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心が人生を形成する大切なものでありながら、人間はその動きを自由にできません。
怒りっぽい人はついかっとなったり、落ち込みやすい人は小さなことにくよくよしたり、
頑張りたいのに気持ちが乗らなかったり、体に悪いと分かっていても、つい食べ過ぎたり、
飲み過ぎたりしてしまうこともあります。
それは、だれもが自分の意思で生きているように見えても、自分自身の運命実体に
導かれて人生を歩んでいるからです。人間は、神から命を与えられると同時に、
運命を授けられて、この世に誕生します。神が人間に与えられた運命は、仕合せになれる良い運命です。
花であれば、種類によって咲く時期が違うように、人間も一人ひとりがその人なりの花が咲く
良い運命を神から受けているのです。
併せて、親、先祖からは肉体とともに、遺伝的な形質や性格などを受けています。
それが実体といわれる部分です。運命と実体が絡み合った運命実体が、
その人の心の動きや生き方を左右していきます。