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しかし、お寺を分ける際に来た住職さんはいわゆる”憑きモノ付き”でした。
若い頃からよく狐に憑かれ終いには捨てられるように仏門に入った、との事です。
来たばかりの若い住職が普通に話しているのに首だけ鶏のように
前後にカクカク動いたり等の奇行をよくしたため、
曾爺さん達は住職が厄介払いされて流されてきたんだと思ったらしいです。
困った曾爺さん達は神社の宮司さんに相談したところ
池の源流にある水神さんに取ってもらおう、ということになりました。
ふんどし一丁の住職を源泉の小さな泉に漬けお祓い(榊の枝で叩いたとか)
をしてやっとモノ憑きから解放されました。
それ以降は死ぬまで憑きモノに悩まされる事はなかったそうです。
曾爺さんには世話になったと曾孫の私は結構可愛がってもらいました。
闇を怖がる私に闇を寄せ付けない方法を教えてくれたのもこの住職です。
それはまた今度にでも。