12/01/24 16:35:24.64 enP8DIA3
>>100
近頃ニコ技界隈では「「不気味の谷」の前にある「かわいいの丘」にミクはいる」と
表現される事があるらしいんだが、これは確信の閾値との関連性を強く感じさせる。
アシモもミクも未知の可能性を感じさせるものだが、可能性には常にポジもネガも
ともに付きまとう。
とりわけ「人に近づく」ものに対してはネガティブな評価が上がりやすい。
西洋で日本のロボット開発の話題が出るたびに古典的なトップダウン型の「人間支配」
のイメージ、
あるいは産業革命期のラッタイト運動よろしく「人間疎外」の記憶が掘り起こされて
しまうのは、もはやお約束と言ってもいいくらい。
声の聞こえかたについて言及すれば、かわいいの丘近辺でそのへんのネガ評価が
うまく誤魔化され、ポジ評価のみが浮かび上がり、その事がその後の人々のミク受容に
大きく影響したのではないかと思う。
参考
「不気味の谷現象」の解説
URLリンク(ja.wikipedia.org)
第1回ニコニコ学会シンポジウム
URLリンク(live.nicovideo.jp)
※4thセッション「未来世紀のピアピア動画」で登壇者の野尻抱介が「かわいいの丘」に言及