12/10/09 11:10:33.53 IOcHhfCo
ミス住の論考を虚心坦懐に読んでみろや。
話しはそれからだ。
400:名無しのオプ
12/10/09 11:45:57.70 +hhODUzX
気にいったぞ、小僧。
それだけはっきりものを言うとはな。
401:名無しのオプ
12/10/09 15:05:06.88 pEdvfAtv
>>392
そのとおりだよ
ミステリならアリなんだが、清張みたいにリアリズムの見地から本格を批判した人間がああいう話を書くと、「リアリズムらしい顔をして書けば、あれでもいいのか?」と苦笑したくなるわ
402:名無しのオプ
12/10/09 20:29:54.07 4qcZFRyT
主人公が異常に好奇心強かったり、現実離れした人物が出てきても、
お話自体に説得力があれば別にアリのはずなんだが、
こと清張の作品となると、リアリティが無いとか言って、鬼の首取ったように騒ぎ出す奴、
某書斎だけでなく、よく見かけるが、
こいつら、相手によって主張を変えてるんだろうなと思えて、可笑しい。
ま、アンチという生き物の特性でしょうな。
403:名無しのオプ
12/10/09 22:47:21.57 zFCdFsr9
地方紙を買う女は、まず題名思いついてそれからストーリー考えたんじゃないかな
いかにも清張好みの題名で、実際『地方紙を買う女』とは題名に凝る清張作品の中でも
屈指の印象的な題名だし。
偶然駅頭で地方紙買ってる女性見て閃いたというような
しかし作品の出来は標準以下だと思うよ
404:名無しのオプ
12/10/09 23:14:08.94 E4Mu+HW8
地方紙を買う女で強引なのは探偵役の登場と介入の仕方で、肝心の事件そのものは
それほどわざとらしくはないよ
405:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/10/10 00:07:00.12 f1x8xf5J
「地方紙を買う女」の映像化作品は、「恐怖劇場アンバランス」の1本
としてオンエアされたものが、原作準拠の内容で良しであった。
短編だし、正味45分程度の1時間枠ドラマの素材にするのが最適。
山さん主演の2時間枠ドラマもあったが、間延びしている感があった。
406:名無しのオプ
12/10/10 03:33:29.14 J986ERMe
1968年、キューバに旅行して、あちらで松本清張氏と一緒になり、
その行状を帰国後スッパぬいたところ、約三ヶ月間にわたり、
小生の原稿はほとんどの週刊誌、月刊誌からパージをくらった。
清張氏は陋劣にも、ご自分の執筆する雑誌社・出版社に竹中労に
モノを書かせるなという圧力を加えたのである。
(竹中労)
これは本当だろうか。竹中労は竹中労でいろいろ行状がありそうだが。
407:名無しのオプ
12/10/10 06:35:27.00 Ihue+paG
>>406
被害妄想だろ そもそも竹中労はパパラッチみたいなもんで
怪文書まがいのすっぱ抜き専門だから、清張さんが書くような大手から原稿依頼なんかない
それに3ヶ月じゃパージにもなるまい
その行状とやらの方に興味はあるがこっちも針小棒大の捏造だろ
典型的な文筆ゴロでなんにでも食いつく竹中を相手にして原稿書かせるなと言ったとしたら
かえって親切じゃないか。
408:名無しのオプ
12/10/10 19:57:56.40 Dx/vcDvv
>>406
その件は、清張に同行していた文藝春秋の元編集長・岡崎が詳細に経緯を書いてるんで、
それ読めば竹中労の言い分が一方的であることがわかるよ
ちなみに「その行状」=キューバのモーテルで清張氏はよろしくSEXしていた、だとさw
409:名無しのオプ
12/10/10 20:24:41.94 Dx/vcDvv
ソースはこれ
URLリンク(www.kid.ne.jp)
410:名無しのオプ
12/10/10 23:37:37.63 z4r8GlX2
アンチってとことんクズだなあ。
411:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/10/10 23:43:40.43 A1LZk3vA
清張スレらしく、清張先生自身に対する謀略ネタまで出て来た(w
竹中労というおっさんは平成初期のテレ朝深夜番組で語りまくっていたのが
記憶に残る(そのわりには、朝まで生テレビには出ていなかったような)。
殿山泰司風なルックスの昔懐かしい反体制左翼という感あり。
まあ、担当女性編集者の証言もあるので、
残念ながら(?)清張先生がお水系(プロ)の女性も好きだったのは
事実であろう。
412:名無しのオプ
12/10/11 00:04:13.10 S6upR8nQ
>>409
清張アンチの書斎のことかw
413:名無しのオプ
12/10/11 18:57:10.82 6GYaSxi5
最近清張読み始めたんだが、『風の息』ってなんで破棄されることになったの?
『1952年日航機「撃墜」事件』にある、風の息は破棄する、という言葉は尋常がないものがあるよね。
ところがその『撃墜~』の方は、わざわざ書名に「撃墜」と入れているものの、
『風の息』に比べるとその追及が弱くて、
最後、主人公が想像のパイロットと管制のやりとりを開陳するあたりとか、
超展開としか思えない。
これが旧版だとIFF信号の件など、それなりに説得力があるのだが、
新版だとほとんど省かれてる。
フィクション部分を排してルポルタージュっぽくしたら説得力がなくなったしまったのか。
小原院陽子のダイアにしても、新版ではすべて米兵が持ち去ったことになってたけど、
小原院の旧友だった辻まことという人は現場でダイアを拾い集めたそうなので、
旧版の方がむしろ真実に近い。
新版の良かった点は、小原院の写真を発掘してきたことくらいか。
それと、旧版・新版とも、主人公連中が一度も大島に行っていないのは気になる。
414:名無しのオプ
12/10/11 20:56:09.26 UDPE/68q
>>413
基本的に同意。というか、もく星号事件の真相はともかくとしても、
読み物としては、どう見ても「風の息」のほうが面白い。
「風の息」は今でも全集で読めるから別にいいのだが、死ぬ間際にこの仕事をするくらいなら、
「両像・森?外」の補遺部分を完成させてほしかった。
415:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/10/11 23:55:43.91 FG4FdNCC
黒い霧シリーズ中に、もく星号墜落を取り上げたのは、やはり違和感大。
この作こそカットするべきであったかも。
416:名無しのオプ
12/10/12 01:41:24.33 JTivmD21
『風の息』の主人公は実在の共産党員がモデルで
後に森村誠一の『悪魔の飽食』にガセ情報提供して
森村が右翼の執拗な脅迫受けるようになった事に清張が激怒して破棄したという説と
その主人公のモデルになった人物がテレビ化の際に招かれて出演者に会ってから
主演の栗原小巻とやたら仲良くなったのに清張が嫉妬して破棄したという説がある……らしい。
417:名無しのオプ
12/10/12 04:59:14.25 997x9NFt
1985年の日航ジャンボ機墜落事件については清張は何も言及してなかったな。
あれも自衛隊による誤射で撃墜説、米軍の不振な動きとか、色々謎があるんだけど
あの時期の清張はもう国内の事故を追及することに興味はなくなっていたのかな。
418:名無しのオプ
12/10/12 21:26:49.30 Qa4YQpCS
ノーベル文学賞、やっぱり村上春樹は、またまた落っこちたか。
松本清張の方が小説家としてずっと良いとかねがね思っていたが、幸か不幸か当たったようだ。
ミーハー向け小説家は、所詮イスラエル問題、原発問題で普遍的メッセージが言えない。
419:名無しのオプ
12/10/13 06:10:27.09 iZnJOY1I
村上春樹がノーベル文学貰えなかったと言うより
日本の作家が文学賞貰うことはもう無いんじゃないかな。
ノーベル平和賞と文学賞は政治的な色彩が強いだからいろいろあるんだよ。
420:名無しのオプ
12/10/13 15:16:33.10 jdGbHeFA
ゼロの焦点って納得いかんのが本多が
「奥さん!一度だけでいいんです、一度だけで!」
とかいう描写がなぜに無いのだ!
421:名無しのオプ
12/10/13 20:28:33.17 OQqu+LjU
朝日新聞が読書をテーマに全国世論調査を実施。好きな作家
1位:東野圭吾
2位:司馬遼太郎
3位:宮部みゆき・赤川次郎
5位:村上春樹
6位:松本清張
7位:西村京太郎
8位:五木寛之
9位:夏目漱石
10位:内田康夫
422:名無しのオプ
12/10/13 21:15:26.27 yFg8pO+m
>>416
そういう噂があったんですか。
古本屋の主人公は、新版で多少設定を変えたものの
あまり変化はなく出てきてたので、
問題になったのは欣一の方なんですかね。
新版は、一番活躍していた欣一が削除されたせいで、説得力が無くなった印象が。
423:名無しのオプ
12/10/13 22:38:29.86 w0nLaUI5
>>416
若き日の下里正樹ですな、
悪魔の飽食の資料がでっちあげかどうかはともかく
栗原小巻については下里自身の著書の中にも書いてありましたな
小巻は原作も読んでいたようで、颯爽とした追跡ぶりに興味津々で
積極的に話かけてきてあげく役作りにまでアドバイス求めてきたらしい
424:名無しのオプ
12/10/13 22:49:03.81 w0nLaUI5
しかし下里は狂人と紙一重の所ありますからな
共産党は除名されたものの東大時代から一貫してガチガチの××××で
金脈資料集め手伝っていた頃は立花隆をぶん殴ったなんて噂もある
425:名無しのオプ
12/10/14 05:58:49.23 Hv7Nf6kD
いろいろエキセントリックな下里だけど
将棋の観戦記に関しては山口瞳も気に入らない紅なんか大嫌い
下手な文章つけられたら棋譜が汚れると、しまいにゃ自分で書き出した
あのうるさい芹沢博文が最も高く評価していた観戦記者だった。
ただ下里自身は清張先生にはあまり書いてないね、書けば梓林太郎くらいは書けそうだけど
私が知らないだけかも、知ってたら教えて下さい。
426:名無しのオプ
12/10/14 10:42:25.02 E3e8lpzf
『ゼロの焦点』って動機がしょぼいんだよな。
一歩間違えれば人情もののお涙頂戴だろう。
あれが戦後の謀略にまつわる話だったらもっと迫力が出たと思う。
427:名無しのオプ
12/10/14 11:10:48.20 Hv7Nf6kD
>>426
『ゼロの焦点』が名作である事の半分は動機にある
野村サッチーをマスコミが総叩きしたとき彼女を支えたのは
戦後のあの時代、女一人で生きてきた過去をほじくり返してあげつらうなという
声なき声だった。
あの動機が日本文学史上に残る美しくも哀しいラストの悲劇性と
物語のリアリティーを高めている。
君はネットで叩かれただけで有名芸能人が自殺してしまう社会精神風土
に住んでいる朝鮮人だからわかるまいが。
428:名無しのオプ
12/10/14 12:02:05.43 E3e8lpzf
『ゼロの焦点』が発表された時点ではあの動機のリアリティと切実さはあったと思うよ。
429:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/10/14 12:02:56.79 rFb61vNY
清張ファンにとって、「またしても(この評が妥当かと)ハルキ、
ノーベル文学賞を逸す」というニューズは、複雑な感ありかな。
年表を確認すると、エンタメ色が濃い作を量産した作家が受賞した事はない。
ハルキも、大ベストセラー、ノルウェジアン・ウッドの評は識者の間では不評
とのことだ。
清張先生は健在であっても、やはり受賞は無理だったろうね。
週刊誌に書きまくった通俗長編がネックになろう。
430:名無しのオプ
12/10/14 13:24:01.38 oJLsPQLN
ゼロの焦点の動機を弱点と思うってのは想像力がしょぼいのかね
時代性もあるとは思うが、現代だって決してリアリティのない動機ではないと思うが
メール欄ではなく、過去の隠蔽という点ね
431:名無しのオプ
12/10/14 13:58:33.35 7DJU+Hx0
>>427は多少言い過ぎだとも思うが、
ゆとり世代は、自国の近現代史に関してさえ、学校でろくに教えられず、知識もなく、想像力もしょぼいんだから、
日本を想うなら、多少は勉強したほうが良いよw
432:名無しのオプ
12/10/14 15:32:18.79 PzEE/0hp
>>430
自分も動機が弱点だと思う。時代背景としてはリアルなんだけど
自分の思い込みだけであんなことするというのは全くリアリティに欠ける。
せめて被害者に何らかの悪意の片鱗があれば説得力もあったのに。
そもそもゼロってミステリーかね?読んでる半分くらいで
「あの人がああだったからこうなってしまったじゃないよね?」と思ってたら
ヒネリなくそのマンマだったんで肩すかし食らった。
433:名無しのオプ
12/10/14 21:43:20.09 PDZk4DPt
>>419
そんなことはないと思うよ
たぶん25年周期ぐらいで受賞者が出るんじゃないかな?
川端康成が英訳で理解されたかどうか怪しいもんだ
とりあえず春樹は長生きしそうだから可能性は残ってるんじゃないかしら
434:名無しのオプ
12/10/15 01:05:29.70 hvaTXxkz
リアルじゃないから動機が弱いというのがよくわからん。
リアルな犯罪はたいてい稚拙な手段でトリックなんて使わない、のと同じで
リアルな動機も、いわゆる怨恨金銭痴情のもつれがほとんど。
それではつまらないので、トリックその他犯罪手段の面白さを小説に持ち込んだのがミステリ。
さらに動機の面白さ(人間はこんなことも考えるのではないか)を持ち込んだのが清張だと思ってる。
そういう意味でゼロの焦点の動機は俺には十分面白い。
435:名無しのオプ
12/10/15 21:26:20.36 ndneDgP+
「ゼロの焦点」また読んだ。
推理物の類を読み返すのは愚行かも知れんが、
話もさることながら、文章がめちゃくちゃ良い。
436:名無しのオプ
12/10/16 22:09:08.28 pn+NN/fC
「夜光の階段」完読。ん~、松本清張はサスペンスの巨匠、スバラシイ?
437:名無しのオプ
12/10/16 22:10:27.28 pn+NN/fC
×スバラシイ?
○スバラシイ!
438:名無しのオプ
12/10/17 11:34:57.99 ZY+GNRw7
>>435
40代の自分が初めて読んだのは昭和54、5年だっけど、北陸の暗いイメージの描写が見事で、
まだ行ったことのない北陸のイメージが自分の脳内で昭和三十年代のままで形成された。まもなく訪問して、当然ながら発展ぶりに驚いた。
冒頭の、お見合して相手のことをよく知らないまま結婚して、新婚旅行の湯泉で初めて結ばれるまでの流れもなんとも味わいがある。
主人公と一緒にこっちまで緊張するようだった。
439:名無しのオプ
12/10/17 11:40:33.35 ZY+GNRw7
連投だけど…
危険な斜面。現代設定は難しいなと思った。なにより携帯。
沼田が携帯の「吉野」を覚えていて調べ出すんだけど、携帯がある時代なんだから
そもそも吉野=秋葉と関係があることは、行方不明の段階から瞬時に調べがつくんだよね。
アリバイ主張しても、防犯カメラでホテルや駅の出入りも即ばれる。
清張に限らないけど、携帯、防犯カメラ時代以前の名作のドラマ化は今後どんどん難しくなると思う。
出来るだけ当時の設定でやって欲しいなぁ
440:名無しのオプ
12/10/17 11:48:07.98 6dZ+9+hI
『ゼロの焦点』は、あの夫にあんまり個性や人間味が感じられない。
そういうことを感じさせる前にすぐいなくなって殺されちゃうしね。
夫が過去の女を匂わすのも何となく不誠実感がある。
だから主人公がそこまで夫のことを思う気持ちにもう一つ感情移入しきれない。
441:名無しのオプ
12/10/17 12:19:03.19 ZY+GNRw7
夫を愛していたからと言うより、夫がいなくなっては本当に困るからだと思う。
婚期逃しかけで母子家庭の女性が結婚したわけだから、あの時代何が何でも夫に養ってもらわなくてはならない。
何より結婚した以上はこの人に尽くそうという使命感があったんだと思うよ。
442:名無しのオプ
12/10/18 01:43:28.00 5/0iPLYt
>>432
悪意がないから怖ろしい
それが世間というものだ、だからリアルなんだ
それは清張が学歴がないという事でどういう所に追いやられてきたか
世間は他人のどういう所を見るか、痛いほど知っていたからだ。
あれほど開き直って生きているように見えた飯島愛が
何故自殺しなければならなかったか考えれば容易にわかるだろう。
443:名無しのオプ
12/10/18 12:23:13.36 RaYpU0Yh
>>439
携帯電話の登場・普及はむしろミステリーの可能性を拡げるはずなんだけど
うまく使いこなしている作品って滅多にないね。
むしろ肝心なときに使えなくなるとかそんな役立たずばっか。
444:名無しのオプ
12/10/18 20:15:25.62 MjHTlSdx
いや、登場人物のスレ違いが無くなってドラマが盛り上げにくくなった面もあるんじゃないかな?
445:名無しのオプ
12/10/18 21:41:14.45 fXRhsz7K
URLリンク(sgenji.jp)
↑たまたま「作家別タイプ診断」やったら「現実的で社会派のあなた」と出てきた
松本清張の良い読者だな、俺w
446:名無しのオプ
12/10/19 01:56:56.19 s+hMZ9wA
清張のミステリーには、不倫とか、不正な金の授受とか秘密の関係がつきものだけど、
誰かと誰かの関係を隠すってのは、ひとたび警察が動けば携帯履歴調べられて
もう無理だよね。現代の刑事ドラマ、相棒なんかでは、携帯履歴のことはスルーしていないけど、
防犯カメラはほぼスルー。絶対にカメラがあるような場所を出入りした(orしていない)のに、
わざわざ推理によって「あなたは〇〇に行きましたね」なんてやっているw
昔の作品で、携帯、防犯カメラがあれば瞬時に解決する事件を現代設定でやるのはやっぱり厳しいと思う。
447:名無しのオプ
12/10/19 09:05:12.42 o01Kkesh
今のミステリーは携帯を使いこなすというよりも
どうすれば携帯が使えない状況を説得力を持って作れるかということに腐心しているよ。
単に落としたとか圏外になっちゃったとかではご都合主義だからね。
448:名無しのオプ
12/10/19 09:38:06.03 iP977SVf
相棒でも「防犯カメラの画像を携帯に送って」とか
右京さんが鑑識に依頼したりしてるからスルーしているわけではないな。
実際、こういう時代でも相変わらず凶悪犯罪は起きてるし、
ミステリーの素材には事欠かないな。
尼崎のは清張ではないけど、まるで「黒い家」だし。
449:名無しのオプ
12/10/19 10:24:40.08 fqhmdd/4
>>421
東野圭吾って一時期読んでたけど全くおもしろくない事に気づいて以来一冊も読まなくなったわ。
赤川次郎と同レベル。少女趣味的な恋愛要素を抜いただけの駄作量産作家。
すらすらページが進むような印象に残らないつまらない物ほどよく売れるんだな。
450:名無しのオプ
12/10/19 11:06:19.67 JnSKxBpZ
それで?
451:名無しのオプ
12/10/19 21:31:04.52 y7bssriy
>>432>そもそもゼロってミステリーかね?
この答えは簡単。
松本清張の「推理小説」は、基本的に「小説」に推理の要素を持ち込んだものであって、その逆ではない。
「点と線」で、何故刑事はあの交通手段にもっと早く気がつかないのか?と考える人は、はじめから「ミステリ(ー)」の立場で読んでいるのであり、これがあくまで「(推理込みの)小説」であることを等閑視している。
そもそも松本清張自身は「推理小説」という言葉を使いこそすれ、「ミステリ」という呼び方は一度も使っていない。
「僕は上手な万引きの手口にしか興味が無いからミステリにおける動機がどうでもよくてしかたがない。そのせいか、松本清張作品を読むと「なにどうでもいいことでうだうだ言ってんだはよトリックを教えろ」と思ってしまう」
このような感想を持つ(つまり「小説」にはまったく興味がない)人は、はじめから、松本清張作品とは縁がないと言えよう。
452:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/10/20 09:29:35.82 U8g+J/io
ゼロの動機は、太平洋戦争が完全に歴史の中の出来事と化し、
貞操観念が大きく変遷した現代ではリアルな肌感覚でわかれ
という方が無理かと思う。
清張ミステリの時代小説化の進行の顕現と言い得よう。
453:名無しのオプ
12/10/21 22:48:52.41 U3o8ebVr
砂漠の塩は清張の五指に入る傑作
454:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/10/21 23:06:38.88 faMxwZp1
>>453
まあ、清張モード発揮なクールなメロドラマではあるね。
ミステリファンの俺としては評価に戸惑う面もあり。
455:名無しのオプ
12/10/22 10:08:28.92 6dDgQPgW
女性読者を意識して書いてるんじゃないの
456:名無しのオプ
12/10/22 10:17:10.89 HqlrLnKY
『砂漠の塩』はそれこそ「暗い叙情性」に富んだ作品だと思うが
どうせ書斎は読んじゃいない。
457:名無しのオプ
12/10/22 19:52:56.99 Iec0CtZ/
書斎の感想は、砂漠の塩を波の塔に入れ替えても可。
つまり郷原宏的な内容皆無の紋切り型という事。
458:名無しのオプ
12/10/23 22:06:58.16 0oyTqH9D
先週、親父の書棚からひろって読んだ聖獣配列は面白かった。
459:名無しのオプ
12/10/24 08:58:56.47 5YkZNfKk
黒革の手帖読んだけど1つ分からないところがあるんだけど
ゼミナールの寄付金リストはデタラメだったのに興信所に持って行って
調査依頼したらちゃんと結果が返ってきたのは何でなの?
何か自分の解釈がおかしいんだろうけど
460:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/10/25 22:54:54.43 //A5YTg7
郷原さんのは大藪春彦論も面白く読んだ。
松本清張作品=松竹映画という印象になってしまっているのが、
ファンとしては何とも残念。
映画(松竹十八番の人情劇)としての面白さは別問題として、
清張ワールドを忠実に再現した作は存在しないと言ってよい。
そのテーストを映像表現したものとしては、70年代のNHK製作のドラマを
見て欲しいところだが、在庫しているレンタルショップは少ない。
色事を描いても、基調はクールでストイックな作風(これが魅力)ゆえ、
NHK向きとも言い得る。
461:名無しのオプ
12/10/27 20:13:00.77 WxzzbSyz
書斎の大薮論も読んでみたいよ。
462:名無しのオプ
12/10/27 23:02:19.53 Am8QFHz0
どんな漢字の読み間違いをしているかが楽しみ
463:名無しのオプ
12/10/29 08:44:24.02 X8v9NHgS
書斎は大薮の論客でもあるからね。
464:名無しのオプ
12/10/30 00:18:16.99 t+eC8osG
11/9放送、フジテレビ系、金曜プレステージ松本清張没後20年特別企画第3弾「疑惑」の
会見に、常盤貴子40歳、尾野真千子30歳ら出席。尾野真千子、つい、共演者と「4回くらい
チューした」ことなど語った。ドラマは、夫殺しで起訴された強欲妻“鬼クマ”(尾野真千子)
代理で、急遽、その弁護をすることになった女弁護士(常盤貴子)が、事件の真相に迫るお話
465:名無しのオプ
12/11/02 05:27:32.95 HbdM1mXe
「雑草群落」読みました
どうも主人公が間抜けすぎるようで、骨董屋の生態は知りませんが
大汗かいて無駄な努力しているように思えて仕方ない。
主人公の老いの描写も清張さんこの頃まだ55才くらいなので
後年の迫力はありませんね
しかし全体的にはそこそこ面白いし
466:名無しのオプ
12/11/05 15:01:14.40 3qMOjuIp
『雑草群落』って骨董ゴロみたいな学者が出てくるやつだっけ。
清張作品によく出るタイプ。
467:名無しのオプ
12/11/06 02:46:25.35 T4ZGQfJQ
>>464
それってテレビドラマでやるのか。
映画版より良いのが出来るとは思えないな。
桃井かおり、岩下志麻、鹿賀丈史、丹波哲郎などの
上を行くとは思えない。
映画とテレビ版を比べると、どれもそうだな。
468:名無しのオプ
12/11/06 13:50:45.39 nZ5kWCO+
映画はないかと思うがテレビでやった「西郷札」は出来が良かった。
短編なのに2時間ドラマであそこまで中身の濃いのが出来るということは、
原作がいかに濃密で素晴らしかったかということだ。
469:名無しのオプ
12/11/06 16:47:07.65 4B7XM2SL
来月だか
またテレビ朝日でドラマ放送するんだな
最近なんか不安
470:名無しのオプ
12/11/06 17:02:10.86 6z+3v5AB
いまさら清張ものも新味がないがそれだけドラマのネタが枯渇してるんだろうな
471:名無しのオプ
12/11/06 17:11:01.83 yAIFrcmM
「熱い空気」を米倉涼子だって、勘弁して下さい
472:名無しのオプ
12/11/07 00:36:59.26 PyMPEA7b
2012年12月15日放送、テレビ朝日、開局55周年記念、松本清張没後20年特別企画第一弾
スペシャルドラマ「十万分の一の偶然」に、田村正和、中谷美紀、高嶋政伸、内山理名、
小泉孝太郎、岸本加世子(友情出演)、若村麻由美、松下由樹、内藤剛志、伊東四朗ら。
ドラマは、フリーのルポライター(田村正和)の娘(中谷美紀)が、東名高速道路での玉突き
事故で死亡。アマチュア・カメラマン(高嶋政伸)が、偶然撮ったという事故の写真で、
「ニュース写真年間最優秀賞」受賞。しかし、(田村正和)は、娘の死の疑惑を胸に、
調査に乗り出すお話。
473:名無しのオプ
12/11/07 00:43:28.42 PyMPEA7b
2012年12月16日放送、テレビ朝日、開局55周年記念、松本清張没後20年特別企画第二弾
スペシャルドラマ「熱い空気」に、米倉涼子、余貴美子、段田安則、野際陽子、高岡早紀ら。
ドラマは、市原悦子「家政婦は見た!」の原作。ドラマは、大学病院の内科部長(段田安則)
の家庭に、家政婦(米倉涼子)が派遣されてくる。幸せな家庭みえるが、問題だらけの家庭。
家政婦(米倉涼子)は、家族からの難癖に対して、復讐を開始するお話。
474:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/11/07 05:58:28.37 y695Yp9g
数字狙いだけなら、「熱い空気」は、松嶋菜々子主演でOKやろ(w
俺は見ないけどね(w
475:名無しのオプ
12/11/07 12:29:37.05 TEyt84op
>>474
お、魔神さん、お久しぶりですね。元気でしたか?
476:名無しのオプ
12/11/08 13:13:47.29 y8IDzofs
『球形の荒野』
松本清張の最高傑作かもしれませんね
構想もよく練られ文章も丁寧に書き込まれてある
締切においまくられて書き飛ばしたという所もないですし
導入部からアイディア、文章とも完璧
ラストの美しさ哀しさは『ゼロの焦点』と双璧でしょう
最近ドラマ化されてますがキャスティングみるとひどいですね
477:名無しのオプ
12/11/08 17:55:36.95 rRawRF8X
清張は、国際的な謀略とかはノンフィクション以外に
小説の形で書くことは稀なのだが、『球形の荒野』はそれを小説化して
第一級のサスペンスに仕上げたケース。
478:名無しのオプ
12/11/08 20:07:02.04 y8IDzofs
人間の記憶とは不思議なものだ
浜畑賢吉というと最初に思い出すテレビのシーンが二つある
一つは『楡家の人々』でガスマスク外してゴホゴホやっているところと
もう一つはモノローグのように
『昔の人はこういうところで云々……』ぼそぼそ話していて横から女の人がその顔を見ているシーン
何のドラマか記憶になかった。
それが今、波の塔を読み始めて輪香子が竪穴で寝ていた青年と話している場面の
その台詞読んでいるうちに、アッと思った
ネットで調べると1973年版ま『波の塔』に浜畑賢吉が出ている、間違いない
するとあの脇にいた女性は山口いづみだったのか。
頭の片隅にこびりついていた記憶の一片が、40年の時を隔てて
ネットの力も借りて明瞭な形を取る、なんと劇的な(そうでもないか)
清張の小説にも過去のささいな記憶から事件の輪郭が立ち上がってくるというのが
よくあるが、はからずもそういう経験をした。
清張さんならこういう経験から短編の一編くらいはでっち上げられたかも知れない
そんな事を思った。
479:名無しのオプ
12/11/10 12:15:12.87 lojuqVEe
次回はブログで書いてください
480:名無しのオプ
12/11/10 14:14:40.90 meFtz37O
昨日の疑惑は主役の女2人がひどすぎた
演出もお粗末だったが
481:名無しのオプ
12/11/10 15:33:14.37 gxrtCQtp
都筑道夫知ってる?
知らないなら無回答でいいよ。
482:名無しのオプ
12/11/10 16:46:10.42 6IKoyAg2
>>481
スレ違いじゃん、と思ったけど、ああ、「黒いノート」のときの担当編集者
だったね。まさか、あんな凄い作家になるとは、清張も思わなかったろう。
483:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/11/11 00:12:46.70 MgeVYaEC
今日の昼間(正確にはもう昨日だが)日テレプラスで「球形の荒野」の
放送があったんだな。
島田陽子、三船敏郎、中村雅俊というキャスティングを見ると、
当時は相当に力を入れて製作したドラマのようだ。
だけど、原作読む限り、どう見ても、あの役は映画版の芦田伸介さんは
良しとしても、世界のミフネではないわな・・・
見てないのでこれ以上はコメントを控えるけど。
484:名無しのオプ
12/11/11 09:58:58.75 lnl7n+dH
書斎が知識人だとおもう人はレスください。
書斎は未読の知ったかぶりのバカだと思う人はレスしなくていいよ。
485:名無しのオプ
12/11/11 10:04:06.21 mjF8ykc9
>>481
都筑道夫といえば、「事件本位だった推理小説をプロット本位の推理小説
に移行させたところに、松本清張の仕事の意義がある」という清張評
(「トリック無用は暴論か」)を読んで、うへえ、と思ったことがある。
「社会性」とか、陳腐なレッテルは意地でも使ってやるもんか、という
物書きとしての意地だねw
国産ミステリのベスト・リストに「点と線」を挙げたこともあるけど、
「英米のミステリィがむかっているのと、おなじ方向を目指していた」
(「ねずみと骨」)として、都筑さんが本当に買ってたのは、清張の初期
短編だった。
486:名無しのオプ
12/11/11 19:02:44.48 sfzbuzg4
「岡倉天心」 河出文庫で復刊されているみたいだが
要望でも集まってたんだろうか
487:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/11/11 22:01:33.45 OtD082th
久々に「鬼火の町」を再読。
コンパクトに纏まっているし、捕物帳(=江戸風物詩)としての魅力は十分。清張時代長編の第一に推せると思う点に変わりはないものの、
反骨精神に富んだ岡っ引という主人公設定は、
やはり史実に鑑みると、「うーん・・・」なんだよね。
清張作品だと、「町の島帰り」に出て来た岡っ引のリアル度が、
どうも念頭に来てしまう。
日テレプラスで「球形の荒野」の再放送あり(深夜0時20分)。
488:名無しのオプ
12/11/11 23:13:47.64 HGukXI5h
>>480
今まで観た松本清張原作のドラマの中で、最もつまらなかった…。
489:名無しのオプ
12/11/12 13:42:41.11 yFydd3sE
見なくて良かった。
映画を見たらもう他は要らないな。
490:名無しのオプ
12/11/12 13:52:23.15 1efAyHda
何で映画と比較されるのが明白なのに
金太郎飴のごとく同じような作品を何回もリメイクするかね。
製作サイドに自信がなくて「看板」で集客商法か。
テレビドラマなら「渦」でも製作しろや。
491:名無しのオプ
12/11/12 15:50:04.81 mauccu/u
>>490
渦は無理
ビデオリサーチ一社という異常な状態が続いている
492:名無しのオプ
12/11/12 19:17:59.92 zBfyk6hQ
清張作品の中で絵画モノに興味あるんだが誰か教えてくれない?
天才画の女、真贋の森、美の虚像は読んだ。
隠花平原みたいな殺人がらみはつまらないんで、それ以外でよろしく
493:名無しのオプ
12/11/12 23:59:57.65 nnAjCEzs
売れない画家の話「虚線の下絵」、絵画じゃなくて彫刻だけど「微笑の儀式」
写楽や雪舟も評伝も含む「小説日本芸譚」、小説じゃないけど「写楽の謎の一解決」
ゴッホゆかりの地での国際駅伝ネタの「詩城の旅びと」は絵画モノとは言えないかもだけど
ラスト近くにゴッホとアルル地方への強烈な科白がある
494:名無しのオプ
12/11/13 12:07:07.44 oAxWIpOO
宮部みゆきの短編セレクションなかなかいいじゃん。
495:名無しのオプ
12/11/13 21:03:50.64 5+ZsYzct
全集の解説は錚々たるメンバーが力の入った文章書いていて面白いですね
『球形の荒野』加瀬俊一氏のモームの話は面白かった
『波の塔』富岡多恵子氏もユニーク
どの巻か忘れたが林健太郎氏の工夫をこらしたフルスイング空振り解説も
数学者らしくてよかった。
496:名無しのオプ
12/11/13 21:59:52.52 5+ZsYzct
>>495
林健太郎→矢野健太郎
497:名無しのオプ
12/11/14 10:09:08.03 bJzXr6Sn
www.youtube.com/watch?v=91n7fiYQLoQ
誰が監督しても、誰が演出しても、誰が演じても、まず失敗のない「天城越え」
川端康成の「伊豆の踊り子」より百倍は文学的価値が高いと思うんだけどおまえらはどう思うよ
498:名無しのオプ
12/11/14 22:17:09.14 X7OJTMmr
>>493
小説日本芸譚は岸田劉生晩景のような人物評伝だね。こういうのは小説家に頼
らなくともいいんだ。あとの4つは探して読ませてもらうわ。
ありがとう
499:名無しのオプ
12/11/15 15:46:44.66 8H77GZHR
清張のアンソロジーってない?
アンソロジーって絶版になると
めったなことで復刊されないから困る。
500:名無しのオプ
12/11/15 16:57:22.14 bmOZG9L5
清張が編者のアンソロジーってことかい?
小説だと聞いたこと無いなあ
清張編だと↓ぐらいしかないけど、アンソロジーではないな
URLリンク(ci.nii.ac.jp)
501:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/11/16 00:02:26.81 dfEe+MQr
>売れない画家の話「虚線の下絵」
これはマジで厳しい話だわな・・・まあ、ミステリではないけど・・・
実際のところ、川端先生の「Izu Dancer」とストーリー的にそれと逆コース
を行く清張先生の「天城越え」は、暗い叙情性に富む佳作という点で、
遜色はつけ難いとは思う。
しかしながら、「ミステリ」とカテゴライズされた「宿命」ゆえか、
「天城越え」か、文壇において、一段(それ以上かも)低く見られるのは
仕方あるまい。
ゆえに、この板では天城への愛着増す故ではあるが。
502:名無しのオプ
12/11/16 02:02:47.68 +Ldg7Mxo
↑
文章の書き方、改行、句読点の打ち方、かなり下手だね。
実は、2ちゃんに慣れてないだろw
503:名無しのオプ
12/11/16 07:02:14.90 kBKI7Dna
>>502
書斎は本を読むのも慣れてないよ。
だから間違いだらけ論考。
504:名無しのオプ
12/11/16 08:53:16.88 D/nLYFqh
書斎の日本語は正当なものだよ。
505:名無しのオプ
12/11/16 09:35:32.24 Y/FgZS61
>>503
書斎の論考なんて読んでないから知らん
506:名無しのオプ
12/11/16 09:52:08.06 D/nLYFqh
騙されたと思って熟読してみ。
新しく素晴らしい知見が得られるから。
507:名無しのオプ
12/11/16 10:02:57.47 6vJ2DhSo
頭吊りとかキタ・セクスアリスとか伝奇小説を書いたことない清張とかポワロが出てくるそして誰もいなくなったとかか?
そんな痴見はいらん
508:名無しのオプ
12/11/16 13:18:44.71 wef2pkqq
>>506
ゴミみたいな論考だからみんな相手にしてないんだろ。現実をみろや。
509:名無しのオプ
12/11/16 13:48:50.31 S8kLgWHr
書斎の論考って、面白かったつまらなかった、俺はこれがおすすめ、ドラマ化するなら俳優は誰がいい、
みたいな誰でも書けることを偉そうな文体にしただけだからなw
510:名無しのオプ
12/11/18 21:06:02.34 huygV4go
>>509
ふざけるな!
511:名無しのオプ
12/11/18 21:06:17.74 bzHGt/E/
せやせや!
512:名無しのオプ
12/11/18 23:07:18.23 Jz+ripki
ついにまともな反論が不能になったかw
513:名無しのオプ
12/11/19 06:02:05.72 7xgenR0Y
>>512
まともな反論したことなんてあったか?w
514:名無しのオプ
12/11/19 09:37:39.49 APTDMWGe
なかったなw
それでも>>510-511よりは
と、思ったが頭吊とかボロが出ない分510-511の方が書斎的にはマシなのかもw
515:名無しのオプ
12/11/19 18:52:28.26 XrWJoeYB
清張と横溝ってどっちが人気あるの?
516:名無しのオプ
12/11/20 04:54:07.22 ho1XrxDF
横溝ってビジュアルとしてダメだわ。キャラとしてのあの金田一と
角川文庫の古臭い表紙が抵抗感あって読もうと思わせない。
清張の場合は新装版を何気に手にとって立ち読み始めたら
止まらないぐらいに面白かった。横溝も同じことやればいいのに
517:名無しのオプ
12/11/20 21:09:31.82 t18wqgZE
清張は年を追うごとにビジュアルも立っていきますからw
518:名無しのオプ
12/11/21 07:53:10.12 ELWNtVLV
でも清張、横溝、乱歩は三大作家だからねえ。
519:名無しのオプ
12/11/21 19:11:38.64 mhI3d1oj
>>518
荒らしのゴミ野郎が選んだ三大作家など笑止千万!早く働け!役立たず!
520:名無しのオプ
12/11/21 19:35:12.68 ELWNtVLV
事実は事実だ。
できるものならキチンと反論してみ。
521:名無しのオプ
12/11/21 21:28:15.81 /KLaxl2b
新版東西ミステリーベスト100
点と線6位、砂の器25位、ゼロの焦点37位
522:名無しのオプ
12/11/21 21:42:10.64 mhI3d1oj
>>520
もっとでつまつくんⅡを褒めてあげて
こんな低次元な書き込みを、羞恥する事もなく出来る無職のゴミに反論をしろと??それは無理ッスよww
523:名無しのオプ
12/11/23 22:41:18.87 KMEg5Dj7
清張で何度も出てくる状況やトリック
1)画壇・美術界(結構多い)
2)タクシー運転手は覚えていた
2)庭の池の下の死体
3)刑務所関係
4)歴史学者、医者
524:名無しのオプ
12/11/23 23:14:00.31 bqmh61R3
画壇は清張ならではかもな
4の歴史学者も
あとは別に清張でなくても日本のミステリだとやたら多いような
525:名無しのオプ
12/11/24 12:33:05.48 3S3FSP2u
あと印刷屋もね。
526:名無しのオプ
12/11/24 14:14:06.19 CJsT9Cyz
「点と線」刊行当時の光文社の広告には
「芥川賞作家の野心的長編」「江戸川乱歩氏評」の煽り文句があるが、
当時の清張の立ち位置が見えるようで興味深い
(もっとも「乱歩評」は中島河太郎が乱歩の名前で書いたのではないかと思えるが)
527:名無しのオプ
12/11/25 07:59:32.99 abRSkN70
保険外交員の女もよく出て来るな
登場人物ではないが「武蔵野の名残り」「そうです、そうです」が頻繁に使われる
528:名無しのオプ
12/11/25 22:09:56.19 0Xx/Kt7j
「ははぁ」「~かね」もよく出てくる表現だね。
529:名無しのオプ
12/11/26 07:39:57.84 NZ0SAqS4
出版社や新聞社ネタ、作家ネタ、水商売の女ネタも多いから
意外と身近なところから題材を拾っていたんだろう。
530:名無しのオプ
12/11/26 19:56:00.25 VVbR/dBg
>>521
新版が出てるのココで知った、ありがとう
旧版はたしか新本格登場の前だったから
どうなっているのか楽しみ
531:名無しのオプ
12/11/26 19:56:54.56 //sTGHHu
山梨県、青木ケ原樹海で自殺題材のロケお断り
URLリンク(www.nikkei.com)
>県障害福祉課の担当者は「小説や映画で取り上げられ、『自殺の名所』という悪いイメージが定着したのではないか」と嘆く。
532:名無しのオプ
12/11/27 04:04:08.92 llS9lxtp
様々な題材で苦心惨憺、彫心鏤刻してまぁ売れるからいいようなもんだけど
それでも西村京太郎や赤川次郎や内田康夫みたいに苦しまず楽々書いた人
のほうが下手すりゃ部数出るんだから
馬鹿らしいっちゃ馬鹿らしいね
533:名無しのオプ
12/11/27 10:02:05.97 jKZeRGjr
本当かどうか知らないけど、苦しまず楽々書けるなんてすごい才能じゃないか!
534:名無しのオプ
12/11/27 13:20:07.72 zJcq/BHq
内田康夫は時事ネタを取り込むけどその料理の仕方に芸がないね。
535:名無しのオプ
12/11/27 19:35:31.57 llS9lxtp
内田康夫は三作目までは非常に苦しんで時間もかかった
ところが三作書き上げたら
それ以降は、もういくらでも書ける
何の苦労もなくすらすらすらすら書けるようになったと言っていた。
536:名無しのオプ
12/11/27 20:19:47.68 1dV2jkfY
その多作御三家に需要があるってのがすごいよな
もう何読んでも同じだろって思わないのかな
ブックオフの一棚占領されて忌々しい
537:名無しのオプ
12/11/27 20:42:15.47 thXD2j32
内田が「波の塔読んだらミステリーじゃなかったので騙された」などと言っていたが、
これだからジャンル意識に囚われたオタクは困る。
「読者のためにミステリーは殺人事件というタイトルが良いのだ」にはもうアホかと。
ミステリーだろうが恋愛物だろうが、問題は、面白いかつまらないかにすぎないし、
そんな「読者への配慮」は要らん。つ-か、読者を馬鹿にしてるだろこの発言。
538:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/11/27 22:22:52.02 zI0GmxYc
清張スレ定住民は、
清張先生以外の社会派ミステリ作家(と称されたが正確かな)には
興味無しかな?
水上勉、黒岩重吾、有馬頼義、菊村到等の面々。
初期清張ミステリが好きならお薦めな作品群あり。
539:名無しのオプ
12/11/28 01:12:47.21 ZE+jnJx3
>>537
それをいえば密室殺人とか時刻表殺人とか新本格のトリック至上主義みたいのが
何が面白いのか分からないわ。清張でも勿論そういうトリック殺人はあるけど
それ以前に人間ドラマとしてよく出来てるから楽しめるんだよね。
「点と線」なんて時刻表トリックより無駄を排したプレーンな警察小説として
面白い。
そういや鮎川哲也とか新本格の偏屈そうな人が「最近のミステリーでは
やたらと政治や社会的メッセージを詰め込むたがる傾向があるが、
ああいうのは如何なものかと思う」とか何かのあとがきで書いてるのを読んだが、
この人の小説はさぞかしツマランないんだろうなと思ってしまった。
540:名無しのオプ
12/11/28 10:08:22.73 n5Mqc0lL
清張はメッセージ性を生で出すような野暮なとこがないのがいいな
社会的テーマでも淡々と人間が起こす単なる事件として提示しているのが、
森村誠一辺りの声高なのと比べるとよく分かる
541:名無しのオプ
12/11/28 10:20:07.05 MmCkGvXD
最近のミステリーはキャラ中心主義になっている
ミスキャストだとかいって話題になってるビブリア堂だってキャラありきの話だから
ミスキャストだなんてことにもなる
ストーリー中心なら登場人物を誰が演じようが問題ない
542:名無しのオプ
12/11/28 21:50:16.44 8qM5RGV5
>>540
これは同意。
島田荘司の『写楽 閉じた国の幻』を読んだが、作中で唐突に日本人論が飛び出す展開に興醒め。
島田御大もこの点は清張に倣ってほしい。
543:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/11/28 22:42:53.89 dgXuBJEU
>>540
とは言うても、「高層の死角」「腐蝕の構造」等の初期作に謎解きミステリ
としての面白さがある点は是認すべきでしょ。
この板の性格上、「ミステリ」としての評価は疎かにすべきではない。
清張先生以外の社会派(と称された)作家連はこの点が弱い。
>>541
ジョアのゴーリキーちゃんな(w
まあ、どうでもいいけど・・・俺はAKBのM・Sちゃん推し。
マジで「いい女=スケ」かと思う。
>>542
占星術、斜め屋敷時代からのシマソウ読者だが、彼には無理。
清張先生路線でなく、あくまで横溝御大路線OR大乱歩路線を
選択すべきであった。
美大出だし、巧くすれば本格でない大乱歩路線も逝けたかもしれぬ。
まあ、惜しい感はあるわな・・・
544:名無しのオプ
12/11/28 23:49:09.71 HgnFfmhu
>>542
飯嶋和一の時代もの読んだときも思ったな
庶民階級に思い入れあるのはいいんだが、地の文で「糞侍」とか書いちゃうw
清張の時代ものだと武士や富商の腐敗や百姓町民の哀歓も、作者の地声じゃなく
事件や登場人物の行動を通して書かれるのが大人の小説って感じがする
545:名無しのオプ
12/11/29 09:34:23.13 EcpPoLEC
>>544
>地の文で「糞侍」とか書いちゃうw
それと似たのってこの板でも話題になってる日本人はいかに残虐だったかを
書き連ねた作者の自虐史観満載の「ジェノサイド」なんかもそうなんだろうな。
どういう政治志向でもいいんだけど、小説を捻りの無いプロパガンダの場に
貶めるのは小説家としてはまぁ頭が悪いよね。それに対して清張の場合は
ストレートにぶっちゃけずとも、まさに登場人物の一挙手一投足から
滲み出るって感じだもんな。
546:名無しのオプ
12/11/29 09:47:20.57 mULe6+B3
清張は、『昭和史発掘』でも、資料をして語らせるのが方針で、自分自身の意見や感想は
補足的な最小限にとどめたと言っているね。
547:名無しのオプ
12/11/29 22:07:18.28 2QPop04m
点と線を読み終えた。なかなか、面白かった。
548:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/11/30 00:12:50.50 W4p9n4rZ
しかしながら、作品中にぽろっと本音が出てることがある。
高級官僚嫌いの例は数多あるが、
「二人の真犯人」には「死刑廃止論寄りなのかな?」と思わせる
記述あり。
549:名無しのオプ
12/11/30 00:57:22.28 sGC4mjfw
>>545
珍しく登場人物が熱く語ったのが「詩城の旅びと」での
ゴッホを理解しなかったのに、その後有名になったら利用するアルルの人々への弾劾
(ちょっと家政婦は見たの市原悦子のラストシーンの科白っぽいw)
それでも、地の文ではなく静かな科白で、クールな印象なんだよなあ
550:名無しのオプ
12/11/30 12:13:16.97 Yscd+VBh
風俗小説の社会派推理ものはどうしても古びてしまうなあ
初期の時代小説の短編が充実してることに今さらながら気づいたよ
551:名無しのオプ
12/11/30 12:25:13.22 /wMeUwqd
若い男性サラリーマンが賄い付きの下宿に住んでいたりする描写が出てくると時代を感じる。
今はワンルームマンションにコンビニ弁当だからね・・・
552:名無しのオプ
12/11/30 13:35:44.02 MeEyAf9W
そういうのが気になるのは清張が現代小説だということだね
今全く違和感のない小説も数年すれば、すぐ細かなとこに古さを感じてくる
(携帯持ってない古さから、ガラケーしかない古さへ、みたいな)
時代小説なら江戸初期中期後期で必ずあるはずの風俗的違いもあまり気にならない
清張の時代の小説はまだそうなるにはだいぶ間がある
553:名無しのオプ
12/11/30 21:35:32.61 zGMiWCy9
リアルタイムで清張を読んだ世代が居なくなった頃かも
でも「点と線」「ゼロの焦点」とか、もはや普通に時代小説という感じだけどな
「けものみち」とかは現実離れしたファンタジーにも見える
554:名無しのオプ
12/11/30 22:09:43.14 lDBxXAfC
まぁ古くなるのは社会風俗の書割りだけだからね
清張の魅力はその中に生きる人間の息吹があると云うこと
555:名無しのオプ
12/11/30 22:10:35.77 sGC4mjfw
>リアルタイムで清張を読んだ世代が居なくなった頃かも
勝手に殺すなよw
長く生きてると「現代」の幅が広がりましてな
風俗の変遷なども含めて現代として把握してるんで
清張は十分に現代小説ですよ
556:名無しのオプ
12/12/01 11:34:17.44 i8PQlDRt
「眼の壁」のタイトルは清張が自分で考えたのかと思っていたが、
マーガレット・ミラーの小説から来ているんだ…。
松本清張って、今ではあまり知られてない海外のサスペンス物とか、
結構読んでいたりするから驚く。
557:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/01 19:58:05.39 GtR8SagU
初期の清張作品は、既に昭和時代小説でしょ。
この手の読み方を呈示した新書(文春)も刊行されている。
>>553
同意だが、「けものみち」は清張先生自身が
「ある女性の生き様を短期間に纏めて描いてみた」という趣旨の
発言しているから、書き手側もストーリーに飛躍があるのは承知のうえなの
であろう。この点を確認のうえ読むべきものかと思う。
>清張の魅力はその中に生きる人間の息吹があると云うこと
この点は江戸時代以前を舞台にした時代小説も同様。
池波作品もそうだが、読んでいて、これって現代人の感覚だろと思う
こともある。だからビビッドで面白いわけだし、作者たちも承知の上
なんであろう。
>>556
ドイルに熱中し、「新青年」を愛読。
初期ポケミスも相当読んでいたようだ。
シムノンは好まず、クリスティー好きというのは、
やや意外感あり。
558:名無しのオプ
12/12/02 14:56:01.27 RTu8QjrW
同じ中卒でも池波正太郎とは大分青年期の過ごし方が違うね
やっぱり東京と九州の違いなのか
気質の違いか
559:名無しのオプ
12/12/02 15:07:02.60 sNvvrhNC
金回りが良かったか生活が苦しかったかの違いじゃね
560:名無しのオプ
12/12/02 16:00:27.01 RTu8QjrW
池波正太郎はそれほど読んでないけど
人気じゃ清張先生にもひけはとらないみたいですね
池波さんみたいにエッセイでどこそこの鮨がうまいの、主人がどうのなんてのは
清張先生は書きそうもない。
561:名無しのオプ
12/12/02 16:29:31.50 PMEH2On5
食い物の話は前にも出たな
まあ、最近はともかく、グルメグルマンな作家は昔は少数派でしょ
谷崎潤一郎、子母澤寛、吉田健一とか
そのかわり今の軽いお洒落な作家より奥が深そうだけど
お洒落なグルメ系エッセイの走りは、伊丹十三かな
562:名無しのオプ
12/12/02 21:09:37.09 076zTpUw
>>558
松本清張が女性編集者を押し倒したら、野武士の武勇伝として黙認されそうだが、
池波正太郎だとまったく想像がつかないな
563:名無しのオプ
12/12/02 22:57:18.37 7w+bi1Wm
>>561
吉田健一の酒肴エッセイは凄く面白かった。日本人でここまで
舶来臭いことが書ける人がいるのかと驚いた。まさに清張とは
別世界の人の文章といった感じ。
でも時代的にヘドロの悪臭漂う隅田川ほとりで飲んでる描写とか
あったりして、当時の食べ物がとても美味そうとは思えないのが難点なんだけど
(頭でっかちに現代の基準で考えるのは野暮とはいえ)。
564:名無しのオプ
12/12/02 23:34:37.49 PMEH2On5
戦中戦後直後ぐらいまでは隅田川も白魚とれるぐらいだったんだけどね(俺の父親談)
吉田健一は高級料亭みたいのだけじゃなく、裏町の小さな飲み屋で酩酊するのも良しとするとこもあるから
現代のブランドな食い物羅列するようなのより好きだけど、
どっちにしても清張とは別世界ですな
565:名無しのオプ
12/12/02 23:54:57.02 RTu8QjrW
吉田健一は小林秀雄に言わせると、およそ他人と親しむという事が
できない男でキチガイと同棲した小林をして驚倒する突拍子もない人間だったらしいけど
そんな男に押しかけられて酔っぱらわれた小さな飲み屋は災難だね
566:名無しのオプ
12/12/03 00:04:32.57 1n95Dxni
吉田健一の為に言っておくと、途方もない所のある人間で
おぼっちゃん気質だったそうだが、といって
権力者の息子だからそれを笠に着てどうこうというような所も
まるっきりなかったそうだ。
567:名無しのオプ
12/12/03 00:15:26.33 MUYPpmqv
そうだね
吉田健一のエッセイや小説を読めば、すぐわかる
あの(甘えの構造の土居健郎がボロクソに言っていた)文章も慣れると癖になる
文章も清張と対極とかスレに結び付けたいけど、食い物の別世界ぶりに出した以外は
全く結びつけようがない存在だな
568:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/03 00:17:37.10 UzZX/t3Y
ブル首相子息ねた、面白いが完全板違いでしょ。
この人監修のものが、俺が最初に手にした国語辞典だったりするが(w
まあ、清張先生や池波先生の学歴は今なら中卒どころか小卒相当だが、
現代基準では判断出来ないわな。
569:名無しのオプ
12/12/03 17:36:27.81 +z6zr0z9
書斎を無視するな!!!!!!!!
570:名無しのオプ
12/12/03 19:54:00.42 sFZMw95z
松本清張「生誕祭」 松本清張記念館 2012.12.12
URLリンク(www.justadrenalin.com)
571:名無しのオプ
12/12/04 20:58:29.25 6qQ1bhxb
不安な演奏〈新装版〉
URLリンク(www.amazon.co.jp)
572:名無しのオプ
12/12/05 10:35:46.60 uIXeLb7A
>>571
>ラブホテルで盗聴したテープを心ときめかせて聞いた雑誌編集者の宮脇平助は、それが死の演奏への序曲だと知った。
いかにも70年代エロサスペンス臭がするな。
これ面白いの?アマのレビューでもあんまり評価は
良くないみたいだけど。
573:名無しのオプ
12/12/05 10:42:16.20 H2tRvpvf
盗聴というのはミステリーやサスペンスの定番ではあるけど
清張流変態趣味って感じもする
もっとエグい覗き趣味になると乱歩世界になる
574:名無しのオプ
12/12/05 10:50:43.70 p/SWAzKj
不安な演奏のネタ提供したのは梓林太郎だよね
六本木かどっの喫茶店で偶然聞きつけた話
575:名無しのオプ
12/12/05 20:55:08.58 jevzgGJj
新潟県取材したのも梓林太郎
>>572
すでに市販の清張長編あらかた読み尽くした方はどうぞ、といったところ
576:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/05 22:03:00.58 kUcWbht2
「不安な演奏」は、看板の小ネタはミステリとして面白いかった。
気にかかったのは、序盤の二人連れの男の行く先に関して、
偶然性が絡んでしまうことかな。
真相が判明してみると、この展開はポイントになるべきものだったし。
577:名無しのオプ
12/12/06 00:17:37.29 TcZvHNjZ
>>573
佯狂の容疑者にエロテープ聞かせてその反応で
偽気違いを見破るって短編もあったな
578:名無しのオプ
12/12/06 20:52:20.10 OXKuCa9A
告訴せず(光文社文庫プレミアム)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
「連環」「黒革の手帖」系列が好きな向きにお薦め。
579:名無しのオプ
12/12/07 11:22:51.96 CiPJ8wOk
青島幸男主演の映画も悪くなかった
580:名無しのオプ
12/12/07 21:21:28.58 WBXsrcaq
告訴せずは江波杏子のオッパイもろ出しには驚いたな
砂の器の島田陽子のオッパイもろ出しにも心臓が止まるほど
驚いたが。
当時の映画で驚いたといえば『青春の門』での吉永小百合の
マンズリオナニーには視界のピントがずれるほど驚いた。
581:名無しのオプ
12/12/07 21:26:05.34 WBXsrcaq
しかし映画『告訴せず』で江波杏子が田舎でくすぶる仲居かなんかだったけど
あの美貌でそれほどバカでもない女がそんな事は
現実では100%ありえないと思ったな。
あれっ、これは前にも書いたかな。
582:名無しのオプ
12/12/07 21:56:34.13 sKoNDmi4
『告訴せず』帰りに買おうと思って書店に寄ったが、
『不安な演奏』の新装版を見つけたので買ってきた。
初出の古い方を選ぶことにしたので。
583:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/08 20:56:19.38 Oo/b9j1K
>>577
「偽狂人の犯罪」(「死の枝」収録)だね。
「告訴せず」は小豆相場、モーテルブームとか、今読むと時代を感じさせる
ものがあるが、選挙資金の裏金持ち逃げネタなので、総選挙目前の今は
タイムリーな読書かもしれぬ。
この手の悪女クライムノヴェル好きには「強き蟻」も推せる。
故青島元都知事主演の東宝映画版も、エロ(杏子ちゃんの脱ぎだけでなく、
ストリップ劇場のシーン等もあり)だけではなく、それなりに楽しめる
サスペンスドラマに仕上がってはいた。
ただし、」主演者のイメージに反して、ユーモアは皆無に近い。
(ゆえに原作準拠とも言い得る)
>>582
普通に謎解きミステリーを読みたいのであれば、その「買い」で正解。
前記したとおり、「告訴せず」は最広義のミステリには入るだろうが、
クライムノヴェルの形容がふさわしい作。
584:名無しのオプ
12/12/08 21:37:11.18 Y6p7Cvn4
清張版ノアールって感じの異色作かもね
なんだか映画を久しぶりに見たくなったな
オレも江波杏子のヌードに驚いた口だが(あまり宣伝してなかったので)
大滝秀治の神主も印象に残ってる
585:名無しのオプ
12/12/08 22:16:39.07 1abgmZyO
小豆相場と聞いて、梶山季之の『赤いダイヤ』連想する奴はいるかな?
『告訴せず』でわざわざ主人公の名前を似せているあたり、
俺ならこう料理するという清張の確信犯的な意志を感じる
586:名無しのオプ
12/12/09 11:08:13.22 9tKS6/Nv
なるほど それはちょっと面白いね
587:敗訴一声会さくら接骨院親歌代英二
12/12/09 19:07:38.53 ZYJIm2ug
>>394
hie
588:名無しのオプ
12/12/09 21:58:54.91 5F7hvbyF
ここ数日、清張原作ドラマの再放送が異常に多いような気がする…。
589:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/09 22:36:19.65 htz0j26C
「砂の器」と「告訴せず」の映画化作品は、時期的に相前後して公開された
記憶があったが、前者は74年10月、後者は翌年(75年)2月とある。
興行成績は対照的な結果に終ったものの、ミステリとしては売りで
あるトンデモ堕胎トリックはカット、世代交代という意図を込めた
空港でのラストシーンも改変等、完全に松竹十八番の人情劇に脚色
されてしまった(ゆえに大ヒットし、映画的には佳作となったとも言えるかも
しれぬが)前者よりも、原作のテーストを活かした後者の方を清張作品の
映像化としては評価したい。
ヒロインの江波嬢の魅力ばかりでなく、
主演の「青島だあ!」氏も、気弱で好色ないかにも清張ワールド的小市民の男
を好演していたのも良し。
590:名無しのオプ
12/12/10 08:19:09.46 hKf7d6yR
低周波の健康被害が言われるようになってから『砂の器』の例のトリックを思い出したことがあった。
昭和30年代にそれをミステリーに取り入れた清張の先見の明はすごいものだ。
591:名無しのオプ
12/12/10 10:09:45.05 Z9o0qoTO
>>585
『赤いダイヤ』か、言われてみればというぐらいかな
大辻四郎でTV化されてるよなあ
ヒロインの美女は若き野際陽子、さすがに爺の俺もほとんど覚えてない
592:名無しのオプ
12/12/10 20:24:08.25 VVerIeT0
全集揃えて清張デビューすることにしました。
そのうちここでもお世話になるつもりですが、お手柔らかにお願いします。
593:名無しのオプ
12/12/10 20:41:41.25 VjucNIJx
通はカッパブックスで揃えられるだけ揃えてから……
594:名無しのオプ
12/12/10 22:09:01.44 LkqeTnDw
「砂の器」連載当時の朝倉摂のさし絵、
例のトリックの回は、シュールな雰囲気を醸していて面白い
映像化できないものかね、タイトルは『もうひとつの「砂の器」』でw
595:名無しのオプ
12/12/11 08:06:38.15 w/9DpsLL
わざわざ全集とか嵩張るの揃える必要ないのに。古本屋のワゴンで
帯付きのカバーのキレイな新装版見つけたら凄く嬉しくなる。
糸ミミズみたいな読み難い活字でカバーの古臭い旧版文庫は
いくらでもあるけど、状態のいい新装版って意外と出回ってないんだよね。
596:名無しのオプ
12/12/11 19:54:36.91 1VU+l2q4
文藝春秋1月号 創刊90周年記念 激動の90年 時代を動かした90人
URLリンク(gekkan.bunshun.jp)
◆時代を拓いた人々◆
松本清張 生涯原稿十二万枚   藤井康栄
◆我が道をゆく◆
池田大作 松本清張との対談   池田香峯子
597:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/11 23:09:09.91 LVKViYks
そう言えば、「告訴せず」の映画公開時にはカッパ版しか無かったような。
当時は、この際に文庫化(権利取得して)して売りに出るという時代では
なかったのか。
598:名無しのオプ
12/12/12 04:16:22.52 54CZiLSB
>>596
何年かぶりに買ってみるかな
しかしその清張さんの記事は2つ合わせても5ページくらいしかなさそうだね
新ネタでもないしどうしたもんか
つまらん選挙関連の記事も多そうだし
コンビニにあれば立ち読みですませようか
599:名無しのオプ
12/12/12 13:25:58.90 pTMb0Enf
>>597
当時はまだ光文社文庫が発刊してなかった
600:名無しのオプ
12/12/12 16:20:41.62 fxoZtqIW
>>599
そいつ無知なんだから相手にするな
601:名無しのオプ
12/12/12 16:36:31.91 6WwKQ5x9
今晩は「事故」がドラマ放映。
602:名無しのオプ
12/12/12 21:03:56.94 VO4BgrnL
『告訴せず』読み終わったが、さすが松本清張。
結末はこうだろうなと予想しながらも、予想以上に面白い。
ディテールの描写がしっかりしているぶん、話に吸引力があるんだろうな。
「なんちゃって社会派」とは全然違う。「超一級のサスペンス」の煽り文句も偽りと感じなかった。
603:名無しのオプ
12/12/13 10:30:56.12 UHFMMMux
小説としてよくできてるんだよねぇ
604:名無しのオプ
12/12/13 22:01:44.63 is+CfLIS
十万分の一の偶然の田村正和が井上雄彦画みたい
605:名無しのオプ
12/12/14 21:19:04.22 ZMeozJ/R
今、全集の36巻を読んでるんやけど
「背広服の変死者」はぞっとするな
派手な殺人より怖い
606:名無しのオプ
12/12/15 11:53:03.42 5ak449Sj
いまは選挙資金持ち逃げじゃなくて、議員が秘書手当持ち逃げしますからね
607:名無しのオプ
12/12/15 12:31:16.89 R9Oi7sij
そんなの昔からだよ。
議員のふところに入るトンネルに過ぎない制度だから。
いちど当選したら辞められなくなるオイシイ稼業。
公約サギだろうと土下座だろうと何やってでもしがみつきたくなるわけさ。
608:名無しのオプ
12/12/15 15:21:37.15 CM4pJQAe
>>606
総理 総理の人もそうだよ
609:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/15 21:31:23.29 rFPKkXP1
光文社は文庫発刊がわりと遅く、カッパノベルス収録作品の文庫版は
他社という時代あり。
当時の看板商品であった新書ノベルスの売れゆき減退を恐れての
ことだろうか?
「告訴せず」は文春文庫だね。
「砂の器」は映画化と同時に、カッパ、新潮文庫同時にセールスに出ていた。
値段は張るのだが、好んでカッパを読んでいる者もあり。
610:名無しのオプ
12/12/15 22:35:01.43 ToAxUqYP
これまで指摘した文献を見ないが、
『十万分の一の偶然』のタイトルは、かなりの確率で、
ロイ・ヴィカーズ「百万に一つの偶然」を意識したものだと思う。
清張自身、迷宮課シリーズの中でこれをイチオシの作品に挙げているから。
『発想の原点』を参照。
611:名無しのオプ
12/12/15 23:19:18.15 AJfr5lw4
十万分の一の偶然のドラマ、酷い原作改変。清張作品はいつもこれだ。
トリックやアリバイ崩しが近代的、科学的な物に変化するのは古い作品の場合仕方ない。
ポケベル暗号が携帯電話暗号になるようなものだ。
でも犯人への復讐の話を、犯人逮捕して終わりという温い結末に変えた挙句
ビデオレターでお涙頂戴って結末は…。
612:名無しのオプ
12/12/16 01:23:41.95 NARYjkJa
>>611
わざとつまらなくしているとしか思えなかったな
脚本の吉本昌弘とかいうヤシに才能がないという事だけはよくわかった
伊東四郎もひどい台詞喋らされてたな
しかし昼間やってた『白い闇』も劣らずひどかった
何故か黒革の手帳とくっつけられて全く別の話
613:名無しのオプ
12/12/16 18:38:52.42 4FpvMfAe
当日は強風だったとか言ってなかったか?
夜間強風の中をまともにラジコンヘリを飛ばせるのか?
614:名無しのオプ
12/12/16 18:51:09.92 7+9+thCk
「十万分の一の偶然」昨日見ました。
田村正和ということで期待してみていましたが、イマイチでした。
ナレーションはいらなかったような・・・
展開も引きつけられませんでした。
1981年の火サス版を見たことありますが、その方が断然よかったです。
昔のサスペンスはカメラワークも良いし、フィルム映像だから趣きがあるし。
製作陣のレベルが昔の方が高かった。
615:名無しのオプ
12/12/16 19:15:35.00 H59auXcE
田村正和という役者ありきでドラマ製作して、
役者のイメージの為に原作捻じ曲げてるとしか思えなかったな。
主人公と被害者の関係が婚約者と恋人から父と娘になったのはまさにこの為だろうし、
犯人皆殺しの後自殺オチから逮捕、ビデオレターオチになったのもそうだろう。
616:名無しのオプ
12/12/16 20:28:49.04 khs1e1S1
トリックどうするのかと思ってたが、ラジコンヘリの登場には笑った。
まあ、見事な「田村正和劇場」だったね。
高嶋の山鹿恭介も予想ほど悪くはなかったが…
>>614
三船プロ製作だったと思うが、カメラワークは30年前のほうが断然良かったね。
617:名無しのオプ
12/12/16 21:30:20.77 NARYjkJa
まぁ冠シリーズサスペンスや『相棒』なんかも顔面アップばっかりで
絵作りなんかどうでもよくなってるからな
ラブロマンスならそれでもいいかもしれないが
サスペンスはそれじゃダメだって事もわからなくなってるんだな
断崖シーンだけは健在だけど
618:名無しのオプ
12/12/17 21:38:17.31 JRW4QYeC
『十万分の一の偶然』
全く反省しない山鹿を処刑したのはわかるが、
古家まで殺す必要があったのか、よくわからん
619:名無しのオプ
12/12/18 06:52:43.56 Jxjf9fkU
先週やってた『事故』のドラマの録画してたの今更見た。
高田京太郎を主人公にしたのは良いと思ったが、
最後の離婚オチはいらなすぎると思った。
それとドラマだと山西省三が先に浮気調査して、自分は浮気はしていなくて
全部悪いのは犯人である探偵と省三の妻の不倫が原因、動機であり
悪役を全てこの二人に押し付けているような脚本になってるのも頂けない。
原作だと山西省三もしっかり浮気していて、その浮気が原因で探偵が妻に言い寄ってきたんだし
その上自分が浮気している癖に、妻の浮気は許さないという身勝手な部分もあって
一概に犯人だけが悪いのかとか、省三が浮気してなきゃ妻の不倫や殺人自体起きなかったのでは…
って考えさせる後味の悪さも含めての『事故』という物語だったのにそれを台無しにしている。
620:名無しのオプ
12/12/18 21:55:10.46 O9t8fuOk
あれは高橋克実を笑うためのドラマですよ>最後の離婚オチはいらなすぎる
621:名無しのオプ
12/12/19 01:31:00.23 MKIkX5Kp
清張原作の映像化で最も評価できる作品と制作公開年度を教えてくれ。
622:名無しのオプ
12/12/20 21:04:27.50 4VAouR8v
>>578
清張の作品は結構読んだ気がするけど、
これはまだ読んだ憶えがない。
読んでみようかな。
623:名無しのオプ
12/12/21 23:55:54.31 4iyyS/4a
本日生誕103年
624:名無しのオプ
12/12/22 09:15:48.97 w4iTpJgF
「風の視線」
読んだ方いますか?
絶版ですよね?
625:名無しのオプ
12/12/22 11:53:36.28 BYa84G5w
「風の視線」読んだはずだし、本棚にも文春文庫(1979年の第4刷)があるんだけど全然覚えてない。
ミステリーというよりメロドラマだね。読み返してみるかな。
626:名無しのオプ
12/12/22 23:26:30.97 9BXjL5Rx
2012年版ドラマの熱い空気も安定の原作レイプ。
河野信子が家族を庇って家庭崩壊もせず信子も改心して無傷で次の仕事場に向かいエンド。
何だこれは。全ての登場人物が救われて終わりとか
清張関係ない捏造された市原悦子の家政婦シリーズですらない展開だぞ。
信子が最後まで下衆なまま、因果応報を食らって終わるからこそこの作品は輝くのに。
この前の「事故」のドラマといい、主人公を良い人にしなきゃドラマ作れないのか?
そんな話はそれこそ市原悦子の家政婦シリーズでやれ。清張原作でやるな。
627:名無しのオプ
12/12/23 00:20:36.51 9RGGVBZ5
『白い闇』がひどかったんで見なかったな熱い空気
主役が米倉じゃ見る気起こらない
清張ドラマは生活感がないと話にならない
書き割りだけは現実でも、その中で見たことも聞いた事もないような
異常な登場人物が右往左往するドラマばっかりだな最近は。
628:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/23 09:45:23.65 bkiulCZj
いつのまにかドラマスレ化しているのが残念。
>>621
俺が今まで見た限りでは、NHK土曜ドラマ枠の「遠い接近」が
ミステリとしての面白さ、清張版「真空地帯」というテーマ等の原作の持ち味、雰囲気を十二分に活かした最高の良作であった。
資料では75年10月18日オンエアとある。
629:名無しのオプ
12/12/23 16:28:34.33 ksr0wymI
書斎の言うとおり。
ドラマの話しはドラマ板でやれや。
630:名無しのオプ
12/12/23 22:51:20.49 yXHGa+PJ
>>629
散々スレチな書き込みを、東野スレで繰り返してる荒らしのゴミが言う台詞かよw
631:名無しのオプ
12/12/23 23:54:24.61 ePyQ3xe6
>>624
個人的には「波の塔」よりもお薦め>風の視線
(「砂漠の塩」より「蒼い描点」を好む人向けの作品だと思うが)
632:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/24 06:58:46.02 0RYSh7Wr
このスレでは、話題に出ない文春の東西ミステリーベスト100だが、
「点と線」のランクインはあるものの、
大ベストセラーにしてロングセラー化した「波の塔」はランク外、
ピカレスクの代表作として、
「わるいやつら」か「けものみち」のどちらか一方ぐらいはランクインしてもよいのでは?
という見解もあるかもしれぬ。
だけど、
このスレでも話題に出ている「告訴せず」「熱い空気」「黒革の手帖」等々、
全て非ミステリという認識があり、また、そういうセールスであった。
ミステリ作家という範疇だけで見ても、清張先生は十分に「巨人」の称号に
ふさわしいとは思うが、
短編の名手であり、社会派のイメージがあるため、本格・長編主体のこの手の
ランキングでは不利って面もある。
633:名無しのオプ
12/12/24 11:30:58.12 NW81Z9EB
「熱い空気」を原作通りにやろうとしても、家庭崩壊と救いの無い終わり方の後味の悪さ
なんて今のテレビ視聴者は求めてないと思うよ
やったら非難轟々だと思う。仕方ない。
634:名無しのオプ
12/12/24 12:19:39.08 19MhIQDK
「熱い空気」は救いないかな
ラストは多少ぼかしてあるし、どっにしても清張最高傑作の呼び声は高い
635:名無しのオプ
12/12/24 12:33:34.80 CKBv3sae
>>633
大昔、望月優子でやったときはそのまんまだと思ったがな
視聴者というより、今のテレビマンがリスクを恐れて生ぬるくしてるだけのような気がする
636:名無しのオプ
12/12/24 21:59:49.38 VonC90mN
「砂の器」で犯人をピアニストにするのは、小説とは別の物語として、まあ、有りだが、
「霧の旗」で桐子がライターを返却するのは、ただの原作破壊だと感じる
637:名無しのオプ
12/12/26 16:24:57.59 VR7XpaXA
疑惑の松竹映画版って、野村監督は桃井が無実ってことが分かる風に
終わらそうとしたが、清張本人に反対されたって話、最近初めて知った。
いや、アホだなー、それじゃ全然、この原作を使う意味がねえだろう。
やっぱこのオッサン、橋本忍と組まないとダメな方にいってしまうんだな
よくやった清張先生。この人はもっと自作の映像化に際し、うるさく口出した方が
よかったよ。
砂の器みたく、別に原作ガチガチじゃなくても、面白ければ認める人なんだし。
638:名無しのオプ
12/12/26 16:30:23.70 wok6n1h4
一緒に霧プロダクション作った仲だし
映像化には一家言を持ってたんだろうな
639:名無しのオプ
12/12/26 21:16:37.02 iYmrGRAy
青年清張は、父から読書を禁じられたあと、当面映画で渇を癒していた。
清張自身、生前から映画に対する感謝の念も述べていたが、
記念館の企画などを見ると、最近ようやくこの辺の事情に光が当たるようになってきた感じもある。
640:名無しのオプ
12/12/27 00:40:27.62 3DXhukaI
清張のネームバリューを利用してテレビ局が、
やりたい放題の風潮になってないか?
641:名無しのオプ
12/12/27 00:46:34.71 0+N10kSQ
確かにこのままだと
どこかの局がキャスト全員AKBで『高校殺人事件』でも製作しかねない。
642:名無しのオプ
12/12/27 10:29:35.36 K7TKcoYu
学園ミステリー的なのでは「万葉翡翠」が好きだな
643:名無しのオプ
12/12/27 10:53:13.92 KUAgkXAv
ならではの、と書きたかったんだな
644:名無しのオプ
12/12/27 14:50:11.66 F1nZcmAf
告訴せず読了
まぁよくある感じのストーリィ展開だが
スリリングというか、そつそつと怖さを感じる。やはりうまいな。さすが清張。
645:名無しのオプ
12/12/27 21:20:17.17 2vKJf9+1
清張みたいに本名の字をべつな読み方したペンネームや芸名って良い
646:名無しのオプ
12/12/28 22:12:40.48 toKSW5NR
松本清張ドラマで映ったいい生ケツなど今週のお宝
URLリンク(blog.livedoor.jp)
647:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/29 19:44:44.15 YDs/rHli
70年代のNHK土曜ドラマ枠で放送された清張作品は佳作揃い。
前記したとおり、最高傑作は記念すべきこの枠の第1作となった「遠い接近」
かと思うが、清張ファン必見なのは「依頼人」(太地喜和子主演)。
なぜか?本作は「見る」しかないのだ。
原作無しのオリジナルシナリオで清張ワールドの映像表現を試みた意欲作なの
である。
この事実を知らなければ、
「読んだ記憶がないけど、この原作の収録作品集は?」と思ってしまうほどの
良い出来。
太地さんが何とも色っぽい好演。
(この人に「疑惑」のヒロインをやって欲しかったが・・・)
清張先生も何とも怪しい(?)花屋役で出演。
(「幸せの時間」かよ(w )
648:名無しのオプ
12/12/29 20:25:27.88 cp2RqUc8
ほんと、清張の作品だけは亡くなった後も、毎年毎年、映像化が絶えないな
テレビだけなら、現役トップクラスの東野や宮部に負けてないのが凄い
手塚治虫の作品が死後、20年ほど毎年作品が別の版で復刊されてたのに
匹敵すると思うが、さすがにこっちは出版不況でここ数年は息切れ気味だし
649:名無しのオプ
12/12/29 20:53:34.51 XWQHlsZD
松本清張作品の映像化にあたっては、
長編は、昭和の時代考証を綿密に行った上での重厚感、
短編は、印象的な人物描写による切れ味あるドラマ作りが望まれるところ
650:名無しのオプ
12/12/30 08:10:43.67 4QC5l+qL
清張作品の舞台となった昭和30年代の風景は失われているから
映像で再現しようと思ったらCGにでも頼るしかない。
CGを駆使してまで清張世界を再現しようというモチベーションが制作者にはない。
651:名無しのオプ
12/12/30 08:59:54.93 21boJfyY
飢餓海峡って、砂の器の影響を受けている?(原作同士の話)
ちなみに人間の証明は完全にそうだと思うが。
逆に砂の器の映画は、飢餓海峡の映画の影響を受けてると思う
652:名無しのオプ
12/12/30 18:36:36.11 hcbbM9qA
『黒革の手帖』『疑惑』『迷走地図』など数々の松本清張作品の挿絵を描いた、
濱野彰親の展覧会を開催。
彌生美術館「挿絵画家の重鎮 濱野彰親展」(1月8日-3月30日)
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
653:名無しのオプ
12/12/30 20:12:09.26 DsiDtW+t
>>650
現代に置き換えて映像化しようとしているから、けしからん。
654:名無しのオプ
12/12/31 10:41:14.84 7qlxnVqs
昭和40年代以前はもう半分時代劇のようなものだからな。
655:名無しのオプ
12/12/31 12:09:27.91 Z62A84Oq
>>650
モチベーション以前に予算が無いだろ
656:名無しのオプ
12/12/31 12:49:59.27 7qlxnVqs
背景にしろ大道具小道具にしろ、ファッションや車も昭和30年代のものを再現したとして
そこまでの凝りようも結局マニアにしか評価されないだろうしね。
657:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
12/12/31 15:00:52.88 Y1ZGqLtF
昼ドラ枠と言うと、眉をひそめる向きもあろうが、
昔日の頃からエロだけでなくサスペンスも大きな売りのひとつ。
今こそ清張作品を取り上げて欲しい。
候補の1作は渋いところでは「梅雨と西洋風呂」あたり。
658:名無しのオプ
12/12/31 22:59:10.94 7T6VqDpp
「点と線」「ゼロの焦点」が俺にはイマイチで松本清張はあんま好きじゃなかったけど
「砂の器」はくそ面白くて驚いた。
659:名無しのオプ
13/01/01 16:18:25.12 /P6a9Y2h
砂の器は改悪映像化に拍車が掛かっている。
660:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/01 19:28:54.27 bBAyuc0z
録画しておいたドラマ版を見て唖然としたので、
「十万分の一の偶然」を久々に再読。
新刊当時も正月に読んだ記憶あり。
当時発生した東名高速の玉突き事故の印象があり、
その意味でタイムリーな作であった。
道路管理上の問題告発等、諸に社会派の方向へゆくかと思いきや・・・
まあ、別問題だが、ジャーナリズムの行き過ぎたセンセーショナル性
という面を感じさせるものはあり。
特殊な犯行トリックの解明の興はあれど、フーダニットや倒叙による
犯行立証等の面白さはない。
羽田埋立地でのクレーン上の対決、鹿野山上の鉄塔を背景にしたシーン、
(いずれも夜間)は、今読んでも、2重のクライマックスで
迫力溢れるものあり。
そして意外や、「大空からの目撃者」という意表を突いた面白さ。
麻薬や密教の護摩等に関する薀蓄の延々披露は、これはこれで面白いが、
本筋の小気味良い語りのテンポに水を差すという意味ではどんなものか?
良否の評価は措くとしても、同時代の巨人シバリョウとこの点は似てる。
661:名無しのオプ
13/01/01 22:42:39.75 +f442lcm
「十万分の一の偶然」の密教の話は「眩人」譲りだな、時期的に言って
662:名無しのオプ
13/01/02 12:16:49.97 vR8Tl1yK
『告訴せず』読んだ。
話がテンポがよく進みダレないのが、すでに全盛期を過ぎていた清張にしては出来が良い。
ただ、伏線ていうか、先にこう展開していくだろうなということを匂わせ過ぎなところがあるので
あ、やっぱりそうなったか、という感じでスリル感がもう一つかなという印象。
先の読めない展開が欲しいというのは無い物ねだりだろうか。
663:名無しのオプ
13/01/02 19:48:48.38 09mt8DAw
十万分の一の偶然読んで乱歩の「蜘蛛男」を連想した。
誰が見てもその人だろうと読者に分からせながら、あえて正体を書かずにそのまま語りを進める手法が似ている。
664:名無しのオプ
13/01/02 22:42:47.59 9KkmEm3z
スレが活性化しているね。
665:名無しのオプ
13/01/02 22:46:04.04 zPnY0j37
「黄色い風土」読んだけど、これ、完全に殴り書きじゃねーの?
先を考えずにアドリブで書いて、破綻してるようにしか思えない
ここまでくると駄作っていうより、珍作じみてる
時期的にはまだ脂がのってた年齢だから、仕事量があまりに多すぎて、
筆と頭がおかしくなっちゃったのかね
666:名無しのオプ
13/01/03 07:37:19.49 aO/USRjI
「告訴せず」なんだけど、あの男はあれだけ儲けたんだから
故郷には金を多少色をつけて返して返して和解すれば良かったんじゃないかと思わないでもない。
667:名無しのオプ
13/01/03 13:07:36.23 I4zMT91u
>>665
たしかその頃は6本くらい小説の連載を抱えていたんじゃなかったっけ?
668:名無しのオプ
13/01/03 13:56:57.23 +i0aPxfd
>>665
坊や、黄色い風土は清張が連載後の単行本化を嫌がった作品でね(全集にも入ってない)
文庫解説の中島河太郎はこの辺の事情に何も触れていないがね
669:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/03 15:52:15.61 Z1p+eu+l
「十万分の一の偶然」→「蜘蛛男」の発想は面白く読んだ。
まあ、犯人はキャラの違いこそあれ異常者だな。
ジャンル的にも、両作品共にミステリというよりはサスペンス。
前にも書いたが、
「告訴せず」もミステリとしての期待はせず、(ドンデン返しも含めて)
時事・風俗サスペンスと割り切って読むと楽しめる。
670:名無しのオプ
13/01/03 16:26:27.03 aMd59q7e
書斎がスレに溶け込んでいるね。
671:名無しのオプ
13/01/03 22:35:34.73 KnOT3peV
明日、午後フジで「市長死す」のドラマ再放送するけど
どんな作品だったのか思い出せない。
672:名無しのオプ
13/01/04 15:40:01.11 yPoyXCAQ
>>671
助かった、TVTaroでは放送内容未定になっていた
673:名無しのオプ
13/01/04 21:04:24.16 zMatWbUj
黄色い風土はテレビでカトレアの女になってたな
種の起源読んでる沈丁花の女は
西沢利明はかっこよかったが、そんな珍作とはしらなんだ
テレビも原作もちょっとだけで、いつか読もうと思っていたが
674:名無しのオプ
13/01/04 21:09:55.44 5rdXsWBx
松本清張の話はいつ読んでも凄いなー。
人間の後ろ暗さを精密にエグり出していく感じが素晴らしい。
675:名無しのオプ
13/01/04 22:45:35.47 8PSZrD1E
清張のサスペンスのテクニックに惹かれるな
人間の後ろ暗さをサスペンスの種にするってことを
生涯徹底していた作家だった
どうすれば読者をハラハラさせられるかっていう語り口も、
二時間サスペンスの脚本家なんて、裸足で逃げ出すほど、
とてつもなく巧い
676:名無しのオプ
13/01/05 08:11:57.00 foKqSjtR
「黄色い風土」って評判悪いのか
自分は先の読めない展開や衝撃のラストが無茶苦茶面白かったけど
677:名無しのオプ
13/01/05 12:31:17.89 i5/jIvIr
自分は小説しか知らないが、後半の展開は映像向きかも知れんね>黄色い風土
678:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/05 20:47:41.08 LhVKg7oN
「黄色い風土」のラストは評価する向きは多し。
普通に清張長編らしい欠点を持った長編のひとつで、
格段に悪いとは思えぬが、長過ぎるという感はあり。
679:名無しのオプ
13/01/06 11:20:45.30 INXo0RND
映画版のほうが面白かった記憶がある
東映からDVD出ないかな
680:名無しのオプ
13/01/06 12:07:54.95 h5BufPpd
東西ミステリーベスト100の、ゼロの焦点の項で、
原作の禎子が真犯人と断崖に立ったなどと、間違った粗筋が書かれてる。
(禎子は3回断崖に行ってるが、2回は単独、最後の1回は室田氏と)
この本、ミステリマニアが書いてる(筈)だが、映画と小説を混同してどうする。
アホか。
681:名無しのオプ
13/01/06 12:18:55.92 2Z2GBp9e
書斎も一緒になってスレが活性化しているね。
682:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/06 21:12:34.59 9UrEqZH9
マスコミで「砂の器」が取り上げられる場合も、映画に関する話題ばかりなのがデフォになってしまっている。
ゆえに、当時としては斬新なあの堕胎トリック(松竹映画版にはない)に
関しては完全スルーされるのが常なのが、ミステリファンとしては非常に残念だ。
683:名無しのオプ
13/01/06 22:46:54.18 bdP+ajcM
本当に残念ですね
684:名無しのオプ
13/01/07 17:23:24.80 qG22/uXZ
子供にフレンドリーな、さすがは書斎さんだ
685:名無しのオプ
13/01/08 20:42:37.20 4IBFqrj1
『寒流』を読んだ時、ずいぶん希望のない小説だと思った。
世の中は暖流でぬくぬく生きる人と寒流で生きる人の2つの人種に分かれる。
暖流と寒流は決して交わることはない。
686:名無しのオプ
13/01/09 02:06:27.46 RFijwhXj
寒流は映画の方が、輪をかけて救いがない
687:名無しのオプ
13/01/09 15:07:00.41 n+8TY6HE
「寒流」はラストがちょっとやっつけ仕事っぽくて
え、こんなの? という物足りなさがあったな
688:名無しのオプ
13/01/09 19:14:45.36 7/iT2CCf
リアリズム
689:名無しのオプ
13/01/09 19:53:47.21 aMAsM10r
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
松本清張『黒革の手帖』、山崎豊子『大地の子』などの小説挿絵で知られる濱野彰親さん(86)の作品を集めた「濱野彰親展」が、東京都文京区の弥生美術館で開かれている。小説の挿絵原画を中心に、デッサンやアクリル画など約400点を展示する。
690:名無しのオプ
13/01/10 20:55:34.77 jtv2dmYO
松本清張作品というと殊更リアリズムと言われるが、リアリズムは作品の一側面であり、
世評に惑わされない鋭敏な読者は、しばしば姿を見せるロマンチシズムの存在に気づかれるであろう。
この作家はむしろ、ロマンチシズムとリアリズムを両輪としたと見るのが、作品の実際に適っている。
(リアリズムから離れた飛躍の何と多いことか!)
清張自身の言によれば、父からロマンチシズムを、母からリアリズムをそれぞれ学んだのであり、
これらは作品のそこかしこに、松本清張文学の底流として脈づいている。
691:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/10 22:06:04.81 I2SZ7HwG
一見渇いたタッチなんだが、独自の叙情性があるのが清張作品の特色
かと思う。この辺が女性読者が多く、広範な年齢層に愛読される因の
ひとつかと思う。
好例は代表短編のひとつ「天城越え」。
692:名無しのオプ
13/01/11 00:57:43.48 TcPn49cU
★★★チベットの独立は日本の核心的利益である★★★
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
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また、あらゆる疑問に関する質問を、携帯電話やメールでも受け付けています。
電話番号 080-4437-4187
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693:名無しのオプ
13/01/11 21:06:45.51 r0f/aMVF
短編集『張込み』読んだ。
昭和の時代が物語の背後に透けてて、もの寂しい感じがする。
それぞれの犯人の人となりに引き込まれてあっという間に読み終わってしまった。
694:名無しのオプ
13/01/12 02:44:50.51 1swa0KJO
ドラマ熱い空気見た
くそおんもんなく俺の2時間返せ。
米倉が視聴率稼ぐ女ってのが未だに理解できんわ。
余とか木村佳乃とかのほうが原作に合ってるだろ
695:名無しのオプ
13/01/12 20:15:04.86 zRaOhUGp
あさって月曜ゴールデンスペシャル「寒流」は期待できる?
696:名無しのオプ
13/01/12 22:41:38.82 dTveu76q
芦名星が悪女演じてそう>寒流
697:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/13 00:53:44.25 hJYeYJUq
鈴木京香、木村多江とか、原作準拠の清張ワールドにはフィットしそうな
感じだ。やはり昭和の世界(特に60~70年代)を描いた作家なので、
あまり現代的な感じのタレントは不向きかと。
698:名無しのオプ
13/01/13 13:56:25.19 0KKaizGy
ドラマと女優の話ばっかり
さすがテレビ中毒の書斎さんだw
699:名無しのオプ
13/01/13 23:33:50.47 fwbQh55C
新作が出ない物故作家のスレがそうなりがちなのはしゃーない
700:名無しのオプ
13/01/13 23:37:19.75 RkEDKZLB
>>699
でも自分の駄文を講義だ論考だと言い張る書斎がそれじゃあなw
701:名無しのオプ
13/01/14 12:54:10.90 3IomBFYm
今日の新聞のラテ欄、
『寒流』に「幻の名作」とあって噴いた。
『黒い画集』ですぐ読めるんだが、幻とはこれいかに?
702:名無しのオプ
13/01/14 17:35:52.80 NV9rVQ98
ドラマの話しでもきちんと語れる書斎はさすがだね。
名無し連中ではそうはいかないからね。
703:名無しのオプ
13/01/15 21:19:00.60 dnq2em+r
昨日の寒流、沖野が転落する結末にしたのはまあいいとして、
変な車のトリック?が追加されていたのはどうかと思った
704:名無しのオプ
13/01/16 02:20:32.12 FxIC91ML
実況とドラマ板じゃ散々叩かれてるな>寒流
最後の車のやり取りからの沖野の左遷失墜が意味不明って感想が多数
これはちゃんと見てない奴が悪いんだが
意味が解った上で、結局金も地位もある相手には勝てないとか
持たざる者が持つ者に潰される話を今のご時世に放送してどうすると辛辣な言われようだった
原作通り桑山が捕まる所で終わらせておけば、こうは言われなかっただろう
結局またドラマ脚本家の余計な付け足しが災いしたって事か
705:名無しのオプ
13/01/16 09:58:13.06 pzmDZnlt
俺は原作至上主義じゃないんで、ドラマ化の際に色々変えたり削ったりは抵抗ないが
脚本家の自己主張のためだけの付け足しは、ほんと、いらんな
706:名無しのオプ
13/01/16 20:36:28.17 +Eqsvmom
原作がドラマ通りの結末なら、今回意趣返しの結末にすれば視聴者も納得したと思う。
ホント今回の脚本は意図が読み取れない。
707:名無しのオプ
13/01/17 00:17:09.41 ruRxgpYJ
you tubeで「新唐人テレビ」を検索して見てください。
それを見ると中国人も中国の民主化を望んでいる事がわかります。
新唐人テレビは中国の民主化を望む中国人自身によるテレビ局で、海外に拠点をおき、
中国共産党の圧力に屈する情けない日本のマスゴミよりもよっぽどまともなテレビ局です。
日本語による吹き替えも毎日アップしています。
日本では中国共産党の圧力により報道出来ないニュースが沢山取り上げられています。
新唐人テレビのような勇気ある報道機関を広める事で、中共の圧力に屈し、真実を伝えない
日本のマスゴミのへなちょこぶりを浮き彫りにする事にもなります。
さらに新唐人テレビを衛生放送を使って中国国内に放送する計画まであります。
これはある意味、中国共産党に対する強力な「兵器」です。
新唐人テレビを日本や在日中国人の間に広めて、中共が日本に戦争をしかけてくる前に中共を内部崩壊させましょう!
708:名無しのオプ
13/01/17 19:29:17.57 5WU99lEG
最近、清張ばかり読んでいたら、会社でついつい
「君、~してくれたまえ」
と言ってしまい
妙な顔させるな
709:名無しのオプ
13/01/17 22:05:19.27 /tMSIYmG
>>707
「君もそうかね」。
710:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/17 22:14:12.54 lm1VSX0W
朝ラジで清張先生が自身の芥川賞受賞を友人だと騙ってTEL確認した
エピが紹介されていた。
出版不況とはいえ、現代の華やかな報道ぶりを見ると隔世の感があるが、
清張先生の悪戯っ子ぶりを伝えるものだとも紹介されていた。
成程感あり。
711:名無しのオプ
13/01/18 11:05:51.26 cK0FtgrW
「それはどういうのだ?」
712:名無しのオプ
13/01/18 22:20:48.26 qR6qNAZA
「ぼくは、ハイボールをもらおうか」
713:名無しのオプ
13/01/21 01:12:57.15 nMzv/HMN
結局ドラマ「寒流」は見ないほうがいいのか?
714:名無しのオプ
13/01/22 11:55:46.44 o1oLg4Oq
「花氷」の粕谷って
ある意味、最強だな
715:名無しのオプ
13/01/22 12:09:57.04 nO6ryxhz
まだ三十なかばやのに、中年扱いであったりいっぱしの社会的地位の人物だったり。
まるで、明治大正の近代文学の雰囲気。
いつも、そのことを不思議に思う。
まだ、そういう時代やったんやろか?
716:名無しのオプ
13/01/22 12:15:08.62 7l+8no/u
女も20代後半になれば年増、行き遅れだったしな
717:名無しのオプ
13/01/22 12:17:11.92 SJWWtbb7
クリスマスケーキに例えられていたくらいだものな。
25過ぎたら売れ残り。
718:名無しのオプ
13/01/22 19:35:37.90 TSaHsYfs
ドラマ「寒流」は見るべきですか?
719:名無しのオプ
13/01/22 20:49:22.85 f+AeElUI
図書館で東野圭吾の『さまよう刃』と清張先生の『落差』を借りてきて
どっちから読もうかと最初の部分だけ読んだけど
どっちも気の重い話だなぁ
読まずに返そうかしら
720:名無しのオプ
13/01/22 21:30:00.00 dGMUvlTM
なんか
不倫→銀行員の女が金を横領→結構な金持って不倫相手と逃げようとする→男が何やかやで来れない→駅で女が待ちぼうけ→田舎のクソガキに騒がれる→オワタ
みたいなやつ探してる。なんてやつか教えてください偉いひと
721:名無しのオプ
13/01/22 22:38:42.13 oIc2K7G4
>>714
花氷は1回ドラマ化されたみたいだけど
粕谷や登代子、正子の配役をよく考えて
リメイクして欲しいね。
粕谷って超肉食系だから
誰が最適なんだろうね
考える葉 アマゾンで注文したけど
中古品とはいえ、汚いな…
722:名無しのオプ
13/01/22 22:51:43.83 y480KufN
>>720
百円硬貨
723:名無しのオプ
13/01/23 20:01:42.63 72WJV3VP
>>722
>>720です
ありがとう
724:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/25 22:02:24.22 8fMrveP4
最近「花氷」を再読したけど、清張風スタンダール世界でしょ。
60年代半ばで、こんな現代的でクールなピカレスクを書いていたのは、
やはり凄い。早くから文庫化され、いまだに読み継がれている作のひとつ
である。
725:名無しのオプ
13/01/26 02:15:59.11 t59imSN/
十万分の一、家政婦はみた、寒流と3連発で外れだったな。
唯一常磐主演の疑惑は見逃したんだがどうだった?
見た人教えて
726:名無しのオプ
13/01/27 00:21:15.59 ymnJu26O
>>725
俺は原作改変は全く気にならん方だけど
常盤貴子がまずまずだったわりに期待の尾野真千子が迫力不足だった
演技力以前に男をとりこにする妖艶さに欠ける
むしろ配役逆だった方が面白かったかも
727:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/27 21:04:57.63 KTDlqFI/
今では(今でもか?)清張作品=ミステリという受け取られ方が多いが、
ぱっと思い浮かぶだけでも、
「波の塔」「告訴せず」「強い蟻」「落差」「小説東京帝国大学」「連環」「花氷」
「空の城」「迷走地図」「彩り河」・・・
いずれも非ミステリ(ミステリタッチな面があるものはあり)と言い得る作、
短編や時代小説まで範囲を広げると、非ミステリ作品オンリーで楽に選集が
編めるほどだ。
これら中には代表作、佳作、ヒット作も多い。
松本清張という作家は、文学板や一般書籍にスレがあり、ミステリ板には無く
ても本来はおかしくないポジションのようにも思える。
728:名無しのオプ
13/01/27 22:42:45.08 O7/s/vx0
清張作品の映像化されたものが、とみにつまらなくなったのは
清張的リアリズムが現実的基盤を失ったわけではなく
作り手の頭が空想的になったせいだと思うよ
729:名無しのオプ
13/01/28 09:37:29.38 YfCYapOc
中途半端な脚色のせいじゃないのかね?
昭和は遠くなりにけり…
730:名無しのオプ
13/01/29 17:37:28.97 X3JrLXuA
>>724
「花氷」が傑作かどうかはともかく
学歴も金もない、一介の小悪党がのし上がろうとする
エネルギーに、当時に日本のエネルギーを感じた
粕谷って屑だというのは簡単だけど
個人的には魅力があったなあ
今一度、映像化してくれないかな
731:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/01/29 23:47:28.91 aN6cdvNT
>>730
当時から赤坂という街におけるそれなりの宵っ張りぶりがわかるのも面白い。
若い頃の田村正和主演の映像が見てみたかった作だ。
732:名無しのオプ
13/01/30 17:07:48.16 s5FZ4/Km
自演でしか会話できないとは哀れ書斎
733:名無しのオプ
13/02/01 19:18:28.11 bwe+eM8c
書斎は自演はしてないよ。
734:名無しのオプ
13/02/03 18:36:51.23 EdBRpzUO
「幻華」100ぺージ読みました、なかなか面白い。
735:名無しのオプ
13/02/04 08:24:14.92 2zXaGsSP
「幻華」読み終わりました
面白いは面白いですけど、今一つピンときませんでしたね
銀座クラブママの栄枯盛衰鞘当ての物語
おそらくモデルもありそうですが、武田麟太郞の「銀座八丁」持ち出すあたりはちょっと痛い。
老残物の辛辣な面白さはなかったですね。
736:名無しのオプ
13/02/04 08:36:25.56 nRpv5j/G
清張ってけっこう「水商売もの」が多いよね。
一種の風俗小説(性風俗という意味ではない)だから
年月が経って読むとちょっと辛いものがある。
737:名無しのオプ
13/02/04 11:48:34.89 vBTxSwNw
流行作家になってからは、とても身近な題材だったんだろうな。
738:名無しのオプ
13/02/04 16:26:06.96 SxVQK2LE
黒岩重吾の「腐った太陽」なんか読むと
いまや旧くなったり忘れられたアイテムやシンボルが
いかにも「かっこ良いもの」という感じで書かれてるのがつらい
清張は書かれてる風俗は旧くても思い入れがなくて淡々としてるのでさほど抵抗は感じないな
おんなの心理生態辺りの描写は淡々としてないけどw
739:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/06 23:29:44.01 iyEa87dh
清張先生はお水系女性も好きで、意外にこの業界に読者も多いという事情も
あったような。
また取材先、情報源にもなっていたとか。
俺も昨年、黒岩重吾の「背徳のメス」「休日の断崖」とかを久々に
読み直してみたけど、やはり清張作品と比較すると「古さ」を感じてしまう。
740:名無しのオプ
13/02/07 10:33:16.02 nLJs+Ov+
まあそうなんだけど、逆に昭和の風俗資料として読む楽しみもあるのでは?
今では死語となった「アルサロ」とか「血液銀行」とかバンバン出てくるからねぇ。
741:名無しのオプ
13/02/07 10:36:27.36 nLJs+Ov+
黒岩作品だと「ゴーゴーガール」とか「パンパン」とか「オンリー」とかも頻出するからねぇ。
742:名無しのオプ
13/02/07 11:27:38.70 w96aQUXL
田中康夫の「何となくクリスタル」なんかも資料にはなるけどカッコいいものとしては読めないよね。
風俗ものはあっという間に古びる。
743:名無しのオプ
13/02/07 14:12:09.12 8X5vUCsN
>>740
資料として読む場合も、清張の方が>>738の言うように、思い入れがない分読みやすい
まあ、黒岩重吾なんかに「アルサロ」が気取ったアイテムとして出てきても
「この頃はこれがカッコ良かったのか」という興味はあるな
744:名無しのオプ
13/02/08 01:20:34.50 RGmVClHl
死の発送が結構好き。
745:名無しのオプ
13/02/08 16:08:41.74 YS0C/TtR
清張は警察好きだったのだろうか
作中の警察が異常なまでに捜査能力が高い気がするんだが
746:名無しのオプ
13/02/08 16:50:25.53 dk0LuTAN
警察組織が好きってことはないだろうが
鳥飼刑事みたいな武骨に地道に仕事(捜査)をするタイプは好きなんじゃないか
けものみちの悪徳刑事も人間臭いし
747:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/08 23:02:02.43 68MMJT5c
社会派と称され一括りにされた中では、一番手だった清張作品を
テクストにして書いたのではないかと思われるのが、水上勉ミステリかな。
「海の牙」「霧と影」とか読むとわかる。
クールな清張作品とは異なり、水上作品らしい独自なウエットな部分も
感じられはするけどね。
748:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/08 23:39:53.77 68MMJT5c
若き日の体験から来るものであろう職業に関係なく地道で真面目な下積み層に
親近感を感じるらしい清張先生。
「点と線」の鳥飼刑事は勿論のこと、
「砂の器」の今西、吉村両刑事(映画版のタンバとモリケンのような個性派
ではない。特徴が薄い平凡なキャラ設定である)なんかも同様。
ただし、「点と線」でメインを張る警視庁の三原刑事は現場の若手エリート風で、この手の刑事キャラは清張作品では例外的。
むしろ、原作には登場しない映画「顔」で笠智衆さんが演じた口下手な
ベテラン刑事は、これぞ清張ワールドのキャラという感があった。
749:名無しのオプ
13/02/09 10:53:17.96 id3YokVe
『蒼ざめた礼服』が好きだな。
敵の不気味さが充分発揮される前に終わってる気もするが
写真トリックも昔だったら結構ありそうな気もする。
750:名無しのオプ
13/02/09 11:58:47.75 d6J45bIc
ミステリーの宝庫。
興味は尽きないのが清張ワールド。
751:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/09 13:03:38.44 HNsFk/CG
写真トリックというかカメラトリックでは「時間の習俗」も忘れ難い。
752:名無しのオプ
13/02/09 13:17:25.51 emHnS7qr
>>745
ひねったプロットの作品も清張らしいけど
「犯罪の回送」のように警察が謎解きをしていく捜査をじっくり書いた作品が好きだな
753:名無しのオプ
13/02/09 13:23:15.48 1s0XHJ/K
↑意外にそういうなのは清張に少ないんだな。数としては。
むしろ、他の推理作家の作風になる。
一番多いのは、というか必ずそうなのが西村京太郎なわけで。
754:752
13/02/09 13:37:45.66 emHnS7qr
だから、そうじゃないのを「清張らしい」と書いてるわけですが
「捜査をじっくり書いた作品が好き」ではなくて
「捜査をじっくり書いた作品も好き」でした
755:名無しのオプ
13/02/09 15:02:27.39 Ckv6pt2g
最近ますます清張先生の東京に対する土地鑑に興味が出てきた
中年になって東京に出てきて多摩地区に住み続けた
新興住宅地として変貌してゆくあのあたりをどう見ていたのか
756:名無しのオプ
13/02/09 15:07:52.64 id3YokVe
多摩というか杉並区だからすでにそれなりに開けた住宅地になっていたところでしょ。
清張作品に出てくる国分寺辺りはまだ農地が多く藁葺き屋根の古い農家が建っていたりするところに
アパートや住宅が点在といった感じ。
757:名無しのオプ
13/02/09 17:38:20.02 d6J45bIc
清張作品は生前より没後の方が注目されている気がしない?
758:名無しのオプ
13/02/09 18:04:47.33 XDzCp1LP
んなこたあない。没後も映像化が絶えないってだけ
生前から業界第一人者だったが、死後も作品の力で威光が衰えないって点で、
黒澤明や手塚治虫みたいなもの
759:名無しのオプ
13/02/09 18:08:00.39 XDzCp1LP
実際、現代の第一人者と目される(人気と知名度って点で)東野と宮部を合わせても、
まだ敵わないぐらいの、とてつもない怪物だよな
760:名無しのオプ
13/02/10 02:41:34.82 QQNLqhku
読んだ事の無い人にまず薦めるとしたらどの作品がよいでしょうか?
761:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/10 05:05:17.18 XqClwvoe
書けばベストセラーリスト入りという時代が長く続いたから、
没後の評価の方が大ということはない。
「渡された場面」なんていう今では地味な作も、即ランク入りしていた。
>>760
新潮文庫の傑作短編集。
762:名無しのオプ
13/02/10 07:58:57.03 OLm/063r
映像化が絶えないとかいっても
ほとんどがTVドラマだからね
西村京太郎や森山誠一と同じレベルに思われてしまいそう
映画→原作の流れはあると思うけど
TVドラマ観て原作読もうとか思う人も少なそうだし
763:名無しのオプ
13/02/10 08:13:36.34 OvQ906ZP
>>760
書斎の自演にまともに答えるのもなんだが、現在は新潮文庫の傑作短編集よりも
文春文庫の松本清張傑作短編コレクションの方がよくまとまってるからいいぞ。
764:名無しのオプ
13/02/10 08:43:43.63 eN2TpU0x
森村誠一な
765:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/10 18:26:43.45 0qSgDS5Q
短編集に関しては、新潮文庫>文春文庫。
(1)傑作集に関してはジャンル分け(ミステリ、時代小説、普通小説等)
されており読み易い。
刊行が古いロングセラーのため、収録作品が初期のものに偏ってはいるが、
清張短編傑作は初期に多いし、近年再刊されている他の短編集も読めばOK
であること。
(2)文春のようなアンソロジストの強い主観が入っていないこと。
森村誠一氏は、何年か前のNHK出演時に、作家としての清張先生を
高く評価(言語の壁が無ければバルザック、スタンダール級だったと)
しながらも、人格批判めいた発言があったので清張ファンの印象は良く
はないかもしれぬ。
だが、「高層の死角」(乱歩賞)、「腐蝕の構造」(協会賞)、ベストセラー
になった「新幹線殺人事件」等の初期ミステリは、今読んでもそれなりに
面白い。
情事等の描写が濃いので、この辺をさらっと書く清張作品より胃にもたれる
感はあるけどね(w
766:名無しのオプ
13/02/10 19:18:05.84 VNj0WUWJ
『風紋』読みました、似た傾向の『空白の意匠』から10年後の作品ですが
文章そのものの魅力はだいぶ落ちますね。
ただ『半生の記』の朝日広告部員時代の同僚の考古学好きをなぞった登場人物を
配しているので、それなりに興味深いですが
清張先生は同名の探偵や警察官こそ登場しませんが
同じ様な境遇の人物は再三再四描いていますね。
767:名無しのオプ
13/02/10 22:06:00.77 Ktp41HO9
絢爛たる流離の百済の草が、好きだなあ
推理小説ではないが、戦争に翻弄される人間の哀しさが淡々と描かれている
768:名無しのオプ
13/02/10 23:18:06.88 b5jTipPE
今更ながら松本清張氏の「引き出し」の多さには驚かされる。
今、存命なら編集者の求めに応じて
ケータイ小説、ライトノベル、ハイテクネット犯罪小説でさえも執筆できる気がする。
769:名無しのオプ
13/02/10 23:24:19.85 rfths9ON
それにしても、数多くの作品を書いたものだね。驚異的だよね。
題材の下調べとかも大変だったろうに。
770:名無しのオプ
13/02/10 23:40:31.96 fEtB/lMV
>>768
ケータイ小説、ライトノベルはさすがにないだろw
771:名無しのオプ
13/02/11 03:00:50.03 Hz/x6rDF
ベストは数の風景できまりか
772:名無しのオプ
13/02/11 03:04:47.49 Hz/x6rDF
点と線もいいけどさ
やっぱり数の風景だよな
773:名無しのオプ
13/02/11 03:29:13.99 na5pPZW0
死の発送の底井武八が何か飄々としてて好きだね。
少し高かったが、松本清張辞典決定版は必携だね。
774:名無しのオプ
13/02/11 07:42:59.97 QEkhGICY
バカの一つ憶えのように新潮文庫の傑作選としか言わない書斎
要するにそれしか読んでいないんだよな(しかもそれもどの程度きちんと読んでいるかさえ怪しい)
775:名無しのオプ
13/02/11 10:19:41.26 QEkhGICY
あ、そういえば「数の風景」も書斎のワンパターンだっけw
776:名無しのオプ
13/02/11 15:18:56.01 pgHTYt5i
初学者に対するガイドとしてはいいわな。
書斎は本格論考もかけるし、初学者向けのガイドも書ける。
自由自在に書けるんだよね。
777:名無しのオプ
13/02/11 17:40:58.03 TUKbodLg
>>776
>でつまつくんの質問に答えてあげて。
論考がどうとか言う前に自分の書き込みをもう一度音読してみろや荒らしのゴミがww
778:名無しのオプ
13/02/11 18:18:20.32 jbibuGq0
うるせー馬鹿!!!!!!
779:名無しのオプ
13/02/11 18:29:18.19 na5pPZW0
死の発送
地の指
不安な演奏
歪んだ複写
彩り河
黒い空
ここらへんが初心者向きじゃないでしょうか?
780:名無しのオプ
13/02/11 19:26:59.12 GMHiE+2O
真剣に訊きたいのですが、初めて読む作品はどれがオススメですかね?
当方、テレビドラマを観て松本清張の作品に興味を抱いた大学生です。
781:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/11 22:11:10.90 9iOoRHsy
>ハイテクネット犯罪小説
もし、存命であれば、これは絶対に書いていたと思う。
テレビ視聴率ねたの「渦」を著した人だし。
782:名無しのオプ
13/02/12 18:43:05.39 JQgFkdZG
二行で論考になるのが書斎の真骨頂だね。
783:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
13/02/12 23:11:58.01 S9FNNv7t
マジで>>779の並びを読んだら「松本清張ってつまらない」となりかねない。