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このような過程を経て、神道は、明治天皇や国のために命を犠牲にした人、あるいは明治以前の
徳をもった人物などを祀るようになった。それ以前に存在した神社のあり方も、教義はすべて
東京が書き換えたのだ。
神前結婚式を初めて行ったのは義人親王(大正天皇)であり、七五三という子どもを神社に
連れて行く慣習も大正時代に出来上がった。
関西エリアでは七五三はなかなか普及せずに、「13歳になった子供をお寺に連れて行く」
という旧来の慣習がしばらく続いた。
江戸時代には、神社は「七福神」に幸運を祈る場所だったのだ。
旧来は、陰陽師が幸運な方向を決めて「恵方詣で」と呼ばれる場所にある神社やお寺に
行く慣習があった。
これらの慣習を「神社が行う」という発想も東京が20世紀に書いたものだった。