12/08/18 15:23:56.99 +wed1/xl0
その蔵を見ると○○と俺の名字が書いてある。どうやら俺の先祖の作った家の物のようだ。
蔵には扉があるけど、がっしりとした大きい鍵錠でふさがれていて開かなかった
ここまでか・・中に何があるんだろう・・
子供がきたら帰って来れなくなるとは何のことだったのだろうか
蔵しかなかったではないか
月日も経ったし大分かわったとはいえ、危険さは何も感じなかった。
他にも小道が無いか周りも探索したけど、どうやらこの蔵を建てる為の土地のようで
行き止まりであった
当然のごとく俺は今度は鍵をとく事を考え始めた
とりあえず家に一度帰ることにした
元父親に何処に行ってたんだと聞かれた
裏庭にいったと俺は正直に答えた
すると元父は、そうか。とだけ言い、どこかにいった
この家のどこかに鍵があるのだろうか。そう考えたが、さすがに自分の家ではないし
そこまでする気は起きなかった。
するとどこかに行ってた元父が俺の元に来て手を出してきた
何だ?と思ってみてみると、元父の手には蔵の鍵があった
元父はコクリと俺の顔を見てうなずき鍵をくれた
俺は急いで蔵を目指そうとした
まって!とイトコに呼び止められると、その子は俺に懐中電灯を渡してくれた
何か俺が蔵に行くのを予想していたかのような気の利きようでちょっと不思議に思った
ま、そんなのはいいとして、いよいよ長年の謎を解く為に蔵を目指す事になった
鍵を開け中に入る
中は物凄くほこりっぽい。しかも昼間だというのに真暗だ
一帯ここに何があるんだ?ガラクタばかりが蔵の端に片付けられおかれていた
俺は奥を目指した
その時だった
蔵の扉が突然しまり俺は閉じ込められてしまったのだった
大声を出し扉を叩いても無反応
誰だ?どうしてこんなことするんだ?そう思った直後、蔵の奥から奇妙な音が聞こえてきたのだ・・・