11/09/05 05:12:29.71 Bq6d/IRM0
>>319
金長狸ではなく、伊予の喜左衛門と言われていますね。
日露戦争時に小豆に化けて大陸へ渡り、
上陸するとすぐ豆をまくようにパラパラと全軍に散った後に赤い服を着た兵隊に化けて戦ったとか。
ロシアの将軍(クロパトキンと言われてます)の手記に
「日本軍の中にはときどき赤い服を着た兵隊が現れ、
いくら射撃しても平気で進んでくる。この兵隊を撃つと目がくらむという。
赤い服には、○に喜の字のしるしがついていた」 という事です。
空亡は、百鬼夜行の最後に書かれている黒雲の中の赤い太陽のことでしょうか。
私もこの話を聞いたのはゲームの大神が出て以降と記憶しています。
名前の無かったコレ(赤い太陽)に荒俣宏さんが名を付けてそこからゲームと融合して~とかいう話だと思います。
元は「太陽が昇ればお化け・妖怪はそこまでよ」といった話の纏めのための絵として太陽を書いた、というのが多くの解釈でした。
私よりも詳しい説明の方がいますので
「スープの底の高書架」というサイト(掲示板?)で空亡で検索すると出てくると思います。
強さ、怖さ、禍々しさ、という意味で最強というなら怨霊となった天皇ではないでしょうか。
崇徳天皇の怨霊は当時の日本社会を長期に渡り不安定な状態にしたことでも有名ですしね。
さすがに日本全土への猛威を振るった、というモノはイザナミの神(一日に千人殺す)以外では
なかなか居ないんじゃないでしょうか?