13/09/22 23:42:47.63 Edd+rPIt
特にこの作家は、こいつ嫌な奴でしょーだからぶっとばすよーほらすっきりするでしょーみたいな
「考えや立場が対立している相手」を「嫌な人間、人格がおかしい奴」として
本来そこはイコールじゃないのにわざと混同させて描くんだよね
「こんなにひどくてキモくて無能で嫌な奴はどんなふうに裁かれてもいいよね! むしろ裁きたいよね!」って考えを
読者に刷り込ませることで攻撃をカタルシスにしてるっていう構造が透けて見えるようになってからは
作品の主題に関係なくどれもこれも、あーストレスを与えてくる存在への復讐に正義の免罪符を与えて
気持ちよくしてる話なのねって思えて、これに乗っかってスッキリしたら自分が嫌な奴になっちゃうような気分になってしまった