12/04/28 23:24:56.15 AfPjy3LfO
書き込みテストは忍法帖スレでやれっての もうほとんど規制解除されただろ
301:本当にあった怖い名無し
12/04/28 23:48:39.38 dG8Zp4oH0
おととしのそう今頃の季節、夜中の2時過ぎくらいの話
当時仲のよかった女友達のMを誘って、夜から車で山の近くの河にきていた。
目的は花火。場所は結構山に囲まれててその河は奥から流れてきてる。しかし、道路も最近通ったのでうってつけだった。
花火をいっとき楽しんだ後、車に戻り二人でだべっていた。
外は冷えていたので窓がだいぶ曇っていることに気づいてなかった。
数刻、突然天井に「ドスン」と音がした。まるで何かが上に降り立ったようだった。
周りの暗さもあいまって俺たちは心底おどろいた。
Mは少し取り乱したように「なに、なに」とあわてふためいている。だが俺も怖い。
なんなんだよと外に出て、おそるおそる天井を確認したが・・・なにもなかった。
反対側へとまわったがなにも落ちていない。Mが助手席の窓を開けて確認してきたので返事をかえす。
(やばい空気だ・・・)そう思って車を移動させようと運転席に戻る。Mも不安そうな顔だ。
ちょっと軽いノリで気持ちを軽くしてやろうと話しかけ、シートベルトを締めたとき、ドアミラーをみて戦慄、後ろ窓に手の平の痕がある・・・。
(後ろは・・・確認して・・・いない!)
もう一刻も早く移動しようとエンジンをかける。かかった瞬間、フロントのボンネットに子供の靴がおちてきた。
「ひっ」。Mも俺もまともな心境でいられない。リアにいれ、バックで一気に道路まで下がった瞬間、Mが絶叫した。
おれは構わず転回し、車を全速力ではしらせその場から逃げた。
街の明かりが見える市街に戻ってきてから、Mに最後の叫びの理由を尋ねたところ、どうやらバックしたとき、俺は後ろを向いていたわけだが、
俺の横窓の曇りガラスに、後ろから前に引きずられるように、手のひらが滑ったらしい。
その河の近くの一軒家に住む家庭が4年ほど前に一家心中をしたという事実を聞いたのは数日後だった。
302:本当にあった怖い名無し
12/04/29 23:33:17.26 hQSX32qk0
友達から聞いた話。
彼には、十数年の付き合いのあった鉄オタがいたそうだ。
鉄オタ氏は、ちょくちょく三脚やでかいカメラ、寝袋を愛車のワンボックスカーに積んでは、
車両のラストランや、駅の廃止や廃線イベントに参加しているのだという。
その日も古い電車の車輌が引退(廃車)になるラストランだとかで、写真を撮るため、
某駅に愛車で乗り付けた。
目論見通り良い場所を確保して、目的の車輌が入線してくる姿をファインダーに捉え、
シャッターを押したその瞬間、ホームから初老の男性が何の前触れもなく線路に飛び
込んでしまったのだという。
彼の写真は、男性の亡くなる瞬間が克明に捉えられていた。
友達が見せて貰った写真は、線路の下から何本もの白くて細長い、腕の様なもの
が伸びて、男性を引きずりこんでいるようにも見えたそうだ。
気持ち悪いとか縁起が悪い、或いは決定的瞬間としてマスコミに売ったり、或いは男性の
死を悼み消すのならまだしも、件の鉄オタ氏は、折角の俺の写真を汚しやがってと怒り狂った
のだそうだ。その姿を見て、友達は鉄オタ氏と距離を置く決意をしたのだという。
この話をした後、友人は私に向かってこう言って締めくくった。
あの男性は白い手に呼ばれただけで、殺したのは鉄オタ共じゃないかな。
あいつら、鉄道が死ぬ瞬間、葬式会場には何処からともなく集まってくるけど、普段は車に
乗って切符を買った事って無いんだぜ。本当の死神は、蒼の白い手じゃなくて鉄オタの方だよ。
303:本当にあった怖い名無し
12/04/30 02:06:00.52 3Gsu+lIu0
820 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2007/07/02(月) 09:04:12 ID:4DyvvTYm [1/2]
コックリさんが流行してた時期。
友達と俺らは違うのを始めようと話し合い、ドックリさんを始めてみた。
内容は名前だけが違うだけだったんだが。
部活の終わりに教室で始めるのが俺らの日課になっていた。
二週間くらいは続けてたんだけど、飽きてきて終了した。
終了した日
自宅に帰ると母親から、「あんたに電話があったよー」って言われた。
母は笑いながら、「変な名前の友達ねー どっくり君なんてー」
驚いたのは俺の方。
友達が悪戯したんだと直に電話をして聞くと、相手も同じ状況だと言う。
誰の悪戯だよーと考えてる後ろから母が、
「そうそう、どっくり君が途中で止めないでって話してたわよー」
下手な遊びはしないと誓った日
304:本当にあった怖い名無し
12/04/30 23:35:11.54 HOHd5uUt0
893 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2007/07/07(土) 05:19:22 ID:t29y3ptP [1/4]
昨日エアーメールが届いたんだ。薄っすらと泥がついていて
汚ねーなーどっからだよ、と思いつつ差出し人を見るとアフリカから
になってる。
そういえば夏期休暇でアフリカ行ったんだよなー、でも知り合いなんて
いないぞおかしいな、と思い封を開けてみたら訳のわかんねー言語が
羅列してやがる。検索のしようが無いから利用した旅行代理店のとこに
電話しておおまかに解読してもらった所、「求婚のお願いですよ。これ。」
なんて言われてしまった。
なんでも長老の娘が俺のことをいたく気に入ったらしくそこの部族の掟を
やぶってまで俺と結婚したいなんてぬかしてるそうだ。
そういえば草原かっぽツアーでちょっとションベンしようと草むらに入った時
ハンターのしかけた罠に右足を挟まれて血を流していた少女を俺は助けた。
その後の自由行動の時、槍を持った3人組にこいつらの集落に連れてかれて
結構なもてなしも受けた。
だけどその見返りにケコーンはないだろ。
1年たったらにこっちへ来い、来ないと村一番の戦士を使いによこすだと。
ふざけんなっつーの! 国際ケコーンは憧れるけど、それは白人金髪オネイチャンの
場合でアフリカの女なんかごめんだ。
さて、どうすべ・・・。 ご丁寧にその娘の見合い写真なんだがもちろん向こうの正装で上半身裸だ。
こんなもの親に見せたら目回して卒倒だよ
それよりも戦士が来ちゃったらどうするんだよ わ~怖いよ~~~
305:本当にあった怖い名無し
12/04/30 23:52:12.34 FLs5RGIQ0
>>304
ワロタ
306:本当にあった怖い名無し
12/05/01 01:30:44.91 KypKVJ5Q0
なんで住所教えちゃったんだよwww
307:本当にあった怖い名無し
12/05/02 00:10:00.50 kL3kp7Zx0
すめらぎ
308:本当にあった怖い名無し
12/05/02 08:54:20.91 RfdqtE7u0
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>このライセンスは、ユーザーが本サービス(中略)の利用を停止した場合でも、有効に存続するものとします。
309:本当にあった怖い名無し
12/05/02 09:39:40.60 ADkaAl5t0
>>308
それは怖い話なの?
上手い事やりやがって、って話じゃないの?
310:本当にあった怖い名無し
12/05/04 21:31:17.70 O7ihwYTIO
みんなどこ行った。GWで遊びまくってんのか。
311:本当にあった怖い名無し
12/05/04 22:09:18.36 8v1uYQy40
小学生の多分中学年くらいの頃、学校から帰ってきた時のこと。
台所のテーブルの上におやつがあったのでそれを食べてたら
奥の部屋に隣接した車庫の方から
「ひひひひひひひひひひヒヒヒヒヒヒヒヒヒィィィィィ~~~~~~」
というおばさんの声っぽい笑い声がいきなり聞こえた。
車庫は田舎の一軒家にありがちなシャッターのないタイプで
道に面しており(といっても軽トラ一台がやっと通れるような細い裏道)
車庫の奥も庭に繋がっている為、人が入り込んでもおかしくはない。
が、わざわざ他人の家の車庫に入り込んで奇声に近い笑い声をたてるなんて
キ○ガイ以外の何者でもないだろう。
それに車庫の方からとは書いたが、何ていうか空中全体に響き渡るような
感じで、人の声のように一方向から聞こえてきた感じではなかった。
もう怖くて怖くて2階にいた母親の元へかけ上がっていった。
その後どうしたかは覚えていない。
仏壇に向かって日課のお経?をあげていた母親が不思議そうな顔で
私を見ていた事までは覚えているが。
でも今思うと一番怖いのは、母親が層化の人間だって事なんだよね。
312:本当にあった怖い名無し
12/05/04 23:45:47.51 p12prPkN0
俺の妹は、少し変だった。笑っている人が嫌いだった。
人が笑うと泣き、怒ると泣き、それ以外では絶対に泣かなかった。
テレビも見ないし、友達も居なかった。ただただ表情を殺していた。
妹が小学五年生の時、何で笑っているのが嫌いか聞いてみた。
そしたら、「皆が笑ってるから」とか言って来た。
何か不安になり、もともと何度か行っているが、精神病院に連れて行った。
313:本当にあった怖い名無し
12/05/04 23:47:53.70 p12prPkN0
そしたら、先生にとんでもない事を言われた。
「妹さんは、笑うという行為を、怒るという行為と混同しています。」
「だから人が笑うと、自分が怒られていると錯覚しているようです。」と
何か、先生にも、妹にも、どんな顔すればいいのか解らなかった。
その後妹に、笑うとは、嬉しい事だよーと再教育した(嬉しいは解るらしい)。
314:本当にあった怖い名無し
12/05/04 23:50:04.23 p12prPkN0
あれから数年。妹にも友達はでき、顔には笑顔が満ている。よかったよかった。
でも何でそんな勘違いしたんだろうか。と、妹に聞いてみた。
そしたら、「幼稚園の先生が、失敗をする度に狂ったみたいに笑ったから」って
…うん、俺が幼稚園児で、失敗した時、先生がそんなだったらトラウマになるね…
これ怖い話だろうか…少なくとも俺は笑う先生が夢にでてきて怖いよ…
315:本当にあった怖い名無し
12/05/05 08:03:12.86 FvlCcvj0I
(--)
316:本当にあった怖い名無し
12/05/05 08:25:10.12 HgKp/te30
>>312-314
怖かった
317:本当にあった怖い名無し
12/05/05 17:15:40.53 U7aznJr40
227 名前は誰も知らない sage 2012/04/29(日) 03:37:07.81 ID:ENPrd3310
先日体験した話。
俺とオカルト好きな友達とその友達の彼女で心霊スポットに行ったんだけど.....
俺の地元だとかなり有名な心霊スポットだ。
もう使われていない、古いトンネルがそのスポットで昔、殺人事件があったらしい。
俺達は友達の軽自動車でそのトンネルに向かった。時間は深夜1時くらいだった気がする。
俺とその友達はオカルト好きで、いろんな心霊スポット巡りをしていたが恐らく霊感とは無縁の人種なのだろう。幽霊を見た事がなければラップ音も聞いたことがないのでそう思っていた。
「俺達さ、霊感とかないと思うんだ、だからさ最後に○○トンネルに行ってみようぜ、それで見えなきゃ心霊スポット巡りも今回でおしまい」そういう事を友達が言いだしたのが先日そのトンネルに行ったきっかけだ。
そのトンネルは地元では最怖スポットで、俺達がまだ小さい頃から「あそこだけは言っちゃだめよ。ついてくるからね」みたいにまわりの大人達から言われていて、オカルト好きな俺達もさすがに手を出さずにいた。
友達の彼女は所謂、霊感少女。某SNSのオカルトサークルで知り合ったらしい。
その彼女は俺達がそういう怪しい場所に行く事を嫌っていて、以前何度か誘った事があるがすべて断られた。
「本当にやめてよ、そんなところ行って、もし○○に(友達)憑いてそのまま連れてかえってきたら、あたしなにも言わずに別れるからね」
いつもそう言って断っていた彼女が今回参加する理由は、本当に危ないところだかららしい。もう使われていないトンネルだがその近くを車で通過するだけで寒気がするのだそうだ。
「これで最後って約束してね!あたしが危ないって言ったらそれ以上は進まないでよ」トンネルへ向う車内でそう何度も繰り返していた。
わかったよ、と何度も適当に返事をしながら車を運転する友達の隣で、俺はいつもとは違う不安な感じがしていた。後部座席にいつもはいない霊感のある彼女が座っていたからかもしれない。
318:本当にあった怖い名無し
12/05/05 17:18:04.60 U7aznJr40
240 名前は誰も知らない sage 2012/04/29(日) 04:18:19.46 ID:ENPrd3310
トンネルが使われなくなったのはかなり昔なので、トンネルは勿論、そのトンネルに通じている道路も封鎖されている。
今は新しいトンネルが別につくられていて、その新トンネル手前の脇道が旧トンネルにつながっている。
その脇道にたどり着いたときはすでに深夜2時前だった。
俺も友達も初めてその道を通った。
舗装されて綺麗な新トンネルから付近からまだ五分ほどしか走行していないのに。雰囲気が全く違っていた。
辺り一面に木が生い茂っていて、車が一台通るのがやっとくらいの幅の道路だ。
木の枝や葉の間から少しだけ空が見える。古いアスファルトはひび割れて凹とつがあり、酷く車が揺れる。
それからその道を十五分ほど走ると、前方に鉄門が現れた。道路を塞ぐ大きな門だった。
「ここまできて入れないのかよ、ちょっと降りてみようぜ、ここはまだ大丈夫だろ?」友達が後部座席の彼女にそう訊くと、「うん、まだなんにも感じない」と答えた。
車から、おりてみるとその錆び付いた門が異様に不気味に感じた。
鉄門は太い鎖に南京錠で固定されて外れそうにない。
登るか。友達が呟くように言って俺も賛成した。
友達が、車に積んでいた工具箱からペンチをもってきて鉄門の上の有刺鉄線を切っている間、彼女と少し話しをした。
「本当に大丈夫?なんか口数減ってない?」
「大丈夫!!なんにも感じないし、行こうよ」少しにやけながらそう言う彼女に少し寒気がした。
そんな場所に「行こう」なんて、彼女の口からはじめて訊いたからだ。
「おい、いいぞ、ほらお前今日はスニーカーで来てよかっただろう?」と有刺鉄線を切り終えた友達が鉄門の向こう側から彼女に言った。
うん!と彼女は明るく返事をして俺よりも先に門をよじ登り、勢いよく飛び降りた。
着地と同時に「うぅぅ」と唸りだして地面にしゃがみこんだ。足を痛めたのだろうと思って俺も急いで門を乗り越えた。
大丈夫か?と俺と友達が呼びかけるが返事はなく、唸り続けている。
319:本当にあった怖い名無し
12/05/05 17:18:45.70 U7aznJr40
260 名前は誰も知らない 2012/04/29(日) 05:25:58.57 ID:ENPrd3310
暫くそのままの状態だったので、もう戻ったほうがいいんじゃない?と俺が言うと同時に彼女が立ち上がり真上を向いて「ぎゃぁぁぁああ」と叫びだした。
俺は異様な光景で、頭が混乱していて「静かにしないと!静かにして!」と何度も繰り返す。
友達は彼女の肩を両手でおさえて揺さぶりながら、おい!おい!大丈夫か?と話しかける。
彼女は急に叫ぶのをやめると、友達を両手で突き飛ばした、窪んだ道路の水溜りに尻もちをつく。
虚ろな目の彼女が俺と友達を交互に何度か見たあと、おそらくトンネルがあるであろう奥の道にむかって全速力で走り出した。
運動会とか体育の授業の時みたいになりふり構わず振り乱すようにして深い闇の中に消えた。
俺達は暫く硬直していた。水溜りが小さく波打って、友達が震えているのがわかる。
「あいつどうしちゃったの?あんな彼女見るの初めてだよ、どうしちゃったんだよ」
「なにか見ちゃったのかも.....とにかく追いかけないと!」友達に手を差し伸べながら俺がそう言うと「駄目だ、立てそうにない、腰やられてる、駄目だぞ、これ以上奥に進むのは嫌だ、もうここに居たくない、絶対嫌だ」と俺の手を振り払って、いきなり友達が怒鳴りだした。
「お前、なに言ってんの?お前の彼女だろ!!」俺そう言い終える前に、さっきまで怒鳴っていた友達が急に「だーめ、だーめ、だーめ、だーめ、だーめ、だーめ、だーめ」とゆっくりと繰り返し呟きはじめた。
水溜りの水を掌で掬って自分の両腕に擦り込むように塗りつけながら、「だーめ、だーめ」と繰り返す。俺の瞳を見つめたままで。
俺はその友達が不気味で恐ろしくなり、もういいよ、お前はここで待ってていいから、俺が彼女を連れ戻してくるから。と逃げるようトンネルの方にむかった。
俺もその場所にいたくない、というよりも少しでもはやく友達から離れたかった。
小走りで道を進んで行く、五分か十分かそのまま走るとトンネルの入り口が見えた、なぜかその辺りだけ薄く光が当たっているかのように古臭い石造りの輪郭が際立って見える、夜道に目が慣れたせいかもしれないがわからない。
320:本当にあった怖い名無し
12/05/05 17:19:09.77 U7aznJr40
281 名前は誰も知らない 2012/04/29(日) 21:01:29.44 ID:ENPrd3310
トンネルの入り口は汚れた背の低いガードレールでバリケードをつくっていただけで簡単に乗り越える事ができたが、内部に一歩入ると足首の近くまで水が溜まっていて、靴の中まで水浸しになってしまった。
俺はジーンズの裾を膝まで折り曲げて携帯のライトで周りを照らしてみることにした。
ライトを付け、辺りを見渡す。
携帯の弱いライトでは自分の周囲2、3メートルを確認するのがやっとだったが、足元の水は奥の方まで溜まっていそうだった。
一週間ほど前から雨の日が続いていたけど、それほどまでの豪雨ではなかったので、どこかから湧いて出た水が溜まっているのだろうと思った。
暗闇の中で一度、彼女の名前を大声で呼んでみたが返事はなく、張りつめた空気を切り裂く自分の声だけが虚しく響いて余計に恐怖が増した。
スニーカーと靴下は水を吸い重く何度も脱げそうになりながら、先を進む。
トンネルは俺が思っていたよりもはるかに長かった。
徒歩ではなく車やバイクで通ったとしても長く感じるだろうと思う。
街灯のないトンネルはまるで未開の洞窟か大きな防空壕みたいで、位置感覚が無く今自分がどの辺りを歩いているのかすら分からない。
この先に彼女がいる。そう俺は確信したのと同時に全身の毛穴が粟立つのがわかった。
彼女の着ていたシャツやスニーカーがちょうど一メートルほど先の水面で揺れていたからだ。
濡れたシャツを手に取って、雑巾のように絞っているときに特徴のある金ボタンを見つけて確信した。
絞ったシャツを片手に進んで行く。
この辺りから携帯の電池が残り少なくなってきたので、ライトを消して待受画面の光で周囲を確認するようにして進む事にした。
暗い、という事に徐々に慣れてきてはいたが、暗闇に目が慣れる事は無く、携帯の弱い光とシャツを握った方の手を前に突き出して周りを確認していた。
そのまま奥へと進んで行くと、
トンッと指先になにか固いものが触れた。
321:本当にあった怖い名無し
12/05/05 17:19:36.69 U7aznJr40
292 名前は誰も知らない 2012/04/29(日) 22:10:02.87 ID:ENPrd3310
行き止まりだった。恐らく厚い大きな板かなにかで強引に封鎖してあるようだった。
いないか。流石にこの深い闇の中に光もつけないで、1人でいれるわけがない。実際のところ俺自身、携帯のライトがこんなに頼もしく思えたのも初めてだったし、誰かが奥でライトを付ければ見逃すはずも無い。
はやく気づいておくんだった.....そう思った。
暫くその場に立っていると、自分がたてた水の音が止んで辺りが一瞬静かになった。
どこかから吹いてくる隙間風の静かな音に混じって、荒い鼻息が近くで聞こえた。
俺は何故かその時、すごく冷静で自分の左側から聞こえるその音の正体を確かめようと思った。恐怖でどこか麻痺していたんだと思う。
携帯を写真撮影のモードに切り替えてライトを付け、その音の方向を照らした
彼女だった。上半身は裸で靴下とズボンだけ履いた格好で、トンネルの出口を塞ぐ板になにかを夢中で擦り付けている。
俺はその板をライトで照らしてみた。
口紅だった。赤い口紅。それをクレヨンみたいに使って、なにかグチャグチャな絵?というよりもそれ自体を塗り潰すようにめちゃくちゃに塗っている。
口紅は残りが殆ど無くなっているのに夢中で同じ動きを繰り返す。
俺はそれをやめさせようと、無理矢理その板から彼女を引き離した。
彼女は意外とすんなりとその行為をやめておとなしくなった。
「帰るぞ」と言うと俺が言うと、うん、と言って頷く。
彼女の手を引きながら、急いで元の場所を目指す。
行きよりもはるかに帰りの方がはやく感じた。トンネルを出る頃には、彼女は元に戻っていて、シャツを着せてあげると、ごめんね、ごめんね、と何度も俺に謝った。
鉄門の場所まで辿り着くと友達がいない。
車もない。彼女が泣き出して、どこに行ったの?!と訊いてきた。俺はとりあえず落ち着かせようと思い、山のふもとのコンビニかもしれない、具合が悪いって言ってたから休んでるように言ったんだよ。言った
それから車で来た道を徒歩で降りた。コンビニには友達はいなかった。
俺達の異様な雰囲気に気付いたのかコンビニの店員が外にでてきて、駐車場に座っている俺達に「警察呼びましょうか!?」と慌てて話しかけてきた。
322:本当にあった怖い名無し
12/05/05 17:20:19.88 U7aznJr40
304 名前は誰も知らない 2012/04/29(日) 22:46:25.95 ID:ENPrd3310
俺が大丈夫です、と言うと、店員はあなたには訊いていません!と言ってもう一度、今度は彼女の目の前まできて訊いたが、
彼女も「大丈夫です、タクシーを呼んでもらってもいいですか?」と言った
タクシーが到着すると、俺達は同乗して、先に彼女を家に送った。俺と友達は一人暮らしだか彼女は実家に住んでいるので、
その家の前でタクシーを止めて、別れた。
車内ではお互いにほぼ無言だった。
翌日、電話に出ない友達が心配になり家に行ってみた。鍵がかかっていて、駐車場に車はなく帰ってきた形跡はない。
彼女の携帯は電源すら入っていなくて、実家まで訪ねてみたところ、あの日から帰っていないそうだ。
タクシーを降りたあとどこに行ったのだろう。思い当たる場所はあのトンネルしかないが、もう俺はあの場所へ行く気はない。
これで話は終わりです、長い時間付き合ってくれた皆様ありがとうございました。現在も二人とは音信不通です。
読みづらい箇所あったと思いますが最後まで読んでくれてありがとう。少しすっきりしたよ
323:本当にあった怖い名無し
12/05/08 20:38:08.24 7yj0/cj5O
過疎ってるな。かそけきの人、また何か書いてくんないかな。
324:本当にあった怖い名無し
12/05/09 21:31:28.37 JD3muy450
あるバイクファンたちが六人で六甲の峠を一列渋縦隊で上っていった。上りきった山の上から、一台ずつ下り(ダウンヒル)をせめるのだ。
コースの確認のためゆっくりと上っているときだった。最後尾のA君はバイクの後方から四足で走る音がついてくるのに気が付いた。
その音は重く鈍く聞こえたという。
どう聞いても早い走りではなかったが、なぜか引き離せない。怖くなって仲間を追い越した。
不思議なことに仲間を追い越すと音が消える。
ひと安心すると仲間がちゃんと順を守って並べと怒っているのに気付き、最後尾に戻る。と、再び音がついてくる。
しかし、バックミラーには何も映らない。
こんなときに限って対向車も後続車もこない。どうしようと考えていると音がしなくなった。
そこはもう頂上付近だった。
気味が悪かったが、仲間に話すのも恥ずかしいので黙っていることにする。
下りは一台ずつ時間差でスタートした。
325:本当にあった怖い名無し
12/05/09 21:31:49.66 JD3muy450
A君は無理を言って順番をかえてもらってスタートしたが、
走り出してしばらくするとまた音が後方からやって来る。ぞくっとした。
上りの時は注意していなかったが、下りは注意深く走った。間違いなく途中には追いかけてくるようなものは何もなかった。
(何が追いかけてくるんだ?)
怖くもあったが今は一台だけだ。飛ばせばふり切れるかと思ってアクセルを開けた。しかし、差が開かない。早く仲間のいる所まで走り切ろうと焦っていると音が速くなる。
いよいよ音が近くなった瞬間、横に牛がいた。
宙に浮いていて速度と足の動きがあっていない。追い越される瞬間姿が消え、
続いて音が消えた。その時見た牛には首から先が無かった。
下に着くと速いとか自己ベストじゃないとか言いつつ仲間が集まってきたが、
A君がヘルメットをとると、みなしんとした。
顔の汗がすごかったのだ。
A君がおちついた時には全員下りきっていた。その時初めてA君の体験が語られたが、
メンバーの誰も牛の足音など聞いていない。 「なんでオレだけなんだ」とA君がつぶやくと
リーダー格の人が「服じゃないか」と言った。A君のライダースーツの色はほとんど赤かったのだ。
この流れのなかで後々の取材では牛の姿が般若の顔だったり女の顔だったりするのである。
念のため書いておくが六甲山には牧場がある。しかし牛が脱走した話もなければ、峠を下って逃げた例もない。
326:本当にあった怖い名無し
12/05/12 23:58:32.48 6C6ppVUmO
集まってないな。>>1
327:本当にあった怖い名無し
12/05/13 00:37:34.51 Q40toSYz0
アメリカの大リーグのエピソードからアレンジしてみました。一応実話だそうです。
「タイ・カップのこと?覚えているさ。俊足巧打の名選手だったけど、気性の激しい男だったよ。
で、当時奴は絶好調でな。もう、抑えるにはぶつけるしかないってんで思いっきりビーンボールを投げたのさ。
そしたら、やつの肩に当たってしまってな。デッドボールさ。ちっ、やっちまったって感じさ。
奴?怒っていたよ。それで一塁に歩くとこまでは奴も我慢していたんだけど、一塁に到達するところまでが限界だったな。
奴は、一塁からマウンドにいる俺に向かって飛び掛ってきたよ。俺?そりゃ逃げるさ。
だけど、逃げ切れるもんじゃない。奴は生涯に900近く盗塁を決めている男だぜ。
捕まっちまったよ。ライトのフェンスを越えようとしたところでな・・・。」
328:本当にあった怖い名無し
12/05/13 13:32:54.83 eJoW44y20
小学校3年生の秋だったか、親戚で不幸があり俺以外の家族が皆手伝いに行ってしまい
1人で留守番しなきゃいけないときがあった。あまり遅くならないように帰るとのことだったが、
9時過ぎても帰ってこないので電話したら深夜になるかもとのこと。寝てろと言われたのだが、
テレビもない2階で自室に行くのが嫌でずっと茶の間でテレビを点けっぱなしにしていた。
怒られてもいいからこのままここで寝ようと思ったが、いつもと違うからかなかなか眠くならない。
起きてマンガ読んだりゲームしてみたりしたが、次の日も学校だしと心配になり上の空。
思い切ってテレビを消してみたがやっぱり怖い。それでズルズル深夜放送を眺めてたんだが、
やがてどこの局も終わって次々にカラーバーだの砂嵐だのに変わっていく。田舎だから結構早いのよ。
で、気付いたら2時近く。丑三つ時=幽霊出るみたいな認識だったからガクブルで慌ててディズニーのビデオを再生した。
いつもは笑いながら観れるのにちっとも集中できない。
329:本当にあった怖い名無し
12/05/13 13:55:13.73 eJoW44y20
何というか、テレビ放送はリアルタイムで受信しているから余所と繋がっている感覚みたいなものを感じ取れるんだけど、
ビデオは完全にここだけのものだから孤立している感じがするし、そうなると逆に静かじゃないことが気になってくる、
みたいな矛盾した感覚に襲われたんだ。しかし消す踏ん切りはつかない。ジレンマの中じりじりと家族の帰りを待っていた。
ちなみにトイレは出来る限り我慢して、0時頃に行った。ちょっと濡らした。
ふと天井付近からガタっと音がした気がした。時計は2時20分頃。慌てて一時停止して息を潜めた。
しかし何もしない。また再生。だがしばらくするとまたガタっと。また一時停止。
それが数回続き、俺は気のせいと決め付けて無視することにした。どうせ屋根裏でネズミでも……
そこまで考えてハッとした。屋根裏への出入り口は完全に閉め切っているはずなのだ。
去年ハチが巣を作ったので修繕したのだから。しかも茶の間は家から張り出した部分で2階もない。
そこに気付いたことを待ち構えていたようにドタドタドタッと大きく動く音がした。明らかにネズミではない。
330:本当にあった怖い名無し
12/05/13 14:11:06.70 eJoW44y20
少なくとも自分と同じくらいの子供が立てたような音だ。そう思って半端じゃなく怖くなってきた。
ビデオどころじゃない。すぐ消した。足音?はドン ドン ドンと少し間隔を置いて聞こえてくる。
しかも茶の間の天井から遠ざかっているようだ。足音の行方を目で追う。思わず立ち上がってしまう。
音は茶の間上から去り2階部分に侵入したようだ。まだ停まらない。俺は襖を開けて廊下に出た。
足音の方を追う。廊下の上をゆっくり進む。その先には―階段。
俺は回れ右して茶の間に戻った。急いでしかし音を立てないように。涙が出そうだった。そっと襖を閉める。
つっかえ棒みたいなものを探したが何もない。抑えておけるとも思えない。俺を絶望感が襲った。
そして遂に廊下の奥からギシッ ギシッと階段を下りてくるような音が聞こえてきだした。
俺の脳内では貞子とか伽耶子とかが四つん這いで下りてくるイメージが出来上がっていた。
軋む音は止まない。階段は何段あったっけ―?心臓が高鳴る。俺は咄嗟に最後の手段、
テーブルの下、掘り炬燵の窪みに潜り込んだ。隅に体育座りをして息を潜めた。秋なのでカバーはないから
下を覗き込まれたらアウトだ。四つん這いならすぐに視界に入るかも知れない。だがもうどうしようもなかった。
331:本当にあった怖い名無し
12/05/13 14:36:17.75 eJoW44y20
ギシッ ギシッ ドドン
遂に廊下に降り立ったらしい。抱え込んだ両膝が震え出した。両腕に力を込める。
ドン ドン……
気のせいか音が大きくなった気がする。より大胆に。襖まであと何メートルだろうか?
ドタドタドタッ
いきなり距離を詰めてきた。「ぁあ……」思わず声が漏れる。もう襖のすぐ後ろにいるに違いない。
襖がガタッ ガタッとぶつかりながら開いていく。四つん這いだからスムーズに開けられないのか。
廊下側には想像した通りのモノがいた。白い服を着て四つん這いになった髪の長い、異常に長い女。
まず両手が畳を滑るように入ってくる。肌が青白い。そして腕が長い。そのままテーブル下まで
入ってくるんじゃないかと思えるほどだった。
次に頭が、というか髪が入ってきた。毛先が生きているかのようにじわじわと茶の間を浸食してくる。そして
「ぉお……ぉお……」
まるで効果音のような呟き?を微かに響かせながら頭が入ってきた。次の瞬間腰から下が一気に入ってきて茶の間を這い始めた。
テーブルの周りを回っているように見える。もうすぐ俺の潜む角の真横に来る!
ズリッ ズリッ
もっとも近くなる瞬間。毛先が首筋に触る。ザラついているかと思いきや、サラサラで気持ち良いくらいだった。
そう感じた瞬間、ピタッと動きが停まった。
332:本当にあった怖い名無し
12/05/13 14:47:36.64 eJoW44y20
気付かれた。小便がじわっと漏れるのを感じた。
ドン
テーブルの上に飛び移った。髪が下まで垂れ込んでくる。
ドンドンドン
テーブルを這い回っている。
「あ゙ぁ゙……あ゙ぁあーー」
苛立っているかのように耳障りな声を出している。
「あ゙、あ、あぁ……あ゙っ、あ゙っ、あ゙っ」
不意にトーンが変わった。まるで笑っているかのようだ。何があった。何が。
「あ゙っ」
振り返らなかった。振り返れなかった。恨めしいほど鮮やかにイメージできる。
逆さまになった顔がテーブル下を覗いている。髪が畳を覆い尽くしている。俺のすぐ後ろ。つくぐらい後ろ。憑くくらい後ろ。
小便が広がっていく。開いた口から涎がつーと垂れた。涙は出なかった。
333:本当にあった怖い名無し
12/05/13 16:04:05.91 h5tPEpDJi
おわり?
334:本当にあった怖い名無し
12/05/13 16:39:15.56 le7Df90Z0
うん
335:本当にあった怖い名無し
12/05/14 08:31:13.93 9HbgKD/70
涙は出なかったけど小便を漏らしてヨダレを垂らしたと。
これで良いわけですね。長文ご苦労様でした。
336:本当にあった怖い名無し
12/05/14 21:00:38.60 gA5sJ/hN0
ぐわっと風が吹いて周りが明るくなり直後に大きな音がして床が震えた。
正面を見上げると廊下に通じる襖の前に男が立っていた。
寺生まれで霊感の強いTさんだ。
振り返るとテーブルがテレビにぶつかりその間から女の脚が出ていた。女ごとテーブルをひっくり返したらしい。
Tさんは女の両脚を掴み残骸から引きずり出すとそのまま壁に叩きつけた。
「あ゙痛っ」
女は畳に倒れ込んだかと思うと髪を振り乱して起き上がった。Tさんは片手を突き出して叫んだ。
「破ぁ!」
光の塊が女を包み込む。俺は思わず目を閉じた。数秒後目を開けるとそこには―
337:本当にあった怖い名無し
12/05/14 21:04:37.46 gA5sJ/hN0
胸と股間を隠してうずくまるスッポンポンの女がいた。何故か服だけが吹っ飛んだらしい。どうやら半ベソかいているようだ。
「一発で倒せねえとはな……」
言いつつTさんは何故かTシャツを脱ぎ捨てた。
「本気で闘うのは久しぶりだぜ」
とても嬉しそうな顔をしている。強敵を前に血が騒ぐのだろう。だがそこで俺の視線に気付いたTさんは怖い顔で言った。
「ここからはガキには見せられねえ。隣に行ってろ」
俺は言われるままに隣の部屋へ行き襖を閉めた。隅っこで毛布にくるまった。
それにしてもT破の直撃を受けながら服以外全くダメージを受けないなんて流石貞子だ。
襖からドタンバタンという音やかん高い悲鳴が漏れ聞こえてくる。
寺生まれってすごい。
338:本当にあった怖い名無し
12/05/15 01:26:24.62 wmCeFsQZ0
朝鮮ムーミン
339:本当にあった怖い名無し
12/05/15 05:29:30.71 wmYfm3rIO
最近色んなスレでTさん見るけど
馬鹿が書いてるから死ぬ程つまらんな
340:本当にあった怖い名無し
12/05/15 11:41:16.87 MV/OJHhCO
先輩、手本を見してやって下さいよ
341:本当にあった怖い名無し
12/05/15 23:46:03.26 6SKHGDMrO
シリーズ物はコテ付けて投下しないと パクられちゃうんだな
342:本当にあった怖い名無し
12/05/16 00:33:40.02 DOWUCONXO
いやいやw
343:本当にあった怖い名無し
12/05/16 23:55:22.17 /wBfWiv0O
師匠シリーズもTさんシリーズも すでに作者の手を離れてパクリ作家が好き勝手に書いてそうだな
344:本当にあった怖い名無し
12/05/17 21:59:04.04 CJ4rGOATO
激しい雷雨で雰囲気抜群!!集まれ怖い話~!!
345:本当にあった怖い名無し
12/05/17 22:44:04.88 +7uORLeGO
師匠シリーズはともかくTさんネタはパロられてナンボでしょう
346:本当にあった怖い名無し
12/05/17 22:52:44.02 CJ4rGOATO
そうなのか
347:本当にあった怖い名無し
12/05/17 23:04:32.13 6nXMwNPD0
TさんってTシャツ姿なの?
冬は作務衣、それ以外の時期はランニングに作務衣のズボンってイメージなんだけど
348:本当にあった怖い名無し
12/05/17 23:17:35.44 wCMi1nyr0
俺らに聞くなw
349:本当にあった怖い名無し
12/05/19 01:00:16.07 cfEYtG0GO
なにスレだよw
350:本当にあった怖い名無し
12/05/19 05:00:37.28 syO/yajs0
このスレが生んだのはかそけき冷たさだけだったな…
351:本当にあった怖い名無し
12/05/19 19:46:07.89 TI7wvHDL0
オレのじいちゃんは猟師なんだけど、昔そのじいちゃんについてって体験した実話。
田舎のじいちゃんの所に遊びに行くとじいちゃんは必ずオレを猟につれてってくれた。
本命は猪なんだけど、タヌキや鳥(名前覚えてない)も撃ってた。
その日もじいちゃんは鉄砲を肩に背負って、オレと山道を歩きながら、
「今日はうんまいボタン鍋くわしちゃるからの!」
と言っていた(実際撃ったばかりの猪は食わないが)。
そのうち、何か動物がいるような物音がした。ガサガサって感じで。
オレは危ないからすぐじいちゃんの後ろに隠れるように言われてて
すぐじいちゃんの後ろに回って見てたんだけど、じいちゃんは一向に撃つ気配がない。
いつもならオレを放っておくくらいの勢いで
「待てー!」
と行ってしまうのだが、鉄砲を中途半端に構えて固まってしまっている。
オレはそのころは背が低くて茂みの向こうにいる動物であろうものはよく見えなかった。
オレは気になってじいちゃんに
「何?猪?タヌキ?」
って聞いた。
しかし、じいちゃんはしばらく黙っていて、茂みの向こうをじっ…と見ていた。
「あれは…」
とじいちゃんが口を開いた瞬間、急に茂みがガサガサと音を立てた。
「やめれ!」
と言い放ち、じいちゃんはその茂みに一発発砲した。
そしてオレを抱えて猛ダッシュで逃げ出した。
352:本当にあった怖い名無し
12/05/19 19:46:34.24 TI7wvHDL0
オレは何がなんだかわからずひたすら怖くて今にも泣きそうになっていたが
じいちゃんが撃ったのはなんなのか気になり後ろを振り返った。
すると遠めに毛のない赤い猿のような動物がこちらに向かって走っている。
じいちゃんはオレをかかえて走りながらも鉄砲に必死で弾を込めていた。
弾を込め終わるとじいちゃんはオレをかかえたまま振り向きざまに発砲した。
すぐとなりで発砲されたので、オレは耳が「キーン」ってなって、いろんな音が遠く聞こえた。
じいちゃんは走りながらまた新しい弾を込めている。オレは怖くてもう振り返ることはできなかった。
後ろで
「ケタタタタタタ!ケタタタタタタタ!」
というその動物の鳴き声らしい声が聞こえ、じいちゃんが小声で
「助けてくれ…助けてくれ…この子だけでも…」
とつぶやいていた。
山をおりきってもじいちゃんはとまらなかった。オレを抱えてひたすら家まで走った。
家につくなり、じいちゃんはばあちゃんに
「ヨウコウじゃ!!」
と叫んだ。
ばあちゃんは真っ青な顔で台所にとんでいき、塩と酒をもってきて
オレとじいちゃんにまるで力士が塩をまくように塩をかけ、優勝した球団がビールかけやってるみたいに酒をあたまからあびせた。
その後、それについてじいちゃんもばあちゃんも何も話してくれなかった。
間もなくしてじいちゃんは亡くなってしまい、その時ばあちゃんがオレに「ヨウコウ」について話してくれた。
「●●ちゃん(オレ)が見たのはのー、あれはいわば山の神さんなんよ。
わしらにとってええ神さんじゃないがの。じいちゃんはあんたのかわりに死んだんじゃ。お前は頼むから幸せに生きておくれよ。」
じいちゃんが死んでから、ばあちゃんも後をおうように亡くなってしまい、オレは20代後半でピンピンしている。
オレが見たのは村で言い伝えられる妖怪の類いだったのかもしれないけど、今でも親戚の人にこの話をするとしかめっつらをされる。
福井県の某村の話。
353:本当にあった怖い名無し
12/05/19 23:36:36.59 /yaOqT410
子供を抱えて走りながら銃に弾を込めるのは無理だと思う。
どうでもいいけど…
354:本当にあった怖い名無し
12/05/19 23:56:09.17 9GoTRlWb0
コピペなのにヘッダも何も無いわけだが
355:本当にあった怖い名無し
12/05/20 09:57:11.62 ZuITU6+D0
生まれつき目立つアザがあるのは前世での傷痕とかいうのは迷信かな
昨日PPVのプロも見てたらすごいくっきりしたアザが太ももにある子がいて思い出したんだが
前世で人殺してるっていう説もあったっけ
まあどうでもいい迷信なんだろうが
356:本当にあった怖い名無し
12/05/20 12:33:27.77 4yMlugvli
小学生高学年の頃、家族でキャンプに行った。
北関東にあるキャンプ場でバーベキューやなん
かをしてテントを張って家族三人(父、母、俺)
で川の字になって寝てたんだ。
そしたら夜中にテントの外で『ゔぅぅぅ…ゔぅぅぅ
…ゔぅぅぅ…』って唸り声?みたいなのが聞こえて
きて、最初は犬かなんかがいるのかなと思ってテン
トの外に出てみたんだけど、何にも居ないんだよ。
テント張ってる場所は広い芝生で、森までは距離が
あったし、明らかにテントのすぐ近くで声がしたは
ずなのに近くには何もいない。少し怖くなって両親
起こして一緒に周り確認したけど何もいない。テン
トに戻ってまたしばらくすると『ゔぅぅぅ…ゔぅぅ
ぅ…』って聞こえてくる。三人とも聞いてる。ずっ
と声がやまないからもう一度外に出て確認したけど
何もいないので、もう三人とも気にしないで寝たんだ。
↓
357:本当にあった怖い名無し
12/05/20 12:36:04.15 pMVAf4Jyi
で、何事もなくキャンプから帰ってきて、3日くら
いたった夜に部屋で一人で寝てたら『ゔぅぅぅ…ゔぅ
ぅぅ…ゔぅぅぅ…』って聞こえてきて、キャンプ場で
聞いた声だ!って思ってすげー怖くて、目開けないよ
うにしてた。でもずーっと声がやまないから布団を頭
から被った。
そうしたら明らかにさっきより声が近くなって、むし
ろ布団の中から声がしてる。
恐怖で汗だくになりながら気にしないようにしてたら
何時の間にか寝てた。
それからはあの声は聞いてない。何だったんだろー。
358:ユウくん
12/05/20 12:37:57.02 0w/w+OxOI
昨日「飽きた」やってみた
ここはβ世界線か?
飽きたについてURLリンク(blog.livedoor.jp)
359:本当にあった怖い名無し
12/05/20 15:12:21.81 r2VlMPxoO
>>355 生まれつき目立つアザが前世での傷痕、って凄い厨二設定だなw
聞いてるこっちは恥ずかしいけど、ヴィジュアル系バンドマンが喜びそうなw
>>356-357 中岡俊哉スレを覗いてみたら幸せになれるよ。ううう・・・。
360:本当にあった怖い名無し
12/05/21 20:11:43.35 FHDvpeykO
>>350
それだけでも充分このスレの存在意義があったよな
361:本当にあった怖い名無し
12/05/21 21:45:26.54 gRn7xXxf0
廃病院に肝試し行った後、「俺全然平気だぜ」って行ってたヤツが
帰りの車で「俺ここで降りるわ」って言って、俺ら全員「ハァ????」
何せド田舎で民家も全くねぇとこなの、でもそいつ「マジゴメンな、ホンットにゴメン」って半ベソなの
俺らも意味わかんねぇけど降ろすわけにいかないじゃん?どうした?って言いながら走り続けたわけよ
そしたらそいつが「もう許して下さい!!」って叫んだの、その瞬間車パンク
すんげービビったし死ぬかと思ったけど、こんな時でも女の居る手前ビビったら負け的気持ちがあったわけ
スペアタイヤをトランクから出してタイヤ交換、明かりは4人の携帯の明かり、15分かかって終了。
んで社内戻ったらアイツがいねーの、もう4人ともパニくっちゃってさ「え?え?何で?」ってキョロキョロ、そりゃそうだわな
俺はこれで「あぁ、これで俺ら終わったな」って思ったんだけど暫く何ともなくてさ、ビビりつつ暮らしてたわけだけど
ある林で死体見つかったって聞いてさ、あの時パンクしてなかったら俺どうなったんだろうって
362:本当にあった怖い名無し
12/05/22 01:37:02.08 AIH419Jd0
なぁ、このスレいる?
363:本当にあった怖い名無し
12/05/22 12:38:29.89 AKlIg5OI0
>351
宮崎村か?
364:本当にあった怖い名無し
12/05/22 22:08:39.03 lpQgk6huO
>>362
オレはこのスレ好きだよ
365:本当にあった怖い名無し
12/05/22 22:24:22.27 5JCiQATc0
テーマの縛りが怖いだけだから書きやすいんじゃないかな?
366:本当にあった怖い名無し
12/05/22 22:29:54.32 lpQgk6huO
洒落怖の方はスレタイがハードル高すぎて うかつに投下すると粘着荒しが怖くないだのなんだの絡んで来るからな このスレも存在意義はあるよ
367:本当にあった怖い名無し
12/05/23 23:18:15.17 vGcaKtpB0
うん、もっと知名度上がってほんのり以上洒落コワ未満の話が投下されればいいと思う。
まとめサイトで取り上げられたら人増えるかね
368:本当にあった怖い名無し
12/05/23 23:21:59.95 zrMXYHEl0
このスレで好評だったらほんのりこわ、洒落こわ、じわこわ
の中から該当するスレに書き込めば間違い無いんじゃないかな?
369:本当にあった怖い名無し
12/05/24 00:44:31.37 mTTd1gVTO
んじゃー、まあ、スレの知名度を上げる為に暫くは上げ進行で行こうぜ。スレ下げて書き込みしてると、他のスレに埋もれてどんどん下がって目立たない。
こんなスレが建ってる事を知らない住人の方が多そうだ。
せっかく>>1が建ててくれたんだし、洒落怖、不可解、ほんのり同様に老舗スレにしよう。
370:本当にあった怖い名無し
12/05/24 00:52:52.58 va3GvlM8i
いつ見たかも忘れた話で、
田舎で同級生?だったか悪友に心霊スポットに誘われて数人で行ったら
昭和のような町並みになって民家のテレビからも昔の歌が流れてて
そこで基地外女に追いかけ回されて惨殺されてくみたい話不気味で怖かったが誰か知らないかな。
ちなみに誘った同級生が身代わりにみんなをそこに誘った的な感じだったはず。
371:本当にあった怖い名無し
12/05/24 01:08:31.55 0kWc0psqi
日本語下手だね
372:本当にあった怖い名無し
12/05/24 01:26:05.35 va3GvlM8i
ホラテラにあったったー
373:本当にあった怖い名無し
12/05/24 01:37:48.27 mTTd1gVTO
>>372 貼るか、タイトル教えろ下さい。
読みたい。
374:本当にあった怖い名無し
12/05/24 13:35:16.54 2fh0wQhh0
流れちょんぎってカキコ。
俺のオカンが変なものを見た。
俺ん家は2階建て、
2階←┐
↓
1階
こんな感じの形の階段。
オカンは零感らしいが過去に不思議な体験アリ。
文章下手なんで箇条書きで。
・2階でパソコンをいじりながら遊んでたら、ふっ、と頭にその映像が飛び込んできた。
・1階から階段の上を見上げている映像だった。
・1階から階段を見上げると、変な奴が立っていた(座っていた?)。
・白い服を着て髪は長い(から多分女)。
・背は小さい(160あるオカンが「自分より小さい」と言っていた)、でもゴツい体型だったそうだ。
・体全体のバランスは整っているのだが、顔の付いてる位置が低い。
・にやぁ・・・とにやけた顔をしていたらしい、目に迫力はなし、口が口裂け女みたいだった。
一昨日の夕方6時~の話で、オカンはその時2階に、自室のドアはあけっぱ。俺は1階リビング、ドアはあけっぱ。
オカンが言うには
「怖い、とかじゃなく、うわっ!なんだこいつ気持ち悪いなぁ・・・って感じやった。」
「見張ってるって感じがしたなぁ、上(2階)に上がるなって言うか、ここ(階段)から落ちるぞっていうか。」
いつもは2階にいるオカンが2階に行きたがらないし(階段を使いたくない)、聞いてた俺もゾワゾワと鳥肌が立った。
オカンも俺もそいつの正体?とか、「なんで階段にいるのか」を知りたいが、階段を見るのも怖くてどうしようもない。
よくオカ板覗いてるオカルトマニアの俺だが、皆目見当がつかない。
誰かわかる人おらんかね?オカンは「警告しに来たのかな」と言ってるが、俺にはどうもそうは思えん
375:本当にあった怖い名無し
12/05/24 13:43:08.75 iiB7ZCMK0
>>374
マルチはするな
376:本当にあった怖い名無し
12/05/24 21:47:18.76 c4AVIHjyO
ちょい長いけど
俺が小学生の頃の話。
俺、両親、姉、祖父母、叔母×2で住んでた。
木造2階建ての借家。
俺の部屋はねーちゃんと2人で2階。
その隣の部屋には両親。
下の階には居間と仏間、台所と部屋1つ。その部屋と短い廊下で繋がった『離れ』があった。
部屋には叔母×2、離れには祖父母。
その家には小学校1年生の頃に引っ越した。
引っ越してすぐ驚いた。
家中お札だらけ。
この歳になって引っ越す前に家を見学してなかったのかという疑問はあるがその当時はそんなこと考えずにただ「気持ち悪いなぁ」と思っていた。
じーちゃんが「何かこれ。気色の悪か」って言ってお札を全部剥がして回った。
いや、じーちゃんが前住んどった家も真裏墓地で周り街灯なくて外にボットン便所ってゆーなかなか気色悪い家やったやんww
377:本当にあった怖い名無し
12/05/24 21:49:20.01 c4AVIHjyO
続き
で、そのお札が関係してるのかは分からないが、色々不思議なことが起きた。
まずその家に越してから頻繁に同じ夢を見るようになった。
家の離れの床に蓋みたいなのがあってそれを開けると地下に続く階段がある。(実際にはそんなもんなかったが)
それを降りていくと浮浪者みたいなおじさんが狭い部屋でニコニコしている。
「おじさん誰?」
と話し掛けるとおじさんはニコニコしたまま
「アベジョウジ、アベジョウジ」
と呟く。
ただそれだけの夢だったけど気持ち悪く思ってた。
で、驚いたことにねーちゃんも全く同じ夢を見てたらしい。
他にあったのは俺以外の7人はみんな昼でも夜でも仏間で寝ると金縛りにあい、ドアの磨り硝子越しに白い人影がスーッと動くのを見たらしい。
一番年下の俺を全員で口裏合わせてからかっていたのかもしれないが、あの厳格なじーちゃんまでもが同じことを言ってたから信じるしかないと思う。
それから他には居間に1人でいたとき。
ふと視線を感じて後ろを振り向く。
後ろには襖。その奥は仏間がある。
気のせいかと思い前を向き直す。
でもやっぱり視線を感じて振り向く。
で、ふと上を見ると襖の上の欄間(木彫りのやつ)の隙間から目が覗いてた。
でも高さが3メートルぐらいあるしありえないと思って恐る恐る襖を開けた。
もちろん誰もいない。
一体あれは何だったんだろう…
378:本当にあった怖い名無し
12/05/24 21:49:52.87 c4AVIHjyO
ラスト
そして時は流れて俺は中学生に。
祖父母と叔母×2は家を出てうちの家族だけで暮らしてた。
俺の部屋は変わらず、ねーちゃんが隣の部屋に、両親が離れに移った。
俺が部屋で夜中ラジオを聴いていた。
その日は雨が降っていた。
で、雨の音が止んで、何となく外の様子が気になったからカーテンを開けた。
その窓にしわくちゃの爺さんが張り付いてた。
慌ててカーテンを閉めたけどあのどす黒い肌と血走った目は忘れられない。
そして俺も成長して叔母さんに子どもが生まれた。
可愛い女の子。
ちょくちょく家に遊びにきてさ。
割と話せるようになってきたときニコニコしながら
「アベジョージ、アベジョージ♪」
って急に言い出したときはねーちゃんと2人顔見合わせて驚いた。
両親と叔母さんは「?」ってな感じで。
今年高校生になったいとこに
「アベジョウジって覚えとうや?」
って聞いても
「何それ?」
って言われる。
もうあの家は離れて一人暮らししてるけど、たまにふと思い出す。
俺にとっては怖かった家の話。
379:本当にあった怖い名無し
12/05/24 22:43:39.21 7Cfm5YE70
>>378
アベジョージ怖過ぎww
380:本当にあった怖い名無し
12/05/24 23:01:15.60 a1H4z5a/O
NWOの悪魔のサイン(アイラヴユー)のサインはアブラハムの前に現れた全能の神シャダイのこと。
数字の31を表し、三位一体を表す。父と母と子。ひっくり返してみると13=再生=世界は我々が再生するってことかね。
シャダイの正体はウルの月神=シン(SHIN)。タロットカードの審判のこと。
イェソドの支配者でまあガブリエルのことなんだわ。子供の受胎を告げるところ一緒だしな。
381:本当にあった怖い名無し
12/05/24 23:05:58.39 mTTd1gVTO
>>372 ケチ・・・。
382:本当にあった怖い名無し
12/05/25 11:10:00.34 Gh0wFdoq0
>>376
面白い話だね。今でもその家あるのかな?
気色悪かってお札を剥がしちゃうお爺ちゃんも凄いねw
安部譲二には吹きましたw
383:本当にあった怖い名無し
12/05/25 12:28:07.59 TdS7cuJ90
このズレが怖い
URLリンク(pa.dip.jp)
URLリンク(pa.dip.jp)
URLリンク(pa.dip.jp)
URLリンク(pa.dip.jp)
学校側の指導
URLリンク(pa.dip.jp)
384:本当にあった怖い名無し
12/05/25 14:08:29.70 wdEpSqMQ0
事なかれ主義だね。
いじめで人が死のうと学校側はバレなければ
大丈夫なんだよ。
バラされたら困るから警察よりPTAの方が怖いんじゃないかな
385:本当にあった怖い名無し
12/05/25 14:48:12.01 RUNKpE4i0
>>376
九州の方?
386:本当にあった怖い名無し
12/05/25 18:19:50.48 pgo+iQieO
何処の人でも構わんがや。
387:本当にあった怖い名無し
12/05/25 19:03:41.70 mkh/ODU90
どれも怖い話ねぇんだけどw
おまえら、もっとないのかよw
388:アベジョウジ
12/05/25 20:45:51.52 K/nsFHCCO
>>379
アベジョウジは怖いよw
>>382
今でもあるよ。少し改築されて違う人が住んでるけどね。
アベジョウジは怖いんだってw
>>385
バリバリの博多っ子。
下手くそな標準語無理に使ってすいませんw
389:本当にあった怖い名無し
12/05/26 23:27:48.63 MmujNDxp0
名前: 名無し三平 投稿日: 2007/08/07(火) 15:19:57 0
勝浦と御宿の間にあるサンドライブイン跡地って今も存在してるんですか?
↓の書き込み、時期も書き込んだ人も違うと思うのですが怖いですね。
646 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/05/31 14:22 ID:kekPrgP8
勝浦の崖っぷちにある廃パーキングの向かいにあるトイレで霊体験しました。
勝浦に釣りに行ったときのことなんですが、急に腹痛を起こしてしまいまして・・・
ちょっと不気味だったけど、まだ新しいトイレみたいだったので入ってしまいました。
時間は午前1時頃
用を済ましてトイレからでて、手を洗っている時の事です。
ふと鏡を見てみると背後に眼を思いっきり見開いた女がいました。
思わず「うわっ」と声を上げて振り返ると、まだいるのです!!!
しかも、その女は小さな男の子を連れてました。
その時は、男の子がトイレに入るのに付き添ってる母親だと思い、そのトイレを出ました。
車で待ってた友人にその事を話すと自分以外にトイレに入った人はいないと言われました。
そして、2人で再びトイレに入って調べてみても誰もいませんでした。
もう2度とあのトイレには行きません。
390:本当にあった怖い名無し
12/05/26 23:28:13.96 MmujNDxp0
名前: 名無し三平 投稿日: 2007/08/07(火) 15:21:43 0
638 :本当にあった怖い名無し:2005/09/28(水) 23:32:46 ID:JMFbRELr0
勝浦の言わずと知れた心霊スポット、サンパーキング。
断崖絶壁の階段に霊がでるとの情報だが、実はサンパー前の公衆便所にでる。
男子便所に入り、用を済ませ、手洗っているときに小さな子供を連れた女の霊を目撃した。
その女の顔ははっきりみえない。高速で頭を左右に振ってた。
子供は3歳くらいの男の子。
黒目が無いのだが、こちらをひたすら睨んでいるのが分る。
10秒くらいだろうか?全く動くことができず、声もでない。
女の霊は頭を左右に振っているだけで動かない。
子供の霊は口をパクつかせ、俺を指差してた。
丁度、そのとき車がトイレ前に停まって霊は消えた。
通勤路なのだがあれから2度とあのトイレは使用していないよ。
391:本当にあった怖い名無し
12/05/27 01:27:58.01 YYXeR4MwO
頭ふってるって、かなり怖い。
392:本当にあった怖い名無し
12/05/27 01:35:58.30 TCIb86W+0
被災地で聴いた話とか色々あるけど
生々しくて悲しくて語れないよな
10年ぐらいは
393:本当にあった怖い名無し
12/05/27 02:20:49.17 PmnKIaH2O
アベジョウジって作家がいたな
394:本当にあった怖い名無し
12/05/27 10:16:41.25 A5HqvHvA0
昨年だけど犬の散歩してたらいきなり知らない女の子が目の前に立ち止まって「こんにちは」って声かけてきた
おかっぱ頭で白い夏物ワンピースを着てた
誰?と思って一瞬戸惑って「はあ」と言ったらどこかに走っていった
それだけのことなんだけどゾッとした
395:本当にあった怖い名無し
12/05/27 11:07:02.99 NLTgwjkt0
Twitterで回って来た熊本ラジオの件がそこはかとなくゾッとする
396:本当にあった怖い名無し
12/05/27 12:43:17.21 tPI7c2Fv0
>>383
洒落怖じゃん・・
397:怖い話かも
12/05/27 13:05:50.40 PH633PjcI
怖い話
自分の部屋を写真でとった
心霊写真なんてないと思っていた
とった瞬間電話がなった
写真はみずに電話で話していた
次の日になってその写真を見ると
霊が写っていた!
398:本当にあった怖い名無し
12/05/27 13:35:35.61 W+PQu3bv0
オチないけど書いてもいい?
399:本当にあった怖い名無し
12/05/27 13:40:58.50 2Icd3kBL0
どうぞ
400:本当にあった怖い名無し
12/05/27 15:04:10.90 Yc3mJAmj0
非常にどうでもいい話だが、このスレ実はpart2だったようだ
なんでもいいから怖い話を集めてみない?
スレリンク(occult板)
401:本当にあった怖い名無し
12/05/27 15:09:37.83 HazhiJXL0
自分の通ってた小学校の裏は山で、休み時間に柿とか野いちごとか自由に食べてた。
学校の隣に忠霊塔があって、戦争の犠牲になった人たちを祭ってた。
自分は霊感とかないから、上手く言えないけど塔の周りは空気がじっとりしていた。
水場が近くにあるわけでもないし、風通しが悪いわけでもないのだけど。
んで、本題。小学校と忠霊塔とを結ぶ山道に不思議なものがあるんだ。
細い山道に大きな一枚岩の「記念碑」があって、その後ろにお地蔵様が沢山ある。
まるで隠されているみたいに。
明らかに記念碑の方が新しくてお地蔵さんの方が古い。
なんでお地蔵さんの前に記念碑を立てたのか。
お地蔵さんはかなり年季が入ってて、首が落ちちゃってるものもある。
小さい頃は何とも思わずそこを通ってたけど、もうあそこを通る勇気はないな。
なんかすごく異質だよね
402:本当にあった怖い名無し
12/05/27 15:20:17.47 oDHXGe6S0
>>398
いつ書くの?
403:本当にあった怖い名無し
12/05/27 16:09:49.07 PmnKIaH2O
>>400
板ないです。。。って表示されたぞ
スレが無いならともかく板が無いって地味にこえーよ
404:本当にあった怖い名無し
12/05/27 19:55:12.91 wIEsL/410
((((;゚Д゚))))
405:本当にあった怖い名無し
12/05/27 21:08:53.11 PmnKIaH2O
>>398はマダー?
406:本当にあった怖い名無し
12/05/27 23:36:10.02 HBgOX+JJ0
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407:本当にあった怖い名無し
12/05/28 03:06:07.96 9WM23Ckx0
おっさん今日家で昼寝しよったら金縛りに遭ったんよ。
「うわー身体動かんなー…だるいなぁ…」と思って目開けたんやけど、
ほんなら目の前にゲゲゲの鬼太郎に出てくる一反木綿みたいなやつが立っとったん。
おっさん「お!?」と思った瞬間いきなりそいつにビンタくらったからね。
もうマジで意味分からな過ぎて、頭にはてなマーク二万個ぐらい浮かんだんやけど、
無言で見つめ合っとる内にこっちもだんだん腹立ってきてさ、
「俺が身体動かんからって調子乗んなよ!アホ豆腐が!」って叫んだん。声出んけど。
そしたら今度はいい感じの往復ビンタもらって俺ガチ泣きした。
いや…痛いことは痛いんやけど、それ以上にちょっと理不尽過ぎるんとちゃうかな…
408:本当にあった怖い名無し
12/05/28 09:30:41.26 s51DelKg0
>>407
身に覚えはありませんか?
女関係とか…
409:本当にあった怖い名無し
12/05/28 15:45:21.25 9WM23Ckx0
>>408
それがね~全くないんよ。
おっさん女の子に対しては割りかし誠実やからね。
それ以外の心当たりも特にないなぁ。
410:本当にあった怖い名無し
12/05/29 16:29:52.86 d4VI/gjW0
昔、俺が住んでいた安アパート。
2階建安っぽい刑事ドラマに出てきそうなアパートに
住んでいた。
そのアパートの2階一番奥の部屋には
女性が住んでいた。
ある日の朝、部屋を出ようと玄関扉がなぜか開かない。
鍵を開けたつもりで締めてしまったか?
嫌、開いている。
力を込めて扉を押すと、とても重くゆっくり動いた。
更に力を込め扉を押すと、やっと頭が外に出るくらい程度まで
開いた。
外を覗く。
全く見たことのないおっさんが、酔っ払って玄関の扉を背に
座りながら寝ていた。
俺の部屋は2階なんだが。
411:本当にあった怖い名無し
12/05/29 16:31:26.76 d4VI/gjW0
そんな事を忘れかけてた夜。
仕事が遅くなりもう午前様に近かった。
重い足取りで、階段を登ると、真っ暗な廊下の奥で怪しく何かが一瞬光った。
え? そっと寄って見ると、部屋の奥に住んでいる女性のカレシと
思われる男がウンコ座りをしながら、女の帰りを暗がりで待っていた。
そんな人為的な怖い話は尽きない。
早朝4時。トイレに行こうと目を覚ますと、どこからかお経が・・
隣に住む天○教のお経だったり
おかなし住人やその周辺の奴らが多かったな。
412:本当にあった怖い名無し
12/05/29 21:18:44.34 Rr7qTb4KO
>>400 俺も、板が無いって表示されるんだが。
URL間違ってないか?
413:本当にあった怖い名無し
12/05/29 21:25:40.93 1+zgUyMq0
>>400
1 本当にあった怖い名無し 2008/06/26(木) 14:20:03 ID:Sfrw/81N0
なんでもいいから怖い話を集めてみませんか?
・ジャンルや、事実の有無は問いません。
・創作も歓迎です。
・要はこわけりゃいいんです
【重要ルール】
・煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。
・反応するあなたも煽り・荒らしです。
・過剰な自治も荒らしです。
・950レスを超えてから立ったスレが次スレです。
414:本当にあった怖い名無し
12/05/29 22:59:05.64 JaRsss4F0
某国大使館職員が、勝手に住民登録し失踪
すでにその国に逃げ帰ったと思われる~というニュース。
415:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:19:55.72 Rr7qTb4KO
言葉足らずで伝わりにくい文章なのが怖いんだが。
大使館員が「誰を」「何処の国」に住民登録したんだ?
そんで「その国」に逃げ帰る?さっぱり解らないから、ちっとも怖くない。
416:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:25:14.70 QA3w/kKv0
すれ違いかもしれませんがお邪魔します
過去に寝不足でも体調不良でもないのに眠気で起き上がれなくなったことが3回あり、その都度訃報(年寄@病死)が入るということがありました
しかし身内ではなかったので特に気にしてなかったのですが、3度目はまとめて2人の訃報、身内が亡くなった時は眠くなかったので無関係かもしれません
持病(症状の中に傾眠も)ありで自論()は
季節の変わり目などに気候を察知し眠くなる→年寄はその変動に対処できず亡くなるのでは?というところに行き着きました
零感で不思議な体験はないのですが気にはなります
似たような話を聞いたことがある方はいらっしゃいませんか?
417:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:25:57.68 1+zgUyMq0
ニュースくらい見ろよ
>>414見た9割の人間は理解している
418:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:43:26.17 Rr7qTb4KO
「大使館員 住民登録」でググると、外国人登録制度だの何だのしか出ない。
何かの事件なら、ググるワードをくれ。
つか、その事件を知らない人間には解らない書き方(主語はあるが、述語がない)じゃあ、やはり言葉足らずと言わざるを得ない。
419:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:51:59.32 NXigT6yA0
昨日か今日のニュースなんだからもしもしだって調べられるだろ
420:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:56:25.95 Rr7qTb4KO
ググっても関係無い記事しか出ないんだよ。
教える気が無いなら、別にもういい。自分らだけ解ってにやにやしてろ。俺はもう寝る。
421:本当にあった怖い名無し
12/05/29 23:56:45.33 1+zgUyMq0
そのニュースであってるじゃないか
あと9割は嘘だスマン
毎日jp
URLリンク(mainichi.jp)
中国書記官:夫婦で「顧問料」系列会社の役員に
中国新聞
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)
中国書記官に出頭要請 スパイ活動か、既に帰国
422:本当にあった怖い名無し
12/05/30 10:08:41.39 HLxrqIE+0
さっぱり という言葉の使い方がおかしいひといるような。
423:本当にあった怖い名無し
12/05/30 10:22:02.44 HLxrqIE+0
もっとも日本の外務省だって、人のこと言えたたちじゃないけれど。
こういうことが日本でもあるのかと。
日本でもスパイ活動には厳しい対処をするけれど、外交問題を考えるとどうなるか。
424:本当にあった怖い名無し
12/05/30 13:58:27.00 Wu10nYs80
連投すまん。
一つ話を聞いたのでついでに書かせてもらう。
長い上に読みづらい文章で申し訳ない。
初心者なんで勘弁してくれ。
親父さんが亡くなって4ヶ月くらいたった頃、たまたま近所のにぃちゃんと飲みに行く機会があって、二人で朝まで色々語り合ったんだ。
そのにぃちゃんは、親父さんに世話になったっていう人で、自分もガキの頃から世話になってる。
話をしていく中で親父さんの話になって、信じて貰えないかも知れないけど‥と語りだした。
葬式の日、火葬場に移動するためにバスに乗り込んだにぃちゃん。この頃、にぃちゃんは離婚したり仕事をやめたりで鬱になっていた。
それを立ち直らせたのが親父さんなんだとか。
で、バスの中でずっと死のうかどうしようか迷ってた時、声が聞こえた。
ハッキリと、親父さんの声で、
「○○、お前はまだ死んじゃいかん。お前はまだ生きなきゃダメだ。」
そう聞こえたらしい。
自分はその話を聞いた時、あぁ言いそうだなぁと思ったんだが、自分の事は棚上げか?とも突っ込みたかった。
にぃちゃんは元々この話は誰にも言うつもりは無かったらしく、ホントにぽろっとこぼした感じだった。
その話が終わると不意にコンコンて音がした。
にぃちゃん家の一階に居たんだけど、そこは二人しか居なくて、何だ?ってなって見に行ったけど、壁の裏は通路で、誰も居ない。
気のせいかと思ったらまた音がして、立て掛けてたマットが急に倒れて、にぃちゃんビビってたw
自分は親父さん来たのかとちょっとwktkしてたが、結局何もなくその日はお開きになったw
なんで自分の所には来てくんねーのかとファザコン気味だった自分は軽く拗ねている。
425:424です
12/05/30 19:29:26.05 q+aITEiA0
最初のレスが投稿されてないorz
>>416と同じような体験をした事がある。
昨年の秋も終わり頃の事。
異様に、眠気に襲われたんだ。そして夜になっていきなり叩き起こされた。
「お父さんが死んでる!」って。
まぁそっから色々大変だったけど(今もだが)関係無いので割愛する。
426:本当にあった怖い名無し
12/05/31 15:01:34.13 VsfkLLxo0
そっちの話も投稿してよ。気になる。
427:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:40:21.57 A9d0tpN10
俺は今は大きなデザイン事務所に勤めてるんだけど、
専門学校を出てしばらくは学校から勧められた冠婚葬祭会社で写真加工のバイトをしていた。
葬式の場合は遺影用としてスナップから顔をスキャンしてスーツ姿にしたり、
結婚写真の場合は全体的な修正などの仕事が多かった。あとは写真に関係ない細々した雑用。
ある20代の若い男性の葬儀で、アルバムから遺影用の写真を選ぶのに自分も加わったけど、
そのあとで60代と思われるご両親から呼び止められて奇妙な依頼をされた。
それは故人となった息子の結婚写真をつくってほしいという話で、
未婚のまま病気で亡くなった息子が不憫でならない、なんとか空事でも結婚式を挙げた写真を残したいが、
そういうことはできるものかと尋ねられたんだ。
まあ、できるかどうかは素材の画像が揃ってるかどうかで決まるんだけど、
会社で正規に請け負う仕事とは違うんで、その場での即答は避け正社員の先輩に相談した。
428:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:40:45.70 A9d0tpN10
先輩は「それはムサカリだろう。」と言って続けた。「東北のほうでは結婚前に亡くなった男性には
架空の結婚式を挙げた絵を描いて寺社に納める風習があってそれをムサカリという。おそらくそうした
ことをしたいんだろうね。もうすっかり廃れたと思ったが、まだあるとこにはあるんだね。いや会社としては
引き受けられないよそんなの。ただお前が個人として依頼を受けるのは関知しない。ま、やめといたほうがいいと思うけどね。」
まとめるとこういう話だったが、俺は、いかにも心苦しいというように頼みを切り出してきた父親の姿や、
葬式中ずっと泣き続けていた母親の姿を思い出して引き受けようと決めた。
ご両親と話を進めていき、故人の新郎は成人式に紋付袴で写した写真があるとのことで、
それを流用させてもらうことにし、ご両親には盛装していただいて新たに撮影することにした。
金屏風の前に新郎新婦がいて、その両脇にご両親という構図を考えた。
で、問題は新婦なんだ。俺としては和服の花嫁姿はどっかからひっぱてきた画像、顔はちょっと面倒だけど、
目や鼻など顔のパーツ一つ一つをコラージュして、全体としてはこの世にいない女性像をつくろうと思ってた。
429:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:41:16.10 A9d0tpN10
ところがご両親は、ぜひともこの写真を使ってほしいと一枚の紙焼きを出してくる。新婦の顔は
どうでもこの女性の顔にしてほしいと言って必死の形相になっている。それをスキャンで取り込むのは簡単だけど、
俺は先輩から言われた言葉を思い出した。「ムサカリ絵馬は、言い伝えではまわりの参会者はいいけど、
新郎新婦の顔をまだ生きている人にしちゃいけない、また生きている人の名前を入れてもいけない。
それをやるとその描かれた人には冥界からのお迎えが来るんだ。・・・馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、
東北の○○県のあたりにはそういう力を今でも顕すことができる神社が残ってるというぜ。」
俺はおそるおそる、生きている人はまずいんじゃないですかと聞いてみた。しかしご両親が言うには
その写真の方も亡くなっていて、生前は婚約関係にあったのだと。その女性が亡くなったのが原因で息子も
病気になったようなもの、どちらも故人だしあの世ですでに一緒になっているのだろうが、正式な式として地元に
報告できればうれしい、と切々と述べ立てられ俺は半信半疑ながらこれも承知してしまった。謝礼として10万円いただいた。
430:本当にあった怖い名無し
12/05/31 19:44:42.91 A9d0tpN10
写真はできあがり、最後の最後に息子さんの名前とご両親から聞いた女性の名前を同姓にして画像に入れ
絵馬にしやすいようパネルにして手渡した。自分として出来映えは満足のいくものだった。ご両親はうれしそうに、
これを持って地元の○○県に帰りますと言った。その帰省先が先輩の言っていた県だったのでちょっとギョッとしたけど、
深くは考えないことにしていた。
それから2週間ほどして、地方新聞に事故の記事が載った。被害者は即死で、なんと病院の前で救急車にはねられた
ということでこちらの地域ではいろいろ問題になった。その病院はこれまで書いた息子さんのご遺体を搬送してきたところで、
新聞に被害者の女性の写真は載らなかったが、名前は俺が画像に入れたのと同じだった。これで話は終わりです。
431:本当にあった怖い名無し
12/05/31 20:26:36.85 CWce5Avf0
コワっ!((((;゚Д゚))))
ナナメ読みでじゅうぶん怖かった
432:本当にあった怖い名無し
12/06/01 01:01:42.14 7WhUdU+z0
URLリンク(www.youtube.com)
((((;゚Д゚)))) ホントや・・・
433:424です
12/06/01 06:20:55.74 +qrEJ7km0
>>426
自分にかな?
オカルトな話は無いよ。
親父さんの借金が、家が三戸は建っちゃう位あって、身内誰もそれ知らなかったからてんやわんや。
借金はかぶりたくないけど、財産で残ってるものを貰えるだけもらいたいとか‥まさか自分が身内の泥沼戦争を体験するなんて思ってもみなかったw
結局全部自分が動いて処理した(弁護士も頼んで)んだが、その間も言いたい放題言われたよ。
大人ってコワイ…w
たかだか二十余年生きただけの小娘に容赦も無いw
自分の倍以上生きてて、心に余裕無いとか見てて哀れだわ。
434:本当にあった怖い名無し
12/06/01 06:43:42.39 zaT+NbaRO
生きてる人間こえ~
435:本当にあった怖い名無し
12/06/01 08:49:26.79 9NDmQjEd0
>>433
相続放棄したのかな。若いのに大変だったね。まあそんな親戚とは縁切りをすることだね。
436:本当にあった怖い名無し
12/06/01 10:12:12.96 OO+/iUma0
おまえらのほとんどはあと数年以内に絶命する。
生き残ったとしても地獄が待っている。
これが現実だ。
URLリンク(www.hikaruland.co.jp)
437:本当にあった怖い名無し
12/06/01 12:21:03.81 cJaaBLuD0
>>436
マルチするな
他のスレで笑われてたぞ
438:424です
12/06/01 13:57:07.14 Yd6x+USu0
>>435
ありがとう…((泣
優しい言葉貰えるだけで泣けてくるw
相続放棄したよ。
おばあちゃんが心配だから完全には縁切れないけど、今後あまり関わらないようにする。
スレ違い、スレ汚しすいませんでした。
ロム専に戻ります。
439:本当にあった怖い名無し
12/06/01 20:42:01.01 S0Vn4Mcb0
っつか、あんた女だったの?
440:本当にあった怖い名無し
12/06/01 21:08:59.78 HkOLQD8s0
悪の十字架テスト
441:本当にあった怖い名無し
12/06/02 15:29:27.22 plYhmaKu0
>>439
小娘って書いてあるじゃんw
442:本当にあった怖い名無し
12/06/02 18:03:24.96 mAItl3bVO
>>440のセンスが凄い
この平成の世に、未だに今日麩の味噌汁とか言って喜んでそうだ
443:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:04:13.15 qbN0xVYD0
>>439
しょせんは無能な小娘だ
放っておけばいい
444:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:05:35.80 qbN0xVYD0
2chを利用してる時点で既に
人間終わってる
445:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:06:32.77 qbN0xVYD0
ここに集う者は皆
人生にピリオドを打ちたいと願う死寸前の人間
446:カズ (運動不足)21歳
12/06/02 18:07:04.48 qbN0xVYD0
だから今からする話をよく聞いてくれ
447:本当にあった怖い名無し
12/06/02 19:17:32.49 mAItl3bVO
>>445
オレそんなこと思ってねえよw 割と幸せだからまだ生きるぜw
448:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:29:20.74 ea7+1LKs0
本家の洒落怖を読むといろいろと奇妙な地方の風習が出てきますが、
わたしも子どもの頃に土地神への捧げものとなった体験があります。そのときのことを書いてみます。
わたしの住んでいた所は今は合併で市の一部になりましたが、
約三十年前の当時からすでに過疎の進んだ山村でした。
秋祭りにしては遅い十月の初めに「おさっしゃ」と呼ばれるお祭りがありました。これは漢字にすると
どの字を当てるのか未だにわかりません。これが正式な名前なのですが、村の大人達は里にいるときには
このお祭りのことを「おかえし」とも呼んでいました。
里からやや外れた山中まで四百段ほどの丸木を据えた山道が続き、古いお社があります。
そこは二間四方ばかりの小さな社殿一つだけで、ここ何十年も改築などされておらず、
柱などはそうとうに傷んでいました。ご神体は社内にはなく背後の深い山々がご神体そのものであるようでした。
当然、神職も常駐してはいません。社の前は草木が刈られて小さな広間となっておりましたが、
そこに神職はじめ村の主立った者が集まって土地神へ捧げるお祭りをとり行うのです。
449:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:29:46.80 ea7+1LKs0
そのときに社前で舞を舞う男の子が一人おり「にしろ」と呼ばれていましたが、これもどのような漢字を当てるかは
わかりません。そして次の年の「にしろ」にわたしがなったのです。
「にしろ」は前年の祭りが終わった十二月に十一歳の男の子の中から選ばれます。自分で言うのもなんですが、
「にしろ」に選ばれるのは、顔立ちの優しい体つきの華奢な子です。そして選ばれたその日から「にしろ」は
女の子として育てられます。髪を伸ばし、女の着物を着て村長のお屋敷の一間を借りて過ごします。
学校へはその一年は行きません。義務教育なので行かなくてはならないのですが、村立小学校でも問題にはせず
一年間欠席扱いです。そして学校の勉強をしない代わりに、お祭りで舞う踊りを習います。神職が笙の笛、古老がひちりき
などを担当し、陽気ではあるものの現代の音楽に比すればずいぶん間延びした曲を演奏します。生まれつき鈍かったわたしは
習い覚えるのにずいぶんと苦労したことを思い出します。村長のお屋敷から外に出ることはできませんが、毎日のように
両親や祖父母が会いに来てくれました。ただ学校の友達とは会うのを禁じられていたため、それは寂しく感じました。
450:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:30:10.05 ea7+1LKs0
早いもので一年が過ぎ、「おさっしゃ」の前日となりました。この頃には家族との面会もできなくなっていました。
髪はもう肩の辺りまで伸び自分で鏡を見てもまるきり女の子でした。その日は水垢離をして眠ります。
いよいよ当日となれば、朝から薄化粧を施されます。昼中は村は農作業をするものもおらず、平日でも学校も昼には終わります。
お神輿などの神事は特になく村人の多くは提灯を掲げたりして家でお祀りをしています。神職達はこまごまとお祭りの準備をします。
わたしは昼時に神餅を少し食べさせられただけです。そして夕暮れになると巫女のような着物を着せられた「にしろ」は
「にご」という竹で編んだ大きな鳥籠のようなものに入れられ、丸木を組んだものの上に乗せられ男衆二十人ほどに担がれて
かけ声と共に山道をお社へと向かいます。このとき女や子どもは山に登ることはできません。
山道の途中途中にはたくさんの幟が立てられ、お社前の広場には煌々と篝火が焚かれています。「おさっしゃ」はまず、
神職の口上から始まります。村人の中にも意味のわかるものは少ない日本語とは思えないようなものです。その後に
神への贄が捧げられます。酒と御幣と数日前に村人が仕留めた一頭ずつの鹿と猪です。そしてまた祝詞のようなものがあり、
わたしは「にご」から出されます。ここで一年間習い覚えた踊りを披露します。わたしは無我夢中で踊り、なんとか一つも
間違えずに終えました。周りを囲んだ男衆から口々に「よい出来だ」「今年はよい」などの声が聞こえます。
そうして踊り終えたわたしは茶碗一杯の御神酒を一息に飲むように命じられました。
451:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:32:33.05 ea7+1LKs0
そして一同はこれで帰ってしまうのですが「おさっしゃ」はわたしにとってはまだ続きます。明日の朝、里で一番鶏が鳴くまで、
このお社の中に一晩こもって過ごさなくてはならないのです。雪の降る地方ではないのですが、十月の山は寒く薄い白い肌襦袢を
着て過ごすので寝ることはほとんどできないという話を事前に聞いていました。わたしは初めて大量に飲んだ酒のために体が火照り
まだ寒さは感じず、何もない社殿の中の山側の壁にもたれていました。神職がわたしの側に来て「ちょっと怖い目をするかもしれないが
心配ない、何も危険なことはないから、けっして逃げ出したりせずしっかり務めてくれ。」そう言って外に出て扉に錠をかけたようでした。
板のすき間からわずかに見えていた篝火が消され、男達の声も消えました。お社の中は灯りもなく真の暗闇となりました。外はほとんど風も
ないようです。
不思議と怖いとは感じませんでしたし、危険があるとも思いませんでした。なぜならこれまで毎年代々「にしろ」を務めた人たちは、村を出た
人以外はみな健在であったからです。ただし「にしろ」としてこのお社の中で経験したことは、絶対に人に言ってはいけないし、
また聞いてもいけないことになっていたため、どのようなことが起きるのかはわかりません。かすかに木の葉がさやぐ音が壁を通して伝わってきます。
三時間ばかり過ぎ寒くなってきました。これでは寝ることはとうていできません。一枚だけ与えられた薄い白絹の布にくるまり壁にもたれて
膝を抱えていると、ふっと真っ暗で何も見えないのに社殿内の空気が変わったのがわかりました。それと同時に社殿内がものすごく獣臭くなり、
何者かがいる気配がします。それも二頭の息遣いに聞こえます。身を固くしていると、あっという間に白絹をはがされ、わたしの体は宙に浮きました。
ひょいと足首をつかんで持ち上げられたのだと思いました。
452:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:33:22.49 ea7+1LKs0
そして肌襦袢も脱がされ、体中をまさぐられる感触があります、それも毛むくじゃらの手で。何本もの手で全身をまさぐられています。
わたしは怖ろしさで声も立てられず気が遠のいていくのを感じましたが。そのとき獣のうなり声が聞こえてきました。そしてこれは声に出した会話
というのではなく、直接わたしの頭の中に意味として入ってきたものです。
「これは見目よいと思うたがおなごではない」「おなごではないな」「またたばかられたか」「今年もたばかられたか」「酒と獣肉はもろうておこうぞ」
「これは返そう」「うむ、返そうか」そしてわたしの体はどーんと床に投げ出され、今度こそ本当に気を失いました。
そして次に目覚めたのは小鳥の声、そして朝のまぶしい光でした。社殿の扉が開いており神職達が迎えにきてくださっていたのです。
これで話は終わりです。
453:本当にあった怖い名無し
12/06/02 21:56:47.05 L0w6ZQ5D0
にしろは贄代かな?
454:本当にあった怖い名無し
12/06/02 22:44:50.07 8HSJ4uIy0
贄代であれば
=生贄(おなご)の代わりってことかな?
一番初めに男の娘で試そうって考えた人も凄いし、何度騙されても意外とあっさり返してくれる神様に萌え
455:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:02:34.92 mAItl3bVO
>>448-452
面白かった オレは紳士だから「一年も学校を休ませたら教育委員会が黙ってない」なんて言わないぜ!
456:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:22:58.16 VZ0HNwYw0
URLリンク(matome.naver.jp)
スレチかもしれないけど。
正直私はゾクっとしたから。
何でもいいということなので一応貼っとく。
457:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:30:08.01 mAItl3bVO
>>456
このサイトさあ アクセスしただけでアフィカスに金が入るから評判悪いんだぜ アフィリバナーをクリックしなくてもサイトにアクセスしただけでなんだぜ? あんたが管理人て訳じゃないならurlじゃなく本文コピペして貼ってくれよ
458:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:44:51.79 9Ae+3yIo0
138 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2007/08/26(日) 10:20:18 ID:6C6mbRfK [1/6]
その手紙が初めて届いたのは、10年ほど前のことだ。
今どき封書なんてよっぽど大切な知らせかと思ったが、差出人の名がない。
いったい、誰から?
「あなたが必要です」
中の便箋に書かれていたのは、それだけだった。
簡単すぎる1行だが、読みようによっては熱烈なラブ・レターにもなる。
しかし、私はもうそんな年ではない。
単なるイタズラとも思えない。あなたが必要?
このひとりぼっちの私のことを必要としてくれる人間がいるのか?
私は紙切れを持ったまま考え込んだ。
そうだ、もしかしたら…
その時、電話のベルが鳴った。
「あの…もしかしてあなた、手紙くれなかった?」
別れた女房だった。話を聞くと、彼女のところにも、
私に来たものと全く同じ1行が記された、謎の手紙が届いていたのだった。
私は別に照れることなく、実は自分も同じことを……
つまり、彼女が私に送った手紙なのではないかと考えていた、と告白した。
私達は大笑いした。謎は謎のままだったが、
でもその手紙がきっかけになって、私達はよりを戻したってわけだ。
459:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:45:16.89 9Ae+3yIo0
さて、この手紙は私や妻だけではなくありとあらゆる人々に送られていたのだ。
しかもそれから毎年、同じ時期に、同じ文面のものが届けられるようになった。
数年も経つと、それが自分だけでなく、
国中のありとあらゆる人間に配達されているものだということを知らない者はいなくなった。
誰が何のためにやっているのかわからなかったが、
やがて誰もが、これを定例の行事として受け入れた。
毎年、秋風が吹き始める頃。
ぼんやりと寂しい日常の中すっかり忘れかけている時、
ふいにその差出人不明の手紙がまた届く。
そして、「あなたが必要です」、そう告げられる。
もしかしたら、自分のことを必要としてくれる人がいるかもしれない。
誰もが一瞬、本気でそう思う。
そうだ。自分だって必要とされている。誰に?
自分もまた、必要としている。誰を?
そうして、皆、思い思いに誰かに連絡を始める。
けんかして気まずくなっていた恋人に。家出したきりになっていた実家の両親に。
たくさんの人々がそれで仲直りした。それが縁で新しく出会った人々もいた。
たった一口のブランデーが凍えた体に血を巡らせるような、
この手紙にはそんな効果があった。
460:本当にあった怖い名無し
12/06/02 23:45:48.44 9Ae+3yIo0
病んだ都会で、皆、疲れ果てながら生きている。
おびただしい数の不幸や不運が、メッセージを待ち望んでいた。
その文面はわかりきっている。
しかし毎年たくさんの人々がこれで勇気を、友情を、愛情を取り戻してきたのだ。
自殺を思いとどまった人もいる。
今年も、例年と同じように、他の人々と同じように、私は手紙を受け取った。
封を開き、ほっとするようなわくわくするような、不思議な気分で白い紙を取り出す。
…私は自分の目を疑った。
今年のメッセージは、例年のものと違っていたのだ。
そして、この手紙の差出人が本当にやりたかったことを理解し、慄然とした。
そこにはこう書いてあった。
「お前は、もう不要だ」
461:本当にあった怖い名無し
12/06/03 00:30:24.38 TS9Xo0kHO
「私」が何かをやらかしたから不要扱いになったの?
なんの脈絡もなく、いきなり不要宣告じゃ不条理過ぎてちまらない
462:本当にあった怖い名無し
12/06/03 01:29:24.48 wozgaTKe0
「お前は、もう腐葉土だ」
463:本当にあった怖い名無し
12/06/03 01:55:13.95 A0k3Q96U0
「お前は、もう死んでいるだ」
464:本当にあった怖い名無し
12/06/03 13:14:43.77 MzEIv52gO
これがアスペだ >>461
465:本当にあった怖い名無し
12/06/03 13:30:17.55 Y5RzEqKm0
・・・オリジナルなら悪い話ではないと思うけどね。
もうひとひねりするならこんな感じか。
例えば「あなたが必要です」の2通目からの手紙には、異星人からという宛名が
あって宇宙から来たメッセージということにする。むろん主人公は半信半疑。
で、最後の手紙には 「お前たちは、もう不要だ」と書いてて、宇宙人の総攻撃が始まるとか。
または、主人公が自分も人のために役に立ちたくて自分で「あなたが必要です」の手紙を匿名で
書くとか。するとその年には「お前は、もう不要だ。」の手紙が来るとか。
その他にもいろいろ考えられるけど、オリジナルよりよくなるかなあ・・・
466:本当にあった怖い名無し
12/06/03 13:49:45.13 MzEIv52gO
設定を捻りすぎても冗長になる 心あたりがないのに必要とされ また不必要とされた不気味さがいいんだ 必要不必要の理由付けがなくても充分面白い
467:本当にあった怖い名無し
12/06/03 14:01:16.02 +1rbCZuW0
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468:本当にあった怖い名無し
12/06/03 20:06:06.43 5wQHdd4y0
最初から絶望させることが目的で引き返せないくらい依存させて突き放すってのを
一個人相手じゃなくて社会レベルでやったよこわいねって話じゃねえの?
469:本当にあった怖い名無し
12/06/03 22:26:45.76 MzEIv52gO
そんな深い話だったのかよ 後味悪いスレ向けかと思ったけど そう考えると確かにそら恐ろしい話ではあるな
470:本当にあった怖い名無し
12/06/04 19:16:01.69 nT+76C470
10年くらいまえ家の居間で、家族みんなでテレビをみていた。
晩御飯食べたあとだから八時頃か。
当時小学生だった弟が急に立ちあがり、電話に向って歩き始めた。
弟は自分から誰かに電話するようなことはまずなかったので、誰に電話するんだろう、と家族みんなでなんとなく弟の方に注意をむけていた。
すると弟は受話器を取ると番号も押さずに誰かと話し始めた。
「え!? そうですか。はい」
弟はそれだけ言って受話器を下ろし、こちらに向いた。
「おばあちゃんが死んだって」
僕らは慌てたが、祖母のいる病院に念の為に電話してみると、ついさっき、それも5分くらい前に息を引き取ったと告げられた。
病院の事務員のほうが驚いていた。これから電話差し上げようとしていたのにと。
僕らはなにがなんだかさっぱりわからず弟を問い詰めたが、やつはきょとんとしてこういった。
「だって、電話が鳴ってたのにだれも出ないから僕が出ただけなのに」
もちろん僕らは誰も電話のベルなんて聞いてない。
それで誰からの電話だったのかと聞くと、
「わかんない。知らない女の人の声で『おまえのおばあさんが死んだよ』っていわれた」
我が家ではそれ以来弟が電話を掛けようと立つたびにビビリます。
471:本当にあった怖い名無し
12/06/04 20:10:34.16 OFgRVj280
誰の声なのかね。死神?守護霊?ご先祖様?おせっかい焼きの他人?
実話とすれば興味深い話だね
472:本当にあった怖い名無し
12/06/04 23:28:52.11 BY9Mq4Gq0
おまえの~のくだりで鳥肌たった(;゚Д゚)
おまえって呼ぶことは身内じゃないってことだし
ご先祖様が優しく教えてくれたのなら怖くないのに
473:本当にあった怖い名無し
12/06/04 23:41:32.01 hoWjU3zZO
しかし知らない人がバーチャンの死を教えてくれるってのも妙だよな ご先祖は何やってんだよ
474:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:12:40.90 g7GCb+yj0
子どもの頃ひい爺さんから聞いた話を書きます。
ひい爺さん(以下爺さん)は明治の早い時期の生まれで、しかも山村で育ったため
いろいろと奇妙な風習を知っていて、自分が子どもの頃によく話してくれました。
爺さんの村では送り番という役回りがあり、これは三軒ひと組で回り番で当たる遺体の
埋め役のことだそうです。当時爺さんの村はまだ土葬で、寺で葬式を行った後に遺体の
入った棺桶を荷車にのせて村はずれにある墓域まで運ぶのです。村の顔役や男手のない家
では代わりを頼むこともできましたが、葬式では酒も振るまわれ些少の礼金も出たそうです。
ただ遺体は棺桶(これは四角い棺ではなく丸い大きな桶)ごと埋めると場所と手間、費用も
かかるので、4~5尺ほどの穴を掘って、死装束の遺体をそのまま埋めるのだということでした。
そうするうちに村で人死にがあり、これは当時では珍しく自殺だったそうです。五十ばかりの
百姓が土地争いの裁判で負けて先祖代々の耕作地をすべて失ったのを苦にしてのことでした。
そして爺さんと組んでいた埋め役の一人が訴訟の相手だったのです。これは具合の悪いことでした。
遺族もその人にやってほしくはなかっただろうと思うのですが、その人は、葬式には出ないが
村のしきたりの埋め役はやるといって頑としてきかず、これは後で考えると村内で弱みを見せたくない
という虚勢や打算があったのではないかと爺さんは言っていました。
475:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:13:06.41 g7GCb+yj0
葬儀では棺の中に古銭を入れたりなど各地でさまざまな風習があるものですが、爺さんの村では
遺体の口の中に鬼灯(ほおずき)を入れるということをしていました。表向きは死出の旅の慰めに
ということになっていましたが、本当は死人が口を利いたりしないよう封じるためだったろうとのことです。
葬式が終わって、寺の外で待っていた訴訟相手の人ともう一人の人と三人で荷車に棺桶や鍬などの道具をのせ、
街灯もない街の灯りもない月もない夜道を、くくりつけた提灯の明かりだけを頼りに出かけていった
そうです。墓所までは三十分ばかり、さらに小一時間ほど穴を掘って遺体を桶から出して穴に下ろします。
丁寧にやっていたつもりでしたが、底まで一尺ばかりのところで誰かの手が滑ったのか遺体を頭から
穴に落としてしまいました。するとポンと音を立てて口から鬼灯が飛び出しました。
もう後は土をかけるだけでしたので、鬼灯はそのままにして腹から土をのせていきました。さすがに
顔に土をかけるのはためらわれるので、一番最後になることが多いのだそうです。爺さんはこれでもう
終わったようなものとやや気を緩めていたところ、急に月が雲間から出て穴の底まで射し込み、死人の
顔を照らし出しました。すると死人はかっと目を見開き、目だけを動かして辺りをねめ回しておりましたが、
訴訟相手の人を見つけるとその顔を見据えて、吠えるような大声で「お前が送り番か、悔しい」と叫んだのです。
もちろん三人は鍬も何もかも放り出して一目散にその場を逃げ出しました。
476:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:13:46.83 g7GCb+yj0
葬式を行った寺に駆け込んで一部始終を住職に話しましたが、住職も怖じ気づいたのか確かめるのは
日が昇ってからということになり爺さん達は寺の一間を借りて過ごし、住職は朝まで経をあげていた
そうです。翌朝になりますと訴訟相手の人の姿が見えなくなっていました。無理をいって隣町から
医者を呼び一同で墓所に出向いてみると、野犬などに荒らされることもなく遺体は穴の中で顔だけ
出した昨晩のままでした。もちろん掘り返して医者が確認しましたが、亡くなってからずいぶんと
時間が経過しており生き返った様子もないとのこと。ただ当時の医学だからどれだけ信用がおけるか
わからんよ、と爺さんは笑って話してくれました。遺体の目は昨晩最後に見たままにかっと見開かれた
状態で、閉じさせるのが大変だったそうです。
もう一度日中に埋葬が行われ、今度こそ何事もなく執り終えました。訴訟相手の人は半年ほど行方が
わからなかったのですが、猟師が山中で首を吊っているのを見つけました。そうして死体を下ろしたときに
口からぽんと鬼灯が飛び出たのだそうです。
爺さんは作り話で子供を怖がらせるような人ではなかったと思っていますが、この話に関しては半信半疑という
ところです。もうずいぶん前のことになりますので、記憶違いなどがあるかもしれません。
477:本当にあった怖い名無し
12/06/05 00:55:50.55 wS9c7A3JO
>>462
【腐葉土】って真ん中にデカく書かれてる腐葉土の袋
思い出して、ちょっとフイタw
478:本当にあった怖い名無し
12/06/05 08:09:12.73 pE6hCfTy0
>>474
面白かった!悔しさのあまり憑りついたのかもしれないね。
話の内容からすると昭和30年代位に薄暗い電球の下でその話を聞いたのかな。
それなら怖さも倍増しただろうね。ありがとう!
479:本当にあった怖い名無し
12/06/05 22:16:50.52 RMCStbpq0
>>448 >>474
怖い話として良いものを読みました。
個人的にはこういう風習絡みの話が一番おもしろいな
480:本当にあった怖い名無し
12/06/05 22:55:19.11 f6ltr8/J0
以下は数日前の事です。
寝るまぎわで、うつらうつらしていたのですが、目をつぶっているのに、
人間の顔の下半分が目の前にうっすらと現れました。
意識はしっかりしていたので、よく見てみると、それは自分の顔の様でした。
鼻から口、あごの一部まで見えています。
そこで、実験してみようと思いました。
目をつぶっているのに見えるこの自分のような顔ははたして現実のものなのかどうか。
自分の口を開けてみました。
目の前に見える顔の口もあきました。
舌を上下させてみました。
目の前に見える顔の舌も上下に動きました。
間違いありません。これは今現在の自分の顔です。
目をつぶっているのに、鏡が前にあるように映っています。
まぶたのすきまからひょっとして見えているのかとも疑いましたが、
よく考えたら、目を開けていたって、自分の口なんか見えやしない。
今度は舌を丸めてみました。
やはり、目の前の顔の舌も丸まりました。
これ以上やってもキリがないので、やめました。
たぶん意識の半分が離脱して、自分の顔でも眺めていたのでしょうか・・。
翌日、この事を思い出した時、ちょっと妙な事に気がつきました。
実験している時は特に気にしなかったのですが、
目の前に見えた顔の口や舌の動きは、私がやってみた後、
一テンポ遅れて同じになるのです。鏡の様に同時ではないんです。
つまり、目の前の顔は、私の口や舌の動きを まね していただけなんです。
481:本当にあった怖い名無し
12/06/05 23:17:27.85 sD30PrI70
15年くらい前、俺がまだ中学生だった頃に体験したことを書いてみます。
俺が住んでいたのは大きな市の郊外にある新興住宅地で周りはみな同じような新しい家がたち並び、
当時は俺の家族も引っ越してきたばかりだったので、
小路を一本間違えて入ると自分の家のすぐ近くなのに迷ったりすることもありました。
引っ越してから半年あまりたった頃に町内で殺人事件がありました。5歳になったばかりの女の子が
町内の公園で殺されたのです。たしか日曜の午後早くのことだったと記憶しています。
主婦だった母親が弟の乳母車を押して散歩の途中、知り合いと会って立ち話をしているすきに、
その女の子が近くだった公園に走り込んで遊具で遊ぼうとしてトイレに連れ込まれ殺されてしまったのです。
しかもこの手の事件は絞殺が多いのに、刃物で腹部を刺されるという残虐な犯行でした。
短時間で犯行が行われたこと、現場が迷路のような新興住宅地の一角であることから、警察は近所に住む者に
嫌疑をかけているという噂が広がり、小学校では集団登校の班が組まれるなど当時は大変な騒ぎでした。
俺は中学生で自転車通学でしたが、たまたま通学路がその公園の脇の道にあたっていたため、
十分気をつけるようにと学校と家族から注意を受けていました。ただ俺は男だし中学生には見えない大柄な
体格をしていたし、公園から道路をはさんだ反対側は当たり前に民家が立ち並んでいたので、
そう怖いと思うこともなく毎日通っていました。
482:本当にあった怖い名無し
12/06/05 23:17:53.21 sD30PrI70
その公園はさして広くはなくちょうど宅地一軒分くらいで、遊具も回旋塔とブランコ、ジャングルジムに砂場が
あるくらいです。トイレの周囲に10本くらいの木が立っていましたが、それが犯行を隠した原因とみられ、
事件後はすべて伐られました。そのためそれまで葉陰になっていた町内の案内板がよく見えるようになりました。
犯行があってから3ヶ月くらいたったある日、部活の帰りだったので7時半くらいでしょうか、
俺はその公園の横に自転車を停め案内板に向かいました。社会の公民で地域の発展といった授業があり、それで
町内の商店数を数えてみようと思ったのです。
事件の後公園の外に街灯が設置され十分に見える明るさでしたが、その時に俺はおかしなことに気づきました。
その案内板の半分くらいが汚れて黒くなっているのです。近づいてよく見るとそれは小さな手の跡が
いくつもついているようでした。ふと、夜だから黒く見えるけれど昼ならば赤黒いしみに見えるのではないかと
考えてしまい、急に水を浴びせかけられたようにぞっとしました。それで自転車に飛び乗って全速力で
家に帰りました。次の日の朝、その道を通るのをやめようかとも思ったのですが、思い切って家を早めに出て
もう一度その掲示板の前に立つと、遠くからは全体的な汚れに見えるのですが、近づいてよくよく見ると
うっすらとしたたくさんの小さな手の跡です。しかもやはり乾いた血のように思えます。
俺の町内は8丁目までありましたが、国道を挟んで1~4丁目と5~8丁目に分かれています。そして手の跡は
1~4丁目側にすべてついているのです。その時俺は、この公園で殺された女の子に幽霊話が出ていることを
思い出しました。それは夜半に車を走らせていると、その時間には外に出ているはずのない小さな女の子が
よろよろした足どりで道を歩いている。車を停めようかどうか迷っていると、いつの間にかその子の姿は消えて
しまうというような話で、学校でも噂になっていました。そして、よく考えてみるとその目撃があった場所は
自分の家があるのと同じ国道の西側、つまりこの手型がついている側なのだと思い当たったのです。
483:本当にあった怖い名無し
12/06/05 23:18:38.83 sD30PrI70
このことに気づくと俺はとても奇妙な考えにとらわれてしまい、ものすごく怖い気持ちになりました、そうして
その道を通るのをやめ、相当遠回りして学校に通うようにしていました。
それから3ヶ月ほどして母が急病になりました、2・3日前から具合が悪く、医者にいったところ風邪だろうと
いわれて勤めを休んでいましたが、夜中に高熱と激しい咳き込みにおちいってしまい救急車を呼んだのです。
救急車には父と自分が乗り込み救急指定病院へと向かったのですが、そこは町内の7丁目、国道の東側にありました。
幸い急性肺炎であるものの症状は重篤ではないとわかり、父が病院に付き添うことにして自分はタクシーで家へ戻る
ことになりました。夜中の2時過ぎです。
病院の前に常に待機しているタクシーに乗り込みました。住宅地であり道を通る人影はありません。そのとき前の方の
家の門の陰から小さな女の子がふらふらと出てきて車の前を横切ろうとしました。俺は後部座席に乗っていましたが
その姿ははっきりと見えました。運転手さんが急ブレーキをかけ、車の外に出ました。ひとしきりあたりを見回して
いましたが「おかしいな、誰もいない」といって戻ってきました。そして車を発進させたのですが、車窓から後ろを
振り返った俺は、真っ黒なシルエットになった小さな女の子が両手をあげてスキップするようにして一軒の家の門内に
入り込んでいくのを確かに見ました。
そらから1週間ぐらいして、新聞に女の子を殺した犯人逮捕の記事が載りました。殺人犯は浪人中の予備校生で、
本人が警察に出頭したとのことです。その日の新聞には書かれてはいませんでしたが、後日犯人の住所がわかり、
それはあの日俺が病院の帰りに女の子の影が走り込んでいった家そのものでした。・・・もう書くことはあまりまりません。
犯人が逮捕されたことで俺も何となく軽い気持ちになり、ひさびさに公園の横の道を通ってみました。案内板を見ると
小さな手の跡は以前より増えていて、国道の5~8町目側にまで及んでいました。そして女の子を殺害した犯人の家の
上には手型ではなく文字らしきものが書かれていました。薄く、しかも上の方なので俺は伸び上がってその字を読みました。
そこにはたとどたどしい筆跡で「ここだ」とあったのです。
484:本当にあった怖い名無し
12/06/06 16:21:21.83 boto2ZH0O
>>483 >もう書くことはあまりまりません。
たった一度の誤字で全てが台無しにw
485:本当にあった怖い名無し
12/06/06 16:35:06.07 jE+bOQO/O
なかなか面白かった
486:本当にあった怖い名無し
12/06/06 18:58:45.89 MDvy3SQS0
自分の親父と骨董の話を書きます。
親父は紡績の工場を経営していましたが、何を思ったか50歳のときにすっぱりと
やめてしまい経営権から何から一切を売り払ってしまいました。これは当時で十億
近い金になり、親父は「生活には孫の代まで困らんから、これから好きなことをやらせてもらう。」
と言い出しました。しかしそれまで仕事一筋だった父ですから、急に趣味に生きようと
思っても、これといってやりたいことも見つからず途方に暮れた感じでした。
あれこれ手を出しても長続きせず、最後に残ったのが骨董品の蒐集でした。
最初は小さな物から買い始めました。ありがちなぐい呑みや煙草の根付けなどです。
「初めから高額の物を買ったりして騙されちゃいかんからな。小遣い程度でやるよ。」
と言って骨董市で赤いサンゴ玉がいくつか付いた根付けを買ってきました。
「何となく見ていてぴーんとひらめいたんだよ。このサンゴ玉は元々はかんざしに
付いていたのかもしれないね。」などと言って、書斎に準備した大きなガラスケースに
綿に乗せて置きました。これが我が家の異変の始まりです。まず親父になついていたはずの
飼い猫が書斎に入らなくなりました。親父が抱き上げて連れて行ってもすぐに逃げ出して
しまうのです。さらに家の中の物がなんだか腐りやすくなりました。梅雨時でもないのに
食パンなどは買ってすぐに黴に覆われてしまったりして、台所は常に饐えた臭いがするように
なりました。それから家には小さいながら庭もあったのですが、全体的に植木の元気が
なくなり、中には立ち枯れるものも出始めました。また屋根の上の一ヶ所につねに黒い煙いの
ようなものが溜まり何人もの通行人に火事ではないかと言われたりもしました。しかし
はしごをかけて屋根に上ってみてもそこには何もないのです。
487:本当にあった怖い名無し
12/06/06 18:59:09.09 MDvy3SQS0
その頃、親父は時宝堂という骨董屋の主人と親しくなりました。その人は小柄な老人で
親父が金があると目をつけたのか、ちょくちょく家に尋ねてくるようになったのです。
ある日親父は家族に向かって「この間から、家の中がちょっと変だったろう。どうもあの
サンゴの根付けが原因らしい。時宝堂さんから聞いたんだが、ああいうものはお女郎さんの
恨みがこもってるかもしれないってね。だが、そういうのを打ち消す方法もあるって話だ。
それでこれを買うことにしたよ。」と言って一幅の掛け軸を見せました。それはよくある
寒山拾得(中国唐代の2人の禅僧)を描いた中国製で、それほど高い物には思えませんでした。
そしてそれは和室の床の間に飾られることになりました。掛け軸が来てから家の中の異変は
いったん収まったようでした。相変わらず猫は書斎へは入らないものの、植木は元気を取り戻し、
物が腐りやすいということもなくなったのです。親父は、「古い物はほとんどが人間の一生以上の
歴史を持っていて、中には悪い気を溜め込んでしまっている物もある。そういうのの調和を取るのが
骨董の醍醐味だと時宝堂さんから聞いたよ。」と悦に入っていました。
ある日のことです。当時自分は中学生でしたので和室に入る用などめったになかったのですが、
たまたま家族が留守の時、学校で応援に使ううちわが和室の欄間に挿されていたのを思い出して
取りに行ったのです。すると家の中には誰もいないはずなのになぜか人の話し声が聞こえてきます。
ごく小さな声ですが和室の中からです。ふすまの前で聞いているとこんな感じです。
「・・・・これで収まったと思うなら浅はかな・・・。」「ただ臭いものに蓋をしたにすぎないだろ
・・・今にもっとヒドイことが・・・。」どうも二人の人物が会話をしているようです。
自分はコミカルな声調だったのであまり怖いとも思わず一気にふすまを開けて見ました。
しかし当然ながらそこには誰もいませんでした。
ただ床の間の絵を見たときに、なんだか2人の僧の立っている位置が前とは違っている気がしました。
そしてそれから2・3日後、夜中に家に小型トラックが突っ込んでくるという事故が起きたのです。
塀と玄関の一部を壊しましたが幸い家族にケガ人はありませんでした。