14/01/26 20:37:48.20 in56fVej
>>850
>芥川龍之介が言ったように残された者が認識出来るのは
>自殺の理由では無く、自殺への道程だけだ。
>という事は初めから分っているのだが。
おっしゃる意味がよく分からないのですが、理由も道程もなかったよ。
自殺する人は何かしら理由があるのが普通だろうから、ここにいる多くの人は理解できないだろうけれど、
父は特段問題抱えてたわけでなく、ずーっと変わらず生活してて、その日の朝も昼も普通に食べて、ゴルフの素振りや会社の人と談笑したりしてた。だからもちろん遺書もなし。
それだけに数年間は「なぜ?どうして?私にも原因があったの?」と苦しみ抜いた。
最近になって、ベテランの精神科医に「お父さんは躁鬱だったんだろう。躁鬱の中には特段理由なく発作的にパッと逝っちゃう人ががいるから」と言われて、腑に落ちて少し気が軽くなったよ。
死ぬほど苦しい悩みでも持っていたなら多少同情もするが、そんな思い付きみたいなのでこれほど不幸にさせられたんだから、憎んでも憎みきれない。
せめてもう少し早く知りたかった。そうすれば数年間も自責して苦しんで自殺未遂もしなくて済んだのに。