと入っていってしまう。
そしてついに男は不気味な笑みを浮かべ「車酔いしたからここで降ろしてくれ」と声をかけてきた。
主人公はやはりこいつが連続殺人事件の犯人か!?と思い
止まったら殺される!と男の静止を無視してスピードをアップさせ山道を駆け抜ける。
後部座席から身を乗り出し無理矢理車を止めさせようとした男ともみ合いになり
車はガードレールにぶつかってしまう。
主人公が浅い気絶から目を覚ますと男は嘔吐してぶっ倒れていて
本当に気持ち悪かったのだと気が付く。
男が単なる客である事は良かったのだが、誰もこないような山道で事故を起こしてしまったので
主人公はいったん外に出る。
すると少し離れたところに同じ会社のタクシーが見え、番号から
それが先輩の車である事が分かる。
主人公は助けを求めて駆け寄るが、中で先輩は首を掻き切られ絶命していた。
ラスト、ミザリィが「今回ばかりは主人公はうまく他人に不幸を押しつける事が出来たようですね」
と読者に語り掛ける。
主人公は無事だったけど犯人は結局捕まってないし、親切な先輩が巻き込まれただけで気の毒だった。