12/02/12 21:52:27.52 2nbwd2BT0
また、生物として生まれる者は、生まれる直前に3つの選択肢を与えられるらしい。
この選択肢は絶対的なものでは無くて優先度の問題なのだが、
大抵は「1、健全な体」「2、健全な精神」「3、人間に生まれたい」という選択をする。
ところが、上記以外の強い希望を持つものも少なくない。
つまり上記よりも強い希望があって優先度を入れ替える者も少なからずいるんだとか。
優先度の問題だから、選択したものが完全かつ終生に渡って叶うわけではない。
そこでリスクを取って敢えて違う何かを選択肢に加える者もいるらしい…。
例えば「人間以外に生まれたい」とか、「決して忘却しない記憶が欲しい」とか、
「○○の時代に生まれたい」とか…。
そうした選択によって叶うもの以外にも、それなりの配慮のようなものがあって、
家族になる者などは前世で、何らかのつながりがある者が結びついていたりする。
それは良い関係だけでなく、良くない関係の場合もある。
すべては戯言にしか聞こえないのだが、そういう話を聞くと妙に納得のいく事や、
やりきれない事件や不幸な生い立ちの真相が垣間見えることもある。