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天皇が125代も続いてきたのは、柔軟な後継制度と
天皇の実体がよく分からないという、その神秘性にあったと思う。
明治になって天皇は表舞台に出て来たわけだが、神格化することで神秘性を維持した。
終戦後、昭和天皇は人間宣言をして、「開かれた皇室」ということをやり
皇族が頻繁に国民の前に姿を現すようになり、菊のカーテンで隠しておくべきことも
表に出すようになった。
そんな皇室に平民から皇太子妃が入ったことにより、皇室が庶民にいよいよ近い存在となり
皇室の神秘性が一気になくなってしまった。
平民から入った皇太子妃は何を勘違いしたのか、女優気取りで豪華な衣装と豪勢なアクセサリーで身を飾り
そんな自分をマスコミを使って国民にアピールした。
これは、平民妃が皇室の本質を理解していなかったからだと思われる。
それでも、カリスマ性を持った昭和天皇がご存命であった頃は、国民は皇室に畏敬の念を持っていた。
昭和天皇が崩御されてからの皇室は、今上陛下の二人の親王妃はどちらも民間人ということもあって
畏敬の念をもってみる存在から、有名人や芸能人と同じようなレベルの存在となった。
宮内庁職員が皇室の藩屏から国家公務員となり、皇太子と皇太子妃の奇行が国民の目につくようになったことが
皇室の権威を大きく失墜させた。
また、天皇にも皇室にも自浄作用能力がないことが国民に分かってしまった事は大きな意味があると思う。
神秘性を持たなくなった天皇は、次には何をもって、その権威を形成するつもりなのだろうか?