16/09/13 17:20:33.52 71thL9Xw.net
●HSPとは?
"Highly Sensitive Person" の略で、「非常にセンシティブな人」という意味
センシティブという言葉はおもに「敏感」と訳すが、「刺激に対して反応しやすい」ということ。
精神的なことだけでなく体質的なことにも使われる。
同じ刺激を受けても他の人より強く反応してしまう、ちょっとしたことにもすぐに動揺してしまう、
そんな細かい目の神経システムを生まれつき持った人のこと。
HSPの資質を持つと、「神経質」「臆病」「弱虫」「引っ込み思案」などのレッテルを貼られがちで、
何かと生きにくさを抱えていることが多いが、「感動しやすい」「感覚が鋭い」「創造的」
「物事の本質を見抜きやすい」などといった長所もあわせ持ち、それらを生かして生きている人達もいる。
神経の細やかさという特徴を言い訳にせずうまく使いこなすことにより、自分も生きやすくなり、
異変や異常に対しての的確な警告、偏りがちな社会へのバランス修正など様々な役目を担える資質でもある。
HSPという概念の生みの親アーロンは、HSPの最終目標は「普通」又は「中道」を見極めることだと書いている。
「普通」や「中道」とは、より強くたくましく優れた人間を目標とする社会の理想形にそうことでもなく、
スピリチュアルや心理学的なものばかりに囚われ他を排除する姿勢でもない。
全体性を追求し、本当の意味でのバランスを保つこと。
●HSS(刺激追求型)とは?
HSSとは、"Highly Sensation Seeking" の略で、変化に富み、新奇で複雑かつ激しい感覚刺激や
経験を求め、そういった経験を得るために肉体的、社会的、法的、経済的なリスクを負うことを好む。
飽きっぽいので、新しいことに挑戦するというリスクをとりがちなHSSはHSPの対極に
あるように思えるが、敏感さと刺激追求は完全に独立した特徴なので、どちらかが強い、両方とも強い、
あるいは両方とも弱いということがあり得る。