何でもいいから怖い話を集めてみない?at OCCULT
何でもいいから怖い話を集めてみない? - 暇つぶし2ch410:本当にあった怖い名無し
12/05/29 16:29:52.86 d4VI/gjW0
昔、俺が住んでいた安アパート。
2階建安っぽい刑事ドラマに出てきそうなアパートに
住んでいた。
そのアパートの2階一番奥の部屋には
女性が住んでいた。

ある日の朝、部屋を出ようと玄関扉がなぜか開かない。
鍵を開けたつもりで締めてしまったか?
嫌、開いている。
力を込めて扉を押すと、とても重くゆっくり動いた。
更に力を込め扉を押すと、やっと頭が外に出るくらい程度まで
開いた。
外を覗く。
全く見たことのないおっさんが、酔っ払って玄関の扉を背に
座りながら寝ていた。
俺の部屋は2階なんだが。

411:本当にあった怖い名無し
12/05/29 16:31:26.76 d4VI/gjW0
そんな事を忘れかけてた夜。
仕事が遅くなりもう午前様に近かった。
重い足取りで、階段を登ると、真っ暗な廊下の奥で怪しく何かが一瞬光った。
え? そっと寄って見ると、部屋の奥に住んでいる女性のカレシと
思われる男がウンコ座りをしながら、女の帰りを暗がりで待っていた。
そんな人為的な怖い話は尽きない。
早朝4時。トイレに行こうと目を覚ますと、どこからかお経が・・
隣に住む天○教のお経だったり

おかなし住人やその周辺の奴らが多かったな。


412:本当にあった怖い名無し
12/05/29 21:18:44.34 Rr7qTb4KO
>>400 俺も、板が無いって表示されるんだが。
URL間違ってないか?

413:本当にあった怖い名無し
12/05/29 21:25:40.93 1+zgUyMq0
>>400
1 本当にあった怖い名無し 2008/06/26(木) 14:20:03 ID:Sfrw/81N0


なんでもいいから怖い話を集めてみませんか?

 ・ジャンルや、事実の有無は問いません。
 ・創作も歓迎です。
 ・要はこわけりゃいいんです

【重要ルール】
 ・煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。
 ・反応するあなたも煽り・荒らしです。
 ・過剰な自治も荒らしです。
 ・950レスを超えてから立ったスレが次スレです。

414:本当にあった怖い名無し
12/05/29 22:59:05.64 JaRsss4F0
某国大使館職員が、勝手に住民登録し失踪
すでにその国に逃げ帰ったと思われる~というニュース。

415:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:19:55.72 Rr7qTb4KO
言葉足らずで伝わりにくい文章なのが怖いんだが。
大使館員が「誰を」「何処の国」に住民登録したんだ?
そんで「その国」に逃げ帰る?さっぱり解らないから、ちっとも怖くない。

416:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:25:14.70 QA3w/kKv0
すれ違いかもしれませんがお邪魔します

過去に寝不足でも体調不良でもないのに眠気で起き上がれなくなったことが3回あり、その都度訃報(年寄@病死)が入るということがありました
しかし身内ではなかったので特に気にしてなかったのですが、3度目はまとめて2人の訃報、身内が亡くなった時は眠くなかったので無関係かもしれません

持病(症状の中に傾眠も)ありで自論()は
季節の変わり目などに気候を察知し眠くなる→年寄はその変動に対処できず亡くなるのでは?というところに行き着きました

零感で不思議な体験はないのですが気にはなります
似たような話を聞いたことがある方はいらっしゃいませんか?

417:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:25:57.68 1+zgUyMq0
ニュースくらい見ろよ
>>414見た9割の人間は理解している

418:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:43:26.17 Rr7qTb4KO
「大使館員 住民登録」でググると、外国人登録制度だの何だのしか出ない。
何かの事件なら、ググるワードをくれ。
つか、その事件を知らない人間には解らない書き方(主語はあるが、述語がない)じゃあ、やはり言葉足らずと言わざるを得ない。

419:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:51:59.32 NXigT6yA0
昨日か今日のニュースなんだからもしもしだって調べられるだろ

420:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:56:25.95 Rr7qTb4KO
ググっても関係無い記事しか出ないんだよ。
教える気が無いなら、別にもういい。自分らだけ解ってにやにやしてろ。俺はもう寝る。

421:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:56:45.33 1+zgUyMq0
そのニュースであってるじゃないか
あと9割は嘘だスマン

毎日jp
URLリンク(mainichi.jp)
中国書記官:夫婦で「顧問料」系列会社の役員に

中国新聞
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
中国書記官に出頭要請 スパイ活動か、既に帰国

422:本当にあった怖い名無し
12/05/30 10:08:41.39 HLxrqIE+0
さっぱり という言葉の使い方がおかしいひといるような。

423:本当にあった怖い名無し
12/05/30 10:22:02.44 HLxrqIE+0
もっとも日本の外務省だって、人のこと言えたたちじゃないけれど。
こういうことが日本でもあるのかと。
日本でもスパイ活動には厳しい対処をするけれど、外交問題を考えるとどうなるか。

424:本当にあった怖い名無し
12/05/30 13:58:27.00 Wu10nYs80
連投すまん。

一つ話を聞いたのでついでに書かせてもらう。
長い上に読みづらい文章で申し訳ない。
初心者なんで勘弁してくれ。


親父さんが亡くなって4ヶ月くらいたった頃、たまたま近所のにぃちゃんと飲みに行く機会があって、二人で朝まで色々語り合ったんだ。

そのにぃちゃんは、親父さんに世話になったっていう人で、自分もガキの頃から世話になってる。

話をしていく中で親父さんの話になって、信じて貰えないかも知れないけど‥と語りだした。

葬式の日、火葬場に移動するためにバスに乗り込んだにぃちゃん。この頃、にぃちゃんは離婚したり仕事をやめたりで鬱になっていた。
それを立ち直らせたのが親父さんなんだとか。
で、バスの中でずっと死のうかどうしようか迷ってた時、声が聞こえた。

ハッキリと、親父さんの声で、
「○○、お前はまだ死んじゃいかん。お前はまだ生きなきゃダメだ。」
そう聞こえたらしい。
自分はその話を聞いた時、あぁ言いそうだなぁと思ったんだが、自分の事は棚上げか?とも突っ込みたかった。
にぃちゃんは元々この話は誰にも言うつもりは無かったらしく、ホントにぽろっとこぼした感じだった。

その話が終わると不意にコンコンて音がした。

にぃちゃん家の一階に居たんだけど、そこは二人しか居なくて、何だ?ってなって見に行ったけど、壁の裏は通路で、誰も居ない。
気のせいかと思ったらまた音がして、立て掛けてたマットが急に倒れて、にぃちゃんビビってたw

自分は親父さん来たのかとちょっとwktkしてたが、結局何もなくその日はお開きになったw
なんで自分の所には来てくんねーのかとファザコン気味だった自分は軽く拗ねている。

425:424です
12/05/30 19:29:26.05 q+aITEiA0
最初のレスが投稿されてないorz
>>416と同じような体験をした事がある。
昨年の秋も終わり頃の事。
異様に、眠気に襲われたんだ。そして夜になっていきなり叩き起こされた。
「お父さんが死んでる!」って。

まぁそっから色々大変だったけど(今もだが)関係無いので割愛する。

426:本当にあった怖い名無し
12/05/31 15:01:34.13 VsfkLLxo0
そっちの話も投稿してよ。気になる。

427:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:40:21.57 A9d0tpN10
俺は今は大きなデザイン事務所に勤めてるんだけど、
専門学校を出てしばらくは学校から勧められた冠婚葬祭会社で写真加工のバイトをしていた。
葬式の場合は遺影用としてスナップから顔をスキャンしてスーツ姿にしたり、
結婚写真の場合は全体的な修正などの仕事が多かった。あとは写真に関係ない細々した雑用。

ある20代の若い男性の葬儀で、アルバムから遺影用の写真を選ぶのに自分も加わったけど、
そのあとで60代と思われるご両親から呼び止められて奇妙な依頼をされた。
それは故人となった息子の結婚写真をつくってほしいという話で、
未婚のまま病気で亡くなった息子が不憫でならない、なんとか空事でも結婚式を挙げた写真を残したいが、
そういうことはできるものかと尋ねられたんだ。
まあ、できるかどうかは素材の画像が揃ってるかどうかで決まるんだけど、
会社で正規に請け負う仕事とは違うんで、その場での即答は避け正社員の先輩に相談した。

428:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:40:45.70 A9d0tpN10
先輩は「それはムサカリだろう。」と言って続けた。「東北のほうでは結婚前に亡くなった男性には
架空の結婚式を挙げた絵を描いて寺社に納める風習があってそれをムサカリという。おそらくそうした
ことをしたいんだろうね。もうすっかり廃れたと思ったが、まだあるとこにはあるんだね。いや会社としては
引き受けられないよそんなの。ただお前が個人として依頼を受けるのは関知しない。ま、やめといたほうがいいと思うけどね。」
まとめるとこういう話だったが、俺は、いかにも心苦しいというように頼みを切り出してきた父親の姿や、
葬式中ずっと泣き続けていた母親の姿を思い出して引き受けようと決めた。

ご両親と話を進めていき、故人の新郎は成人式に紋付袴で写した写真があるとのことで、
それを流用させてもらうことにし、ご両親には盛装していただいて新たに撮影することにした。
金屏風の前に新郎新婦がいて、その両脇にご両親という構図を考えた。
で、問題は新婦なんだ。俺としては和服の花嫁姿はどっかからひっぱてきた画像、顔はちょっと面倒だけど、
目や鼻など顔のパーツ一つ一つをコラージュして、全体としてはこの世にいない女性像をつくろうと思ってた。

429:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:41:16.10 A9d0tpN10
ところがご両親は、ぜひともこの写真を使ってほしいと一枚の紙焼きを出してくる。新婦の顔は
どうでもこの女性の顔にしてほしいと言って必死の形相になっている。それをスキャンで取り込むのは簡単だけど、
俺は先輩から言われた言葉を思い出した。「ムサカリ絵馬は、言い伝えではまわりの参会者はいいけど、
新郎新婦の顔をまだ生きている人にしちゃいけない、また生きている人の名前を入れてもいけない。
それをやるとその描かれた人には冥界からのお迎えが来るんだ。・・・馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、
東北の○○県のあたりにはそういう力を今でも顕すことができる神社が残ってるというぜ。」

俺はおそるおそる、生きている人はまずいんじゃないですかと聞いてみた。しかしご両親が言うには
その写真の方も亡くなっていて、生前は婚約関係にあったのだと。その女性が亡くなったのが原因で息子も
病気になったようなもの、どちらも故人だしあの世ですでに一緒になっているのだろうが、正式な式として地元に
報告できればうれしい、と切々と述べ立てられ俺は半信半疑ながらこれも承知してしまった。謝礼として10万円いただいた。


430:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:44:42.91 A9d0tpN10
写真はできあがり、最後の最後に息子さんの名前とご両親から聞いた女性の名前を同姓にして画像に入れ
絵馬にしやすいようパネルにして手渡した。自分として出来映えは満足のいくものだった。ご両親はうれしそうに、
これを持って地元の○○県に帰りますと言った。その帰省先が先輩の言っていた県だったのでちょっとギョッとしたけど、
深くは考えないことにしていた。
それから2週間ほどして、地方新聞に事故の記事が載った。被害者は即死で、なんと病院の前で救急車にはねられた
ということでこちらの地域ではいろいろ問題になった。その病院はこれまで書いた息子さんのご遺体を搬送してきたところで、
新聞に被害者の女性の写真は載らなかったが、名前は俺が画像に入れたのと同じだった。これで話は終わりです。


431:本当にあった怖い名無し
12/05/31 20:26:36.85 CWce5Avf0
コワっ!((((;゚Д゚))))
ナナメ読みでじゅうぶん怖かった


432:本当にあった怖い名無し
12/06/01 01:01:42.14 7WhUdU+z0
URLリンク(www.youtube.com)

((((;゚Д゚)))) ホントや・・・

433:424です
12/06/01 06:20:55.74 +qrEJ7km0
>>426
自分にかな?
オカルトな話は無いよ。
親父さんの借金が、家が三戸は建っちゃう位あって、身内誰もそれ知らなかったからてんやわんや。
借金はかぶりたくないけど、財産で残ってるものを貰えるだけもらいたいとか‥まさか自分が身内の泥沼戦争を体験するなんて思ってもみなかったw
結局全部自分が動いて処理した(弁護士も頼んで)んだが、その間も言いたい放題言われたよ。

大人ってコワイ…w
たかだか二十余年生きただけの小娘に容赦も無いw
自分の倍以上生きてて、心に余裕無いとか見てて哀れだわ。

434:本当にあった怖い名無し
12/06/01 06:43:42.39 zaT+NbaRO
生きてる人間こえ~

435:本当にあった怖い名無し
12/06/01 08:49:26.79 9NDmQjEd0
>>433
相続放棄したのかな。若いのに大変だったね。まあそんな親戚とは縁切りをすることだね。

436:本当にあった怖い名無し
12/06/01 10:12:12.96 OO+/iUma0
おまえらのほとんどはあと数年以内に絶命する。
生き残ったとしても地獄が待っている。
これが現実だ。

URLリンク(www.hikaruland.co.jp)



437:本当にあった怖い名無し
12/06/01 12:21:03.81 cJaaBLuD0
>>436
マルチするな
他のスレで笑われてたぞ

438:424です
12/06/01 13:57:07.14 Yd6x+USu0
>>435
ありがとう…((泣
優しい言葉貰えるだけで泣けてくるw

相続放棄したよ。
おばあちゃんが心配だから完全には縁切れないけど、今後あまり関わらないようにする。


スレ違い、スレ汚しすいませんでした。
ロム専に戻ります。

439:本当にあった怖い名無し
12/06/01 20:42:01.01 S0Vn4Mcb0
っつか、あんた女だったの?

440:本当にあった怖い名無し
12/06/01 21:08:59.78 HkOLQD8s0
悪の十字架テスト

441:本当にあった怖い名無し
12/06/02 15:29:27.22 plYhmaKu0
>>439
小娘って書いてあるじゃんw

442:本当にあった怖い名無し
12/06/02 18:03:24.96 mAItl3bVO
>>440のセンスが凄い

この平成の世に、未だに今日麩の味噌汁とか言って喜んでそうだ

443:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:04:13.15 qbN0xVYD0
>>439
しょせんは無能な小娘だ
放っておけばいい

444:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:05:35.80 qbN0xVYD0
2chを利用してる時点で既に
人間終わってる

445:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:06:32.77 qbN0xVYD0
ここに集う者は皆
人生にピリオドを打ちたいと願う死寸前の人間

446:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:07:04.48 qbN0xVYD0
だから今からする話をよく聞いてくれ

447:本当にあった怖い名無し
12/06/02 19:17:32.49 mAItl3bVO
>>445
オレそんなこと思ってねえよw 割と幸せだからまだ生きるぜw

448:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:29:20.74 ea7+1LKs0
本家の洒落怖を読むといろいろと奇妙な地方の風習が出てきますが、
わたしも子どもの頃に土地神への捧げものとなった体験があります。そのときのことを書いてみます。
わたしの住んでいた所は今は合併で市の一部になりましたが、
約三十年前の当時からすでに過疎の進んだ山村でした。
秋祭りにしては遅い十月の初めに「おさっしゃ」と呼ばれるお祭りがありました。これは漢字にすると
どの字を当てるのか未だにわかりません。これが正式な名前なのですが、村の大人達は里にいるときには
このお祭りのことを「おかえし」とも呼んでいました。

里からやや外れた山中まで四百段ほどの丸木を据えた山道が続き、古いお社があります。
そこは二間四方ばかりの小さな社殿一つだけで、ここ何十年も改築などされておらず、
柱などはそうとうに傷んでいました。ご神体は社内にはなく背後の深い山々がご神体そのものであるようでした。
当然、神職も常駐してはいません。社の前は草木が刈られて小さな広間となっておりましたが、
そこに神職はじめ村の主立った者が集まって土地神へ捧げるお祭りをとり行うのです。


449:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:29:46.80 ea7+1LKs0
そのときに社前で舞を舞う男の子が一人おり「にしろ」と呼ばれていましたが、これもどのような漢字を当てるかは
わかりません。そして次の年の「にしろ」にわたしがなったのです。
「にしろ」は前年の祭りが終わった十二月に十一歳の男の子の中から選ばれます。自分で言うのもなんですが、
「にしろ」に選ばれるのは、顔立ちの優しい体つきの華奢な子です。そして選ばれたその日から「にしろ」は
女の子として育てられます。髪を伸ばし、女の着物を着て村長のお屋敷の一間を借りて過ごします。

学校へはその一年は行きません。義務教育なので行かなくてはならないのですが、村立小学校でも問題にはせず
一年間欠席扱いです。そして学校の勉強をしない代わりに、お祭りで舞う踊りを習います。神職が笙の笛、古老がひちりき
などを担当し、陽気ではあるものの現代の音楽に比すればずいぶん間延びした曲を演奏します。生まれつき鈍かったわたしは
習い覚えるのにずいぶんと苦労したことを思い出します。村長のお屋敷から外に出ることはできませんが、毎日のように
両親や祖父母が会いに来てくれました。ただ学校の友達とは会うのを禁じられていたため、それは寂しく感じました。


450:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:30:10.05 ea7+1LKs0
早いもので一年が過ぎ、「おさっしゃ」の前日となりました。この頃には家族との面会もできなくなっていました。
髪はもう肩の辺りまで伸び自分で鏡を見てもまるきり女の子でした。その日は水垢離をして眠ります。
いよいよ当日となれば、朝から薄化粧を施されます。昼中は村は農作業をするものもおらず、平日でも学校も昼には終わります。
お神輿などの神事は特になく村人の多くは提灯を掲げたりして家でお祀りをしています。神職達はこまごまとお祭りの準備をします。
わたしは昼時に神餅を少し食べさせられただけです。そして夕暮れになると巫女のような着物を着せられた「にしろ」は
「にご」という竹で編んだ大きな鳥籠のようなものに入れられ、丸木を組んだものの上に乗せられ男衆二十人ほどに担がれて
かけ声と共に山道をお社へと向かいます。このとき女や子どもは山に登ることはできません。

山道の途中途中にはたくさんの幟が立てられ、お社前の広場には煌々と篝火が焚かれています。「おさっしゃ」はまず、
神職の口上から始まります。村人の中にも意味のわかるものは少ない日本語とは思えないようなものです。その後に
神への贄が捧げられます。酒と御幣と数日前に村人が仕留めた一頭ずつの鹿と猪です。そしてまた祝詞のようなものがあり、
わたしは「にご」から出されます。ここで一年間習い覚えた踊りを披露します。わたしは無我夢中で踊り、なんとか一つも
間違えずに終えました。周りを囲んだ男衆から口々に「よい出来だ」「今年はよい」などの声が聞こえます。
そうして踊り終えたわたしは茶碗一杯の御神酒を一息に飲むように命じられました。


451:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:32:33.05 ea7+1LKs0
そして一同はこれで帰ってしまうのですが「おさっしゃ」はわたしにとってはまだ続きます。明日の朝、里で一番鶏が鳴くまで、
このお社の中に一晩こもって過ごさなくてはならないのです。雪の降る地方ではないのですが、十月の山は寒く薄い白い肌襦袢を
着て過ごすので寝ることはほとんどできないという話を事前に聞いていました。わたしは初めて大量に飲んだ酒のために体が火照り
まだ寒さは感じず、何もない社殿の中の山側の壁にもたれていました。神職がわたしの側に来て「ちょっと怖い目をするかもしれないが
心配ない、何も危険なことはないから、けっして逃げ出したりせずしっかり務めてくれ。」そう言って外に出て扉に錠をかけたようでした。
板のすき間からわずかに見えていた篝火が消され、男達の声も消えました。お社の中は灯りもなく真の暗闇となりました。外はほとんど風も
ないようです。

不思議と怖いとは感じませんでしたし、危険があるとも思いませんでした。なぜならこれまで毎年代々「にしろ」を務めた人たちは、村を出た
人以外はみな健在であったからです。ただし「にしろ」としてこのお社の中で経験したことは、絶対に人に言ってはいけないし、
また聞いてもいけないことになっていたため、どのようなことが起きるのかはわかりません。かすかに木の葉がさやぐ音が壁を通して伝わってきます。
三時間ばかり過ぎ寒くなってきました。これでは寝ることはとうていできません。一枚だけ与えられた薄い白絹の布にくるまり壁にもたれて
膝を抱えていると、ふっと真っ暗で何も見えないのに社殿内の空気が変わったのがわかりました。それと同時に社殿内がものすごく獣臭くなり、
何者かがいる気配がします。それも二頭の息遣いに聞こえます。身を固くしていると、あっという間に白絹をはがされ、わたしの体は宙に浮きました。
ひょいと足首をつかんで持ち上げられたのだと思いました。



452:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:33:22.49 ea7+1LKs0
そして肌襦袢も脱がされ、体中をまさぐられる感触があります、それも毛むくじゃらの手で。何本もの手で全身をまさぐられています。
わたしは怖ろしさで声も立てられず気が遠のいていくのを感じましたが。そのとき獣のうなり声が聞こえてきました。そしてこれは声に出した会話
というのではなく、直接わたしの頭の中に意味として入ってきたものです。
「これは見目よいと思うたがおなごではない」「おなごではないな」「またたばかられたか」「今年もたばかられたか」「酒と獣肉はもろうておこうぞ」
「これは返そう」「うむ、返そうか」そしてわたしの体はどーんと床に投げ出され、今度こそ本当に気を失いました。
そして次に目覚めたのは小鳥の声、そして朝のまぶしい光でした。社殿の扉が開いており神職達が迎えにきてくださっていたのです。
これで話は終わりです。


453:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:56:47.05 L0w6ZQ5D0
にしろは贄代かな?

454:本当にあった怖い名無し
12/06/02 22:44:50.07 8HSJ4uIy0
贄代であれば
=生贄(おなご)の代わりってことかな?

一番初めに男の娘で試そうって考えた人も凄いし、何度騙されても意外とあっさり返してくれる神様に萌え

455:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:02:34.92 mAItl3bVO
>>448-452
面白かった オレは紳士だから「一年も学校を休ませたら教育委員会が黙ってない」なんて言わないぜ!

456:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:22:58.16 VZ0HNwYw0
URLリンク(matome.naver.jp)

スレチかもしれないけど。
正直私はゾクっとしたから。
何でもいいということなので一応貼っとく。


457:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:30:08.01 mAItl3bVO
>>456
このサイトさあ アクセスしただけでアフィカスに金が入るから評判悪いんだぜ アフィリバナーをクリックしなくてもサイトにアクセスしただけでなんだぜ? あんたが管理人て訳じゃないならurlじゃなく本文コピペして貼ってくれよ

458:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:44:51.79 9Ae+3yIo0
138 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2007/08/26(日) 10:20:18 ID:6C6mbRfK [1/6]
その手紙が初めて届いたのは、10年ほど前のことだ。
今どき封書なんてよっぽど大切な知らせかと思ったが、差出人の名がない。
いったい、誰から?

「あなたが必要です」

中の便箋に書かれていたのは、それだけだった。
簡単すぎる1行だが、読みようによっては熱烈なラブ・レターにもなる。
しかし、私はもうそんな年ではない。
単なるイタズラとも思えない。あなたが必要?
このひとりぼっちの私のことを必要としてくれる人間がいるのか?
私は紙切れを持ったまま考え込んだ。
そうだ、もしかしたら…
その時、電話のベルが鳴った。

「あの…もしかしてあなた、手紙くれなかった?」

別れた女房だった。話を聞くと、彼女のところにも、
私に来たものと全く同じ1行が記された、謎の手紙が届いていたのだった。
私は別に照れることなく、実は自分も同じことを……
つまり、彼女が私に送った手紙なのではないかと考えていた、と告白した。
私達は大笑いした。謎は謎のままだったが、
でもその手紙がきっかけになって、私達はよりを戻したってわけだ。


459:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:45:16.89 9Ae+3yIo0
さて、この手紙は私や妻だけではなくありとあらゆる人々に送られていたのだ。
しかもそれから毎年、同じ時期に、同じ文面のものが届けられるようになった。
数年も経つと、それが自分だけでなく、
国中のありとあらゆる人間に配達されているものだということを知らない者はいなくなった。
誰が何のためにやっているのかわからなかったが、
やがて誰もが、これを定例の行事として受け入れた。

毎年、秋風が吹き始める頃。
ぼんやりと寂しい日常の中すっかり忘れかけている時、
ふいにその差出人不明の手紙がまた届く。
そして、「あなたが必要です」、そう告げられる。

もしかしたら、自分のことを必要としてくれる人がいるかもしれない。
誰もが一瞬、本気でそう思う。
そうだ。自分だって必要とされている。誰に?
自分もまた、必要としている。誰を?
そうして、皆、思い思いに誰かに連絡を始める。
けんかして気まずくなっていた恋人に。家出したきりになっていた実家の両親に。
たくさんの人々がそれで仲直りした。それが縁で新しく出会った人々もいた。
たった一口のブランデーが凍えた体に血を巡らせるような、
この手紙にはそんな効果があった。

460:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:45:48.44 9Ae+3yIo0
病んだ都会で、皆、疲れ果てながら生きている。
おびただしい数の不幸や不運が、メッセージを待ち望んでいた。

その文面はわかりきっている。
しかし毎年たくさんの人々がこれで勇気を、友情を、愛情を取り戻してきたのだ。
自殺を思いとどまった人もいる。
今年も、例年と同じように、他の人々と同じように、私は手紙を受け取った。
封を開き、ほっとするようなわくわくするような、不思議な気分で白い紙を取り出す。

…私は自分の目を疑った。
今年のメッセージは、例年のものと違っていたのだ。
そして、この手紙の差出人が本当にやりたかったことを理解し、慄然とした。

そこにはこう書いてあった。

「お前は、もう不要だ」

461:本当にあった怖い名無し
12/06/03 00:30:24.38 TS9Xo0kHO
「私」が何かをやらかしたから不要扱いになったの?
なんの脈絡もなく、いきなり不要宣告じゃ不条理過ぎてちまらない

462:本当にあった怖い名無し
12/06/03 01:29:24.48 wozgaTKe0
「お前は、もう腐葉土だ」

463:本当にあった怖い名無し
12/06/03 01:55:13.95 A0k3Q96U0
「お前は、もう死んでいるだ」

464:本当にあった怖い名無し
12/06/03 13:14:43.77 MzEIv52gO
これがアスペだ >>461

465:本当にあった怖い名無し
12/06/03 13:30:17.55 Y5RzEqKm0
・・・オリジナルなら悪い話ではないと思うけどね。
もうひとひねりするならこんな感じか。

例えば「あなたが必要です」の2通目からの手紙には、異星人からという宛名が
あって宇宙から来たメッセージということにする。むろん主人公は半信半疑。
で、最後の手紙には 「お前たちは、もう不要だ」と書いてて、宇宙人の総攻撃が始まるとか。

または、主人公が自分も人のために役に立ちたくて自分で「あなたが必要です」の手紙を匿名で
書くとか。するとその年には「お前は、もう不要だ。」の手紙が来るとか。

その他にもいろいろ考えられるけど、オリジナルよりよくなるかなあ・・・



466:本当にあった怖い名無し
12/06/03 13:49:45.13 MzEIv52gO
設定を捻りすぎても冗長になる 心あたりがないのに必要とされ また不必要とされた不気味さがいいんだ 必要不必要の理由付けがなくても充分面白い

467:本当にあった怖い名無し
12/06/03 14:01:16.02 +1rbCZuW0
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468:本当にあった怖い名無し
12/06/03 20:06:06.43 5wQHdd4y0
最初から絶望させることが目的で引き返せないくらい依存させて突き放すってのを
一個人相手じゃなくて社会レベルでやったよこわいねって話じゃねえの?

469:本当にあった怖い名無し
12/06/03 22:26:45.76 MzEIv52gO
そんな深い話だったのかよ 後味悪いスレ向けかと思ったけど そう考えると確かにそら恐ろしい話ではあるな

470:本当にあった怖い名無し
12/06/04 19:16:01.69 nT+76C470

10年くらいまえ家の居間で、家族みんなでテレビをみていた。
晩御飯食べたあとだから八時頃か。
当時小学生だった弟が急に立ちあがり、電話に向って歩き始めた。
弟は自分から誰かに電話するようなことはまずなかったので、誰に電話するんだろう、と家族みんなでなんとなく弟の方に注意をむけていた。
すると弟は受話器を取ると番号も押さずに誰かと話し始めた。
「え!? そうですか。はい」
弟はそれだけ言って受話器を下ろし、こちらに向いた。
「おばあちゃんが死んだって」

僕らは慌てたが、祖母のいる病院に念の為に電話してみると、ついさっき、それも5分くらい前に息を引き取ったと告げられた。
病院の事務員のほうが驚いていた。これから電話差し上げようとしていたのにと。
僕らはなにがなんだかさっぱりわからず弟を問い詰めたが、やつはきょとんとしてこういった。
「だって、電話が鳴ってたのにだれも出ないから僕が出ただけなのに」
もちろん僕らは誰も電話のベルなんて聞いてない。
それで誰からの電話だったのかと聞くと、
「わかんない。知らない女の人の声で『おまえのおばあさんが死んだよ』っていわれた」

我が家ではそれ以来弟が電話を掛けようと立つたびにビビリます。

471:本当にあった怖い名無し
12/06/04 20:10:34.16 OFgRVj280
誰の声なのかね。死神?守護霊?ご先祖様?おせっかい焼きの他人?
実話とすれば興味深い話だね

472:本当にあった怖い名無し
12/06/04 23:28:52.11 BY9Mq4Gq0
おまえの~のくだりで鳥肌たった(;゚Д゚)
おまえって呼ぶことは身内じゃないってことだし
ご先祖様が優しく教えてくれたのなら怖くないのに

473:本当にあった怖い名無し
12/06/04 23:41:32.01 hoWjU3zZO
しかし知らない人がバーチャンの死を教えてくれるってのも妙だよな ご先祖は何やってんだよ

474:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:12:40.90 g7GCb+yj0
子どもの頃ひい爺さんから聞いた話を書きます。

ひい爺さん(以下爺さん)は明治の早い時期の生まれで、しかも山村で育ったため
いろいろと奇妙な風習を知っていて、自分が子どもの頃によく話してくれました。
爺さんの村では送り番という役回りがあり、これは三軒ひと組で回り番で当たる遺体の
埋め役のことだそうです。当時爺さんの村はまだ土葬で、寺で葬式を行った後に遺体の
入った棺桶を荷車にのせて村はずれにある墓域まで運ぶのです。村の顔役や男手のない家
では代わりを頼むこともできましたが、葬式では酒も振るまわれ些少の礼金も出たそうです。

ただ遺体は棺桶(これは四角い棺ではなく丸い大きな桶)ごと埋めると場所と手間、費用も
かかるので、4~5尺ほどの穴を掘って、死装束の遺体をそのまま埋めるのだということでした。
そうするうちに村で人死にがあり、これは当時では珍しく自殺だったそうです。五十ばかりの
百姓が土地争いの裁判で負けて先祖代々の耕作地をすべて失ったのを苦にしてのことでした。
そして爺さんと組んでいた埋め役の一人が訴訟の相手だったのです。これは具合の悪いことでした。
遺族もその人にやってほしくはなかっただろうと思うのですが、その人は、葬式には出ないが
村のしきたりの埋め役はやるといって頑としてきかず、これは後で考えると村内で弱みを見せたくない
という虚勢や打算があったのではないかと爺さんは言っていました。


475:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:13:06.41 g7GCb+yj0
葬儀では棺の中に古銭を入れたりなど各地でさまざまな風習があるものですが、爺さんの村では
遺体の口の中に鬼灯(ほおずき)を入れるということをしていました。表向きは死出の旅の慰めに
ということになっていましたが、本当は死人が口を利いたりしないよう封じるためだったろうとのことです。
葬式が終わって、寺の外で待っていた訴訟相手の人ともう一人の人と三人で荷車に棺桶や鍬などの道具をのせ、
街灯もない街の灯りもない月もない夜道を、くくりつけた提灯の明かりだけを頼りに出かけていった
そうです。墓所までは三十分ばかり、さらに小一時間ほど穴を掘って遺体を桶から出して穴に下ろします。
丁寧にやっていたつもりでしたが、底まで一尺ばかりのところで誰かの手が滑ったのか遺体を頭から
穴に落としてしまいました。するとポンと音を立てて口から鬼灯が飛び出しました。

もう後は土をかけるだけでしたので、鬼灯はそのままにして腹から土をのせていきました。さすがに
顔に土をかけるのはためらわれるので、一番最後になることが多いのだそうです。爺さんはこれでもう
終わったようなものとやや気を緩めていたところ、急に月が雲間から出て穴の底まで射し込み、死人の
顔を照らし出しました。すると死人はかっと目を見開き、目だけを動かして辺りをねめ回しておりましたが、
訴訟相手の人を見つけるとその顔を見据えて、吠えるような大声で「お前が送り番か、悔しい」と叫んだのです。
もちろん三人は鍬も何もかも放り出して一目散にその場を逃げ出しました。


476:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:13:46.83 g7GCb+yj0
葬式を行った寺に駆け込んで一部始終を住職に話しましたが、住職も怖じ気づいたのか確かめるのは
日が昇ってからということになり爺さん達は寺の一間を借りて過ごし、住職は朝まで経をあげていた
そうです。翌朝になりますと訴訟相手の人の姿が見えなくなっていました。無理をいって隣町から
医者を呼び一同で墓所に出向いてみると、野犬などに荒らされることもなく遺体は穴の中で顔だけ
出した昨晩のままでした。もちろん掘り返して医者が確認しましたが、亡くなってからずいぶんと
時間が経過しており生き返った様子もないとのこと。ただ当時の医学だからどれだけ信用がおけるか
わからんよ、と爺さんは笑って話してくれました。遺体の目は昨晩最後に見たままにかっと見開かれた
状態で、閉じさせるのが大変だったそうです。

もう一度日中に埋葬が行われ、今度こそ何事もなく執り終えました。訴訟相手の人は半年ほど行方が
わからなかったのですが、猟師が山中で首を吊っているのを見つけました。そうして死体を下ろしたときに
口からぽんと鬼灯が飛び出たのだそうです。
爺さんは作り話で子供を怖がらせるような人ではなかったと思っていますが、この話に関しては半信半疑という
ところです。もうずいぶん前のことになりますので、記憶違いなどがあるかもしれません。



477:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:55:50.55 wS9c7A3JO
>>462
【腐葉土】って真ん中にデカく書かれてる腐葉土の袋
思い出して、ちょっとフイタw


478:本当にあった怖い名無し
12/06/05 08:09:12.73 pE6hCfTy0
>>474
面白かった!悔しさのあまり憑りついたのかもしれないね。
話の内容からすると昭和30年代位に薄暗い電球の下でその話を聞いたのかな。
それなら怖さも倍増しただろうね。ありがとう!

479:本当にあった怖い名無し
12/06/05 22:16:50.52 RMCStbpq0
>>448 >>474
怖い話として良いものを読みました。
個人的にはこういう風習絡みの話が一番おもしろいな

480:本当にあった怖い名無し
12/06/05 22:55:19.11 f6ltr8/J0

以下は数日前の事です。

寝るまぎわで、うつらうつらしていたのですが、目をつぶっているのに、
人間の顔の下半分が目の前にうっすらと現れました。
意識はしっかりしていたので、よく見てみると、それは自分の顔の様でした。
鼻から口、あごの一部まで見えています。
そこで、実験してみようと思いました。
目をつぶっているのに見えるこの自分のような顔ははたして現実のものなのかどうか。

自分の口を開けてみました。
目の前に見える顔の口もあきました。
舌を上下させてみました。
目の前に見える顔の舌も上下に動きました。
間違いありません。これは今現在の自分の顔です。
目をつぶっているのに、鏡が前にあるように映っています。
まぶたのすきまからひょっとして見えているのかとも疑いましたが、
よく考えたら、目を開けていたって、自分の口なんか見えやしない。
今度は舌を丸めてみました。
やはり、目の前の顔の舌も丸まりました。
これ以上やってもキリがないので、やめました。
たぶん意識の半分が離脱して、自分の顔でも眺めていたのでしょうか・・。


翌日、この事を思い出した時、ちょっと妙な事に気がつきました。
実験している時は特に気にしなかったのですが、
目の前に見えた顔の口や舌の動きは、私がやってみた後、
一テンポ遅れて同じになるのです。鏡の様に同時ではないんです。

つまり、目の前の顔は、私の口や舌の動きを まね していただけなんです。


481:本当にあった怖い名無し
12/06/05 23:17:27.85 sD30PrI70
15年くらい前、俺がまだ中学生だった頃に体験したことを書いてみます。
俺が住んでいたのは大きな市の郊外にある新興住宅地で周りはみな同じような新しい家がたち並び、
当時は俺の家族も引っ越してきたばかりだったので、
小路を一本間違えて入ると自分の家のすぐ近くなのに迷ったりすることもありました。

引っ越してから半年あまりたった頃に町内で殺人事件がありました。5歳になったばかりの女の子が
町内の公園で殺されたのです。たしか日曜の午後早くのことだったと記憶しています。
主婦だった母親が弟の乳母車を押して散歩の途中、知り合いと会って立ち話をしているすきに、
その女の子が近くだった公園に走り込んで遊具で遊ぼうとしてトイレに連れ込まれ殺されてしまったのです。
しかもこの手の事件は絞殺が多いのに、刃物で腹部を刺されるという残虐な犯行でした。

短時間で犯行が行われたこと、現場が迷路のような新興住宅地の一角であることから、警察は近所に住む者に
嫌疑をかけているという噂が広がり、小学校では集団登校の班が組まれるなど当時は大変な騒ぎでした。
俺は中学生で自転車通学でしたが、たまたま通学路がその公園の脇の道にあたっていたため、
十分気をつけるようにと学校と家族から注意を受けていました。ただ俺は男だし中学生には見えない大柄な
体格をしていたし、公園から道路をはさんだ反対側は当たり前に民家が立ち並んでいたので、
そう怖いと思うこともなく毎日通っていました。

482:本当にあった怖い名無し
12/06/05 23:17:53.21 sD30PrI70
その公園はさして広くはなくちょうど宅地一軒分くらいで、遊具も回旋塔とブランコ、ジャングルジムに砂場が
あるくらいです。トイレの周囲に10本くらいの木が立っていましたが、それが犯行を隠した原因とみられ、
事件後はすべて伐られました。そのためそれまで葉陰になっていた町内の案内板がよく見えるようになりました。
犯行があってから3ヶ月くらいたったある日、部活の帰りだったので7時半くらいでしょうか、
俺はその公園の横に自転車を停め案内板に向かいました。社会の公民で地域の発展といった授業があり、それで
町内の商店数を数えてみようと思ったのです。

事件の後公園の外に街灯が設置され十分に見える明るさでしたが、その時に俺はおかしなことに気づきました。
その案内板の半分くらいが汚れて黒くなっているのです。近づいてよく見るとそれは小さな手の跡が
いくつもついているようでした。ふと、夜だから黒く見えるけれど昼ならば赤黒いしみに見えるのではないかと
考えてしまい、急に水を浴びせかけられたようにぞっとしました。それで自転車に飛び乗って全速力で
家に帰りました。次の日の朝、その道を通るのをやめようかとも思ったのですが、思い切って家を早めに出て
もう一度その掲示板の前に立つと、遠くからは全体的な汚れに見えるのですが、近づいてよくよく見ると
うっすらとしたたくさんの小さな手の跡です。しかもやはり乾いた血のように思えます。

俺の町内は8丁目までありましたが、国道を挟んで1~4丁目と5~8丁目に分かれています。そして手の跡は
1~4丁目側にすべてついているのです。その時俺は、この公園で殺された女の子に幽霊話が出ていることを
思い出しました。それは夜半に車を走らせていると、その時間には外に出ているはずのない小さな女の子が
よろよろした足どりで道を歩いている。車を停めようかどうか迷っていると、いつの間にかその子の姿は消えて
しまうというような話で、学校でも噂になっていました。そして、よく考えてみるとその目撃があった場所は
自分の家があるのと同じ国道の西側、つまりこの手型がついている側なのだと思い当たったのです。

483:本当にあった怖い名無し
12/06/05 23:18:38.83 sD30PrI70
このことに気づくと俺はとても奇妙な考えにとらわれてしまい、ものすごく怖い気持ちになりました、そうして
その道を通るのをやめ、相当遠回りして学校に通うようにしていました。
それから3ヶ月ほどして母が急病になりました、2・3日前から具合が悪く、医者にいったところ風邪だろうと
いわれて勤めを休んでいましたが、夜中に高熱と激しい咳き込みにおちいってしまい救急車を呼んだのです。
救急車には父と自分が乗り込み救急指定病院へと向かったのですが、そこは町内の7丁目、国道の東側にありました。
幸い急性肺炎であるものの症状は重篤ではないとわかり、父が病院に付き添うことにして自分はタクシーで家へ戻る
ことになりました。夜中の2時過ぎです。

病院の前に常に待機しているタクシーに乗り込みました。住宅地であり道を通る人影はありません。そのとき前の方の
家の門の陰から小さな女の子がふらふらと出てきて車の前を横切ろうとしました。俺は後部座席に乗っていましたが
その姿ははっきりと見えました。運転手さんが急ブレーキをかけ、車の外に出ました。ひとしきりあたりを見回して
いましたが「おかしいな、誰もいない」といって戻ってきました。そして車を発進させたのですが、車窓から後ろを
振り返った俺は、真っ黒なシルエットになった小さな女の子が両手をあげてスキップするようにして一軒の家の門内に
入り込んでいくのを確かに見ました。

そらから1週間ぐらいして、新聞に女の子を殺した犯人逮捕の記事が載りました。殺人犯は浪人中の予備校生で、
本人が警察に出頭したとのことです。その日の新聞には書かれてはいませんでしたが、後日犯人の住所がわかり、
それはあの日俺が病院の帰りに女の子の影が走り込んでいった家そのものでした。・・・もう書くことはあまりまりません。
犯人が逮捕されたことで俺も何となく軽い気持ちになり、ひさびさに公園の横の道を通ってみました。案内板を見ると
小さな手の跡は以前より増えていて、国道の5~8町目側にまで及んでいました。そして女の子を殺害した犯人の家の
上には手型ではなく文字らしきものが書かれていました。薄く、しかも上の方なので俺は伸び上がってその字を読みました。
そこにはたとどたどしい筆跡で「ここだ」とあったのです。



484:本当にあった怖い名無し
12/06/06 16:21:21.83 boto2ZH0O
>>483 >もう書くことはあまりまりません。

たった一度の誤字で全てが台無しにw

485:本当にあった怖い名無し
12/06/06 16:35:06.07 jE+bOQO/O
なかなか面白かった

486:本当にあった怖い名無し
12/06/06 18:58:45.89 MDvy3SQS0
自分の親父と骨董の話を書きます。
親父は紡績の工場を経営していましたが、何を思ったか50歳のときにすっぱりと
やめてしまい経営権から何から一切を売り払ってしまいました。これは当時で十億
近い金になり、親父は「生活には孫の代まで困らんから、これから好きなことをやらせてもらう。」
と言い出しました。しかしそれまで仕事一筋だった父ですから、急に趣味に生きようと
思っても、これといってやりたいことも見つからず途方に暮れた感じでした。
あれこれ手を出しても長続きせず、最後に残ったのが骨董品の蒐集でした。

最初は小さな物から買い始めました。ありがちなぐい呑みや煙草の根付けなどです。
「初めから高額の物を買ったりして騙されちゃいかんからな。小遣い程度でやるよ。」
と言って骨董市で赤いサンゴ玉がいくつか付いた根付けを買ってきました。
「何となく見ていてぴーんとひらめいたんだよ。このサンゴ玉は元々はかんざしに
付いていたのかもしれないね。」などと言って、書斎に準備した大きなガラスケースに
綿に乗せて置きました。これが我が家の異変の始まりです。まず親父になついていたはずの
飼い猫が書斎に入らなくなりました。親父が抱き上げて連れて行ってもすぐに逃げ出して
しまうのです。さらに家の中の物がなんだか腐りやすくなりました。梅雨時でもないのに
食パンなどは買ってすぐに黴に覆われてしまったりして、台所は常に饐えた臭いがするように
なりました。それから家には小さいながら庭もあったのですが、全体的に植木の元気が
なくなり、中には立ち枯れるものも出始めました。また屋根の上の一ヶ所につねに黒い煙いの
ようなものが溜まり何人もの通行人に火事ではないかと言われたりもしました。しかし
はしごをかけて屋根に上ってみてもそこには何もないのです。


487:本当にあった怖い名無し
12/06/06 18:59:09.09 MDvy3SQS0
その頃、親父は時宝堂という骨董屋の主人と親しくなりました。その人は小柄な老人で
親父が金があると目をつけたのか、ちょくちょく家に尋ねてくるようになったのです。
ある日親父は家族に向かって「この間から、家の中がちょっと変だったろう。どうもあの
サンゴの根付けが原因らしい。時宝堂さんから聞いたんだが、ああいうものはお女郎さんの
恨みがこもってるかもしれないってね。だが、そういうのを打ち消す方法もあるって話だ。
それでこれを買うことにしたよ。」と言って一幅の掛け軸を見せました。それはよくある
寒山拾得(中国唐代の2人の禅僧)を描いた中国製で、それほど高い物には思えませんでした。
そしてそれは和室の床の間に飾られることになりました。掛け軸が来てから家の中の異変は
いったん収まったようでした。相変わらず猫は書斎へは入らないものの、植木は元気を取り戻し、
物が腐りやすいということもなくなったのです。親父は、「古い物はほとんどが人間の一生以上の
歴史を持っていて、中には悪い気を溜め込んでしまっている物もある。そういうのの調和を取るのが
骨董の醍醐味だと時宝堂さんから聞いたよ。」と悦に入っていました。

ある日のことです。当時自分は中学生でしたので和室に入る用などめったになかったのですが、
たまたま家族が留守の時、学校で応援に使ううちわが和室の欄間に挿されていたのを思い出して
取りに行ったのです。すると家の中には誰もいないはずなのになぜか人の話し声が聞こえてきます。
ごく小さな声ですが和室の中からです。ふすまの前で聞いているとこんな感じです。
「・・・・これで収まったと思うなら浅はかな・・・。」「ただ臭いものに蓋をしたにすぎないだろ
・・・今にもっとヒドイことが・・・。」どうも二人の人物が会話をしているようです。
自分はコミカルな声調だったのであまり怖いとも思わず一気にふすまを開けて見ました。
しかし当然ながらそこには誰もいませんでした。
ただ床の間の絵を見たときに、なんだか2人の僧の立っている位置が前とは違っている気がしました。
そしてそれから2・3日後、夜中に家に小型トラックが突っ込んでくるという事故が起きたのです。
塀と玄関の一部を壊しましたが幸い家族にケガ人はありませんでした。

488:本当にあった怖い名無し
12/06/06 18:59:41.27 MDvy3SQS0
親父はこの事故のことでずいぶんと考え込んでいましたが、それからはますます骨董買いに拍車が
かかりました。古めかしい香炉、室町時代といわれる脇差、大正時代のガラス器などなど。
そしてそのたびに家に変事が起こり、また収まり、そしてもっとヒドイことが発生するといった
くり返しになりました。骨董に遣ったお金もそうとうな額にのぼったと思います。
「あっちを収めればこっちの障りが出てくる、考えなきゃいけないことが十も二十もある。こらたまらんな。」
親父はノイローゼのようになっていました。そして今にして思えば骨董蒐集の最後になったのが、
江戸時代の幽霊画でした。これはずいぶん高価なものだったはずです。
それは白装束の足のない女の幽霊が柳の木の下に浮かんでいる絵柄で、高名な画家の弟子が描いたもの
だろうということでした。親父は「この絵はお前たちは不気味に思うかもしれんが、実に力を持った
絵だよ。この家の運気を高めてくれる。」と言っていました。

そしてその絵が家に来た晩から自分の小学校低学年の妹がうなされるようになったのです。妹は両親と
一緒に寝室で寝ていたのですが、決まって夜中の2時過ぎになるとひーっと叫んで飛び起きます。
そして聞いたこともない異国の言葉のようなものを発し、両親に揺さぶられて我に返るのです。
もちろん病院に連れて行きましたが何の異常も認められないとのことでした。家の者はまた骨董のせい
ではないかと疑っていましたが、それを親父に言い出すことはできませんでした。時宝堂が来ていたときに
親父がこの話をしたら「おお、それはいよいよ生まれるのですな。」と意味不明のことを言っていたそうです。
そしてその日の夜のことです。やはり2時過ぎ、妹はうなされていたのが白目をむいて立ち上がり、
「がっ、がっ、あらほれそんがや~。」というような言葉とともに大人の拳ほどの、白い透明感のある石を
大量のよだれとともに口から吐き出しました。
次の日、時宝堂が来てその白い石をかなり高額で買っていったそうです。親父はこのことを契機に時宝堂との
つき合いをたち、骨董の蒐集もすっぱりやめてしまいました。
「家族には迷惑をかけられないからな。みんなの健康が何よりだよ。これからは庭いじりでもやることにする。」
そして我が家の異変は完全に収まったのです。

489:本当にあった怖い名無し
12/06/06 22:03:09.33 boto2ZH0O
>>486-488 面白かった
昔エニグマスレかどこかで好評だった喜一じいちゃんシリーズっぽいけど

490:本当にあった怖い名無し
12/06/06 23:19:41.95 2spqntWj0
喜一じいちゃん?
DAIGOか?

491:本当にあった怖い名無し
12/06/06 23:24:51.49 Grn2EIPN0
これ上の方の長い話同じ人が書いてると思う
おさっしゃとか女の子の手型とか送り番とかこの骨董の話も全部
たぶんだけどな

492:本当にあった怖い名無し
12/06/07 00:26:02.58 A6dBhSCG0
で?

493:本当にあった怖い名無し
12/06/07 14:49:50.43 B566ijD8O
骨董屋だった祖父が、不思議な体験をした話を成人した孫が色々聞かせてくれた奴な
喜一が孫の名前だったか祖父の名前だったかは忘れた
あれはなかなかいいシリーズだったし復活してほしい

494:本当にあった怖い名無し
12/06/07 17:49:01.45 HSLKAHpZ0
上の方にムサカリ絵馬の話を書かれている方がいましたが、それと少し関連した体験があるので
書いてみます。このような掲示板にまとまった文章を書くのは初めてなので、乱筆お許しください。
今からはもうだいぶ前のことになります。そのころ私は美術の専門学校を卒業したばかりで、さらに
金属工芸系を深く学ぶためにその地方の中核都市へ出てきていました。学校の手続きはすぐに済みましたが、
アパートを探さなくてはなりません。当時私は片親の家庭で仕送りなどあまり期待できませんでした。
専門学校もアルバイトをしながら卒業したくらいでしたので、あちこちの不動産屋を回り少しでも条件がよく
家賃の安い物件を探していました。

そして数軒目の不動産屋でありえないような格安の物件を見つけたのです。それはアパートではなく
一階建ての一部屋で隣に住む大家さんが自分の家の庭に離れとして建てたものでした。そして家賃は
ちょっと考えられないほど安かったのです。なぜこのような物件がいつまでも残っていたのかというと
不動産屋からは「大家さんたちは老夫婦で、だいぶ前に息子さんを亡くされている。その思い出が
やっと薄らいできたので、息子さんが使っていた離れを人に貸そうという気持ちになった。
ただ同じ敷地内にあるようなものなので、できれば女の人に借りてもらいたいと思っている」このような話を
聞かされました。さらに「大家さんたちは借り手と事前に面会して、その人が気に入ったら決めると言っている」
とのことでした。

495:本当にあった怖い名無し
12/06/07 17:49:49.66 HSLKAHpZ0
その場所は私の学校からは二駅しか離れておらず通学にも便利で、ぜひともここに決めたいと思いました。
そして不動産屋にセッティングをしてもらい、大家さん夫妻との面接に臨んだのです。不動産屋の車で
大家さんの家へ行き、玄関のチャイムを鳴らしました、出てこられたのはご主人が70歳代、奥さんが
60代半ばといったところでしょうか、どちらも白髪の上品な人たちです。「ささ、お上がりなさい」
私たちは和室に案内されました。そこは裏の山側に面した上品な一室でしたが、床の間に他の調度に
そぐわない鷹の剥製があり鋭い目を光らせているのが少し異様に感じられました。そうして私は学校のことや
将来の夢などをご主人に問われるままに語りました。奥さんのほうはつねににこにこと微笑んでおられる
だけでした。ただ私が出身地の県のことを話したときに、奥さんは「これは」というような顔をしてご主人と
目配せしたのを覚えています。ご主人は話の最後に「これはよいお嬢さんだ、どうだね○○(奥さんの名前)
この方に決めようじゃないか」「ええ、それがよろしゅうございますね」こうして私は夫妻の家の離れに住む
ことになったのです。




496:本当にあった怖い名無し
12/06/07 17:50:06.37 HSLKAHpZ0
そして帰る前に離れの部屋を見せていただきました。そこは夫妻の家から10mばかり離れた庭の中にあり、
外観はまだ新しいものでした。「ここは元々は息子が動物を飼育するための小屋として使っていた場所で、
ひとり息子が死んでから今年でちょうど10年になる。それで私たちもいつまでも悔やんでいてもしかたないと、
ここを建てかえて人に貸すことにしたのだよ。あなたのような人に住んでもらうことになってよかった」とご主人。
「ほんに。息子は生き物の好きな子でしてねえ」と奥さん。それを「これ」とご主人がたしなめ、「あなたが
都合のよいときに引っ越してきてください、いつでもかまわんよ」とおっしゃってくれます。私がお愛想のつもりで
息子さんの仕事について尋ねますと、ご夫妻は顔を見合わせていましたが、ご主人が「なに、わたしの跡を継いで
職人をしていたんです。あなたも工芸をおやりになるそうで、息子が生きていたら気が合ったかもしれませんな」
と答えられました。部屋は6畳の一間に台所、バス・トイレと普通のアパートと違いはありませんでした。ただ
建物の外観に比べて内部がせますぎるように思われました。しかし壁などを厚くしていねいに造っているのだろうと
解釈することにしました。

497:本当にあった怖い名無し
12/06/07 17:52:24.98 HSLKAHpZ0
それから1週間後、学校の始まる3日前に引っ越しました。荷物は布団や小型冷蔵庫など最小限で、さほど時間は
かかりませんでした。その時は私の母も一緒でしたが、大家さん夫妻は満面の笑みで出迎えてくれ「何か不都合な
ことがあったらいつでも言ってきなさい」「これはこの地方でとれる蕗の煮物だよ」と奥さんからはお料理まで
いただきました。冷蔵庫の中身はまだ買っていなかったのでありがたく思いました。母は翌日も仕事があるため
すぐに帰り、スーパーなども近くにあったのでとりあえず買い物をして荷物の整理をしているうちに早くも日暮れと
なりました。その日は疲れていたのでスーパーで買った出来合いのお総菜といただいた蕗の煮付けを食べて早く寝ようと
思いました。その蕗の煮物を一口食べて奇妙な味がするのに気がつきました。不味いというわけではないのですが
不思議な香りがするのです。西洋ハーブのアニスによく似ています。この地方特有の味付けかと考え、せっかくの
ご厚意にこたえないのも失礼と思って全部食べてしまいました。

布団を敷いて横になるとすぐに眠ってしまいました。そして奇妙な夢を見ました。それは大広間のような和室に
大勢の人が集まりみな喪服を着ています。どこか田舎の大家のお葬式のようです。そうしてそこに次の間から自分が
和服の花嫁衣装を着て入っていくのです。すると両脇から大家さん夫妻がやはり喪装で、昼に見たような満面の笑みを
浮かべて私を迎え、手を取って上座の席に連れて行きます。隣の花婿の席は空いています。やがて一同は両脇に
分かれて座ります。そして一斉に拍手をします。すると正面のふすまが開き、紋付袴の花婿らしき人が入ってきます。
その顔はわかりません。なぜなら黒い頭巾で頭部全体を覆っているからです。花婿が私の横の席にすわります。すると
獣臭さがわっと襲いかかるように鼻につきます。花婿が私の手をとります。お婿さんの手には茶色いごわごわした毛が
生えています。そうしてもう一方の手で自分の黒い頭巾を上に引っ張ります。紋付の肩に茶色い毛の束が広がります。
頭巾をすっかりとってしまうと、そこにあるのは何とも種類の判別しない動物の頭です。しかも両目がありません。
私は絶叫しました。

498:本当にあった怖い名無し
12/06/07 17:52:53.73 HSLKAHpZ0
そして目が覚めました。枕元の時計を見るとまだ2時過ぎです。とりあえず夢とわかってほっとしたところでしたが、
すぐに部屋の中が夢と同じに獣臭いことに気がつきました。何かがいる気配がします。それも一匹や二匹ではありません。
大きなもの、小さなもの、羽ばたくもの、這うもの、あらゆる獣が私の布団を取り囲んでいます。少しでも動けば
襲いかかってきそうに思えます。部屋の中は真っ暗ではありません。電気製品や時計のわずかな灯りで見た目には何も
いないのです。それでも尋常ではない殺気のために身動き一つできません。そうして何時間が過ぎたでしょうか。カーテン
ごしに朝日が当たっているのがわかります。すると一つまた一つと小さなうなり声を残して、それらの獣の気配は部屋の
南側、押し入れのあるほうに吸い込まれるように消えて行ったのです。

どれくらい布団をかぶっていたでしょうか。光が差し込んだ部屋の中はすっかり朝の雰囲気となり、昨夜のことはどこまでが
夢でどこまでが事実だったのかわからないような心持ちになりました。おそるおそる時計を見るとまだ6時半を過ぎたばかりです。
私は起き上がり、昨夜の獣たちが消えて行った押し入れの前にいき戸を開けました。そこには昨日私が入れた段ボール箱とわずかの
寝具があるだけでしたが、突き当たりの板を押してみるとなんだかごわごわします。後ろになにか柔らかいものがあってそれに板が
当たっているような感触なのです。そこで押すのをやめ、てのひら全体をあてて横にずらそうと試みました。するとそれほどの力では
ないのに板が大きく動きました。・・・そこに見たものは十数体の動物たちの剥製でした。毛のある生き物ばかりではありません。
私は夢の中のように大きく悲鳴をあげて、パジャマのまま部屋の外に飛び出しました。
離れの外に出ると、少し離れたところに大家さん夫妻が立っていました。夢で見たとおりの喪服姿でした。ご主人が口を開き
「あなたなら息子の嫁にふさわしいかと思ったのに残念だ・・・。」奥さんが「杯を交わすまであと少しだったのに・・・」
さも心惜しそうにつけ加えます。私はそのまま家の門を走り抜け大通りに出ました。そしてその日一日を大勢の人に紛れて駅で
過ごしたのです。



499:本当にあった怖い名無し
12/06/07 17:53:09.82 HSLKAHpZ0
それからしばらくたって、荷物などは男性の友人に無理に頼んで取りに行ってもらいました。その人の話では、離れは取り壊されて
すでになく、母屋も引っ越しをしたらしく中はがらんとした状態で私の荷物だけがそっくり玄関先にまとめられていたということ
です。あれからずいぶん立ちますが、今でもあの押し入れの奥でちらと見たもののことを思い出します。たくさんの剥製に
囲まれるように紋付袴姿の男性がひっそりと佇んでいた気がするのです。


500:本当にあった怖い名無し
12/06/08 14:15:50.33 1dDN13jx0
なかなか興味深い話でした。杯を交わしていたらどうなってしまったんでしょうかね。
それとも変な味のする蕗の煮付も薬物でも入っていたんですかね。いやーこの手の話は大好きです。

あと、あんまりギッチリ書き込まないで適当に改行したほうが読みやすいと思いますね。
せっかくの長編の投稿なんですがちょっと読みにくかったです。スマソ

501:本当にあった怖い名無し
12/06/08 16:15:23.42 /EpWxINq0
アニスつーのは映画の「ローズマリーの赤ちゃん」で悪魔の下僕たちが使ってたやつだろ

502:本当にあった怖い名無し
12/06/08 17:06:16.34 IUj7zX7SO
市販の野菜は好きでよく食うけど、自生山菜を食うのは怖いな
韮と水仙を間違えて食って中毒死する人も居るしな
蕗じゃなくて、「毒性を持つ良く似た何か」だったから味が変だったのかもしれん
睡眠薬か何かを盛られてたのかもだが

503:本当にあった怖い名無し
12/06/09 16:14:22.28 K12mg2qN0
怖くはないのですが不思議な体験をしたので投稿します。

もうだいぶ前のことになりますが、当時私は金属加工の小さな工場を経営していて
折からの不況もあってその経営に行き詰まっていました。
そしてお恥ずかしい話ですが自殺を考えたのです。

もう子供たちは成人しておりましたし、負債は生命保険で何とかできると思われる額でした。
今にして思えば何とでも道はあったのですが、精神的に追い詰められるとはあのことでしょう。
その時はそれしか考えられなくなっていました。

五月の連休の期間に家族には告げずに郷里に帰りました。
郷里といってももう実家は存在していなかったのですが、
自分が子供の頃に遊んだ山河は残っていました。

この帰郷の目的は、裏山にある古い神社にこれから死にますという報告をしようと思ったことです。
昔檀家だった寺もあったのですが、住職やその家族に会って現況をあれこれ聞かれるのが嫌で
そこに行くことは考えませんでした。

504:本当にあった怖い名無し
12/06/09 16:14:44.25 K12mg2qN0
神社に行くまで少し坂を上りますので、鳥居をくぐったときにはだいぶ汗ばんでいました。
この神社は村の氏神のようなものですが、過疎化の進んだ昨今は常駐する神主もおりません。
例祭のとき以外にはめったにお参りする人もいないような所です。
大きな石に山水をひいた手水鉢で手を清めようとしてふとその底をのぞき込んだときに、
くらくらと目眩がして、水に頭から突っ込んでしまいました。

深さは五十センチ程度だったと思うのですが、
私の体はストーンとそのまま手水鉢の中に落ち込んでしまいました。
そしてかなりの高さを落ちていった気がします。
ばしゃっと音をたてて井戸の底のような所に落ち込みました。ショックはあったのですが
そのわりには体に痛いところはありませんでした。

そこはおかしな空間で、半径1.5mほどの茶筒の底のようで1mくらい水が溜まった中に
私は立っています。回りの壁は平らでつるつるしていて、
しかも真珠のような色と光沢で内部から光っているのです。
一番不思議なのは、真上10mくらいのところに手水鉢と思われる穴があり水がゆらるらと
ゆらいで見えることです。しかし私自身の顔は空気中にあり、下半身は水の中にいるのです。

505:本当にあった怖い名無し
12/06/09 16:15:11.66 K12mg2qN0
私が浸かっている水はまったく濁りがなく透明で、さして冷たくはありません。底の方を見ていると
足元に20cmばかりの井守がいるのに気づきました。それだけではありません。
井守は一匹の小さな青蛙を足の方から半分ほどくわえ込んでいます。
蛙はまだ生きていて逃れようと手をばたつかせますがどうにもなりません。
その状態が長い時間続いているようです。

私はふと、その蛙の姿が工場の資金繰りに行き詰まってもがいている自分のようで、
かがんで手を伸ばし助けてやろうとしました、
その時、頭の中に声が聞こえたのです。
ーそうだ、その蛙はお前だ。ただし今のお前ではなく自死したのち罰を受けているお前の姿だー
私はあっと思いました。

がつん、ばしゃっという衝撃があり、気がつくと手水鉢の縁に頭をぶつけていました。少し血が出ました。
血は神社の境内では不浄と思ったのでハンカチで押さえながら急いで鳥居の外に出ました。
体は少しも濡れたりはしていません。
そしてその時には、あれほど頭の中を占めていた自殺という考えはすっかりなくなっていたのです。

郷里から帰った私は奮闘し、工場の経営を立て直しました。そして毎年その神社へのお参りはかかしていません。
話は以上です。スレ汚し失礼いたしました。

506:本当にあった怖い名無し
12/06/09 19:18:39.18 oEiX6GPe0
>>503
いい話ですな。持ち直されたようで何より。
そして俺を雇ってください

507:1/2
12/06/09 22:39:17.68 fgMh1NJm0
深夜、自宅へ帰るために一人で車を運転していた。
深夜だったので通りに他の車はほとんどなかった。

そのうち、1台のタクシーが俺の車をずっとつけてきていることに気づいた。

そのタクシーの運転手は、こちらを見て何か喋りながら、
スケッチブック?のような紙をこちらに向けて見せようとしているようなのだ。

508:2/2
12/06/09 22:43:27.52 fgMh1NJm0
赤信号でタクシーが左に並んだ時、その運転手が紙を窓に貼り付けるようにしてこちらに向けてくるので、
仕方なく助手席側に身を乗り出してそれを見ると、
その紙には一言

「おやのかたき」

と殴り書きしてあった。

急に怖くなって信号無視して全速力で逃げた。
あれがどういう意味だったのか全く心当たりはない。

509:本当にあった怖い名無し
12/06/10 00:04:15.30 tgGKaM8P0
>>508

「おやのかたたたき」、あるいは「かつおのたたき」のよみちがえかも。
だったら心当たりある?

510:本当にあった怖い名無し
12/06/10 00:21:48.97 FuBkNLNj0
「おやのたたき」が一番怖い気がする

511:本当にあった怖い名無し
12/06/10 01:36:12.78 vb0Wop1i0
車が中古だとすれば分かるんだけどね。

512:本当にあった怖い名無し
12/06/10 02:11:54.19 ZISe4tLR0
そういや、人轢いた車に憑くって少ない気がする。
人間、轢いた車よりもその場所の方が強く印象残るってことなのか

513:本当にあった怖い名無し
12/06/10 06:21:39.89 FVvrEeh6P
「おれの かたい」 だったのでは?

514:本当にあった怖い名無し
12/06/10 09:01:34.24 UweoIKy20
おもんない

515:本当にあった怖い名無し
12/06/10 19:13:21.23 +DpI4p9m0
>>508
「親分の敵」 
タクシーの運転手は元○○が多い。
破門通知の回状とか絶縁通知の回状とか
何処かの組の人と勘違いされてたのではないかな?

516:本当にあった怖い名無し
12/06/10 22:02:36.24 PCXeWEPJO
おやのかたき って平仮名だったのか? おやのか滝って所に連れてって欲しかったとか(そんな滝があるかは知らんが)

517:本当にあった怖い名無し
12/06/11 18:32:49.14 cpaKF/Su0
もう二十年も前になりますが山で体験したことを書きます。
私は当時釣りにこっていまして、一口に釣りといってもいろいろなジャンルがありますが、
その頃は山行をかねての渓流釣りがメインでした。
むろん竿と大荷物を背負ってですので、山行といってもハードな山登りではありません。

秋の連休に年休をプラスして一週間以上の休みをとり、
場所は詳しくは言えませんが、東北のA岳近くの渓流への単独行を計画したのです。
関東からはずいぶん長距離のドライブでしたが、
休み屋の駐車場に車をあずかってもらい沢へと入りました。
好天に恵まれ、釣っては放流をくり返しながら水源のほうへと登っていきました。

二日目に入って、川の岸辺に木がなく一反歩ほどの草地になっているところに出ました。
こういう場所は、たいがいは林でなくとも灌木のおい茂る藪になっているものですが、
短い草がびっしりと生えていてテントを張るにはまさにうってつけです。
そしてやはり先客が張ったらしいカーキ色のテントがありました。
その人は河原に出て竿を出していて、私の姿を見つけると気軽に声をかけてくれました。


518:本当にあった怖い名無し
12/06/11 18:33:17.18 cpaKF/Su0
六十歳代の定年退職をされた方で、この渓流で昨年この場所を見つけ、
今年はここをベースにして行動しているとのことでした。
そして興味深い話を聞かせていただきました。
「君、菌輪という言葉を知ってるか? 菌環ともいうし、外国ではフェアリー・リングというらしい。
夜に妖精が輪になって踊って、疲れて眠ったところに朝日を浴びると茸と化してしまう。そういう伝説があるんだな。
ここがそれみたいなんだよ。ほら」

そう言って案内してもらいましたが、確かに草地の回りを真円に近い形でひょろひょろした茸が取り囲んでいます。
「調べたんだが、これはハラタケというのの仲間らしい。菌輪のできる原因についてはよくわかってないけど、
これらの茸は地中で菌糸つながっていて、全体が一つの細胞の一つの生命体だという説もある。面白いだろう」
そして菌の力が強力で共生している芝以外の植物が生えないのではないかという推論も話してもらいました。
この菌輪は大きいものでは直径五百メートル以上になり、菌としての年齢は数百年を越える場合もあるのだそうです。

「でね、この大きな菌輪の中にさらにあちこちに小さい菌輪ができてるんだよ」
確かに、直径数メートルから数十センチの菌輪がそこここに見られます。小さいものは様々な形をしていて、
真円のものはむしろ少ないようです。
「これなんか変な形だろ、人の寝姿に見えないか。こことあともう一体あるんだ」

519:本当にあった怖い名無し
12/06/11 18:33:44.54 cpaKF/Su0
それを見たときに私は、不謹慎かもしれませんがテレビドラマなどで警察官が死体のあった場所に描く
人型の白線を思い浮かべてしまいました。
「こんなふうに生えるには、われわれには想像もつかない理由があるのかもしれないね」
私は数こそ出るものの大物が釣れない今回の釣果には満足していませんでしたので、
さらに奥まで入り二日後に引き返してくることにしていました。
その方はまだここにいるとのことでしたので、再開を約束してその場は別れました。

かなり体力を消耗しましたが奥には大きな岩魚がおり、私は十分に堪能してその場所に引き返してきました。
もう夕方になっていたので、いっしょにテントを並べて一泊しようと思ったのです。
はたしてカーキ色のテントはそこにありました。まだ寝るには早い時間と思い中に声をかけてみました。
「・・・うううっ、誰だ」その方の声ですが妙にくぐもっています。
「二日前に通った者です。どうしました、具合でも悪いんですか?」と私。
「・・・いや何でもないちょっと怪我をしたんだ。それよりここに泊まるんじゃない。もっと下れ」

単独行で怖いのはやはり怪我です。滝登りなどで足を滑らせて骨折でもしたりすると命取りになります。
特にこのような人の来ない場所では。「大丈夫ですか、麓から応援を呼んできましょうか?」
「いやいらない。・・・あんたはこの場を立ち去れ、早く夜がくる前に」
「いや、そうは言っても・・・」
するとテントの前でかがんで話している私の前に、ジッパーの間からぬっと枯れ木のようなものが突き出されたのです。
びっしりと生白い茸が生えた、人の手であってそうではないようなおぞましいもの。

520:本当にあった怖い名無し
12/06/11 18:36:50.06 cpaKF/Su0
テントの中から大きなうなり声が聞こえます。
「ううう逃げろ、とにかく逃げるんだ。やつらはみなわかってるんだぞ。俺のようになりたいのか」
私は急に怖くなって「救援を呼んできますから」と一声残して、走って沢を下りました。
そのうちに夜になりましたが、何度も転びながら何時間もかけ続け、どうにか県道の通る場所まで下りました。
通りかかった車を停めて事情を話し、翌日の朝には地元の山岳会の方などを案内してその場へと戻りました。

テントはそのまま残っていましたし、荷物一切もそこにありました。しかしその方の姿はどこにも見えません。
とりあえずテントはたたむことにしましたが、中にはあの茸がたくさん散らばっていました。
ペグを外してテント全体を持ち上げたとき、その下の地面に茸が小さく頭をのぞかせていることに気づきました。
そしてそれは人の形に生えかかっていたのです。
その後警察も出て大がかりな捜索がなされましたが、その方のゆくえは杳として知れず、遭難扱いとなりました。
私はそれ以来渓流釣りはもちろん山にも入っていません。

521:本当にあった怖い名無し
12/06/11 19:07:41.44 9eAW8N7H0
>>518
マタンゴか・・・なにもかもなつかしい。

とりあえずキノコマニアからするとつっこみ所が多くてどうしたものか・・・
菌輪のしくみは謎でもなんでもないんだけどな?

1992年に発見されたアメリカ、ミシガン州、キシメジ科、ヤワナラタケ (Armillaria gallica) の菌床
推定重量は約100t、推定年齢は約1500歳。
を聞きかじったんだろうか、ちょうど20年前だ。

ちなみに、1998年にはオレゴン州の東部でキシメジ科、オニナラタケ(Armillaria ostoyae)
総面積8.9平方キロメートル(890万平方メートル)、推定重量はおよそ600t。推定年齢は約2400歳
ってのが報告されている。
URLリンク(www.scientificamerican.com)


522:本当にあった怖い名無し
12/06/12 10:14:57.72 mTs7N0ea0
>>517
「…うううっ」 中岡スレの方ですか?

523:本当にあった怖い名無し
12/06/12 20:49:14.44 LFMSKzSA0
>>521
マニアだから理屈がわかるワケで・・・
その千年以上生き続けるキンドコが意思を持つのがオカルトなんだろ?
なんだか見てて気の毒だぞ

524:本当にあった怖い名無し
12/06/12 21:31:39.85 mlmerBgHO
おっさんのオレにとってキンドコとは 欽ちゃんのどこまでやるの!?だ

このレスでオサーンオバハンたちは懐かしんでなごんでくれ

525:本当にあった怖い名無し
12/06/13 00:02:09.73 16p6DVXq0
菌床を「キンドコ」と読んでしまうキノコマニア・・・
なんだか見ていて気の毒だ

526:本当にあった怖い名無し
12/06/13 00:05:05.58 z97xXbKj0
>>524
ごめん、なごんだw

527:本当にあった怖い名無し
12/06/13 00:36:02.74 3kt5Jh8y0
きのこが主役の怖い話というと思い出すのは、レイ・ブラッドベリの
『ぼくの地下室へおいで』だな~

この話のきのこは>>517が書いてるのと同じ種類らしい。

著者は先日亡くなったんだね。
合掌。

528:本当にあった怖い名無し
12/06/13 16:02:25.13 sHT0zgSn0
加減が難しい
いかにも作家志望が練習に書いてますみたいな、オチがあったりテクの試行が
透けて見えるもんだと萎えるんだよ。読後、ドヤ顔してる様子が頭に浮かんで、
読むほうとしてはトホホと感じる

529:本当にあった怖い名無し
12/06/13 22:40:26.77 G77x0ayG0
安室奈美恵のPV怖かった

URLリンク(youtu.be)

530:本当にあった怖い名無し
12/06/13 22:57:53.13 IgHx9a+uO
携帯電話では使用できません・・・orz

531:本当にあった怖い名無し
12/06/13 23:48:49.65 G77x0ayG0
ゴメス

URLリンク(www.youtube.com)

これでどうだろうか?

532:本当にあった怖い名無し
12/06/14 01:36:13.98 +pYfV1ggO
>>531 ヒドス・・・

533:本当にあった怖い名無し
12/06/14 01:45:06.21 NJHDzUrV0
>>532
えと、何が・・・?

534:本当にあった怖い名無し
12/06/14 02:19:03.05 +pYfV1ggO
>>533 貼り直してくれた方も、携帯じゃ観られない仕様になってんだ・・・

535:本当にあった怖い名無し
12/06/14 23:10:55.54 NJHDzUrV0
>>534
どうしたらいいんだorz

536:本当にあった怖い名無し
12/06/15 20:10:15.16 RXv6UsPN0
諦めろ

537:本当にあった怖い名無し
12/06/15 23:23:30.97 P98jDKWmO
>>535 PC売っぱらったおれが悪いんだ
携帯じゃ観られないけど、あなたの誠意は感じたよ
どうもありがとう

>>536 つめてえw

538:本当にあった怖い名無し
12/06/16 02:19:33.92 W4Ytlipxi
>>537
はじめからねぇ癖に無理すんなよw

539:本当にあった怖い名無し
12/06/16 18:15:31.91 zhrXUMnVO
オレもパソコン無いから>>531が観たいけど ネカフェに行くほどは観たくない

540:本当にあった怖い名無し
12/06/16 22:56:16.08 zhrXUMnVO
土曜の夜なのに過疎ってるな いや待てよ 土曜の夜だからか・・・
リア充はみんな今頃、おデートして楽しんでるんスか 名古屋は今、どしゃ降りだぜェ オレの心は快晴だけどな ははは・・・

541:本当にあった怖い名無し
12/06/16 23:16:49.99 J5PxeH/P0
今までで一番怖かったレス

540 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/06/16(土) 22:56:16.08 ID:zhrXUMnVO [2/2]
土曜の夜なのに過疎ってるな いや待てよ 土曜の夜だからか・・・
リア充はみんな今頃、おデートして楽しんでるんスか 名古屋は今、どしゃ降りだぜェ オレの心は快晴だけどな ははは・・・

542:本当にあった怖い名無し
12/06/16 23:29:16.31 zhrXUMnVO
怖がってくれたのなら何よりだ あははうふふ・・・

543:本当にあった怖い名無し
12/06/16 23:32:28.23 bEXYJXx90
俺は今彼女と一緒にカップル席でこのスレを見ている
彼女の手は俺の股間へ添えられている

544:本当にあった怖い名無し
12/06/17 00:15:54.32 9fi0bzL2O
>>542でありザリガニ愛好家でもあるオレは かわええザリガニちゃんたちを眺めながらオカ板めぐりをして居る・・・
わりと幸せだったりする

545:本当にあった怖い名無し
12/06/17 00:17:30.71 ri8GpqE70
ザリガニってどれくらい生きるの?

546:本当にあった怖い名無し
12/06/17 00:19:54.30 9fi0bzL2O
>>545
大事に飼っても三年前後だよ

547:本当にあった怖い名無し
12/06/17 09:44:03.53 3N9cNUcx0
怖いかどうかわからんが

うちの家って結構古い木造家屋だから結構家なりとかするのよ
だから家族みんな慣れてるんだけどこの前のは怖かった
2階の寝室でひとりで寝てたら家なりがしたんだ
まァ慣れてることなんだがその時は
パキッ     パキッ      パキッ
って感じで断続的に続いてた
俺は「? おもしれぇな 雨漏りかな?」みたいに考えてたんだけど
雨漏りとかじゃなくまさにラップ音って感じ
しばらく聞いてたらあることに気付いたのよ
近  づ  い  て  き  て  る
家鳴りって壁とか屋根とかから以外するわけないじゃん?
でもその音は確実に俺の耳に向かって近づいてきてた
怖くて布団かぶったんだけど全然音量は変わらない
ウォーク○ンで耳栓しようと思ったんだがなぜか電池が切れている
やばいどうしようってなったときに
パンッ
ってひときわ大きい音が鳴っておさまった
しばらくガクブルしていたが結局それ以降は何もなかった
そのあと見たらなぜかウォーク○ンは復活してた

何だったんだろう 駄文スマソ

548:本当にあった怖い名無し
12/06/17 21:16:08.75 9fi0bzL2O
ああ そりゃ家鳴りだな

549:本当にあった怖い名無し
12/06/17 21:31:31.60 qso8ee7v0
ブラウン管テレビって何でピシパシ鳴るんだろ

550:本当にあった怖い名無し
12/06/17 22:51:49.27 r8Cyn+ip0
共鳴現象だね

551:本当にあった怖い名無し
12/06/17 23:35:21.36 9fi0bzL2O
ブラウン管とか真空管って 今どきの若い人に通じるのかな

552:本当にあった怖い名無し
12/06/17 23:45:57.34 gAHQAo6u0
真空管はギターアンプとかでも使ってるから

553:本当にあった怖い名無し
12/06/18 15:34:49.17 HzSMkdEa0
昨日の夜久しぶりに兄と俺と妹が出くわしたので(普段はお互いの仕事の時間がバラバラで一緒に住んでても全然会わない)
3人で夜遅くまで色々話をしてた。
昨日俺は皆既月食を見ようと夜空を見てた時にオレンジ色の謎の大きな発光物体を目撃していて
その話を切り出したらUFOやら宇宙人やらの話になってやがて怖い話大会になってた。

妹が友達から聞いた怖い話をしている時に俺ら3人が座ってるテーブルのすぐ近くにある
網戸の向こうからガサッって音がした。よく野良猫がゴミ袋を漁りに来るから皆それだろうと思って
特に気にせず話を続けたんだが、同じ部屋にいた飼い犬が網戸の方へ向かって攻撃態勢を取って
キャンキャン鳴き出した。
我が家の犬はフレンチブルドッグで滅多な事が無い限り鳴かないから
様子がおかしいと察知した俺らは話をやめ、兄が網戸へ近づいていった。
そして網戸を開け外を覗いた瞬間兄が「うわああああああああ!」って大声で叫んだ。
変な虫でもいたのか驚かしているのかなと思ってどうしたの?と聞くと
「そこに誰かがうずくまってる!」ってマジな顔で言うもんだから急いで見に行くと
我が家の庭を20歳ぐらいの若い女が走り去っていく姿が見えた。

兄が見た時は網戸を開けたすぐ下の俺らから死角になってる部分に
その女がうずくまってたらしい。
大柄な兄があまりにびっくりしてその後しばらくガクブルしてたのは笑えたが怖かった。
何がしたかったんだ・・・

だいぶ昔にも勝手に庭にあるミニ畑で育ててたプチトマトを茎ごとむさぼりくって
逃げていく浮浪者みたいな奴を見たし変な奴いっぱいで怖い。

554:本当にあった怖い名無し
12/06/18 18:46:42.75 NPGMzCnvO
>>553 仲良し家族かw
兄妹で怖い話大会、って何かいいな
悪いけどほのぼの兄妹に萌えたわw
ちっとも怖くねえ、うらやま死刑ww

555:本当にあった怖い名無し
12/06/19 01:35:22.13 EfYq0Sj8O
かそけき過疎スレ

556:本当にあった怖い名無し
12/06/19 01:58:10.43 T/H8ofdh0
21 :本当にあった怖い名無し:2012/06/10(日) 22:13:05.58 ID:zSA8GjMvO
マジレスすると15日辺りに捕まるんでない?
確か外国人参政権…。

557:本当にあった怖い名無し
12/06/19 02:01:01.57 Y8vHm0D50
よく使われる手法だよ

558:本当にあった怖い名無し
12/06/19 13:04:59.56 mGhChB1s0
>>556
誰が?

559:本当にあった怖い名無し
12/06/19 22:29:32.38 AKsVdh/90
寝てたら頭側の壁から腕が生えてきて顔面つかみやがった。
冷たかった。
以前霊感のある知人が、壁から生えてきた腕とじゃんけんして
勝ったら消えてそのまま出てこなくなったと言っていたが
自分はやたらじゃんけんが弱いし負けたらどうなるか怖いので
とりあえず手もみをしてみた。
つぼの位置的に胃腸系統が弱い人のようだった。
重点的にそこを攻めていたらおお~おお~とかいう唸り声が壁の中から聞こえた。
しばらく揉み揉みゴリゴリやっていたら腕が消えた。
それ以来やつは現れない。
せっかく手もみの専門書買って勉強したのに。

560:本当にあった怖い名無し
12/06/19 22:31:52.55 3X2UpMNL0
人形が動くとき
URLリンク(rosary24.blog.fc2.com)

561:本当にあった怖い名無し
12/06/19 23:20:05.51 EfYq0Sj8O
出来ればサイト直リンじゃなく、中身をコピペしてくんねえかな
アクセスアップに協力する気はねーしよ

562:本当にあった怖い名無し
12/06/20 01:47:32.37 z7TmqSh70
>>547
お前に向かって歩いてきた霊こそ
ウォーク○ンだったのだろう

563:本当にあった怖い名無し
12/06/20 01:53:02.49 rKt3PXem0
3月下旬、風船を持った男がドアをピンポン、ノックしてノブをがちゃがちゃ。
カメラ付きインターホンがあったから風貌は分かったけど、すごい気持ち悪かった。

先日、マンションを引越しするため業者から大量のダンボールをはこんでもらい、玄関に山のように置いてもらった。

そうしたら

いきなり玄関を開けられた。

トイレのそばにいて相手は見えなかったけど、いきなりドアを開けられた。
引越し準備で疲れていて、うっかりして鍵のかけ忘れ。

そのまま部屋に入れなかったから、顔を合わせずドアを閉めていったから良かったけど
超ガクブル・・・

顔を見ていたらもうこの世にいなかったかもね。
その後、他の部屋に盗みに入ったらしく警察が来てたよ。

564:本当にあった怖い名無し
12/06/20 21:49:48.86 f5MQUuVCO
ドア前に段ボールを積んでて、よかったなあ
命拾いしたじゃん


565:本当にあった怖い名無し
12/06/23 00:17:40.00 3hctNPO2O
>>559
手もみの専門書は幽霊の為に買ったの?

566:本当にあった怖い名無し
12/06/24 18:06:39.51 r/uUdcf5O
過疎けき過疎スレ

567:本当にあった怖い名無し
12/06/24 19:24:04.62 GXTtMbl60
あるちゃらいイケメンの友達Fが有名な心霊スポットへ、深夜に車で行った時の話
薄暗いトンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。
F「なんだ、何もでないぞ?」
すると、そこにふっと女の白い影が。
あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで降りてみたところ、そこに人影はなく、目の前は崖。
ガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら落ちてしまっていたかもしれない。
F「あの幽霊は助けてくれたんだな」
Fはそう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についた。

トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に先ほど目の前を横切った女の姿が……。
その女は、こう呟いた。

「死ねばよかったのに」




F「ん?いや、でもホント助かったよ。ありがと」
霊「バ……バカッ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」
F「お礼しないとな。来週の日曜俺の家来ない?」
霊「わ、わかったわ」


翌週の日曜、なんか弁当用意してFの家にやってきたそうです。
F「おーうまそうじゃんサンキュー!優しいな!」
霊「ちょっw作りすぎただけで、決してFのために用意したんじゃないからね」
恐るべしイケメンF、俺はつくづくそう思った

568:本当にあった怖い名無し
12/06/24 19:33:22.63 r/uUdcf5O
随分な古典コピペだな

569:本当にあった怖い名無し
12/06/24 21:16:56.51 GXTtMbl60
イケメンFが小学校のときの話
学校でFたちが、かくれんぼを校舎でしていました。
Fが旧校舎の二階の階段にかくれていたところ、ろう下の向こうから、
ボロボロの白衣を着た看護婦さんが歩いてきたそうです。
そして、Fと目が合うと、「みたな」と言いながら、Fの方に歩いて来たそうです。
Fはこわくなって、逃げました。そうすると、どんどんおいかけてきて、
とうとうFは体育館のわきにある、暗くて汚レトイレに逃げ込みました。
そして、一番奥のドアにかけ込み、カギをかけて、じっとしていました。
そーしたら、その看護婦が来て、手前の方から「ここでもなあい」と言いながら、
ドアをあけるのがきこえてくるのです。
そして、Fの手前から声がしなくなりました。
じっとしてでも、何も聞こえないので、Fはそっと自分が入っているトイレの方を見上げると、看護婦がじっと、上からのぞいていた。
F「ちょwここ男子トイレだぜ」
霊「私を見たな」
F「ああ見たよ、ナース服可愛いじゃん、萌えるわ」
霊「ちょw可愛い子ね。いい事教えてあ・げ・る」
F「おうふ、気持ちいい、」
イケメンはすごい、俺は改めてそう思った

570:本当にあった怖い名無し
12/06/24 21:19:48.83 4ItH9ydj0
(以下はある日の2chの書き込みの一部である。)

456 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:24:17 ID:O7kzZ8gX0
じわ怖といえば最近の俺のカーチャンだなw
なんかさー、最近夜中に外に出るんだよ。パジャマ姿で。
この間寝つけなかった時、玄関の鍵の音がしたんだよ。がちゃって。
それで気になって窓から玄関の方を見下ろしたら、カーチャンだったんだよ。
んで、キョロキョロ辺り見まわして公園の方に向かっていったんだよ。
それから時意識して見るようにしてたんだけど、決まって土曜の夜中みたいだ。
今日も出かけてったよ。一時間前に。
でも、そん時にまた窓から見てたらカーチャンと目があったっぽいんだよね…。怖ええw

まだ帰ってきてないけど、帰ってきたら、っつーか明日なんか言われんのかな
とか思ったらどうにも眠れんorz

457 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:49:09 ID:O7kzZ8gX0
a

458 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:52:39 ID:O7kzZ8gX0
うそうそ。変なことを書いてごめん(笑)上に書いてあるの全部作り話だよ。本当にごめんなさい。気にしないで。もう寝ましょう(笑)


571:本当にあった怖い名無し
12/06/24 21:25:23.81 7Ta7PO6eO
>>570飽きた

572:本当にあった怖い名無し
12/06/24 21:26:50.30 4ItH9ydj0
>>571
違うw

573:本当にあった怖い名無し
12/06/24 21:46:28.96 5rK94nrFO
このスレ見てたらいま斜め上から笑い声が


ちなみに斜め上は壁な

574:本当にあった怖い名無し
12/06/24 22:12:03.49 GXTtMbl60
そんな友達のイケメンFは今芸能界で活躍してるんだ
イニシャルはF.H
信じるか信じないかあなた次第

575:本当にあった怖い名無し
12/06/24 23:56:13.23 glzGGZ2T0
布施博はイケメンじゃないよ

576:本当にあった怖い名無し
12/06/25 00:44:50.56 sJzZoeVj0
藤岡弘、はイケメン?w

577:本当にあった怖い名無し
12/06/25 01:00:53.85 tfOntC6RO
301:地震雷火事名無し(東日本) 06/25(月) 00:12 XhxEY+qV0
NHKニュース
アナ
「福島県○○漁港では、本日行われた放射能検査のため、
 北海道から生きたままのマダコ約500キロを漁船で運び水揚げしました。
 検査によると、いずれも測定限界以下でした」

漁協の人
「まあ、ずっと苦労してきた我々の痛みというものが、
 これで消費者の皆さんに少しでも理解されて、
 安全と思ってもらえれば、とねがうところです」

アナ
「これで福島さんのタコについては安全宣言となったわけですが、
 まだほかに出荷できない魚もたくさんあるわけで
 なるべく早く似たような方法で安全宣言をしてくことが必要と思われます」

578:本当にあった怖い名無し
12/06/25 01:27:59.51 AFS4/+L4O
どうせ産地偽装で売られるんだから どこそこ産は避ける、とか無駄さ もう肉も魚も安心して食えないよ 野菜は自分ちで栽培すりゃ安心だけどな

579:本当にあった怖い名無し
12/06/25 08:11:44.45 u7egltu10
ある小学校の男の子がトイレに来たところ・・・
「足がいいか・・・耳がいいか・・・」
と聞こえてた。男の子は
「足がいい」と答えた。
その時・・・
「ばさっ、この豚野郎が!」と聞こえてきた。
それを聞いた友達はトイレに行ってみると男の子が足を取られていて
血が広がっていました。

数年後別の男の子がそのトイレに入った。
案の定
「足がいいか・・・耳がいいか・・・」
男の子は答えた
「ん、まあ耳かな」
その時・・・「ばさっ」と聞こえてきた。
それを聞いた友達はトイレに行ってみるとイケ面だった男の子が女の霊に乗られひたすら耳をなめらていた
イケ面「ちょwくすぐったい」
霊「本当は気持ちいいんでしょ、気持ちいいいとお言い!」
イケ面「き、気持ちいい」
霊「あらかわいいw」
そのイケメンの男の子がF.Hであることは言うまでもない


580:本当にあった怖い名無し
12/06/25 14:39:37.60 u7egltu10
>>576
すまない。Fの正体はあかせない。
ただFは実在する俺の友達で実際芸能人で霊感があるのもホント
>>569がFが童貞を捨てた瞬間であるのも本当だよ

581:本当にあった怖い名無し
12/06/25 22:22:03.25 6hocTfuc0
はい次の方ドゾー

582:本当にあった怖い名無し
12/06/25 23:03:41.89 AFS4/+L4O
イケメンはおうふなんて言わない

583:本当にあった怖い名無し
12/06/27 00:29:25.18 kIIlmYqrO
飛影はそんなこと言わない

584:本当にあった怖い名無し
12/06/27 05:46:12.40 aVykPpht0
>>577
北海道の漁場で漁獲されて
福島県の漁港で水揚げされた
福島さんのタコか・・・

585:本当にあった怖い名無し
12/06/27 07:06:29.73 1IzstQ3D0
イケメンFが阪神のキャッチャー藤井でしか脳内変換されん…

586:本当にあった怖い名無し
12/06/27 13:26:35.10 hTOxa29E0
小四の時、学校の校庭で遊んでたら帽子を置いてきてしまって
知らない男の人が私の帽子を持って校舎の方へ歩いていくのが見えたから
「すいません、それ私のです」って言ったら

587:本当にあった怖い名無し
12/06/27 13:30:22.93 hTOxa29E0
「じゃあお礼にもっこりでも」ってベルト外し始めた
怖くてダッシュで逃げた
先生に報告する時もっこりとか言うのなぜか恥ずかしくて
「よくわからない事を言いながらおいかけてきた」って言ったなぁ

588:本当にあった怖い名無し
12/06/27 14:12:38.08 zka+GX7T0
たぶん冴羽リョウだな

589:本当にあった怖い名無し
12/06/27 17:19:19.77 4fTzMiRH0
私がまだまだ新米看護師だった頃。
夜中の巡回中にトイレから変な音がするから覗きに行った。
サクサク
サクサク
何かにかぶりついてるような音がする。
当時の病棟は内分泌内科だったから糖尿で食事制限をしている人がたくさんいて、
こっそりおやつ食べちゃうような患者さんも少なくなかった。
だからその時もてっきり患者さんが隠れて果物でも食べてるのかと思って見てみたら、
小便用の便器の前で、患者さんが自分の腹に果物ナイフをサクサク突き刺してた。
死にたかったらしい。


別に怖くないか。


590: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
12/06/27 18:20:19.95 QkROjY860
スピリチュアルな話題を知りたいですよ!?♪。

591: 忍法帖【Lv=2,xxxP】
12/06/27 18:33:57.74 ofDS9t/W0
>>589
十分怖いよ!ゾッとした

これだけだと何だから自分も怖いというか不思議な話?
小学生の頃学校から家に帰っている時、遠目に進行方向上の道路に何かがあるのに気づいた。
遠すぎて見えなかったけど通い慣れ道だからおおよその大きさだけは分かる。

592:591
12/06/27 18:37:16.07 ofDS9t/W0
長いと怒られたので分割で(´・ω・`)

だいたいだが1メートル弱、当時小学生の自分が寝転んで同じくらいの大きさくらいで色は茶色っぽい。
形は遠すぎてシルエットしかわからないけど、草刈りした後の草を集めて山にしたような形状で
少なからず大きさからも何かの動物とかには見えない。舗装された道だったしね。

593:591
12/06/27 18:39:44.63 ofDS9t/W0
なんだろうかと見つめたまま近づいていったんだけど、クシャミで目を逸らしてしまった。
そんでふっと顔を上げたら、さっきまであった何かが無い。
慌てて走っていったけど、やっぱりそこには何もなくて周囲を見渡すと何もない、
けどソコで何かがいたのは自分の家の前だった事に気づいてゾッとした。
あれが何だったんのか今でもちょっと気になっている。

594:本当にあった怖い名無し
12/06/27 19:24:22.89 y32PJFYv0
心霊と関係ない実話のほうが怖いな

595:本当にあった怖い名無し
12/06/28 09:21:34.28 bV4Sexi60
質問 誰か答えて

秋田のクマ牧場の話だけど、あれひょっとして蟲毒を製造して、どこかのカルト新興宗教に高く売りつけるか、
それともミイラになった蟲毒のクマをご本尊にして、社長が教祖になって新興宗教を開業するつもりだったのかな?

596:本当にあった怖い名無し
12/06/28 09:37:18.08 p5/ljIoe0
んなわけねーだろ
経営に行き詰って閉園したかったけど、そのために熊を直接殺すのは嫌だった
だからエサを減らしたり絶食させたりして数を減らしてた
洒落コワのレスに影響受けたか

597:本当にあった怖い名無し
12/06/28 20:49:13.03 szrRK/47O
>>589は、料理をした事ない女なんだな
腹を刺してサクサクなんて音がするわけない
肉や魚を捌く時にも、そんな音はしない
人間の腹まわりには、どんなに痩せている人でも脂肪がとりまいている
太った人ならなおさら脂まみれだ
刃物を刺して、断じてサクサクなどという音はしない

598:本当にあった怖い名無し
12/06/29 10:48:36.65 939LUPlL0
何年も前に他板にあった話だけど、作家の向田邦子は飛行機事故で亡くなったじゃない。
実は彼女が台湾に行くちょっと前に三国連太郎が都内で彼女に偶然遭遇したんだって。
向田邦子が今度台湾に遊びに行くというので、三国連太郎はなら気をつけてといって別れた。

三国連太郎が数歩歩いて何気なく振り返ったら、向田邦子の後姿が見えるけど、なんか変だと思った。
よーく目をこらしてみてみると、どんどん遠のいていく向田邦子の後姿に足がなかったそうだ。

599:本当にあった怖い名無し
12/06/29 10:51:29.12 PfxLAGWX0
Hello, Japanese. ever dreams this man?

URLリンク(up3.viploader.net)

600:本当にあった怖い名無し
12/06/29 15:48:03.02 S4Zzxbm30
ガガンボがふよふよと床に降りてきた。
「踏まれるよーなトコに来んな」と罵った。
その後茶を入れて茶葉を捨てに行ったら
ゴミ函のすぐそばの床に移動していたので、再度罵った。
それから新聞をちょっと読んで部屋を出て行こうとしたら
敷居のすぐそばの床に移動していたので
「だから」と言ったら、ぎいっと睨まれた。

怖かった。

601:本当にあった怖い名無し
12/06/29 16:50:09.35 3etfyIhPO
>>588怖い話スレで笑わせんなよw

602:本当にあった怖い名無し
12/06/29 17:04:38.65 b+KlLyB50
小学生の頃、通学路に大学生のアパートがあった。そこにバイクがいつも止めてある。
毎日一緒に帰っている友達が、そのバイクのスタンドをあげて、おもしろ半分に押して動かした。
持ち主の大学生に偶然見つかり、焦ってバイクを倒してしまった友達。「逃げろ!」と俺に叫び、
何故か俺ももうダッシュで逃げた、内心「何で俺まで?」と思いながら必死で逃げた。
友達はクラス1の俊足、リレーではいつもアンカーだった。当然俺はそいつに遅れをとり、
大学生のターゲットは俺になった。必死で逃げた。そして住宅街の角を曲がり、死角になった所で、
ある民家の生け垣を乗り越えて木の茂みにうずくまって隠れた。大学生が追いついて、きょろきょろと
俺を捜している。物音を立てないように、息を殺す、聞こえるのは俺の心音のみの状態。
数分後、大学生は捜索をあきらめ、去っていった。その瞬間、後頭部に鼻息が…。
無茶苦茶でかい秋田犬が俺の真後ろにいた。幸いいい奴で、目が合うとしっぽを振った。
だがその犬に気づいた瞬間、小四の俺は確実にかみ殺されると思った。

603:本当にあった怖い名無し
12/06/29 17:07:54.91 b+KlLyB50
ごめん、書き方が悪かった。最初その犬に気づいた瞬間は確実にかみ殺されると思った。

604:本当にあった怖い名無し
12/06/29 17:16:46.06 zUeoePvI0
大学生ってもう大人だよな。
子供のいたずらに対して、そこまで追いかけるってちょっと……。

あと生け垣って、そのほとんどは結構な高さだよね。
俊足じゃなくても君は相当な身体能力の持ち主だなぁ。
それに着地点が見えないわけだから非常に危険。無事で何よりだ。

605:本当にあった怖い名無し
12/06/29 17:29:56.59 CxsZrqSi0
校門にサギやカラスの頭の死骸が置いてあったって事件、今すごい騒いでるでしょ。
あれってヒサルキの仕業ってことはないのかな?
猫や犬ならまだわかるんだけど、鳥を捕まえるのって人がやろうとすると難しいしメンドイよね。

606:本当にあった怖い名無し
12/06/29 22:13:12.16 tyQnYKwVO
>>600
ガガンボが何なのか気になってググったら でけえなオイ きめえ・・・

607:本当にあった怖い名無し
12/06/30 09:12:37.39 mIC+iVCO0
今、東京郊外の自動車教習所に通っているのだが路上教習が嫌でたまらん。
別に助手席に座る教習所の指導員にイヤミなやつがいるとか、
交差点の右折で対向車にビビるとかそういう事じゃない。
路上教習で使う道は教習所の西側コースと東側コースの二通りある。
問題は西側コースだ。
最初にそこを通った時は本当に泣きそうになった。

割と大きめの街道と街道の交わる交差点の真ん中に
不自然に大きな顔の女の人がフラフラしながら立っているんだよ。
でも街道を走る車は躊躇無くその女の人めがけて突っ込んでくる。
普通自動車も、トラックも、大きなダンプもだ。
みんな女の人を通り抜けて普通に走り去っていく…。

こちらの信号が青になり、交差点を直進する。
正直言うとブレーキを踏んで止まりたい…。
他にこの女に気付いている車はいないのかなって周囲を見渡しながら車を進める。
泣きそうな心持ちでそのフラフラ動く女の人の身体を通り抜ける。
き、気持ち悪い……

「ここの交差点は事故が多いから今みたいにしっかり安全確認してね。」
と、そこで指導員がそう言った。
そりゃ、あんなのところに変なのが立っていれば事故も起こるさ。

……ああ、明日もそのコース走るんだよな。憂鬱だよ。

608:本当にあった怖い名無し
12/06/30 11:19:17.62 fxVbB0Ft0
地縛霊ってやつか
だれか供養してやれよ
霊媒師の一人や二人いるだろ?巨大掲示板だし

609:本当にあった怖い名無し
12/06/30 13:38:50.88 GZsAflmZ0
クレジオ

610:本当にあった怖い名無し
12/06/30 15:20:43.10 viegjvOK0
越後


611:本当にあった怖い名無し
12/07/01 04:53:08.22 u/nc7d3S0
バイク倒したとか最悪だろ
傷つくし、バイクによってはミラーも折れてたりする
子供のイタズラだとしても弁償させるぞ
俺でもおいかけて捕まえて、警察呼んで親も呼び出すわ

612:本当にあった怖い名無し
12/07/01 15:17:02.17 EQMr297j0
だよね!私もそう思った。
大人気ないとかそういう問題じゃないよね!

613:本当にあった怖い名無し
12/07/01 16:12:36.91 QZ7utUhY0
チェーンかけてなかったんだろ?
防犯意識が低すぎだから、そういう人はどのみちトラブルに巻き込まれるよ
どうでもいい話だけどね

614:本当にあった怖い名無し
12/07/02 23:40:41.01 cfHXe8j30
ヘイスタック

615:本当にあった怖い名無し
12/07/03 14:37:54.38 CjO3ngwm0
私はあるビジネスホテルで客室清掃のバイトをしているのですが、
先日掃除した部屋がとても怖かった。

その部屋はファミリーダブルというダブルベッドよりも幅が広い
3人で寝ることができるベッドがある部屋で、名前のとおり家族向けの
部屋なのですが、その部屋の客は数日前から連泊しているようで荷物が
置いてあった(連泊の荷物類は触らないよう指導されている)。
シーツ替えや掃除機かけをしているときにふと気づいたのだが
部屋のすべての鏡が新聞紙でふさがれている。
ドレッサー、姿見など。
もしかして…とユニットバスに入ってみると洗面所の鏡まで。
しかも新聞の記事に載っている誰かの顔写真にはさらに別の紙で見えないように
ふさがれている。
あまりにも病的で気持ち悪くさっさと掃除を終わらせ、先輩に
「○○号室の部屋の鏡が全部ふさがれていて気持ち悪かった」と報告したら
「私あの部屋の客見たことあるけど、男2人女1人だった。家族ではないようだった。
宗教的なかんじがした」と言っていた。
家族ではない男女3人が一つのベッドで寝るのも変だが、鏡を見てはならない宗教なんて
あるのか?

文字にしてみるとそんなに怖い話ではないですね。
一人でその部屋を掃除しているとあまりにも気味が悪かったので。

616:本当にあった怖い名無し
12/07/03 18:36:28.04 MW2bTyJK0
>>615
バンパイア…

617:本当にあった怖い名無し
12/07/03 21:28:44.34 CH+iFNqw0
>>615
かなり怖いよ~

618:本当にあった怖い名無し
12/07/03 22:43:27.12 1v6vz7qF0
>>615
Flying Spaghetti Monsterism, FSMism

619:本当にあった怖い名無し
12/07/04 10:38:48.46 ipp7ADkEO
かそけきくん、何か書いてよ

620:本当にあった怖い名無し
12/07/04 18:57:39.48 0emPLFEf0
むーん

621:本当にあった怖い名無し
12/07/04 19:07:32.14 ipp7ADkEO
な気持ちはおセンチ

622:本当にあった怖い名無し
12/07/04 19:20:02.86 pqpqD3vn0
>>620
かろり君かな

623:本当にあった怖い名無し
12/07/05 00:10:28.78 /fwAWn+v0
最近、友人の様子がおかしかったんです。

僕の仕事仲間で友人『B』は、無口だけど頼もしい男です。親友といってもいいくらい信用しています。
いつも問題を自力で解決する男なので、最初はそれほど心配していなかったんです。
でも、今回はそうはいきませんでした。身体は日増しに痩せていくし、会社ではグッタリと机にもたれたり、廊下をフラフラ歩いたりしていました。

悩みか、それとも病気なのか。仕事の休憩中、それとなく聞いてみました。
しかし「いや、それが、なんていうか……」と、かなり歯切れが悪かったんです。

僕は語気を強め、問い詰めるように質問しました。すると、ようやく話し始めました。
「出るんだよ。女の霊が……俺の部屋に」
まったく予想していない話でした。
「夜、寝苦しくて目が覚めると、暗い表情の女が枕元に座っていたり、会社から帰ると部屋がバラバラに荒らされてたり……」
「風呂に入ってても、いきなり何かに足首をつかまれたりするし。あと、勝手にテレビがついたり。……本当に霊が居るんだよ」
「最初は気のせいと思うくらいの現象ばかりだった。でも最近は……あいつに何をされるか、怖くて眠れないんだ」
Bは毎日、心霊現象に悩まされているというのです。
一通り話をして落ち着いたのか、Bの顔は少しだけ和らいだように見えました。

僕は霊の存在を信じてはいません。少なくともこのときは。
それでも、Bの気持ちが少しでも楽になるのなら―そう思って、しばらく僕の部屋に泊まるよう提案しました。
すると、Bの顔が「パッ」と明るくなったんです。
「いいのか!? 良かった! ありがとう」
泣き出しそうな顔と、嬉しそうな顔で、Bの顔はグシャグシャになっていました。

その日の仕事が終わり、一緒に会社を後にしました。
Bは着替えを取りに、自宅へ行くと言います。僕はついて行こうとしましたが、断られてしまいました。
「少しくらい、大丈夫だから」
そう言って、トボトボと歩いて行ってしまいました。それでも、僕と話す前よりは、だいぶしっかりした足取りでした。

624:本当にあった怖い名無し
12/07/05 00:11:02.16 /fwAWn+v0
帰宅の途中、スーパーで弁当やお菓子、ビールやおつまみを沢山買いました。それからコメディ映画のDVDを3枚借りました。
とくに期限は決めていませんが、しばらくはBと生活することになります。明るく楽しくしようと思いました。
部屋に帰り、着替えを済ますと、ゴロリと横になりました。Bが来るまで一時間はあります。
別にかしこまる仲ではありません。「先に食べてしまおうか? それとも風呂に入ろうか?」そんなことを考えていました。
すると、携帯が鳴りました。手にとって見ると、Bからの着信です。

「よぉ。もうすぐ着くから」
電話越しでBが言いました。しっかりした、張りのある声でした。
「良かった。やはり泊まるよう言って正解だった」
到着が随分早い気がしましたが、その時はあまり気になりませんでした。

十分ほど経つと、チャイムが鳴りました。「来たな」と思い、玄関へ行きます。
そして、ドアを開けようとしたとき、フト覗き穴から外を見てみたくなりました。もちろん、見なくてもBだと分かっていました。
そっと覗いてみると、おかしい。誰もいません。

僕は思わずニヤっとしてしまいました。実は、本来Bの性格は、こいうものなんです。仲のいい者には、お茶目な一面を見せてくれます。
「やはり誘って良かった。機嫌が良さそうだ」改めてそう思いながらドアをあけます。きっと、開いたドアと壁の隙間に隠れるに違いありません。
40度ほど開け、ヒョイと顔を出し、ドアの向こう側を確認しました。しかし、誰もいません。

もっと辺りをよく確認しようと、さらにドアを開けながら、一歩、足を外に踏み出したときです。
ドアが急に閉まりました。
ものすごい勢いです。ドアノブから手が離れます。まだ半分しか身体を出していません。叩きつけられるような形で挟まれてしまいました。
ドアの固いかどが胸に食い込みます。背中にも衝撃が走りました。
それだけではありません。ドアはただ閉まったのではなく、まるで誰かに押さえられているようでした。
しかし、いくらあたりを見回しても、ドアを押している人はどこにもいません。
手で押し返しましたが、びくともしませんでした。ドアの力は増していきます。


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