12/01/29 03:04:26.16 Pmos/UaI
>>284
ミクを受け付けない人にとって、抵抗感の核となるものは何か。
それは、あの声やらキービジュアルやらといったミクを形成する個々の要素ではなく、
それらの要素を実在の人物・人格に帰属するものとして捉えるという認識の仕方ではないかな。
初音ミクをミク廃の作法通り「実在する人格」として捉える選択を迫られたとき、
殆どの人はそのような認識のあり方を知ってまず驚く。(カモミンの中居が直近の好例)
で、やがてそのような認識のあり方自体に慣れ、自身としても受け容れる人もいる一方、
自身としてはあくまでも受け容れられず継続的な拒否反応を示す人も現れるのだと思う。
そこまで考えて思ったんだが、この「いないものをいるものと見なす」、
つまり虚構を現出させようとするミク廃の心の働きこそが、
本来ならばポップアイコンくらいの意味合いしかなかったはずのミクに対して、
より信仰染みた「天使」という二つ名を与えたのではないかなと。