12/01/25 22:03:36.15 iD5rdAsI0
伯父「○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」
伯父「どこの大学に行っているんだ?」
俺 「プ大、あっ、プール大学です」
伯父「そうか、水泳の大学か!水泳得意だったもんな!でも浪人しなくてよかったな!」
「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!天使大学に行ったよ!天使の大学だ!!(勝利者宣言)」
親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、天使大生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」 「○○も大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」
向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から天使になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「天使大に行っているんですよー。(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」
俺 「プール大」
伯父「○○に勉強教えてやれよw」
俺 「ニヤニヤ(よだれをたらす)」
××・伯父「ニヤニヤ(白目をむく)」
俺 「ニヤニヤ(よだれをダラダラたらしながら意識が薄れていく)」
その場に足からぐにゃりと崩れるようにして倒れた俺を見て××とその伯父の顔色が変わり、
動揺を隠せなくなった伯父親子はしばらくして大声で泣きながら痙攣した。
以後、伯父親子は、白目を向きながら痙攣し続け、救急車で運ばれたらしい。
会社帰りに幼稚園児が泣いているのを見た。
誰かの泣き声は僕を大学1年の春に連れ戻し、
薄れていく意識の中で聞いたあの伯父親子の泣き声を二人が生きてるかのように蘇らせた。
歯を強く噛み締め、地面の点字ブロックを睨みつけながら自宅に帰り、
鏡を見ると充血した目をした自分がいた。