12/01/31 01:24:30.55 IWuqSyp7O
続き。
今までも相方の部屋で気配を感じる事はたまにあったが、相方は「たまに誰かいるけど悪い感じはしないから、ごゆっくり、って思ってるとしばらくして消えるよ」と言っていた。
正体は不明だが、相方と私は男性っぽいと感じていた。
その日の夜からだった。
私の家は病人がいて発作に気付かないとマズイので各部屋の襖は開けたまま寝ている事が多いのだが、夜中に誰かがそーっと廊下や私の部屋、母の部屋を歩き回っている足音と気配がするのだ。
もちろん姿は見えない。
翌朝家族に尋ねても誰もそんな事していないと言う。
母のイビキは聞こえていたし、父の部屋から出る時は床が軋んで音がするから出て来たら解るが、その音はなかった。
そんな事する理由もない。
その晩もだった。
4日目位にはなくなり、飽きて相方のマンションに帰ったのかもしれない。
今でも相方の部屋ではたまに気配を感じる。
猫はたまに動きを止め、一点を見つめていたり、何かを目で追っている。
オチもなく、怖くもなくてスマン。
よければまた体験談書かせて。