12/10/25 05:13:51.46 87ffpKfi
戦前までの「天皇」は神道という宗教をバックにした統治権を持っていた。
その統治権を政府(幕府)に貸し与えていた。
統治権を徳川幕府から返してもらってつくったのが明治政府。
太平洋戦争敗戦により統治権は米国に握られ、今は国民が持っている。
だから、今の政府は「天皇」の承認を必要としない。
今の天皇は「日本国民統合の象徴としての天皇」であり
その地位は、主権の存する日本国民の総意に基くものであり
戦前までの統治権を持った、専制君主であった「天皇」とは異なっていると考える。
天皇の戦争責任問題ということを考えると、天皇は統治権を手放すことにより
戦争責任を取ったと言えないだろうか?
今の天皇の地位は国民の総意に基づくものであるのだから
国民の大多数が天皇を不要と考えるようになれば
国民の象徴としての天皇はなくなるだろう。
その時には、天皇は神道の司祭王としてだけの天皇となるだろう。
右翼の中には、統治権を再び天皇に持たせようという考えを持つ者もいるらしい。
今の政府を倒そうと考えているところはサヨクと共通しているようだ。