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歯はうそをつかない』村津和正著 より
『５ 歯列矯正の恐怖
この章では誤った歯列矯正がどのような状況を引き起こすかをお伝えします。
当クリニックにもたくさんの歯列矯正で心身の不調を引き起こしたと思われる
患者さんがみえています。
青少年期に歯列にワイヤーをかけ、通常ではない矯正力を働かせ、見かけのための
歯並びの矯正治療を一方的に行うと、歯ばかりでなく
骸骨を介して頭蓋骨や脳機能に密接に関係する重要な骨や全身の骨にその矯正力が伝わり、
副作用として良くない悪影響が生じることが多々あるので、気をつけてください。
当クリニックに歯列矯正治療によって頬骨やろっ骨が飛び出してしまった少年が訪れました。
このような現象は、表面上はわかりませんが、頭蓋骨内部にある ちょうけいこつ にまで矯正力が及び、
変形をおこしている事を示唆しています。
ワイヤーによって矯正力を持続的に歯に作用させると、予期せぬ力が、歯→上顎骨→ちょうけいこつ というルートで
直接脳の中枢に及び、まだ完全に硬化していない ちょうけいこつ に影響する懸念があるのです。
つまり、脳中枢を収める神経頭蓋骨という器が変形する可能性があり、そうなれば脳機能に影響が出ることも考えられます。
頭蓋骨や頭蓋骨内部の空洞に変形をおこし、振動波動の共鳴性の喪失を起こすこともあるかもしれません。・・・・・・
続