12/03/06 04:25:56.61 D+GssxFzO
流れ豚切りでごめんなさい。
前に、サービスエリアで植え込みに自転車で突っ込んだ幽霊の話を書いた者です。
同じ上司とオカルトな話をしていたら、「くねくね?俺見たかも」と言い出したので、書き込みます。
彼は趣味が沢山ある。
バイクに釣りに、登山も趣味で、たまにふらっと山を登りに行くんだそうです。
その時は、県外の大きな山で、長閑な山道を楽しんで登って、のんびり下りだした。
この調子なら夕方前には下れるだろう。
なのに、何故か道に迷った。コンパスも効かない。
このまま歩いても仕方ない。キャンプを張れそうな場所で野宿するしかない。
日が出たら、また道を探そう。
真っ暗になった山道を、月の明かりを頼りに歩いた。
左手は鬱蒼とした山の森。深い闇が、木々の隙間から迫るようだった。
右手は崖のようで、下に川が流れている音がした。
ひたすら歩くと、先に光が見えた。
白い光が揺れている。
なんだろう?
山であんなものは見たことがない。