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私は、目撃者達に足利事件の現場に同行してもらい、様々な角度から検証を続けた。すると
目撃者の一人から、衝撃的な証言が飛び出した。太田市「横山ゆかりちゃん事件」の特集番組
を見た目撃者が、突然気づいたのだ。
「大股で、すっと足を前に運ぶ雰囲気が、良く似ている」
ゆかりちゃん事件で、防犯ビデオに残されたサングラス姿の男の歩き方と、足利事件のルパン
の歩き方が、そっくりだというのだ……。
北関東連続幼女誘拐・殺人事件は、これまで個別のものと考えられ、両県警の捜査協力は形ば
かりだった。だが、それでは解決への扉は開かない。鍵はやはり“同一犯”。その視点で複数の
事件を重ね合わせれば、犯人像がおのずと浮かび上ってくるのだ。
今年四月になって、最高検察庁は足利事件捜査の問題点について報告をまとめた。その中で
「同一犯人による連続犯行である可能性もうかがわれる状況にあった」と、ようやく認めたのであ
る。遅すぎた感は否めないが、今からでもその視点で捜査すればこの事件は紐解けるのだ。
私が取材で絞り込んだ犯人像はこうだ。週末にパチンコ店に通い続ける人物。年齢層は四〇代
後半から五〇代前半か。これは五つの事件の該当年齢から推察できる。足利事件の物証から
血液型はB。足利と太田の二つの町に土地勘があり、おそらく居住者。もちろんロリコン癖があり、
手口から、騒がれずに幼女と会話することができる人物。
この全てに一致する男が存在する。
ちなみに私は、同じような手法で警察より先に「桶川ストーカー殺人事件」の犯人を特定した。
また、静岡県から逃亡した強盗殺人犯を地球の裏まで追跡し、ブラジルの片田舎で発見もした。
報道直前に、これらの情報を警察当局に提供し、どちらも逮捕となった。いずれも一昔前の足で
稼ぐ刑事の手法を徹底したに過ぎない。
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