12/09/10 06:43:03.21 3GTkclRq
>>301
もちろんバフチンは読んでいるが、それも文芸批評における一つの読み方としては有りだと思っている。
作者の狙いも然り。しかし、文芸批評とは一歩を踏み出す想像力であり、想像すること(妄想でもいい)こそ文芸の魅力なのだと俺は思っている。
そこに論理的裏付けは必要ないし、ましてや裁判における物的証拠も必要ない。探偵がいきなり真相に達するようなミステリもあっていいのだし、
文芸批評における固有の読み方というものはあってないようなもんだと捉えている。でなきゃ小説なんか読んでらんないし、あらかじめ批評に目を通すよう迂遠な読み方なんてしてらんないからな。