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警視庁の警察官 ひき逃げの疑い
警視庁の警察官が先月、東京・世田谷区で車を運転中に自転車と接触して女性にけがをさせ、
けがの手当てや事故の通報をしないままその場から立ち去った疑いがあることが、
警視庁への取材で分かりました。警視庁はひき逃げなどの疑いでこの警察官から事情を
聴くとともに、当時の状況を詳しく調べています。
警視庁への取材によりますと、先月21日の午前、世田谷区松原の交差点で、
警視庁昭島警察署の地域課に勤務する52歳の男の巡査部長の運転する車が左側から走って
きた自転車と接触し、自転車の女性は転倒して足などを打撲するけがをしました。
巡査部長は車から降りて自分の名字と携帯電話の番号を書いた紙を連絡先として女性に
手渡しましたが、けがの手当てや警察への事故の通報をしないままその場を立ち去った疑い
があるということです。
その後、女性が紙に書かれた番号に電話をかけてもつながらず、念のために控えていた車の
ナンバーを警視庁に連絡した結果、巡査部長の車と分かったということです。
これまでの任意の事情聴取に対して巡査部長はひき逃げなどの容疑を認めているということで、
警視庁は女性に伝えた携帯電話の番号がつながらなかったいきさつや当時の状況を調べています。
4月12日 8時15分 K10043870211_1204120911_1204120914
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