11/08/19 16:06:04.15 8qoOPGki0
>>264
最近の考察では、
一本だたらは鍛冶を行う山師の一族の人を
平地の人が見た際のインパクトが妖怪像に移行した、という説が多いですね。
昔は、鍛冶とは山師の一族に伝わる秘法ともいうべき製鉄技術でした。
たたら(ふいご)を踏む為片足のみ肥大化し、
高温の溶けた金属の具合を片目で直視する為に片目は潰れた人を
何も知らない人が見たらびっくりするでしょう。
山(鉱石のある)で片目、片足を悪くしている人が頻繁に目撃されれば
知らない恐怖から化物へ転化するのもうなずけます。
その為、山の神様・妖怪はそのほとんどが片目・片足なのはその名残ともいえます。
しかし、日本のすごい所は大勢の人が想像し、認識し、恐怖すると
”それ”の存在が当たり前になってしまうことです。
元は山師の姿でも、妖怪(神)としての姿を得られたならば霊気や神気を凝縮し
その姿と性格を具現化して現れるのだと思います。
さすが八百万の神の国ですw
私説ですが日本の妖怪は日本人の無意識による精神的なエネルギーが
実体化する手助けをしてるんじゃないかな、と思います。
浪漫ですねw