12/06/20 16:35:29.92 AgiGtcbN
その新潮文庫版のシャーロックホームズは、旧訳の方がよかった。新訳はよくない点がいくつもあるが、
最悪なのは「タクシー馬車」というもの。なぜこんな訳にしたかとガッカリしたが、一方で「辻馬車」という
訳をそのまま残している場所もあり、不徹底で粗が目立つ。なお、短編集「最後の挨拶」では、
「ホームズはリューマチに悩まされているが元気だ」という趣旨のワトスンの序文があるのだが翻訳では
カットされている。
結局、ホームズものを心から楽しみたいのならばドイルの原文を読む他はない。