12/12/10 19:18:48.51 sr0PUV7X
>>298
>要はルール(法律)だから守れというのは為政者として正解。
でもさあ、>>226でも説明したけど、石原慎太郎都知事(前)みたいに、「ルール(法律)」なんて勝手に無視してしまう為政者もいるんだよねえ。
憲法なんて守る必要がないと明言しているし、裁判所の判決だって、自分が気に入らなければ「とんでもない裁判官」の判決で、そんなモン
無視して構わない態度です。
実際、国旗国歌への起立敬礼を都内公立学校の教職員に義務付けた、都教委の10・23通達(違法な行政命令)は、石原都知事の強い要請で
行われたものです。この通達違反を口実に不起立教師に出された都教委の処分は、すでに各級裁判所の判決で、戒告以上の懲罰的処分は、
裁量権の逸脱で無効(違法)という結論が出ています。
橋下徹大阪市長も、職員に対して行った思想調査が違法な職権濫用にあたるとして、その撤回を余儀なくされている。
つまり、「ルール(法律)違反」は、為政者の側でもやるし、むしろその権力者のルール(法律)違反の方がよっぽど(強権力の行使を
伴うだけに)悪質で、怖い。
ところが、わがネトウヨクン達の視点は、もっぱら弱い立場の国民や下級公務員の「ルール(法律)違反」には、徹底的に厳しいが
お気に入りの政治家や霞ヶ関官僚や警察などの文字通りの権力者の「ルール(法律)違反」には、全くもって寛容なんだよねえ。
警察なんて、不正の温床みたいなもので、ルール(法律)違反なんて日常茶飯事だが、ネトウヨくんが警察の不正を追及している話など
ほとんど聞いた事がないよねえ。
日本人には昔は「判官贔屓」という「美風」があったらしいが、時代も下って、今の時代の意味する「判官贔屓」とは、薄幸であったり、
弱い立場に立たされた人(この場合は源義経)に対する同情の意味でなくて、まさに強い立場の「判官」=権力者(この場合源頼朝)に対する、
「えこ贔屓」の美風に変わってしまったのだろうか?(藁