11/12/29 14:20:47.34 LByTB6Ld0
>>612
【>>618の続き】
3.11の際、フィリピン海プレートの北端部が断層破壊の南下を食い止める役割を果たしたという説はよく知られている。
今回、その部位で大規模な崩壊が起きたことによって、支えを失ったドミノのように断層破壊の南下が再び進行し始めたのである。
その結果、先ほどの地震から数時間後に、千葉県東方沖の日本海溝寄りを震源として、M8.5の巨大な「津波地震」が発生。
茨城県と千葉県外房の沿岸部には10mを超える大津波が押し寄せた。
この地震による揺れは最大震度3にすぎなかったが、そのことが油断を生じさせ、津波からの避難を遅れさせる結果になった。
先ほどのスラブ内地震による停電が続いていたこともあり、情報伝達の手段を断たれた地域が多かったことも被害を増長させた。
津波は東京湾にも回り込み、0メートル地帯を水没させただけでなく、河川を遡上して都内から埼玉県南部までの広大な地域を浸水させた。
津波来襲の可能性など全く考慮されていなかった東京の都市構造は、この津波で瞬く間に破壊されたのであった