11/12/08 12:02:48.91 uItmoc4S0
「自串」についてお尋ねします。
古い少年マンガ雑誌を蒐集してるのですが、その中にこんな読み切りがありました。
「自串」(桝谷たけし 掲載誌:少年キング1974年53号)
タイトルの「自串」とは、マンガ中のセリフを借りて言うとこんな超常現象です。
「上下の枝が幾又にも分かれておるのに…ヒバリの体が割けもせずに突きとおっておる」
そして、話中で「和尚」が主人公の少年に語る「自串」の事例が3つ出てきます。
1.木の葉の自串
1818年、「平尾」という名前の画家が、自宅庭のナシの木で見つける。
2.ヒバリの自串
「1.」の20年ほど後、今の青森県、船水村で松助(しょうすけ)という農民が発見。
城に献上して評判となる。
3.フナの自串
葉を茂らせ、水底に根を張った芦に、フナが貫かれているのを発見される(年代不詳)。
気になるのは「1.」です。西暦年を含めたシチュエーションが妙に細かい。
さらに「2.」に出てくる「船水村」も実在した村で、現在は弘前市の一部になっている。
でも、「自串」でググっても何も見つからないわけで。
(このマンガ自体に関する情報のみヒットする)
この現象が「桝谷たけし」の純粋な創作なのか、それとも文献に記録されていることなのか。
何かご存じの方がいらっしゃいましたらお教え願います。