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週刊文春 2012年4月5日号<雅子妃と紀子妃「天皇のお見舞い」を巡る葛藤>
このところ医療界の一部では穏やかではない推測が出回っている。
「天皇陛下の術後のご様子が思わしくない。胸水があれほど溜まるというのはどうか。
心膜切開後症候群も疑われるのではないか」
たしかに天皇のご快復が芳しくないことは、金沢一郎皇室医務主管も、退院直後の
レクでこう述べていた。
「食欲も十分でありませんし、低蛋白血症、胸水貯留は満足できる段階ではない。
術後の経過は順調である、と単純には言えない」
胸水貯留については、震災追悼式の前に、穿刺治療により右胸から約一リットルを
抜いたが、左胸には約八百ミリリットルもの胸水が残っていたという。
「ようやく二十日に穿刺治療が行われ、胸水を抜かれたのですが、今回は両胸から
約一千四百ミリリットルも抜かれたと聞き、驚くと共に本当にお辛かったのだろうと
非常に心配になりました」(宮内庁関係者)
この医療界の“噂”について、亀田メディカルセンターの外山雅章心臓血管外科部長は
こう説明する。
「今回のようなオフポンプ冠動脈バイパス術の術中術後に胸水が貯留することは極めて稀で
特別な状況がなければ、まずあり得ないことです。しかし、陛下のご病状を今まで間近で見て
きたわけではないので一般論でしか言えませんが、宮内庁の発表からは心膜切開後症候群を
疑うような情報はない。ただ一定の安静度を保って経過観察が必要でしょう」
小誌では、他にも複数を高名な専門医に聞いたが、発表内容の限りでは、「予後に強い
不安があるとはいえない」という。
そして天皇はいまリハビリに精を出されている。前出の宮内庁関係者によれば、
「胸水を抜いたのが良かったのか、いまでは日に三回もリハビリの運動をなさっています。
その一部には、東大病院からリハビリトレーニングの専門家が付き添っているそうです。
公務復帰に向けて、必死に努力されている陛下を支えるもの皆が、また必死でお支え
しているという状況です」