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【脳神経】自閉症などの発達障害は母体の化学物質摂取による可能性がある/東大
スレリンク(scienceplus板)
ダイオキシンを摂取した母親から生まれ、行動異常が観察されたマウスでは前頭前皮質の神経活動の低下と
扁桃体の神経活動の亢進があることが示されたこととなった。
前頭前皮質は、行動柔軟性や社会性行動といった認知機能をコントロールし、扁桃体は恐怖や不安といった情動反応を司る
脳領域として知られており、これら2領域は神経線維により密接に連絡している。ヒトの臨床的研究でも、強迫性障害や不安障害
心的外傷後ストレス障害(PTSD) 統合失調症患者などで、前頭前皮質と扁桃体の機能的協調性の破たん"が報告されており
自閉症スペクトラム障害を有する人においても、前頭前皮質の活動不全と扁桃体の活動亢進があることが近年報告されている。