12/02/18 21:26:22.21 dA4oYTy+0
高校生のときの話。
ある夜、私は眠れずに自室のベッドの上で横になっていた。
するとなぜだろう、若い男の声がする。我が家に若い男はいない。零感の私でも一発で幽霊だと分かった。
そのうちどんどん私に近づいてきて、とうとう私にのしかかってきた。
私は恐怖で固まったが、若い男は私に乗ったままじっとしている。
このままでは何も進展しない、ええいままよと私は目を開け幽霊の顔を拝むことにした。
あらやだ、イケメン………。
黒髪をオールバックできちっとかため、目もとは涼やかで口には微笑みを浮かべている。
これで眼鏡だったらベストだったのだが贅沢は言うまい。ごちになります。ちなみに声もイケメンボイスだった。GJ
しばらく鑑賞していると、突如幽霊が私の首に手をかけた。
幽霊は微笑みを絶やさずに手にじょじょにじょじょに力をいれて、私の呼吸を圧迫してきた。
真綿で首を絞めるように、とはまさにこのこと。