11/12/31 01:59:21.33 p7iEquur0
てゆーか三期初期は洋楽バンドからの影響も多いし
売れない時代に海外ではまさにグランジやオルタナティブミュージックっていうのが台頭してきていたのに
そんな時にさわおはポップミュージックをやっててやらされてて
そんで売れなくて迷走した揚句にやっと好きな音楽をやりたい!って爆発した故のアレもあるんだろうけどさ
初期衝動というか、爆発したよ。
ロストマン、リトバス、ランハイ、ビバーク辺りの毎回毎回の変化は凄かった、好きな事をやる!
俺は好きなのは海外のバンドで別にj-pop的なものじゃねぇ!って意思が半端なかったよね
三期中期は中期で初期の路線をさらに進化させつつギターロック的な方面に走って行ったし、もちろんオルタナティブな要素も持ち込んだまま。
けどエイベ以降の三期後期(と言っていいのかわからんが)辺りで急に、「僕らのオルタナティブロックを感じて下さい受け取って下さい」になったよね。
それ以降「?」な楽曲がすげー増えた。
もちろん良い曲もあったけど、なんか違くね?路線変更?どうしたの急にオルタナオルタナ今さら改まって発言しまくってさ、アピールしてさ。
世間に「ピロウズ=オルタナティブロックバンド」というイメージを付けたかったのかも知れないけど
今さら言葉に出して曲に表して意識して行動することでもなくない?って思ったよ
ただ、それがピロウズの売り出す最大のポイントが「オルタナティブ的な音楽をやっているバンド」っていうところしか無かったから
もうマーケティング的にはそこをアピールせざるを得ない状態だったのかも知れないけど。
ピロウズというバンドをいかに世間に売り出すか、どうやって世間に印象付けるか、それはもう
『オルタナティブ』という言葉を使うしかなかったのかも知れない。
後は「おっさん」というキャリアの長さかな。
音楽をあまり聞かない一般層や世間には
『オルタナティブなバンド』という若干意味深な言葉で売りつけるしかなかったのかも知れないが…
だけど、オルタナティブバンドが俺たちはオルタナだ俺たちはオルタナだって意識しながら音楽活動するのなんて何かおかしいよね。
意識しなくてもオルタナだったんだから、下手にオルタナなんてモノを意識すればただ泥沼にハマるというか息も詰まって呼吸もできなくなるよ。
人間が普通に生活してたのに、急に「俺は人間だ、俺は人間だ、俺は人間だ」とか訳が分からない事を急に言い出したようなもんだよね。
そしてそんなもんを意識すると人は呼吸すらままならなくなるよ、自然体じゃなくなる。
極論的な話だけど人に俺は人間だと毎日意識して言い聞かせて24時間それを意識して生活して下さいなんて言ったら多分まともな生活は送れなくなるよ
人間が普段普通に行ってる歩行も、呼吸も、意識すればするほど、まともに歩けなくなるし、息も吸えなくなるよ。
そんな感じ。
三期後期のピロウズは、「オルタナ」に取り憑かれていたとすら思うよ、意識しすぎて逆におかしな事になってた。
その反面売れなきゃいけないという意識もあったのか、ポップすぎる曲とヘンテコすぎる曲のふり幅も大きくなって
一個の音楽作品としての纏まりに欠けるアルバムばかりが連発されてしまったし。
それが所謂通して聴けないアルバムばっかりって言われる所以だと思うな。