11/08/22 19:23:46.28 MD755cC/0
>>267
まず、怪異・妖怪として確立する為には
・認識:大勢の人が得体のしれないモノと恐怖する
・伝播:都市伝説などの大きな噂になる
・理由:存在する為の事柄、事件、名前がある
などが必要でしょうか。
もやしもんの菌類のキャラクターを本当に居る!と認識する人はごく少数かと思います。
また、現代の人は菌類による発酵、という現象をある程度理解しています。
まったく訳の分からないモノとはいかないかと思われます。
逆に作りモノのキャラクターから妖怪化しそうなモノもあります。
トトロなんかが良い例でしょう。
元々は木の洞にいるならこんなのが居るだろう、という人の創作のモノですが、
多くの人がその絵を見て「あ~こんなのが居そうだ」と思えてしまいます。
映画という大勢の人が見る(特に小さな子たち)ため、伝播の速度はとても速いです。
劇中でその正体を明確には明かさずにいる為、優しいけど訳の分からないモノであります。
特に小さな子ならイメージとしてずっと強い印象で残ると思います。
「おとうさん、あのおっきな木にはトトロがいるよ」「あぁ、いるかもね」となればより信じるでしょう。
大の大人でさえ、夜の暗がりでざわめく木々は良い気がするものではありません。
その枝がバキリと折れて落ちてきたなら、虫食いとは疑わず、何かが居た!と思うかもしれません。
こうなると、怪異としての存在は有る事になるのかもしれません。