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“日本の種子はもういらない”韓国イチゴ独立宣言 【東亜日報】
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日本から種子と栽培法を伝授されていたイチゴの国産化率が、最近数年間で大きく上昇した。2005年は国産
率9%だったが、昨年は68%に高まったのだ。
22日国立種子院によれば、2000年初めまで国産イチゴ品種は野生イチゴ1、2種だけだったが今は、‘雪香’、
‘梅香’など11種に達する。これらの品種は日本産に比べて丈夫でやわらかくなりすぎず、収穫量が多いために
消費者や栽培農家から歓迎されている。
国立種子院関係者は、“多くの農家で‘アキヒメ’、‘レッドパール’など日本イチゴを植えていたのがわずか7年
前”として、“世界的に‘種子戦争’が広がっているなかで、イチゴは国産種子開発の代表的な成功事例に選ばれ
る”と話した。
我が国が種子開発に本格的に乗り出したのは、2002年に国際植物新品種保護同盟(UPOV)に加入してからだ。
UPOV会員国になると、作物を栽培・販売する際に種子に対するロイヤリティーを支払わなければならない。
農民はイチゴでロイヤリティーを支払わなければならない状況に荒々しく反発し、わが政府は2006年に日本育種
農家と交渉を行い、結局イチゴ ロイヤリティー適用時点を今年の初めに先送りすることに成功した。
こうして時間を稼いでいる間に、農村振興庁、国立園芸作物学院、忠南（チュンナム）農業技術院論山（ノンサン）
イチゴ研究所などが、イチゴ種子開発に拍車を加えた。その結果誕生したのが雪香、梅香、天馬などだ。チェ・
ジングン国立種子院課長は“今年からイチゴ ロイヤリティーが適用されても、大きく心配する必要がない水準まで
国産化率が高まった”と話した。